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幕間 13
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321 幕間 13
ライツの内装工事が終わり、家具も搬入され、店の飾り付けもだいたい終わりが見えてきた。
サンドラはエリママからもらってきた生地の見本をテーブルにあてがいながらテーブルの上に敷く布地をどれにするか考えている。
そんなサンドラのために私はコーヒーをゆっくりと丁寧に淹れている。
紅茶の香りも好きだけれどコーヒーを淹れる瞬間のこの立ちのぼる香りも好きだ。
煎った豆の粉にお湯をかけると少しずつ花が開くように優しい香りがふわっと立ち上る。
サンドラほど器用ではないが、丁寧に淹れているのが良いらしい。
「あたしが淹れるより美味しいわ。急ぐ必要なんてないの。ゆっくり丁寧にそして優しく……。そうね。熟睡してるケイを起こしてあげるような感じかしら」
だいたい、いや、いつもだな。ケイが目覚めるまで私は隣でその寝顔を眺めているだけなのだが。
起こしたことなんて数えるほどしか無い。
少し蒸らした豆に再び、静かにお湯を注いでいく。ケイはガンツに頼めばコーヒーを淹れる魔道具を作ってもらえると言うが……。
この焦ったい感じもまた良いと思うのだ。店が混んで忙しくなってきたらどうなるのかはわからないのだが。
「しかし、なぜケイはあんなに自分に自身がないのだろうか?あれほどのことができるにも関わらず、『自分なんてたいしたことないよ』とかいつもそんなことを言うのだ」
「あの子は自分の育った村の話をあまり話さないからね。実際にケイが村でどう育ったかなんてよくわからないけれど、きっと村には自分を写す鏡のようなものがなかったんだわ」
鏡……か。あの村は貧しかったとは聞いている。しかしそれでも小さな鏡くらいは洗い場に置いてあったと思うが……。
「フェル……鏡って、実際に使う姿見のことじゃないわよ」
サンドラは生地の織り方に少し特徴がある薄い桃色のものに決めたようだ。
サンドラはそれを私に見せて、私はサンドラに頷く。
派手ではないがいい色だ。白にするよりもこの色の方がより落ち着いた感じがする。
「人は孤独に生きると自分自身がだんだんとよくわからなくなっていくわ。自分自身が一番楽な状態に、そして他人からどう思われるかなんて気にしなくなっていくの。それでもきちんと自分を保てていられるのはよほど心が強い人ね。人は鏡を見て、身だしなみやそして他人にどう見えるか気にするものよ。山奥に住む仙人みたいな魔導士に会ったことなんてないでしょう?魔道についてかなり影響を受けた信じられないくらい尊敬できる人だったけれど……。信じられないくらい……臭かったわ」
サンドラに挿れたばかりのコーヒーを出す。サンドラはコーヒーの香りを少しだけ楽しんだ後、一口飲んで微笑んだ。
「私は裕福な家庭で育ったの。物心ついてすぐに私がどう言う立場で、どう振る舞うべき人間がすぐにわかったわ。使用人やメイド、そして家族のその人たちに対する振る舞い方を見てね」
確かに。私にも覚えがある。お嬢様、と言われて育ったならばその言葉に相応しいように令嬢らしく振る舞うべきだと思うものだろう。
残念ながら私はそうではなかったが。
「あの子は控えめに言っても、変な子だと思うわ。大人びてるってはじめは私も思ったけれど、少し違うわね。なんて言ったらいいか……あらかじめ、その結果がわかっていて行動しているような、そんな感じがするのよね」
確かに。時々未来を知っているかのように、不思議と正解をさらっと引き出すようなところがある。
自分の中にすでに答えが存在していて、それらを単純に選択して最適なやり方を実践しているような気にさせる時がある。
「進んで危険なことをしないのもそのせいね。あの年だったら無茶して危ないことでも根性とかで乗り切ろうとするのが普通だわ。そのあたりが大人びてるというか、それを通り越してなんか枯れているのよ。熟練した老人みたい」
「それは言い過ぎだぞサンドラ。いくらなんでも……」
