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俺から見た君は
メッセージ
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◇
俺はスマホを片手に、いつの間にか眠ってしまっていたらしい。
昨日眠れなかった分、なんだかスッキリした気分だ。
スマホを開いて時刻を確認する。18時って‥俺は何時間寝てたんだよ‥あ、やべえスナに返事しないまま眠って‥あれ?
ふと、スマホの通知が点滅していることに気づく。
メッセージ1件、寝る前に見てたアプリ。ユーザーネームはメッセージを送ったあの人で、
『ありがとう』
と、DMでたった一言だけそう添えられていた。
俺は口元を緩める。たわいのない言葉。だけど、
その一言は、なんだか俺の心を軽くしてくれたような気がした。
「よし、明日から‥頑張るか。」
ミッションは‥スナへの想いを断ち切ること。大丈夫だ。きっとできる。
ふとスナの笑う顔が脳裏に浮かんですぐさま首を振る。
ファイトだ‥俺。
◇
「おはよう早川!体調大丈夫だった!?」
「早川これ、休んでた分のノート」
「おう、この通り元気だぜ~!わ!助かる!2人ともありがとな。」
心配そうに俺に駆け寄ってくる八谷と、目線を逸らしながらもじもじノートを渡してくれる夏樹。
朝から可愛い小動物系に囲まれて癒されるわ。さて、問題は‥
「‥はよ」
「おう、スナはよっす!」
視線が合わないスナ。窓の外に視線を向けて俺を見ないようにしている。
なーんか、拗ねてんな。中学ん時、たまにこういうこと何度かあったっけ。
俺は昨日のメッセージを思い出して、ニコリと笑顔を作った。
「スーナ!」
「‥なに」
勢いよくスナの首にガバッと腕を回す。そうよくある友人のように。
「なんだよ~今日は冷たいじゃねえか。」
「‥お前、俺のメッセだけ返信返さなかっただろ‥」
ジト目で俺に視線を向けるスナは、少し不機嫌だけど俺の対応が気に入ったらしい。
口を開けばなんとも可愛いお小言で自然に笑ってしまう。
「あ‥すまん。返信しようとしたら寝ちゃったんだった‥って、それで拗ねてんのか~ごめんじゃん」
「ッ~、お前があの日っ、」
「あの日?」
俺は分からないといった風に首を傾げる。
たぶん、俺がスナから逃げた時の話だろう。掘り起こされても面倒だ。
「‥、なんでもねえ、次からはちゃんと返せよ‥ふん」
「え、なにそれスナくん。スナくんってメッセ返さんだけで拗ねるタイプ?めっちゃ可愛いねんけど。あ、おはよ~早川」
背後から登校した鈴鹿が話題に入ってきて、教室の雰囲気が賑わいだす。
いい感じ。スナが求めてる友人同士の普通の日常だ。
「はよ、鈴鹿。そうなんよ。こいつたぶんメンヘラ属性もってっぞ。な、八谷?」
「あー‥確かに。小学校の時とか、一緒に帰る約束忘れててすっぽかした日には、次の日口聞いてくれなかったもん‥。」
なんでもないように話す八谷に心が少し揺れたが、俺は笑顔を崩さずモブ役に徹する。
「それはハチが悪いでしょ‥」
「ぷは!それはスナくんも怒るて!」
「おい‥俺はヘラってねえっつうの。」
「ぷっ、メンヘラスナ‥想像したらなんか‥ぷふッ」
「‥スナくんが縋る姿か‥可愛いかも‥」
「早川てめえこんにゃろ後で覚えとけよ‥」
「なんで俺!?やべ、つか今日小テストあるん!?俺、席戻るわ。」
ぎゃははと背後で楽しそうな笑い声がしてホッと息を吐く。
耐えた。大丈夫、まだ続けられる。
あの日の話か‥。好きな人がいるってめんどうな言い訳しちまったし、今後言及されたらどうするか考えとかないとだな。
好きな人‥スナ以外の好きな人‥
刹那、机の端に置いていたスマホからピロンと通知音がして、
「え‥」
そこに視線を向けた俺は固まる。
『a:もしよければ、会いませんか?』
俺はスマホを片手に、いつの間にか眠ってしまっていたらしい。
昨日眠れなかった分、なんだかスッキリした気分だ。
スマホを開いて時刻を確認する。18時って‥俺は何時間寝てたんだよ‥あ、やべえスナに返事しないまま眠って‥あれ?
