拝啓、空の彼方のあなたへ -1000の手紙-

emi

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2017年

思いがけないサプライズ

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あなたへ

先日、私の誕生日の翌日に、仕事から帰ると、
冷蔵庫に、あの子からのお手紙が、貼ってありました。

1日遅れたけれど、お誕生日おめでとう

私の誕生日の日には、高校の説明会があり、
1日中、高校の準備に追われたあの日。
あの子は、すっかり、私の誕生日を忘れていた様子でした。

私にとって、あの子の志望校の入学説明会は、
何よりのプレゼント。

誕生日には、おめでとうの言葉も何もいらないから、
あの子の夢が叶いますように

合格発表前から、その日に、志望校の説明会がある事を知っていた私は、
そんなふうに、願っていました。

あの日、あの子から、最高のプレゼントを貰ったつもりでしたが、
翌日にも、また、素敵なプレゼントがありました。

食事の準備の為、冷蔵庫を開けると、ケーキが準備されていました。
箱の中には、色とりどりの、5つのショートケーキ。

ひとつは、お父さんにと、あなたの好きなチーズケーキを、お皿に乗せ、
あなたにお供えしたあの子。
あの時のあなたの顔は、とても嬉しそうでしたね。

あの日の思いがけないサプライズ、あなたも見ていてくれたでしょうか。

あの子からの手紙には、

昨日は、言い合いになることもあったけれど、
僕のために、色々ありがとう

こんな言葉がありました。

実は、説明会の日には、
あの子と些細な事で、言い合いになってしまったりと、
険悪な雰囲気もありました。

小さな事で、機嫌を悪くしたり、反論するあの子に、
時々、感情的になってしまったり、迷ったり、悩んだり。
そんな日々の中での出来事。

あの日、少しずつ、成長しているあの子を見つけました。

毎日、見ているのに、
見えていないものも、たくさんあるんですね。

あの日のサプライズ。
あの子に、またひとつ、大切な事を教えてもらいました。


2017.04.06
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