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30話
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空が、低く唸るように曇っていた。
午後の陽はすでに隠れ、黒い雲が空一面を覆っている。学園都市《ノア・クロス》の中心部、吹き荒れる風の中を、ひとりの少女が歩いていた。
――黒崎 美苑。
彼女の胸中は、もはや風紀委員長としての使命や制度などで割り切れるものではなかった。
春野……どうして、あなたが。
かつて親友と呼べた存在が、男子を殺すという最悪の罪を犯し、さらにそれを“正義”として笑っていた。あのとき窓から落とされたカプセル。その下で、崩れ落ちていた男子生徒たちの姿が、まぶたに焼き付いて離れない。
だからこそ、もう、誰にも頼らずに――止めなければならない。
バイオギア〈フェイド=ヴァニッシャ〉が光学迷彩の光を揺らし、静かにその姿を現す。彼女の意思を感じ取ったかのように、粒子が霧のように舞い、白い肌を包む装甲が次第に展開していく。
「行きますわよ……春野。これ以上、誰も死なせませんわ」
その時だった。
空が、咲いた。
――金の花弁が、空から舞うように。
聖なる粒子の光が降り注ぎ、舞う光の中に現れたのは、純白と聖緑の装甲を纏った“騎士”だった。
ティアラのような額装飾。高スリットの脚装。剣光を纏う背中のウィング。
その姿は、まるで“神に選ばれた制裁者”のように、空からゆっくりと降りてくる。
「……あなたは……」
「コアーによって造られた、完全な存在。あなたのような“人間”とは違う」
スパの目が、美苑を正面から見据える。その視線には、軽蔑と哀れみが混ざっていた。
「……春野を止めに来たのでしょう? でも、それは許さない。あの子は私たちの同志よ。あなたなんかに、指一本触れさせない」
「その理由は……男性が嫌いだから、ですの?」
「ええ。……コアーが教えてくれたの。“男という存在は、欲望と暴力の象徴。世界を壊した根源”だと」
その瞬間、スパの背中の聖剣ブレードウィングが展開され、緑白の剣光がきらめく。金の花弁がさらに空に舞い、美苑の周囲に神聖な結界のような視覚効果が広がっていった。
「あなたたち女は、汚らわしい男に騙され、蹂躙され、壊されてきた。でも私たちホムンクルスは違う。最初から……“正しい女”として造られたの」
「歪んでますわ、それは……!」
美苑は咆哮とともにステップを踏み、フェイド=ヴァニッシャがその姿を霧のように霞ませながら高速移動に入る。だが。
――読まれていた。
スパの剣がひと閃。見えない軌道で振るわれた剣撃が、美苑の進路を正確に塞いだ。
衝撃。
美苑は咄嗟に腕をクロスし防御するも、粒子の衝撃が全身を焼く。
「く……っ!」
「あなたの“正義”は偽物。哀れな人間の情に縛られた幻想よ」
スパの次なる動作は、まさに騎士の舞。美しく、静かで、そして無慈悲だった。
美苑が撃ち出したホログラフィックミサイルは空を割って放たれるも、スパは一歩も動かず、剣の軌道だけでそれらをすべて斬り落とす。
「止まりなさい。あなたの哀れな反抗は、ここで終わるべきよ」
「まだ、終わりませんわ!」
美苑のボディが淡く発光し、光学迷彩の最大出力が起動する。姿が完全に消え、背後からの急襲へと転じる。
――だがそのとき。
スパの剣が、何もない空間を真横に斬った。
バシュゥッッ!