「まあ、それは確かに言い過ぎよね。だけどケイは子供の体に年相応の子供の精神と熟練した大人の心が同居してる。少なくともあたしはあの子からそう感じるの。手がかからない後輩だけど、安心して目を離すとおかしなところでつまづいてる。そんな失敗なんて子供の頃に何度もやったでしょう?そう言いたくなるようななんでもないことでね」
自身たっぷりのようで、実は不安で、それを隠そうと笑い、自分の弱みを強がって必死に隠そうとする。だが、そうだな。
それでもケイは私にとっていつでも最善を尽くそうとしてくれる。
あのサンダルを買ってきた時もそうだった。
「話が逸れたけれど、もしそんな子供がそばにいたら」
そう言ってサンドラはコーヒーを飲む。
「……ハッキリ言って気持ちが悪いわ。何?この子って、私だって思うはず」
そう言ったサンドラはなぜか少し悲しそうに見えた。
「自分では好きなことをしているつもりでも周りはそれはおかしいと感じてしまう。そういう空気って子供の頃は特に敏感に感じるのよね。あの子が村のことを話さないのは、話せることが少ないからじゃないかしら。あまり気が強くない子だもの、きっと周りの人から避けて隠れるように暮らしていたと思うわ」
私もそう思う。料理に集中するケイはなんだか可愛い。いろいろと悩んでいる表情をしたかと思えば、すぐににこやかな笑顔になる。目をキラキラさせて調味料を入れ、味見をして首を傾げる。
コロコロと変わるその表情を見ているとあっという間に美味しい料理が出来上がる。
まるで魔法だ。そしてその魔法は人を幸せにさせる。
「人と関わることで自分自身を知り、人はそんな自分に合った生き方を選ぶものよ。他者との関わりが自分自身を知る鏡のような役割をしているの。そしてあの子は優しすぎる。決して強くなんかないわ。だから衝突するよりも、周りの人を遠ざけて、ひとりで過ごす時間が多かった。きっと両親が亡くなってからはますますその世界に籠りきりになってしまったと思うの。その自分だけの世界で、自分が勝手に作り上げた理想と今の自分を比較して、きっと一度も満足していなかったのじゃないかしら?」
「ならば……私は、私にできることはあるだろうか?」
「あなたはあなたのできることを精一杯やっているわ。自信を持ちなさい。充分過ぎるほどだわ。あなたがいるからケイは私たちにも心を開いてくれるようになったのじゃない。あの子が1人で王都に出てきたなら絶対こんな風にはならなかったはずよ」
そうなのだろうか?私は、彼にいつも助けられてばかりだ。
「あの子はきっと自分自身をよく知らないのよね。まるで鏡を見たことのない深窓の令嬢のようだわ。人目を避けて暮らす、物語に出てくる美女のよう。そんな人物はたいてい自己評価がかなり低いのよね」
そうなのか。サンドラの例えはよくわからないが、確かに自分ひとりで修練を続けていても、実際どれくらい強いのかは、誰かと手合わせしてみないとわからない。だかと言って慢心する気にもならないのだ。修練を続けていると自分に足りないものが自分自身、よく分かってしまうからだ。
達人であればあるほど、その力を真に測ることは難しい。勝った負けたでは無いのだ。そしてケイには目指している目標が明確にあるように感じる。最近になって時折少しずつ話してはくれるが、きっとケイが見ている目標は遥か遠いものなのだろう。
祖父に会いたくなってしまった。
剣聖に憧れ、剣聖の隣で修練を積み、時には酒を飲み語らったと言う。
祖父は一度も剣聖に勝てなかったと言っていた。その時の手合わせをした話をする祖父は楽しそうで、私は何度もその話をしてくれとせがんだ気がする。
「とにかくあなたはしっかりやっているわ。自分をもっと信じて良いの。私に出来ることがあるなら出来る限り力になってあげたいとは思うけど……難しいわね。あなたみたいにケイの助けにはなってあげられると思うけど、ケイの心のわだかまりをきちんとほどいてあげることはできないと思うわ」
彼はもっと堂々としても良いと思ったのだ。
私に気を使わずやりたいことをすれば良い。ついて行く覚悟は既に出来ている。その先にどんな苦労が待っていたとしてもその程度で私がケイを想う気持ちは揺るがない。
だから……だからもっと……。
「まあね、ケイも本当に心から尊敬できるような人に評価されたら、少しは自分に自信が持てるんじゃないかしら。例えば自分自身がそうなりたいって目標にしているような人からとかね」
