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執行猶予
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ある朝、HRの始まる少し前の教室を突然眩しい光が襲った!
そして光が収まると壇上にはとても中性的な女性・・・中世的なので女神様?と呼称しましょう。が立っていてこう言いました
「私はこの世界を管理する立場にある所謂神である。
この度この部屋の子らは別の世界による異世界召喚が行われ、間も無く向こうの世界へと連れ去られることとなる。
今なんとか割り込みをかけ、未熟な子らにスキルを与えよう。
それとは別に一つだけ願いを叶えよう!何でも良いが、召喚だけは回避できないのでな。
今から五分の猶予を設けるのでじっくり考えるがよかろう!」
ここまで一気に話たが、要するに未成年者略取誘拐である。それを止められなかった詫びという名目で願いを叶えようとか、上から目線である
「見た感じ出席番号順か席順で行きそうだから僕はラスト辺りかな?」
窓側の一番後ろの席だから、そんな考えが浮かび、それなら五分+αは考える時間がありそうで、少しラッキーである
「それでも時間は有限だ。出来れば何のスキルなのかを知りたいのと、可能ならそのスキルを有益に使える願いを考えないといけないな」
例えばスキルが剣術なのに願いで斧をもらっても意味がないし、願いで異世界に銃を持ち込んでヒャッハーしようにも銃弾が有限なのを如何するかとか、魔法系のスキルを貰っても元々の知力が低かったら・・・想像したくねぇ・・・と思ってたら
「女神様、もらえるスキルは何ですか?」
お!ここに勇者が現れたぞ!
「私がお前達に与えるスキルは【ホンモノ】というスキルだ。そして我が子はスキル名を知るのが願いであるな?では旅立つが良い!」
あれ?彼はスキル名を教えてもらっただけで、何も貰えなかったようだ・・・
「そのパターンもあるのか」
お前達にって言ってたって事はまさか全員同じスキルの可能性も出てきたな?同じスキルを貰っても後は個人のアレンジ次第って所かな?
「女神様!そのスキルの使い方をおしえてください!」
何だろう?ドヤ顔でこれが有益な願いだ!みたいな顔されても・・・その願いは後に残された僕らが有効に使わせてもらうよ。
「スキルの使い方は・・・自分で考えよ!以上か?ならば旅立つが良い!」
哀れ勇者は非常に残念な答えを持って旅立った・・・そりゃないよ女神様。さてそろそろ残り人数も遂に三人に
「女神様!そのスキルの使い方を検証したいので、一時間程転移を待ってもらえませんか?」
やだこの人もドヤ顔してるわ。てそれは良い手かも?
「よろしい、一時間頑張ってみるが良い。そして向こうに転移するタイミングは全員一緒だ」
なんと!コッチでタイムラグがあっても同時召喚とは!
そして残り二人となったところで僕の横にいたヤツが順番を飛ばして
「女神様宜しいでしょうか?僕もスキルの検証に五時間頂けませんか?」
ここで時間上乗せであるか。でもそれも良い手である。が・・・一時間や五時間で検証して何が得られるのであろうか?それならいっそのこと
「女神様、僕もスキル検証の時間を・・・三十年頂いても宜しいでしょうか?」
「「は?」」
僕の前で一時間と五時間の検証時間をもぎ取った二人のΣ(゚д゚lll)である
一時間や五時間ではこの教室から出て検証出来ないんだよ?
【ホンモノ】って感じからすると多分だがおもちゃをホンモノに変えるかもしれない!だとしたら帰宅してエアガンコレクションとかで試してみたくなる!
「ほう!中々面白い願いだな、よし三十年経ったらこの場に戻るようにしよう」
「「だったら俺たちも十年位・・・」」
「お前達二人の願いは叶え終わった!検証時間はドンドン減っていくぞ?」
刻んだ結果だね?分の悪い賭けの時ほど多目にベットしなきゃね?
「それでは三十年後楽しみに待っておるぞ!といっても私には一瞬だがな」
辺りを光が包むと僕は教室に一人で立っていた。そして分の悪い賭けには見事に勝った
僕は他に誰も居ない教室に一人でHRを迎え・・・担任の先生は( ゚д゚)としてた
この中学三年の出来事が、僕の人生を大きく変える事になろうとは
そして月日は流れていく・・・覆水盆に返らず・・・お湯の流れに身をまかせつつ・・・だが僕だけは三十年の時が戻る事が確定している!あの日のクラスメイト同様、検証時間は刻一刻と減っていく。やり過ぎはない!時間軸を超える時女神様が小さく呟いた言葉が頭の中から離れない
「そのスキルは悪い事をすると消えてしまうぞ?」
悪い事の定義が分からないうちは何処から何処までが悪い事なんだろう?
