二重異世界行ったり来たりの付与魔術師 ~不幸な過去を変えるため、伝説のダンジョンを攻略して神様の武芸試合で成り上がる~

けろ壱

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第6章 現実の世界 ~カミナギ ふたつ~

第218話 二重異世界行ったり来たりの……

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 エルトゥリンは三月を逃がすために星の加護を自爆させた。
 龍の口の内側から大爆発を起こして一矢報いようとしたのだ。
 それが叶わなくとも、少しだけでも時間を稼ぐために。

「ちっくしょうっ! アイアノアッ、エルトゥリンッ……!」

 悔しく叫びをあげ、三月は飛び起きると一心不乱に湖を岸へと走った。
 背後には変わらず圧倒的な存在感がある。

「……応えてないってのか……!」

 口の中という至近距離で星の加護に自爆されたのに、龍は依然健在であった。
 あれは戦ってどうにかなる相手ではない。
 エルトゥリンがつくってくれたこの隙に逃げ出すしかなかった。

「やばいっ、足場がっ……。水が元に戻っちまう……!」

 急に走りにくくなり、三月は足下を見て呻いた。
 二人のエルフが完全に消滅し、水面に浮遊できていた魔法が解け始めている。
 踏みしめる足を押し返していた弾力が徐々に弱くなってきた。

 ただでさえ水中は苦手なのに、泳ぐのを強いられながらあの龍に追われるなんて恐ろしさの極みでしかない。
 もう少しで岸に着こうというところで、浮遊魔法は失われて片足をざぶんと水の中へと突っ込んでしまう。
 たまらず三月は前傾ぜんけいに転がった。

「……ッ痛ってぇ!」

 転倒した先で味わったのは水中に没する感覚ではなく、強かに岩に頭を打ち付けてしまった激痛だ。
 どうやら、岸まで走るのはぎりぎり間に合ったようだ。

 よろよろと起き上がり、降りてきたクレーター湖への斜面を見上げる。
 まだ身体が動く内にこの難関も越えてしまわないといけない。

 降りるときに垂らしておいたザイルロープを引っ掴み、岩でごつごつとした坂道を急ぎ足で這い上がっていく。
 全身ににじみ出る汗が夜風に吹かれ、刺されるほどに肌寒い。

「はぁ、はぁっ……! はぁっ、はぁ……!」

 荒い呼吸を繰り返し、必死の思いでロープを引き、クレーターの縁を目指す。

 後ろは怖くて振り返れない。
 今も龍が赤い目で睨んでいるのだろうか。

 追撃が加えられなかったのは不自然だったが、この状況では好都合だ。
 それだけエルトゥリンの自爆のダメージが響いていると信じたい。

「はぁ、はぁ、はぁっ。……よし、登り切ったぞ……!」

 やっとのことでクレーターの斜面を登り、大穴の縁へと戻ってきた。

 もう日はすっかりと傾いてしまっていて、夜の闇が訪れつつあった。
 宗司の言った通り、薄暗くて足下さえよく見えない暗さである。
 頭に被っていた防毒マスクを苦しげに取り払うと、冷たい空気が肺に流れ込む。
 そして、そのときになってようやくと後ろを振り返った。

「……ッ!?」

 背後、眼下のクレーター湖を見て、三月は愕然がくぜんと硬直してしまった。
 外した防毒マスクが手から離れて地面に落ちる。
 また腰を抜かして、その場に座り込んでしまいそうだった。

 少しは収まっていた恐怖感が再び込み上げてくる。
 戦慄せんりつの光景がそこに広がっていた。

 黒い龍は変わらず空に居る。
 三月を見下ろすだけで、何をもしない。
 息を呑む光景はクレーター湖の水面全域に現れていた。

 日が落ち、血のような赤い色に染まる湖に、大勢が立っている。
 大勢は異形なる黒い影であった。

 無数に水面に浮かび上がり、魔の群れを作り成している。
 そいつらは虚ろな赤く光る目を向けて、一斉に斜面の上の三月を見ていた。

「うっ……! うぅっ……!」

 この上のない恐怖感に声を出すのも難しかった。
 歯の隙間から、ひゅうひゅうとかすれた息が不規則に漏れる。

 異形の魔の者たち、そう形容するしかない黒い影。
 直径数キロメートルにも及ぶ広さのクレーター湖に、様々な姿をした異形たちがびっしりと隙間無く立ち並んでいる。

 一面の仄暗ほのぐらい水底から亡者の如く溢れかえってきたのだろう。
 三月はそいつらを知っているし、見たことさえあった。
 一通り形容し、種名を挙げていくとこうだ。

