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あとがき
あとがき(ネタバレあり、注意)
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注! この回にはネタバレがあります。本編を未読の方は先にそちらをご覧下さい。
この作品は昨年(2024年)のきずな文学賞にエントリーしたものに、この後書きの回を加筆したものです。
今回加筆に当たり、初回完結時に書いていなかった裏話などを。
タグに「意味がわかると怖い」とつけた、その意味はお気づきでしょうか?
多くのホラーものにつくタグなのだと後で気づきましたが、あるいは、明かさないままそれぞれの思いをもっていただくのもいいのかなとも思っていました。
さてあえて、解説させていただくと。
作者として目指したところは、登場人物にとって命綱である「大切なもの」がそれぞれ何であるか?
主人公の莉々亜(りりあ)、そして準(じゅん)の答えが何であるか、を気にしてもらいたいなと思いつつ書いていました。
当てられないために、行動の方を偽る必要さえあるという罠。
一方で紗英(さえ)のようなイレギュラーな答えは、このゲームでは有利かもしれないけれど……本当にパスワードに使うと逆に危ないですね。これはお話の中だけということで。
莉々亜、準の答えは最後に出てくる名簿で明かす予定でした。その方が本来フェアですから。でも、莉々亜はそれを誰にも……それが読者のみなさんであろうとも「知られたくない」のだとなると……。
ということで最後まで、迷ったところでしたが伏せたまま行きました。ちょうど名簿は円(まどか)が読めない細工をしたものでもあったので。準の方は素直に載せました。妹思いのいい兄貴です。
莉々亜は他の人々を、お互いのために信じないという選択をしたという。不信が最大の収穫だというのは実は、バッドエンドでしょうか。
莉々亜の答えは、一応は考えていたものの結局は明かさない、となったので本当にお蔵入りです。
それっぽいものを話中で次々と否定して行っていたので、実はもう残り少ない選択肢ではありました。
タイトル「知られてはいけない」はゲームに閉じ込められていた間だけの言葉ではなく、彼女のこれからの生き方にプラスされました。莉々亜は少しだけ、世の中を信じなくなりました。自分のために、そして周りの人のために。
だから、タグの通りなのだと。
ホラーらしい成り行きで、良いのかも知れません。
いかがだったでしょうか?
気づいていたよ、という方……多いでしょうか。
お読みいただいてありがとうございます。
この作品は昨年(2024年)のきずな文学賞にエントリーしたものに、この後書きの回を加筆したものです。
今回加筆に当たり、初回完結時に書いていなかった裏話などを。
タグに「意味がわかると怖い」とつけた、その意味はお気づきでしょうか?
多くのホラーものにつくタグなのだと後で気づきましたが、あるいは、明かさないままそれぞれの思いをもっていただくのもいいのかなとも思っていました。
さてあえて、解説させていただくと。
作者として目指したところは、登場人物にとって命綱である「大切なもの」がそれぞれ何であるか?
主人公の莉々亜(りりあ)、そして準(じゅん)の答えが何であるか、を気にしてもらいたいなと思いつつ書いていました。
当てられないために、行動の方を偽る必要さえあるという罠。
一方で紗英(さえ)のようなイレギュラーな答えは、このゲームでは有利かもしれないけれど……本当にパスワードに使うと逆に危ないですね。これはお話の中だけということで。
莉々亜、準の答えは最後に出てくる名簿で明かす予定でした。その方が本来フェアですから。でも、莉々亜はそれを誰にも……それが読者のみなさんであろうとも「知られたくない」のだとなると……。
ということで最後まで、迷ったところでしたが伏せたまま行きました。ちょうど名簿は円(まどか)が読めない細工をしたものでもあったので。準の方は素直に載せました。妹思いのいい兄貴です。
莉々亜は他の人々を、お互いのために信じないという選択をしたという。不信が最大の収穫だというのは実は、バッドエンドでしょうか。
莉々亜の答えは、一応は考えていたものの結局は明かさない、となったので本当にお蔵入りです。
それっぽいものを話中で次々と否定して行っていたので、実はもう残り少ない選択肢ではありました。
タイトル「知られてはいけない」はゲームに閉じ込められていた間だけの言葉ではなく、彼女のこれからの生き方にプラスされました。莉々亜は少しだけ、世の中を信じなくなりました。自分のために、そして周りの人のために。
だから、タグの通りなのだと。
ホラーらしい成り行きで、良いのかも知れません。
いかがだったでしょうか?
気づいていたよ、という方……多いでしょうか。
お読みいただいてありがとうございます。
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