二重異世界行ったり来たりの付与魔術師 ~不幸な過去を変えるため、伝説のダンジョンを攻略して神様の武芸試合で成り上がる~

けろ壱

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第6章 現実の世界 ~カミナギ ふたつ~

第219話 神巫女町からの脱出

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 巨大なる黒龍が見下ろす眼下の廃墟はいきょ
 異世界より来たるダークエルフの魔人が鋭い眼差しで威圧する。
 岩が剥き出しになったクレーターの斜面を魔物たちが上っていく。

 大穴の下の暗い湖の底からぞろぞろと、亡者の群れめいて湧いて出ていた。
 その光景はまるで現実世界に地獄が溢れたかのようであった。
 地獄からの使者たちは、廃墟の町から逃げ出すたった一人を追い掛ける。

「はあ、はあ、はあっ……! ちっくしょう、くそったれ……!」

 そのたった一人、三月は死に物狂いで夕闇に落ちる神巫女町を疾駆しっくしていた。
 魔物たちの手から落ち延び、明日へと命運を繋げるために。

 季節は11月の終わり頃、夜にもなれば気温は低く、吹く風は冷たい。
 街灯はすべて壊れ、無人の民家跡に明かりは無く、夕暮れの薄暗い光だけが頼りである。

 現在は中断されているものの、復興工事のために最低限片付けられた道路は救いであった。
 そうでなければ災害時に降り注いだ噴石や散乱した瓦礫がれきに足を取られ、走って移動するなど危なっかしくて出来やしないだろう。

 時刻は間もなく午後6時を指そうとしている。
 そろそろと夜が訪れ始めていた。

「はぁ、はぁ……! 絶対に、逃げ切ってやる……! どっちへ行けばいいかは、俺にはわかってるんだ……! なんせここは、俺の故郷なんだからなっ……!」

 息を切らして走る三月には逃走経路が見えていた。

 この暗い町中を闇雲に逃げている訳ではない。
 どれだけ荒廃していようが神巫女町かみみこちょうは三月の生まれ育った場所だ。
 自分がどこに居て、どちらに向かえばいいのかはよくわかっている。
 この暗い夜間だろうとその土地勘に変わりはなかった。

 こうなれば誰かに助けを求めるより他は無い。
 三月が目指すのは人里だ。
 神巫女町へと至った道を引き返し、宗司が住む仮設住宅地方面へと避難する。
 魔物を人里に引き連れて戻るのは気が引けるし、警察や消防に戦ってもらうのもどうかと思ったが、形振なりふり構っている余裕はなかった。

──この先の田んぼの道を突っ切って、いや、住宅街のほうが遮蔽物があって魔物に見つかりにくいか。昔、通ってた小学校の前を通って峠道への道を目指す。ここは俺の生まれ育った故郷なんだ。地の利だけは俺に味方してくれるはずだっ!

「はぁ、はぁっ……! 来やがったな……!」

 逃走ルートを模索しながらも、三月は後方を振り向いて顔を引きつらせた。

 後ろから地獄の亡者こと、魔物の尖兵せんぺいが追いついてきた。
 怪物モンスターというだけはある。
 人間の三月よりも断然足が速い。

 後ろだけではない。
 倒壊しかけた民家の屋根の上を飛んで走り、小さな怪しい影が横目に確認できる距離にまで迫ってきた。

 小柄で醜悪な外見、邪悪な心を持つとされる敵性亜人、ゴブリンであった。
 ヒヒヒッ、と不気味な笑い声をあげ、身軽な動きで三月に近付いてくる。
 大きな鷲鼻わしばなの顔の、山羊やぎのような四角い瞳孔の目が暗がりに光っていた。

「ち、近寄るなっ……! くっそっ!」

 三月は恐怖に青ざめる。

 いつか自宅アパートの玄関で赤帽子のゴブリンに襲われて以来、三月はちょっとしたゴブリン恐怖症になっていた。
 ドアの隙間から緑色の太い腕を押し入れられ、手を掴まれたあのおぞましさは忘れられない。

 何か武器になる物はないかと背中のリュックをまさぐる。
 手に硬くて長い道具の感触があり、迷わず乱暴に引き出した。

 それは45センチ程度の、先端が鉤型に歪曲した工具、バールであった。
 瓦礫を除去したり、開かない扉をこじ開けるために用意したものだが、これ以外に武器になりそうな物を持ち合わせていなかった。

