再会した幼馴染は××オタクになっていました。

星空永遠

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六章 夏、はじまります!

49話

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「わかり、ました。真剣に考えたあと返事をしようと思います」

「どんな結果でも自分は受け止めます。今日はそれだけを伝えに来たので、自分は失礼します」

そういうと会長さんは私から離れ、去っていった。
今のわたしに花火の音は聞こえなかった。

* * *

「そこをどけよ」

「それはなりません。黒炎様、屋敷に戻ってきてください」

「朱里が待ってるんだよ! 俺にはもう関係のないことだろ!?」

「関係ない?それは貴方様の判断でしょう? 旦那様はそれを望んではいません」

「俺は親父とはとっくに縁は切った。それに親父にはアイツがいるはずだろ」

「主様が貴方に話があると言っています」

「っ……」

* * *

ピコンと再びスマホがなる。それは黒炎くんからのメッセージでこう綴られていた。

『朱里へ。急用が入ってそっちに行けそうにない。本当に悪い。それと学校が始まるまで連絡取れそうにない』

今は黒炎くんに側にいてほしいのに。どうして、貴方は隣にいないの?
短い文章で声は聞こえないはずなのに、黒炎くんが助けてと言っている気がした。

黒炎くんの心の闇は私が思ってる以上に深く、未だにそれは解けていないことをその時の私はまだ知らなかった。
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