もうすぐケイが迎えにくる時間だ。
早くケイの顔が見たい。銭湯に寄って帰りにいろんな話をしよう。
私は急いで店の掃除を始める。
ライツの内装工事が終わり、家具も搬入され、店の飾り付けもだいたい終わりが見えてきた。
サンドラはエリママからもらってきた生地の見本をテーブルにあてがいながらテーブルの上に敷く布地をどれにするか考えている。
そんなサンドラのために私はコーヒーをゆっくりと丁寧に淹れている。
紅茶の香りも好きだけれどコーヒーを淹れる瞬間のこの立ちのぼる香りも好きだ。
煎った豆の粉にお湯をかけると少しずつ花が開くように優しい香りがふわっと立ち上る。
サンドラほど器用ではないが、丁寧に淹れているのが良いらしい。
「あたしが淹れるより美味しいわ。急ぐ必要なんてないの。ゆっくり丁寧にそして優しく……。そうね。熟睡してるケイを起こしてあげるような感じかしら」
だいたい、いや、いつもだな。ケイが目覚めるまで私は隣でその寝顔を眺めているだけなのだが。
起こしたことなんて数えるほどしか無い。
少し蒸らした豆に再び、静かにお湯を注いでいく。ケイはガンツに頼めばコーヒーを淹れる魔道具を作ってもらえると言うが……。
この焦ったい感じもまた良いと思うのだ。店が混んで忙しくなってきたらどうなるのかはわからないのだが。
「しかし、なぜケイはあんなに自分に自身がないのだろうか?あれほどのことができるにも関わらず、『自分なんてたいしたことないよ』とかいつもそんなことを言うのだ」
「あの子は自分の育った村の話をあまり話さないからね。実際にケイが村でどう育ったかなんてよくわからないけれど、きっと村には自分を写す鏡のようなものがなかったんだわ」
鏡……か。あの村は貧しかったとは聞いている。しかしそれでも小さな鏡くらいは洗い場に置いてあったと思うが……。
「フェル……鏡って、実際に使う姿見のことじゃないわよ」
サンドラは生地の織り方に少し特徴がある薄い桃色のものに決めたようだ。
サンドラはそれを私に見せて、私はサンドラに頷く。
派手ではないがいい色だ。白にするよりもこの色の方がより落ち着いた感じがする。
「人は孤独に生きると自分自身がだんだんとよくわからなくなっていくわ。自分自身が一番楽な状態に、そして他人からどう思われるかなんて気にしなくなっていくの。それでもきちんと自分を保てていられるのはよほど心が強い人ね。人は鏡を見て、身だしなみやそして他人にどう見えるか気にするものよ。山奥に住む仙人みたいな魔導士に会ったことなんてないでしょう?魔道についてかなり影響を受けた信じられないくらい尊敬できる人だったけれど……。信じられないくらい……臭かったわ」
サンドラに挿れたばかりのコーヒーを出す。サンドラはコーヒーの香りを少しだけ楽しんだ後、一口飲んで微笑んだ。
「私は裕福な家庭で育ったの。物心ついてすぐに私がどう言う立場で、どう振る舞うべき人間がすぐにわかったわ。使用人やメイド、そして家族のその人たちに対する振る舞い方を見てね」
確かに。私にも覚えがある。お嬢様、と言われて育ったならばその言葉に相応しいように令嬢らしく振る舞うべきだと思うものだろう。
残念ながら私はそうではなかったが。
「あの子は控えめに言っても、変な子だと思うわ。大人びてるってはじめは私も思ったけれど、少し違うわね。なんて言ったらいいか……あらかじめ、その結果がわかっていて行動しているような、そんな感じがするのよね」
確かに。時々未来を知っているかのように、不思議と正解をさらっと引き出すようなところがある。
自分の中にすでに答えが存在していて、それらを単純に選択して最適なやり方を実践しているような気にさせる時がある。
「進んで危険なことをしないのもそのせいね。あの年だったら無茶して危ないことでも根性とかで乗り切ろうとするのが普通だわ。そのあたりが大人びてるというか、それを通り越してなんか枯れているのよ。熟練した老人みたい」
「それは言い過ぎだぞサンドラ。いくらなんでも……」
「まあ、それは確かに言い過ぎよね。だけどケイは子供の体に年相応の子供の精神と熟練した大人の心が同居してる。少なくともあたしはあの子からそう感じるの。手がかからない後輩だけど、安心して目を離すとおかしなところでつまづいてる。そんな失敗なんて子供の頃に何度もやったでしょう?そう言いたくなるようななんでもないことでね」