「こんにゃろうっ!」

 いよいよすぐ後ろにまで接近され、三月はやむを得ず立ち止まって応戦する。

 振り返れば、目の前に明らかに人間ではない化け物が居て、半裸状態に分厚い革の前掛け鎧を身につけ、ナイフのような刃物を持って襲い掛かってきていた。
 振り向きざまに振るったバールの横薙よこなぎの一撃は空を切る。
 ゴブリンは身軽に跳躍ちょうやくして攻撃をかわすと、空中から刃物を振り下ろした。

「まずいっ……!」

 三月はすぐさまバールを横にして、ゴブリンの刃物を受け止める。
 金属同士がかち合い、眼前で火花が散った。
 手に掛かる重さに目が白黒する。

 飛び掛かってこられた勢いに負けて、三月は背中から後ろに倒れ込んでしまう。
 いつの間に周りを囲まれていたゴブリンたちに、尻餅をついた不格好を指されてぎゃっぎゃっとあざけられている。
 他の奴らは高みの見物を楽しんでいる。

「うっ、うぅ……」

 怯える三月ににじり寄り、今し方の正面のゴブリンは引き続き斬り掛かってくる。
 さっきより手を抜かれた感のある凶刃を何度も何度も打ち込まれる。
 ひ弱な人間だと侮られているのだろう。

 三月は必死に、自分よりも小柄な怪物の斬りつけを防御していた。
 刃物を受ける度、手のバールが見る見ると損傷していく。

 鉄と炭素の合金で構成されている丈夫な道具だが、初めから武器としてつくられている訳ではない。
 ゴブリンの刃物が粗雑だったとしても、打ち合っていれば長くは持たない。

「ゴブリンがっ! ぐっ、雑魚モンスターだなんてっ……! 大嘘だなっ……!」

 三月は戦いながらゴブリンの怖さを思い知っていた。

 夜目よめが利き、身軽で小柄ながら膂力りょりょくは強く、仲間と連携して狩りを行う。
 武器と防具を扱う知恵があり、我流の体捌きから繰り出す戦闘技術は侮れない。

 何よりも、魔物ならではの邪悪なる殺気が凄まじい。
  一瞬でも気を抜けば、純粋な殺意に当てられて正気を保てなくなるほどだ。
 ゴブリン恐怖症に拍車が掛かってしまいそうである。

「えぇいッ!」

 しかし、三月とて負けてはいない。
 これまで剣術をたしなんできた意地を見せる。

 少し観察をすれば、動きの雑さは見えてくる。
 大振りで単純な振り下ろしを身を捻って避けると、真横から鉤状のバールでゴブリンの頭部を力いっぱい殴りつけた。
 並の生物なら致命傷となってもおかしくない渾身の反撃である。

「か、硬ってぇ……!」

 しかし、苦悶の顔で呻き声をあげたのは三月のほうだった。

 手に伝わったのは乗用車のタイヤを叩いたような感覚だった。
 強靱なゴム素材に跳ね返されたのと同じに、反動で腕がびりびり痺れてしまう。

 殴られて逸らした顔を戻し、ゴブリンは鷲鼻から血を垂らしてにたりと笑った。
 バールの打撃がそれほどに効いた気配はない。

「うああぁッ!?」

 仕返しとばかりに、力を込めた薙ぎ払いを受けて三月はまた転ばされる。
 痺れた手では衝撃を受け切れず、バールは手を離れてどこかへ吹き飛ばされてしまった。
 辺りは薄暗く、もう探し出すのは不可能だろう。

 非力な人間の三月に魔物の相手はここらが限界だ。
 こんな丸腰同然では尚更に。
 と、すぐに起き上がろうとしたところ、さっきまで自分が立っていた場所に何かが複数、高速で上から降ってきた。

 ゴッ、ガツッ、と道路の表面にぶつかって鈍い音を立てる。
 何事かと上体を起こすと、そこにあるのは大小不揃いな石の塊であった。
 三月は石が落ちてきた空を見上げて青ざめる。

 そこには新たに襲来した敵の集団があった。
 すっかりと夜空になった暗がりの中を、大型の鳥めいた怪物が飛んでいる。
 三月の上空を円を描いて旋回し、ぎゃあぎゃあと喚いているのは半鳥半人の敵性亜人、ハーピーの群れであった。

