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二話
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秋の日陰は肌寒い。窓が開いている学校の廊下ともなると、余計にだ。
空気の入れ替えなんて、なければいいのに。
(そろそろカーディガンいるか……)
そう思いながら、白いワイシャツを着た腕を擦った時だった。後ろの方から、バタバタと大きな足音が響いてきたのは。
この時点で、次に何が起こるかは大体想像がついていた。
「幸哉先輩ー!」
「……椿」
昼休み、教室でぼっち飯を食った俺は図書室にきた。俺は、ここで勉強するのが日課になっている。
教室はざわざわして気が散るけど、図書室なら人も少なく、静かだからだ。
それなのに、入室前に無駄にいい声で呼び止められた。
幸哉先輩って呼ばれるたびにドキッとしていたけど、少し慣れてきたかも。
俺はわかりやすくため息を吐いて、声の主を振り返る。
「廊下は走っちゃダメだろ。離れたところからでもお前が来るのがわかっ……うわぁ!」
走ってきた勢いのまま、椿が抱きついてきた。
そこまでは予想できてなくて、持っていたものを落としてしまう。プリントとノート、筆箱が床にぶつかる乾いた音が響いた。
でも椿はそんなこと、一切気にしないみたいだ。
明るい声が、俺の耳元で弾む。
「幸哉先輩っ!」
前言撤回だ。やっぱり椿に名前を呼ばれるのはドキドキする。
心臓がうるさすぎる。
「だ、抱きつくな!」
「だって嬉しいんですもん! 俺が近づいてくると、気付いてくれるなんて!」
「喜ぶな。お前の足音がうるさすぎるって話だ……っ」
百八十五センチもある椿がぎゅうぎゅう抱きしめてくるものだから、息が止まりそうだ。
見えないけれど、満面の笑顔なんだろう。
押しのけたいのに、椿は中肉中背の俺をがっしり掴んで離さない。俺の手は、椿の背中を引っ掻くだけだ。
一体この状況はなんなのだろう。
初めて会話をした日から、椿はずっとこんな感じだった。
行く先々で俺を見つけては、嬉しそうに駆け寄ってくる。
まるで、大型犬に懐かれたみたいだ。
首筋に鼻を擦り付けてくるものだから、吐息がかかって背中まで擽ったく感じる。
「も、離せって……苦しい……」
そう言って体を捩ると、首元から笑い声が聞こえた。
「だって、抱き心地がちょうどいいんですよー」
「俺はちょうどよくないって」
「ちぇー」
不貞腐れた声を出しながらも、椿は離れてくれた。
目の前で茶髪が揺れ、それから華やかな顔が見える。
やっぱりすごく顔がいい。
そんな気持ちが伝わってしまったのか、椿が顔を近づけてきた。
綺麗な笑顔が、俺だけに向けられる。
「ねぇ幸哉先輩。俺、今日もかっこいいでしょ?」
「う、うん」
「ありがとうございます」
気の利いたことも言えず、ただうなずくだけの俺。
嬉しそうにお礼を言ってくる椿。
ここ数日、永遠に繰り返される謎のやりとり。
俺じゃなくても褒めてくれる人なんていっぱいいるはずなのに、椿は不思議なやつだ。
しかし椿の変な行動はここで終わらなかった。
俺は椿の逞しい胸に手を当ててジリジリと後ずさりする。
「つ、椿」
「なんですか、幸哉先輩」
「か、顔が近い」
「かっこいい俺の顔、よく見てもらおうと思って」
へらりと笑う椿の顔は、もう少しで鼻がぶつかりそうなところまできていた。
距離の詰め方が異常だ。これが椿の普通なんだろうか。
抱きしめられるよりも、なんだか恥ずかしい。
だんだん顔が熱くなってきて、心臓の音も早くなってきた。
椿の顔のピントが合わなくなる。
耐えきれなくなって、俺は目を閉じた。
「カッコよすぎてキャパオーバーだ。離れろ」
「それは大変だ」
なんとも適当な褒め言葉だったのに、ようやく椿は満足したようだ。普通の距離まで離れると、図書室のドアに目を向けた。
「何の本、読むんですか?」
「勉強するだけ。五限に漢字テストがあるから」
俺は床に落ちてしまっていた漢字プリントとノートを拾い上げる。
そこでようやく俺の落とし物に気がついたらしい椿は、大慌てでしゃがんだ。
