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第4話 3人の様子は ガブリエル視点(1)
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((もういないのか。アイツらどうしてるかな?))
パーティー会場はもぬけの殻で、もう全員自分の部屋に戻ったみたいだ。
俺の記憶が確かなら、ここから一番近いのはポルミ・ミジュールの部屋。とりあえず、最も近くにいる人間を追ってみると――
「おぇぇ! おぇぇぇっ! おぇぇぇぇ!!」
――ポルミ・ミジュールは、部屋で吐いていた。
コイツはパーティーで、唾液と鼻水入りの紅茶を飲んだんだ。少々潔癖の気があるらしいこの女にとっては、腹の中に毒があるような感覚なんだろうな。
「おぇ……! おぇぇ……!! はぁ、はあ、はあ……。最悪、最悪だわ……!! よくもワタシをこんな目に……!! オセアン、許さないわよ……! 絶対に……!!」
たっぷりと吐いたポルミ・ミジュールは、ハンカチで口を拭うや目を吊り上げ始めた。
自分達がなにも仕掛けなかったら何も起きていなかった、悪いのは自分自身でオセアンはなにも悪くない。なのに、コレ。ホント、良い性格をしてるよな。
「この苦しみを何倍にもして返してあげる……! 覚悟しなさいよ……!!」
((……覚悟するのは、お前だよ))
コイツは『ボス』が指示を出すから嫌々動いているのではなくて、誰かに嫌がらせをするのが面白くて嬉々として従っている。こんなクズには、一ミクロンたりとも遠慮はしない。
「サロニー様が、新しい嫌がらせを考えると仰っていた。ふふふ。楽しみにしてなさいよぉ、オセアン……!」
((なるほど、早々に取り掛かるのか。なら、長居は無用だな))
ここにいてもこれ以上愉快なものは見られないし、何の情報も手に入らない。醜く顔が歪む醜い女を嗤い、ひとつ上の階にいるボスことサロニー・ドワイユの部屋を目指したのだった。
((そういえば、通り道にミントーア・ゾグイフの部屋もあったな))
ついでだし、様子を見てみると――
「今頃嗤えていたはずなのに……! なにが占いよ! バカじゃないの……!?」
――こちらも同じく、理不尽にお怒りだった。
バカは、お前だ。いずれお前も痛い目に遭わせてやるからな、楽しみにしておけ。
「サロニー様、今度こそお願い致しますわ……!!」
((さて、そのサロニー様のところに行きますか))
宙を真っすぐ進み、7つ壁を超える。そうすると一見すると温和で上品な淑女に見える、その実どうしようもない性格の女が見えるようになり――
「ふん、くだらない。偶然回避されたのなら、偶然回避できないものを用意するまでですわ」
――ナイスタイミング。ちょうど、新たな嫌がらせを始動させるところだった。
パーティー会場はもぬけの殻で、もう全員自分の部屋に戻ったみたいだ。
俺の記憶が確かなら、ここから一番近いのはポルミ・ミジュールの部屋。とりあえず、最も近くにいる人間を追ってみると――
「おぇぇ! おぇぇぇっ! おぇぇぇぇ!!」
――ポルミ・ミジュールは、部屋で吐いていた。
コイツはパーティーで、唾液と鼻水入りの紅茶を飲んだんだ。少々潔癖の気があるらしいこの女にとっては、腹の中に毒があるような感覚なんだろうな。
「おぇ……! おぇぇ……!! はぁ、はあ、はあ……。最悪、最悪だわ……!! よくもワタシをこんな目に……!! オセアン、許さないわよ……! 絶対に……!!」
たっぷりと吐いたポルミ・ミジュールは、ハンカチで口を拭うや目を吊り上げ始めた。
自分達がなにも仕掛けなかったら何も起きていなかった、悪いのは自分自身でオセアンはなにも悪くない。なのに、コレ。ホント、良い性格をしてるよな。
「この苦しみを何倍にもして返してあげる……! 覚悟しなさいよ……!!」
((……覚悟するのは、お前だよ))
コイツは『ボス』が指示を出すから嫌々動いているのではなくて、誰かに嫌がらせをするのが面白くて嬉々として従っている。こんなクズには、一ミクロンたりとも遠慮はしない。
「サロニー様が、新しい嫌がらせを考えると仰っていた。ふふふ。楽しみにしてなさいよぉ、オセアン……!」
((なるほど、早々に取り掛かるのか。なら、長居は無用だな))
ここにいてもこれ以上愉快なものは見られないし、何の情報も手に入らない。醜く顔が歪む醜い女を嗤い、ひとつ上の階にいるボスことサロニー・ドワイユの部屋を目指したのだった。
((そういえば、通り道にミントーア・ゾグイフの部屋もあったな))
ついでだし、様子を見てみると――
「今頃嗤えていたはずなのに……! なにが占いよ! バカじゃないの……!?」
――こちらも同じく、理不尽にお怒りだった。
バカは、お前だ。いずれお前も痛い目に遭わせてやるからな、楽しみにしておけ。
「サロニー様、今度こそお願い致しますわ……!!」
((さて、そのサロニー様のところに行きますか))
宙を真っすぐ進み、7つ壁を超える。そうすると一見すると温和で上品な淑女に見える、その実どうしようもない性格の女が見えるようになり――
「ふん、くだらない。偶然回避されたのなら、偶然回避できないものを用意するまでですわ」
――ナイスタイミング。ちょうど、新たな嫌がらせを始動させるところだった。
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