自身たっぷりのようで、実は不安で、それを隠そうと笑い、自分の弱みを強がって必死に隠そうとする。だが、そうだな。
それでもケイは私にとっていつでも最善を尽くそうとしてくれる。
あのサンダルを買ってきた時もそうだった。
「話が逸れたけれど、もしそんな子供がそばにいたら」
そう言ってサンドラはコーヒーを飲む。
「……ハッキリ言って気持ちが悪いわ。何?この子って、私だって思うはず」
そう言ったサンドラはなぜか少し悲しそうに見えた。
「自分では好きなことをしているつもりでも周りはそれはおかしいと感じてしまう。そういう空気って子供の頃は特に敏感に感じるのよね。あの子が村のことを話さないのは、話せることが少ないからじゃないかしら。あまり気が強くない子だもの、きっと周りの人から避けて隠れるように暮らしていたと思うわ」
私もそう思う。料理に集中するケイはなんだか可愛い。いろいろと悩んでいる表情をしたかと思えば、すぐににこやかな笑顔になる。目をキラキラさせて調味料を入れ、味見をして首を傾げる。
コロコロと変わるその表情を見ているとあっという間に美味しい料理が出来上がる。
まるで魔法だ。そしてその魔法は人を幸せにさせる。
「人と関わることで自分自身を知り、人はそんな自分に合った生き方を選ぶものよ。他者との関わりが自分自身を知る鏡のような役割をしているの。そしてあの子は優しすぎる。決して強くなんかないわ。だから衝突するよりも、周りの人を遠ざけて、ひとりで過ごす時間が多かった。きっと両親が亡くなってからはますますその世界に籠りきりになってしまったと思うの。その自分だけの世界で、自分が勝手に作り上げた理想と今の自分を比較して、きっと一度も満足していなかったのじゃないかしら?」
「ならば……私は、私にできることはあるだろうか?」
「あなたはあなたのできることを精一杯やっているわ。自信を持ちなさい。充分過ぎるほどだわ。あなたがいるからケイは私たちにも心を開いてくれるようになったのじゃない。あの子が1人で王都に出てきたなら絶対こんな風にはならなかったはずよ」
そうなのだろうか?私は、彼にいつも助けられてばかりだ。
「あの子はきっと自分自身をよく知らないのよね。まるで鏡を見たことのない深窓の令嬢のようだわ。人目を避けて暮らす、物語に出てくる美女のよう。そんな人物はたいてい自己評価がかなり低いのよね」
そうなのか。サンドラの例えはよくわからないが、確かに自分ひとりで修練を続けていても、実際どれくらい強いのかは、誰かと手合わせしてみないとわからない。だかと言って慢心する気にもならないのだ。修練を続けていると自分に足りないものが自分自身、よく分かってしまうからだ。
達人であればあるほど、その力を真に測ることは難しい。勝った負けたでは無いのだ。そしてケイには目指している目標が明確にあるように感じる。最近になって時折少しずつ話してはくれるが、きっとケイが見ている目標は遥か遠いものなのだろう。
祖父に会いたくなってしまった。
剣聖に憧れ、剣聖の隣で修練を積み、時には酒を飲み語らったと言う。
祖父は一度も剣聖に勝てなかったと言っていた。その時の手合わせをした話をする祖父は楽しそうで、私は何度もその話をしてくれとせがんだ気がする。
「とにかくあなたはしっかりやっているわ。自分をもっと信じて良いの。私に出来ることがあるなら出来る限り力になってあげたいとは思うけど……難しいわね。あなたみたいにケイの助けにはなってあげられると思うけど、ケイの心のわだかまりをきちんとほどいてあげることはできないと思うわ」
彼はもっと堂々としても良いと思ったのだ。
私に気を使わずやりたいことをすれば良い。ついて行く覚悟は既に出来ている。その先にどんな苦労が待っていたとしてもその程度で私がケイを想う気持ちは揺るがない。
だから……だからもっと……。
「まあね、ケイも本当に心から尊敬できるような人に評価されたら、少しは自分に自信が持てるんじゃないかしら。例えば自分自身がそうなりたいって目標にしているような人からとかね」
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