「すみません! 勉強道具、落ちたの俺のせいですよね……!」
椿は黒い筆箱を両手で持って、俺に捧げるように差し出してくる。
深々と頭を下げる姿がなんだかかわいくて、俺は口元が緩んだ。
「落としたの、気づかなかったみたいだからしゃーないって。……お前は勉強しなくていいのか?」
「古典の小テストあったようななかったような……んー……俺、勉強嫌いなんですよね」
目を泳がせている椿の言葉は、大体の学生が思っていることなんじゃないだろうか。
椿は図書室に用があるわけじゃないんだとわかって、少し残念だ。
勉強は積み重ねだからした方がいいとは思うけど、赤の他人に強制されるものでもない。
「そっか。じゃあな」
俺は片手を上げて、椿に背を向けた。
が、すぐに大きな手に肩を掴まれた。
「あ、あの! 勉強しなくても、先輩の隣にいてもいいですか?」
一生懸命に俺を引き止めようとして見える椿に、鼓動が高鳴る。
嬉しいと思うのに、何故だか素直にそう伝えることもできなかった。
俺の口から出てきたのは、とても素っ気ない言葉だ。
「気が散る。せめて本を読めよ」
「本……」
歯切れが悪いから、椿は本も読まないんだろう。こんなに図書室にいる意味のないやつがいるだろうか。
椿が過ごしやすい場所に移動した方がいいだろうか。
なんて考えが頭をよぎった時、うなっていた椿が苦虫を噛み潰したような顔で口を開いた。
「古典の小テストの勉強、隣でするから」
「い、いいけど……そんな嫌そうな顔で……」
「いい? やった! 勉強道具持ってくるんで、席二つ取っといてくださいね!」
「あ、こら走るな……!」
けたたましい足音と広い背中が遠ざかっていく。途中で人にぶつかりそうなのをうまく避けて、椿は一年生の教室の方へ行ってしまった。
それにしても、コロコロと表情が変わるやつだ。
俺が隣にいてもいいって言った後の、お日様みたいな笑顔を思い出す。
(……あいつ俺といるために、わざわざ勉強すんのか……)
肌寒いと思っていたはずなのに、なんだかポカポカしてくる。
頬も耳たぶも指先もつま先も……全部全部熱い。
何と表現していいのかわからない感情が、俺の中で渦巻いて。
その内、大爆発でも起こしそうだった。
空気の入れ替えなんて、なければいいのに。
(そろそろカーディガンいるか……)
そう思いながら、白いワイシャツを着た腕を擦った時だった。後ろの方から、バタバタと大きな足音が響いてきたのは。
この時点で、次に何が起こるかは大体想像がついていた。
「幸哉先輩ー!」
「……椿」
昼休み、教室でぼっち飯を食った俺は図書室にきた。俺は、ここで勉強するのが日課になっている。
教室はざわざわして気が散るけど、図書室なら人も少なく、静かだからだ。
それなのに、入室前に無駄にいい声で呼び止められた。
幸哉先輩って呼ばれるたびにドキッとしていたけど、少し慣れてきたかも。
俺はわかりやすくため息を吐いて、声の主を振り返る。
「廊下は走っちゃダメだろ。離れたところからでもお前が来るのがわかっ……うわぁ!」
走ってきた勢いのまま、椿が抱きついてきた。
そこまでは予想できてなくて、持っていたものを落としてしまう。プリントとノート、筆箱が床にぶつかる乾いた音が響いた。
でも椿はそんなこと、一切気にしないみたいだ。
明るい声が、俺の耳元で弾む。
「幸哉先輩っ!」
前言撤回だ。やっぱり椿に名前を呼ばれるのはドキドキする。
心臓がうるさすぎる。
「だ、抱きつくな!」
「だって嬉しいんですもん! 俺が近づいてくると、気付いてくれるなんて!」
「喜ぶな。お前の足音がうるさすぎるって話だ……っ」
百八十五センチもある椿がぎゅうぎゅう抱きしめてくるものだから、息が止まりそうだ。
見えないけれど、満面の笑顔なんだろう。
押しのけたいのに、椿は中肉中背の俺をがっしり掴んで離さない。俺の手は、椿の背中を引っ掻くだけだ。
一体この状況はなんなのだろう。
初めて会話をした日から、椿はずっとこんな感じだった。
行く先々で俺を見つけては、嬉しそうに駆け寄ってくる。
まるで、大型犬に懐かれたみたいだ。
首筋に鼻を擦り付けてくるものだから、吐息がかかって背中まで擽ったく感じる。
「も、離せって……苦しい……」