イタズラ?盗み?環境汚染?親不孝?殺し?は間違い無く悪事だろう。だがそうすると正義の為の殺しといった定義が曖昧になっていく・・・自問自答・・・更に月日は流れていく・・・
そして光が収まると壇上にはとても中性的な女性・・・中世的なので女神様?と呼称しましょう。が立っていてこう言いました
「私はこの世界を管理する立場にある所謂神である。
この度この部屋の子らは別の世界による異世界召喚が行われ、間も無く向こうの世界へと連れ去られることとなる。
今なんとか割り込みをかけ、未熟な子らにスキルを与えよう。
それとは別に一つだけ願いを叶えよう!何でも良いが、召喚だけは回避できないのでな。
今から五分の猶予を設けるのでじっくり考えるがよかろう!」
ここまで一気に話たが、要するに未成年者略取誘拐である。それを止められなかった詫びという名目で願いを叶えようとか、上から目線である
「見た感じ出席番号順か席順で行きそうだから僕はラスト辺りかな?」
窓側の一番後ろの席だから、そんな考えが浮かび、それなら五分+αは考える時間がありそうで、少しラッキーである
「それでも時間は有限だ。出来れば何のスキルなのかを知りたいのと、可能ならそのスキルを有益に使える願いを考えないといけないな」
例えばスキルが剣術なのに願いで斧をもらっても意味がないし、願いで異世界に銃を持ち込んでヒャッハーしようにも銃弾が有限なのを如何するかとか、魔法系のスキルを貰っても元々の知力が低かったら・・・想像したくねぇ・・・と思ってたら
「女神様、もらえるスキルは何ですか?」
お!ここに勇者が現れたぞ!
「私がお前達に与えるスキルは【ホンモノ】というスキルだ。そして我が子はスキル名を知るのが願いであるな?では旅立つが良い!」
あれ?彼はスキル名を教えてもらっただけで、何も貰えなかったようだ・・・
「そのパターンもあるのか」
お前達にって言ってたって事はまさか全員同じスキルの可能性も出てきたな?同じスキルを貰っても後は個人のアレンジ次第って所かな?
「女神様!そのスキルの使い方をおしえてください!」
何だろう?ドヤ顔でこれが有益な願いだ!みたいな顔されても・・・その願いは後に残された僕らが有効に使わせてもらうよ。
「スキルの使い方は・・・自分で考えよ!以上か?ならば旅立つが良い!」
哀れ勇者は非常に残念な答えを持って旅立った・・・そりゃないよ女神様。さてそろそろ残り人数も遂に三人に
「女神様!そのスキルの使い方を検証したいので、一時間程転移を待ってもらえませんか?」
やだこの人もドヤ顔してるわ。てそれは良い手かも?
「よろしい、一時間頑張ってみるが良い。そして向こうに転移するタイミングは全員一緒だ」
なんと!コッチでタイムラグがあっても同時召喚とは!
そして残り二人となったところで僕の横にいたヤツが順番を飛ばして
「女神様宜しいでしょうか?僕もスキルの検証に五時間頂けませんか?」
ここで時間上乗せであるか。でもそれも良い手である。が・・・一時間や五時間で検証して何が得られるのであろうか?それならいっそのこと
「女神様、僕もスキル検証の時間を・・・三十年頂いても宜しいでしょうか?」
「「は?」」
僕の前で一時間と五時間の検証時間をもぎ取った二人のΣ(゚д゚lll)である
一時間や五時間ではこの教室から出て検証出来ないんだよ?
【ホンモノ】って感じからすると多分だがおもちゃをホンモノに変えるかもしれない!だとしたら帰宅してエアガンコレクションとかで試してみたくなる!
「ほう!中々面白い願いだな、よし三十年経ったらこの場に戻るようにしよう」
「「だったら俺たちも十年位・・・」」
「お前達二人の願いは叶え終わった!検証時間はドンドン減っていくぞ?」
刻んだ結果だね?分の悪い賭けの時ほど多目にベットしなきゃね?
「それでは三十年後楽しみに待っておるぞ!といっても私には一瞬だがな」
辺りを光が包むと僕は教室に一人で立っていた。そして分の悪い賭けには見事に勝った
僕は他に誰も居ない教室に一人でHRを迎え・・・担任の先生は( ゚д゚)としてた
この中学三年の出来事が、僕の人生を大きく変える事になろうとは
そして月日は流れていく・・・覆水盆に返らず・・・お湯の流れに身をまかせつつ・・・だが僕だけは三十年の時が戻る事が確定している!あの日のクラスメイト同様、検証時間は刻一刻と減っていく。やり過ぎはない!時間軸を超える時女神様が小さく呟いた言葉が頭の中から離れない
「そのスキルは悪い事をすると消えてしまうぞ?」
悪い事の定義が分からないうちは何処から何処までが悪い事なんだろう?
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