ふと、スマホの通知が点滅していることに気づく。
メッセージ1件、寝る前に見てたアプリ。ユーザーネームはメッセージを送ったあの人で、
『ありがとう』
と、DMでたった一言だけそう添えられていた。
俺は口元を緩める。たわいのない言葉。だけど、
その一言は、なんだか俺の心を軽くしてくれたような気がした。
「よし、明日から‥頑張るか。」
ミッションは‥スナへの想いを断ち切ること。大丈夫だ。きっとできる。
ふとスナの笑う顔が脳裏に浮かんですぐさま首を振る。
ファイトだ‥俺。
◇
「おはよう早川!体調大丈夫だった!?」
「早川これ、休んでた分のノート」
「おう、この通り元気だぜ~!わ!助かる!2人ともありがとな。」
心配そうに俺に駆け寄ってくる八谷と、目線を逸らしながらもじもじノートを渡してくれる夏樹。
朝から可愛い小動物系に囲まれて癒されるわ。さて、問題は‥
「‥はよ」
「おう、スナはよっす!」
視線が合わないスナ。窓の外に視線を向けて俺を見ないようにしている。
なーんか、拗ねてんな。中学ん時、たまにこういうこと何度かあったっけ。
俺は昨日のメッセージを思い出して、ニコリと笑顔を作った。
「スーナ!」
「‥なに」
勢いよくスナの首にガバッと腕を回す。そうよくある友人のように。
「なんだよ~今日は冷たいじゃねえか。」
「‥お前、俺のメッセだけ返信返さなかっただろ‥」
ジト目で俺に視線を向けるスナは、少し不機嫌だけど俺の対応が気に入ったらしい。
口を開けばなんとも可愛いお小言で自然に笑ってしまう。
「あ‥すまん。返信しようとしたら寝ちゃったんだった‥って、それで拗ねてんのか~ごめんじゃん」
「ッ~、お前があの日っ、」
「あの日?」
俺は分からないといった風に首を傾げる。
たぶん、俺がスナから逃げた時の話だろう。掘り起こされても面倒だ。
「‥、なんでもねえ、次からはちゃんと返せよ‥ふん」
「え、なにそれスナくん。スナくんってメッセ返さんだけで拗ねるタイプ?めっちゃ可愛いねんけど。あ、おはよ~早川」
背後から登校した鈴鹿が話題に入ってきて、教室の雰囲気が賑わいだす。
いい感じ。スナが求めてる友人同士の普通の日常だ。
「はよ、鈴鹿。そうなんよ。こいつたぶんメンヘラ属性もってっぞ。な、八谷?」
「あー‥確かに。小学校の時とか、一緒に帰る約束忘れててすっぽかした日には、次の日口聞いてくれなかったもん‥。」
なんでもないように話す八谷に心が少し揺れたが、俺は笑顔を崩さずモブ役に徹する。
「それはハチが悪いでしょ‥」
「ぷは!それはスナくんも怒るて!」
「おい‥俺はヘラってねえっつうの。」
「ぷっ、メンヘラスナ‥想像したらなんか‥ぷふッ」
「‥スナくんが縋る姿か‥可愛いかも‥」
「早川てめえこんにゃろ後で覚えとけよ‥」
「なんで俺!?やべ、つか今日小テストあるん!?俺、席戻るわ。」
ぎゃははと背後で楽しそうな笑い声がしてホッと息を吐く。
耐えた。大丈夫、まだ続けられる。
あの日の話か‥。好きな人がいるってめんどうな言い訳しちまったし、今後言及されたらどうするか考えとかないとだな。
好きな人‥スナ以外の好きな人‥
刹那、机の端に置いていたスマホからピロンと通知音がして、
「え‥」
そこに視線を向けた俺は固まる。
『a:もしよければ、会いませんか?』
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