そう言って体を捩ると、首元から笑い声が聞こえた。
「だって、抱き心地がちょうどいいんですよー」
「俺はちょうどよくないって」
「ちぇー」
不貞腐れた声を出しながらも、椿は離れてくれた。
目の前で茶髪が揺れ、それから華やかな顔が見える。
やっぱりすごく顔がいい。
そんな気持ちが伝わってしまったのか、椿が顔を近づけてきた。
綺麗な笑顔が、俺だけに向けられる。
「ねぇ幸哉先輩。俺、今日もかっこいいでしょ?」
「う、うん」
「ありがとうございます」
気の利いたことも言えず、ただうなずくだけの俺。
嬉しそうにお礼を言ってくる椿。
ここ数日、永遠に繰り返される謎のやりとり。
俺じゃなくても褒めてくれる人なんていっぱいいるはずなのに、椿は不思議なやつだ。
しかし椿の変な行動はここで終わらなかった。
俺は椿の逞しい胸に手を当ててジリジリと後ずさりする。
「つ、椿」
「なんですか、幸哉先輩」
「か、顔が近い」
「かっこいい俺の顔、よく見てもらおうと思って」
へらりと笑う椿の顔は、もう少しで鼻がぶつかりそうなところまできていた。
距離の詰め方が異常だ。これが椿の普通なんだろうか。
抱きしめられるよりも、なんだか恥ずかしい。
だんだん顔が熱くなってきて、心臓の音も早くなってきた。
椿の顔のピントが合わなくなる。
耐えきれなくなって、俺は目を閉じた。
「カッコよすぎてキャパオーバーだ。離れろ」
「それは大変だ」
なんとも適当な褒め言葉だったのに、ようやく椿は満足したようだ。普通の距離まで離れると、図書室のドアに目を向けた。
「何の本、読むんですか?」
「勉強するだけ。五限に漢字テストがあるから」
俺は床に落ちてしまっていた漢字プリントとノートを拾い上げる。
そこでようやく俺の落とし物に気がついたらしい椿は、大慌てでしゃがんだ。
「すみません! 勉強道具、落ちたの俺のせいですよね……!」
椿は黒い筆箱を両手で持って、俺に捧げるように差し出してくる。
深々と頭を下げる姿がなんだかかわいくて、俺は口元が緩んだ。
「落としたの、気づかなかったみたいだからしゃーないって。……お前は勉強しなくていいのか?」
「古典の小テストあったようななかったような……んー……俺、勉強嫌いなんですよね」
目を泳がせている椿の言葉は、大体の学生が思っていることなんじゃないだろうか。
椿は図書室に用があるわけじゃないんだとわかって、少し残念だ。
勉強は積み重ねだからした方がいいとは思うけど、赤の他人に強制されるものでもない。
「そっか。じゃあな」
俺は片手を上げて、椿に背を向けた。
が、すぐに大きな手に肩を掴まれた。
「あ、あの! 勉強しなくても、先輩の隣にいてもいいですか?」
一生懸命に俺を引き止めようとして見える椿に、鼓動が高鳴る。
嬉しいと思うのに、何故だか素直にそう伝えることもできなかった。
俺の口から出てきたのは、とても素っ気ない言葉だ。
「気が散る。せめて本を読めよ」
「本……」
歯切れが悪いから、椿は本も読まないんだろう。こんなに図書室にいる意味のないやつがいるだろうか。
椿が過ごしやすい場所に移動した方がいいだろうか。
なんて考えが頭をよぎった時、うなっていた椿が苦虫を噛み潰したような顔で口を開いた。
「古典の小テストの勉強、隣でするから」
「い、いいけど……そんな嫌そうな顔で……」
「いい? やった! 勉強道具持ってくるんで、席二つ取っといてくださいね!」
「あ、こら走るな……!」
けたたましい足音と広い背中が遠ざかっていく。途中で人にぶつかりそうなのをうまく避けて、椿は一年生の教室の方へ行ってしまった。
それにしても、コロコロと表情が変わるやつだ。
俺が隣にいてもいいって言った後の、お日様みたいな笑顔を思い出す。
(……あいつ俺といるために、わざわざ勉強すんのか……)
肌寒いと思っていたはずなのに、なんだかポカポカしてくる。
頬も耳たぶも指先もつま先も……全部全部熱い。
何と表現していいのかわからない感情が、俺の中で渦巻いて。
その内、大爆発でも起こしそうだった。
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