「今度はハーピーかよ……。空の敵なんて、俺にはどうしようもないぞ……」

 手を伸ばしても到底届かない高さの敵に、三月はどうすることもできない。

 夜空を舞う怪物は巨鳥の胴体に人の胸部から上がくっついている異様な外見で、飛行に特化した細い体型だが、獲物を狩るに適した猛禽類もうきんるいの強靱な足腰、鋭い鉤爪かぎづめは脅威である。

 足下に転がる石はハーピーたちが放った投石だ。
 偶然にゴブリンに倒されていなければ、これをまともに食らっていた。
 手の平に収まり切らない大きさの石を、降下する勢いに乗せて投げ放ってくる。
 こんなもの、頭にでも当てられれば大怪我では済まない。

 ファンタジー世界の逸話の中には、ハーピーが街の空に大挙して火炎瓶のような焼夷弾しょういだんの一種で爆撃したり、糞尿ふんにょうをばら撒いて疫病えきびょうを流行らせたりなどがある。
 そうした戦術を扱う程度には、この半人半鳥の亜人は知恵を備えている。

 ただしかし、標的は三月だけに絞り切れていないようであった。
 三月を取り囲むゴブリンたちにも、ハーピーの投石による被害が出ていた。
 醜悪な顔が一斉に空を向き、騒々しく叫ぶ様子は抗議でもしているかのようだ。
 ゴブリンの言語はハーピーのそれと同様、三月には理解が不能であった。

「……逃げるなら今だっ!」

 ゴブリンの意識が空に向いた隙をつき、三月は反射的に跳ね起きると脱兎だっとの如く走りだした。
 敵の数が多すぎる、戦っている場合ではない。

 逃げ出した三月の背を眺める追跡者たちは野卑やひな笑みを浮かべていた。
 獲物を追う狩猟本能か、弱者をいたぶる悪辣あくらつ加虐心かぎゃくしんか、喜々として三月を追うのを再開した。
 ゴブリンたちは小走りに駆け出し、ハーピーたちは空を滑って移動する。

「くそっ、着いてくんなよっ……!」

 走りながら後ろを振り向き、三月は苛立たしげに空を見上げた。

 空を飛ぶハーピーは速い。
 もう真上を飛び回っている。
 逃げ切れはしない。

 他に飛べる者がいない以上、一方的に制空権を取られているのはあまりに危険な状況であった。
 空から見張られていては三月に逃げ場は無い。
 他の魔物を呼ばれて囲まれてしまえばそれまでである。

 それの証拠に上空でハーピーたちがぎゃあぎゃあと喚き、後ろからゴブリンたちが狂った笑い声をあげながら着いてくる。
 すぐにも追いつかれ、なぶり殺しにされるのは想像に容易かった。

 と、その時である。
 追い掛けてくるゴブリンたちの頭上を何か光るものが通り抜けた。
 眩しい発光体は、そのまま高速で三月のところまで飛来してくる。

「あっ、君はさっきの……!」

 不意に追いついてきた光はハーピーよりも速く、走る三月と並走する形ですぐ隣を飛んでいる。

 光は羽根の生えた少女の姿をした妖精であった。
 アイアノアとエルトゥリンの待つクレーター湖へと導いてくれた使者。
 最早、たった一人となった三月の唯一の味方である。

 妖精はにこっと笑い、無造作に三月の顔に寄るとおでこに優しいキスをした。
 小さな唇と額が触れ合い、キラリと光が弾ける。

「わっ?! ──これはっ、頭の中に情報が流れ込んでくるっ」

 驚く三月の脳裏に、妖精が届けてくれた最後の希望が浮かび上がった。
 エルフの姉妹はもう三月を助けられない。
 それでも三月をここから逃がすために、せめてもの力を授けるのである。
 希望の力は三つ用意されていた。

「太陽の加護と星の加護、その欠片……。それとこれは、隠遁いんとんの魔法か……」

 前を向いて走りながら、三月は目の前に現れた三色の光を見て呟く。
 彼女たちの瞳の色と同じ、緑と青の光。そして、ぼやけた白い光。
 それらはアイアノアの使者が託す、三月を救う魔法のアイテムだ。