 小柄な体格で大きな鷲鼻わしばなに裂けた口、粗野で凶暴な人型生物、ゴブリン。
 牙の生えた豚か猪かの顔、分厚い肉体の怪力の巨漢姿、オーク。
 頭から尾の先まで鱗に覆われ、爬虫類の蜥蜴とかげに似た水性亜人、リザードマン。
 顔と胴体は羽毛の生えた人のもの、手足は翼と鋭い鉤爪、半人半鳥、ハーピー。
 小山ほどの人型の巨体、知性を感じさせない醜悪な顔の巨人、トロール。
 同じくらいの体格で筋骨隆々の牛頭の魔物はミノタウロスで、一つ目で角があるのはサイクロプスだろう。

 他にも多数の魔物モンスターがひしめき合い、その数と種類は枚挙まいきょいとまがない。
 当然ながら現実の世界には実在しないはずの、空想の怪物たちである。
 いずれもが黒い影に覆われ、もやが掛かったみたいにぼんやりとして見えた。

 無数の怪物の軍団は、揃って三月をじぃっとめ上げていた。
 黒い龍の視線だけでも恐ろしいのに、これ以上は本当にうんざりであった。
 クレーターの縁から一望した禍々しい光景は、瞬時に逃げ出すのを決心させるに充分すぎる判断材料である。

「はぁ、はぁ……!」

 一時的に収まっていた恐怖がぶり返し、心臓が異常に早く鼓動している。
 落とした防毒マスクや結んだままのロープを回収する余裕など無い。
 慌てた手つきで胸の簡易ハーネスを外し、その場に放棄する。

 せめて背負ってきたリュックだけを引っ掴み、間もなく夜の闇に沈む神巫女町を脱出すべく郊外へ向かって駆け出した。
 不気味なほど静まり返り、音を失った暗い町並みをひた走る。
 聞こえるのは自分の荒い息づかいだけ。

 三月は未だに死地のど真ん中に居る。
 あの大勢の魔物たちはおそらく自分を追ってくる。

 不安と恐ろしさ、パニックをきたしそうになる心を抑え付けて。
 真っ暗な廃墟の町の中を、幻想世界から湧いて出てきた怪物から逃走する。
 わざわざ想像せずとも、その境遇のなんと最悪であることだろうか。

『ミヅキ様ぁっ! 今は逃げて下さいましっ! 無事に落ち延びてっ、どうか試練に打ち勝ってッ……! 必ずや願いをっ、叶えて下さいッ……!』

『ミヅキィッ! 早く、行ってぇッ! あなたが世界を、救いなさぁいッ!!』

 アイアノア、エルトゥリン。
 二人の思いを無駄にはできない。

 彼女たちが伝えてくれた物語の先行きを辿り、きっと使命を果たすのだ。
 繋いでくれた命運を生かし、願いを叶えるために心血を注ぐ。
 走りながら三月は心の中で、あの龍に負けないくらいの咆哮をあげた。

──だから今は逃げる。絶対に落ち延びてやる。捕まってたまるもんかよ! この悪夢から生きて帰ってみせる! アイアノアとエルトゥリンのためにも! 帰りを待ってくれてる夕緋のためにもだっ!


◇◆◇


「ミヅキ様、どうかご無事で……」

 冷えた空気に包まれた薄暗い空間で、アイアノアはゆっくりと目を開いた。

 途切れた意識の先、彼方かなたに置いてきてしまった三月を思う顔は沈痛。
 その顔から回路模様の光がすぅっと消える。
 黒龍に喰らわれ、光と共に四散してしまったはずが彼女は無事であった。

「姉様、ミヅキはきっと大丈夫」

 その対面に立ち、姉を元気づけようと声を掛けるのはエルトゥリン。

 自爆という最終手段を取った彼女もまた、五体満足で大事は無かった。
 変わらず艶やかな巫女装束に身を包む二人は、地面から腰の高さくらいまで突き出た、円柱状のテーブルを挟んで向き合っていた。

