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第2話 確認 オセアン視点(1)
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「お待ちしておりましたわっ」
「お待ちしておりましたっ」
「お待ちしておりました」
申請さえすれば生徒でも自由に使える、第2校舎の3階にあるパーティールーム。わたしの誕生日をお祝いしていただける場所に足を踏み入れると、綺麗な装飾と3つの笑顔がわたしの目に飛び込んできました。
わたしのためにわざわざテーブルや壁に装飾を施してくださった上に、みなさん本当に嬉しそうにしてくださっている。やっぱり、あの嫌がらせの犯人だとは思えない。
「主役のお席はこちらですわ。どうぞ」
「ありがとうございます」
サロニー様の案内でテーブルへと移動し、同じくサロニー様がわざわざ引いてくださった椅子に座る。
「ではっ、オセアン様のお誕生日パーティーを始めましょうっ。ミントーア様、お願い致しますわ」
「畏まりまりました。オセアン様のために、こちらをご用意させていただきましたっ」
そんな言葉と共にテーブルに箱が置かれ、箱が取り除かれると――そこにあったのは、ケーキ。イチゴがふんだんに使用された、美味しそうなチョコレートケーキが現れました。
「今朝リストランテの厨房をお借りして、ワタシ達3人で焼いたんですよ」
「そこまでしていただけていただなんて……! 痛み入ります……!」
万が一の可能性を考え、生徒が生徒に渡す食べ物を作る際は第三者の監視が必要になる。そのための手続きはかなり厄介なのに、お三方は行ってくださっていた。
「大切なお友達がこの世に生まれた日なのですから、当然ですわ。ね? みなさん」
「はいっ!」「はいっ」
「実はこの日のために作り方を教わり、最高のケーキになったという自負がありますわ。是非ご賞味あれ」
更にサロニー様が自らカットしてくださり、わたしの前に美味しそうなケーキが置かれ――続いて、紅茶の入ったカップが置かれました。
「こちらは、ゾグイフ領で採れた自慢の茶葉を使用したものです。こちらを」
「ワタシが心を込めて、淹れさせていただきました」
御三方全員が関わってくださったケーキと紅茶が各自の前に並び、
「~♪~~♪~~~~♪」
「~♪~~♪~~~~♪」
「~♪~~♪~~~~♪」
生誕を祝う歌を歌ってくださり、いただく時間となる――のですが、わたしはまだ口には含まない。
その前に、やることがあります。
「? オセアン様?」
「? オセアン様?」
「? オセアン様?」
「実を言いますと今朝の占いで、本日は『3』という数字にこだわると一年間良いことがあると出ておりまして。申し訳ありませんが、1番目に淹れてくださったわたしの紅茶と、3番目に淹れられた紅茶を交換していただけませんか?」
わたしは謎のお声から伝えられた台詞をそのまま口にして、該当する紅茶が前にあるポルミ様を見つめる。そうすると、そんなポルミ様は――
「えっ!? ワタシのものとですか!? あっ、えっと……!!」
――急に、慌て始めたのでした。
「お待ちしておりましたっ」
「お待ちしておりました」
申請さえすれば生徒でも自由に使える、第2校舎の3階にあるパーティールーム。わたしの誕生日をお祝いしていただける場所に足を踏み入れると、綺麗な装飾と3つの笑顔がわたしの目に飛び込んできました。
わたしのためにわざわざテーブルや壁に装飾を施してくださった上に、みなさん本当に嬉しそうにしてくださっている。やっぱり、あの嫌がらせの犯人だとは思えない。
「主役のお席はこちらですわ。どうぞ」
「ありがとうございます」
サロニー様の案内でテーブルへと移動し、同じくサロニー様がわざわざ引いてくださった椅子に座る。
「ではっ、オセアン様のお誕生日パーティーを始めましょうっ。ミントーア様、お願い致しますわ」
「畏まりまりました。オセアン様のために、こちらをご用意させていただきましたっ」
そんな言葉と共にテーブルに箱が置かれ、箱が取り除かれると――そこにあったのは、ケーキ。イチゴがふんだんに使用された、美味しそうなチョコレートケーキが現れました。
「今朝リストランテの厨房をお借りして、ワタシ達3人で焼いたんですよ」
「そこまでしていただけていただなんて……! 痛み入ります……!」
万が一の可能性を考え、生徒が生徒に渡す食べ物を作る際は第三者の監視が必要になる。そのための手続きはかなり厄介なのに、お三方は行ってくださっていた。
「大切なお友達がこの世に生まれた日なのですから、当然ですわ。ね? みなさん」
「はいっ!」「はいっ」
「実はこの日のために作り方を教わり、最高のケーキになったという自負がありますわ。是非ご賞味あれ」
更にサロニー様が自らカットしてくださり、わたしの前に美味しそうなケーキが置かれ――続いて、紅茶の入ったカップが置かれました。
「こちらは、ゾグイフ領で採れた自慢の茶葉を使用したものです。こちらを」
「ワタシが心を込めて、淹れさせていただきました」
御三方全員が関わってくださったケーキと紅茶が各自の前に並び、
「~♪~~♪~~~~♪」
「~♪~~♪~~~~♪」
「~♪~~♪~~~~♪」
生誕を祝う歌を歌ってくださり、いただく時間となる――のですが、わたしはまだ口には含まない。
その前に、やることがあります。
「? オセアン様?」
「? オセアン様?」
「? オセアン様?」
「実を言いますと今朝の占いで、本日は『3』という数字にこだわると一年間良いことがあると出ておりまして。申し訳ありませんが、1番目に淹れてくださったわたしの紅茶と、3番目に淹れられた紅茶を交換していただけませんか?」
わたしは謎のお声から伝えられた台詞をそのまま口にして、該当する紅茶が前にあるポルミ様を見つめる。そうすると、そんなポルミ様は――
「えっ!? ワタシのものとですか!? あっ、えっと……!!」
――急に、慌て始めたのでした。
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