 太陽の加護の欠片。
 星の加護の欠片。
 隠遁魔法の結晶の光。

「もしもの時、これらの加護をお使い下さい、か……。アイアノア、エルトゥリン、何から何まで本当にありがとう……!」

 エルフの彼女らの献身を噛みしめる三月の声を聞くと、光の妖精は小さく頷く。
 とも思えばくるりと身を反転させ、妖精は後方から追い掛けてくる魔物の群れに飛び込んでいった。
 人型の原型を崩して光そのものに変わると、妖精は数多くの光輝こうきに分裂する。

 妖精は無数の光の弾体に変じた。
 そこからはあっという間だ。

 クラスター弾のように分かれた光弾は、ゴブリンたちに正面からぶつかって炸裂し、不揃いな追っ手の列は次々と瓦解がかいしていった。
 空にも光弾は上がり、打ち上げ花火さながらに爆発してハーピーたちを遠くへと吹き飛ばした。
 光の妖精の、身をていした最後の奉公ほうこうであった。

「じ、自爆っ……!? またっ……! すまねぇ……!」

 三月の心にエルトゥリンが自爆をした鮮烈な記憶が甦る。
 皆、思いは同じだ。
 三月を逃がすため、一心にその身を捧げて。
 犠牲を引き換えに生まれたこのチャンスを無駄にはできない。

 申し訳ない、そう思うのなら尚更である。
 三月は自分に追随する三つの希望を見つめた。
 使い方は妖精のキスのお陰でわかっている。

「こういうの、昔話で聞いたことあるな……。まさか自分がやる羽目になるなんて思いもしなかった……!」

 苦笑いをする余裕も無く、三月は独り言を呟いた。

 呪的逃走譚じゅてきとうそうたん
 追っ手から逃げるに当たり、何らかの方法や出来事が逃走の手助けになる神話や民話の題材である。
 三月が知っているのは、三枚の護符を用いて山の妖怪から逃げる坊主の昔話だ。

 ただ、逃げる坊主が三月なら、追い掛けてくる妖怪の数はおびただしすぎた。
 間違っても立ち向かおうなど思わないほどの圧倒的戦力差だ。
 どうするか迷う理由は無い。

「逃げの一手だ! 早速使わせてもらうよっ! まずは隠遁の魔法だっ!」

 叫ぶ三月の念を感じ取り、三つの光の内、白い光が効能を発動させる。
 光は霧散し、空気の中へすぅっと溶け込んだ。

 すると、逃走する三月の背後から白いもやが勢いよく発生し始める。
 広がる白の空間は、気配の遮断と存在の攪乱かくらんの魔法の表れであった。

 術者自身の気配を消し、同時に術者の幻を無限に生み続ける。
 幻の分身たちは各自が方々へと散って逃げていき、追う者はどれを追えばいいのかわからなくなる。

「もういっちょ、お次はこれだっ! エルトゥリン、頼んだっ!」

 続けざまに二つ目の奇跡を使う。
 今のこの危機に、これは待望の能力であった。

 青い光の効能、星の加護の欠片が三月の望みに応える。
 青の輝きはぱっと飛び散り、周りの薄暗い空間に星空を作ったかと思うと、三月の手に、足に、身体中の筋肉に吸い込まれて宿った。

 星の加護の欠片が与えてくれるのは、もちろん肉体強化である。
 腕力、脚力、体力といったあらゆるフィジカル能力を飛躍的に高めてくれる。
 三月はこれを逃げる目的に全振りして使用した。

「うおおっ!? すっげっ……! これがっ、星の加護の力っ……!?」

 身体に起きたとんでもない異変に三月は驚愕する。

 身体能力の向上の幅がシキへと変じた時よりもさらに広く、ベースが人間の肉体で基本値が低いのを差し置いても、これは段違いなパワーアップだ。
 おそらくこれは星の加護の本体ではなく、文字通りのほんの一欠片ひとかけらの力なのだ。

 エルトゥリンの有する星の加護を完全に洞察できた時、三月はいったいどれほどの力を得られるのだろうか。
 想像すると空恐ろしささえ感じる。

「よ、よしっ! このまま逃げ切るッ……!」

 ともかく、頼もしすぎる助力の一端に触れ、三月の逃走劇は一気にはかどった。
 地を踏みしめる一歩一歩が道路の表面を割り、土の地面に深い足跡を刻んだ。
 追跡する魔物たちはもう追いつけない。

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