 テーブルは銅鏡が真上を向いたようなつるつるの鏡面で、緑青色ろくしょういろをしている。
 ただ、二人が両手を伸ばした鏡面の台には無残にも亀裂が大きく走っていた。

「ふぅ、エルトゥリン、怪我はない?」

「うん、飛ばした概念体をやられただけ。どうってことない。姉様こそ平気?」

「大丈夫よ。だけど、もう少しミヅキ様とお話をしたかったな……」

「また会えるよ。いつか来るその時がくれば」

 二人はお互いの無事を確かめ合い、落胆交じりの一息をついた。
 アイアノアとエルトゥリンは、淡い明るさのどこかの大きな部屋に居た。

 床は平らな石畳が隙間無く敷き詰められ、石造りの太い柱が幾本も生えている。
 四方を囲う石の壁には窓がなく、密閉された空間に湿った空気が充満していた。
 天井から和装の吊灯籠つりどうろうが複数下がっており、内部に取り付けられた照明の魔石のお陰で随分と明るい。

 その大部屋の中心、朱色の欄干らんかんの柵が取り囲むのは透明な大きな岩だった。
 厳かなで神聖な雰囲気がするのは、この場所の格式の高さ所以である。
 そんな閑寂かんじゃくの場の、巨岩の前にせり出した石テーブルのところに二人は居た。

「姉様、魔素の供給は大丈夫? ダンジョンの動力に異常はない?」

 エルトゥリンが問うと、アイアノアはあちこちに目配せをした。

 すると、暗い天井の奥から現れ、石畳の床から滲み出し、複数の小さな光の塊が素早く集まってくる。
 光は各々、エルフとよく似た姿の羽根を生やした妖精だ。
 アイアノアの耳元に寄り、こそこそと何かを耳打ちしては消えていった。

「うん、問題無いみたい。出力に異常は見られない。……でも、次元じげん鏡石かがみいしは壊れてしまったわ……。つくるのに決して少なくない力と時間を使ったのに」

「そう、口惜しいわね……。これでもう、あっちの世界のミヅキと通じる手立ては無くなってしまったね」

 二人が目線を落とすのは、手元の割れた鏡石かがみいしのテーブル。
 異世界に居る三月と連絡を取るため、苦労して作り出したのに壊れてしまった。

 彼女らや「この場所」に問題は無かったものの、敵の明らかな妨害によって当初の思惑は中断を余儀なくされた。
 アイアノアとエルトゥリンは、敵の存在に改めて警戒心を強める。

「それにしても、やはり私たちを排除しようと掛かってきたわね。しかもあんなに早く……。敵もる者だわ、状況を正しく理解しているようね……」

「敵の強さは想像以上よ。……星の加護でも歯が立たないなんて」

 三月の現実世界に巣くっていると思われる敵は、アイアノアらが異世界から干渉をするや否や迅速な敵対行動を取った。
 仮初めの身体で万全ではなかったとはいえ、星の加護の力が通じなかった。
 あの黒龍の強さ、恐ろしさは推して知るべしであろう。

「でも、ここさえ無事ならばミヅキ様の異世界渡りを滞りなく制御して差し上げることができる。不十分ながら伝えるべきことは伝えられた。後はミヅキ様に委ねるより他はないわ」

「姉様、心配は要らない。ミヅキなら平気よ、きっとやり遂げてくれる。ここからのミヅキの活躍は本当に凄いんだもの」

 そうね、と妹に笑顔で応え、アイアノアは鏡石のそばを離れる。
 そのまま、石畳の上を草履ぞうりの足ですたすたと歩いていった。
 彼女が向かうのは、透き通る巨大な石の前につくられた祭壇である。

 祭壇には、中央に神の依り代たる丸い鏡が立てられていて、三宝台さんぽうだいには澄んだ水と塩と穀類がお供えされている。
 左右に立つのは真榊台まさかきだいで、五行を表す五色の布が垂らされ、向かって左には鞘に収まった和刀、右には小さな鏡と勾玉まがたまが掛けられていた。

 それはアイアノアとエルトゥリンが世話をしている神棚かみだなであった。
 神棚を設置して、透明な巨石をご神体として祀る様子はさながら神社のよう。
 二礼二拍手の所作を丁寧に行い、祭壇越しにそびえ立つ透明な石を見上げる。

「多重異世界渡り……。三つの世界を同時に、並行して救う運命を背負われているだなんて、本当にミヅキ様は豪儀ごうぎな御方です。こうした境遇、多角的な事への取り組み方をそちらの世界の言葉で、マルチタスク、というのでしたね」

 そして、石を仰いだまま誰かに語りかけるように、そう言った。
 マルチタスクとは複数の作業を並行し、短い時間で切り替えながら同時に行っていく方法、或いは能力を指すものである。

 目標達成までの期限が決められていて、優先順位を決める、取捨選択をする、といった仕事の管理が求められる。
 短期間なら効果や集中力が持続するといわれているが、長期間ともなると作業が滞るだけで済まず、身体や脳への負担が大きくなってしまう。
 これまでと、これからの三月に課せられる使命遂行の過程そのものであった。

「武運を祈ってる。しっかりね、ミヅキ……」

 神に祈る姉の横に並び立ち、エルトゥリンも大きな石を見上げた。
 二人の視線の先にあるのは、内部が透けて見える硬質な水晶のような石だ。
 魔石のかがり火の明かりに照らされ、小山ほどの大きさで地面から生えている。

『……』

 透明な石の中、水中に浮遊するかのように魔術師の外套姿の何者かが居た。
 直立した格好で胸の前で合掌し、静謐せいひつな風情を醸しだし瞑目めいもくしている。

  アイアノアは柔らかく微笑み、少しだけ寂しそうな表情でその者を見つめていた。
 艶のある唇が震え、彼女の口から言葉が紡がれる。


「私とエルトゥリンの救い手、エルフの神。──創造主、ミヅキ様……」


 何と、透明の石の中に居たのは、今正に神巫女町かみみこちょうに居るはずの三月であった。
 凍り付いているかの如く、石と同化して粛然しゅくぜんと佇んでいる。
 二人のエルフの巫女に見守られ、三月は石の中で眠りに着く。

 此処ここは世界の何処どこかに在る地下神殿。
 不可思議なる異世界渡り、及びタイムリープを可能とする制御の間。

 そして、彼ら三人が有する神秘の結晶、世界概念の加護の中枢だ。
 三月の物語は、すべてこの場所より始まったのである。
 遠い遠い、遙かなる時の向こうから。


◇◆◇


 舞台は再び廃墟の神巫女町、暗黒の夜に落ちるクレーター湖のほとり。
 三月が自己を奮い立たせ、或いは恐怖から逃れるために町からの脱出を開始したすぐ後のことである。

 闇の淵にひしめき合う魔の者共と、その上空に未だ傲然ごうぜんと在る巨大な黒龍。
 おおよそこの世の物ではないそれらが集うその場へと。

「──やれやれ、女との約束を守れない男にはお仕置きが要るな」

 意思を持つ一陣の風が訪れ、竜巻を形成していた。
 やがて渦巻く風が消え、魔物を見下ろし、龍を見上げる何者かが空中に現れた。

 それは褐色肌の長身の女で、切れ長な目の険のある顔は迫力のある美形。
 腰まで伸ばした長い銀色の髪の間から、尖った両耳がぴんと突き出ている。
 豊満な胸の谷間を惜しげもなくさらけ出した黒いローブを着用していて、すらりと伸びた足を包むのも同じく黒のレギンスである。
 両手を腰に当てた格好で、さも当然のように空に浮かんでいることから浮遊魔法を使っているのだろう。

「へぇ、黄龍こうりゅうを下がらせたのか。これは思わぬ伏兵が居たもんだ」

 長身の女は、後方に仰ぎ見る黒龍を黄龍と言った。
 四神の中央に位置し、五行の地を司る神霊。
 これは黒の黄龍であると。

 くくくっ、と女は愉快そうに含み笑う。

「やるじゃねえか! 面白くなってきやがった! ちょっとだけ遊んでやるよ! もうこんないたずらをする気が起きなくなる程度にはな!」

 三日月状に口角をつり上げ、猟奇的りょうきてきな笑顔で叫んだ。
 銀の髪が生き物めいてざわつく。

「異世界での夜祭よまつり、たのしもうじゃねえか。このアタシ──、フィニスとな!」

 女の名は、──フィニス。
 戦乱の魔女の二つ名で呼ばれ、最強とうたわれるダークエルフである。

 アイアノアとエルトゥリンと同様に、迷宮の異世界から干渉を仕掛ける。
 この滅んだ故郷の地で、とうとう闇の眷属けんぞくが動き出した。

 敵の追撃が始まる。
 ちっぽけな人間でしかない三月たった一人に向かって。

 黒龍の見下ろす眼下、魔女に従えられた大勢の魔物共が解き放たれる。
 魔女、フィニスは冷酷に笑って言った。

「行くよ、坊や。……楽しい鬼ごっこの始まりだ!」

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