美苑の姿が突然その場に現れ、腹部装甲の一部が割れて弾ける。粒子が血のように飛び散り、彼女の身体が数メートル先に吹き飛ばされる。
「がっ……ぁ……」
背中を地に打ち付け、仮面の一部が割れて中の表情が露わになった。苦悶、悔しさ、そして――覚悟の火。
「立ち上がるのね。哀れな人間は、痛みにも屈しない。……だから滅ぶのよ」
「……違いますわ……人は、誰かを思うから、立ち上がるんですの……!」
スパは静かに剣を振り上げた。終わらせるつもりだ。
しかし、美苑の視線は揺るがなかった。
彼女は、春野を止める。その信念が、今まさに命を削って燃え上がっていた。
空間が震えるような光の奔流の中で、二人の少女はぶつかり合っていた。
黒と金。
幻影と聖光。
美苑の〈フェイド=ヴァニッシャ〉と、スパの〈レガリア=ブレイズリリーMark2〉。
それはまさに、光と影の衝突だった。
スパの剣が一閃するたびに、空間が裂けるような粒子の舞が弾け、美苑の光学装甲が辛うじて軌跡を見極めては回避する。だが、精密すぎる軌道予測と加速性能で振るわれる斬撃は、もはや回避するだけで精一杯だった。
「……おしまいね」
スパがそう言い放ち、ついに光装ブレードウィングをすべて展開。空中に十字の輝きが生まれる。
――《聖滅・セイクリッドクレスト》。
神罰の名を冠した必殺の突撃。
剣光が大気を裂き、天地を刺すように一直線に迫る。
美苑は、もはや回避不能と判断し、右手を突き出す。
「……消えて、いただきますわよ……!」
彼女の全身が、半透明な残像とともに一瞬で拡散した。
粒子霧。
全身を“霧”のように分解し、空気と同化するような特殊移動――〈フェイド=ヴァニッシャ〉の本質だった。
「!?」
突撃していたスパの表情が、ほんの一瞬だけ揺れる。
次の瞬間――スパの背後、虚空から“霧”が凝縮し、美苑が姿を現した。
「これは……あなたには見えませんわよ」
美苑の左腕ユニットが開き、粒子散布装置が展開される。
――《ファントムフィールド》。
対象の視覚・聴覚・索敵センサーすべてを錯乱し、自分の存在を“感じさせない”まま空間を制圧する隠密領域。
スパが振り返る。だがその瞳は、美苑の位置を捉えていない。
「視えない……ッ!」
美苑は、ためらわなかった。
背部から展開したホログラフィックウイングが突撃態勢を取り、スカート型装甲が光のブレードを構築。
接近戦――肉薄する距離からの連撃。
一撃ごとに粒子の音が鳴り、スパの白い装甲に裂傷が刻まれていく。
「っ……この程度で、私を……!」
「“この程度”で充分ですわ!」
美苑の目が決意で燃える。
「わたくし……絶対に、誰も殺させたりしないって決めたんですの! あなたがどれだけ“強く正しく創られた”としても、人の痛みを知らないあなたにっ――!」
最後の一撃。
光学エネルギーが集中した剣が、スパの胸部を貫く。
「――それを名乗る資格なんて、ありませんわ!!」
爆ぜた粒子が、金の花弁を散らしていく。
スパの身体が、ゆっくりと崩れる。
その顔に浮かんでいたのは、はじめて見せる――“驚き”だった。
「……これが、“人”……の……」
騎士の面影を宿したホムンクルスの身体が、光に包まれ、風のように散っていく。
静寂。
美苑は、崩れ落ちるようにその場に膝をついた。
――勝った。
だが、そこに残ったのは、喜びではなかった。
胸にあるのは、ただ重い“罪”の感触。
どんなに人間ではなかったとしても、スパは“造られ、命じられた”だけの存在。
彼女に、自分の意思はどこまであったのか。
その問いは、誰にも答えられなかった。
「……春野。わたくしは、止めてみせますわ。どんな手を使ってでも」
立ち上がった美苑の瞳には、もう迷いはなかった。
午後の陽はすでに隠れ、黒い雲が空一面を覆っている。学園都市《ノア・クロス》の中心部、吹き荒れる風の中を、ひとりの少女が歩いていた。
――黒崎 美苑。
彼女の胸中は、もはや風紀委員長としての使命や制度などで割り切れるものではなかった。
春野……どうして、あなたが。
かつて親友と呼べた存在が、男子を殺すという最悪の罪を犯し、さらにそれを“正義”として笑っていた。あのとき窓から落とされたカプセル。その下で、崩れ落ちていた男子生徒たちの姿が、まぶたに焼き付いて離れない。
だからこそ、もう、誰にも頼らずに――止めなければならない。
バイオギア〈フェイド=ヴァニッシャ〉が光学迷彩の光を揺らし、静かにその姿を現す。彼女の意思を感じ取ったかのように、粒子が霧のように舞い、白い肌を包む装甲が次第に展開していく。
「行きますわよ……春野。これ以上、誰も死なせませんわ」
その時だった。
空が、咲いた。
――金の花弁が、空から舞うように。
聖なる粒子の光が降り注ぎ、舞う光の中に現れたのは、純白と聖緑の装甲を纏った“騎士”だった。
ティアラのような額装飾。高スリットの脚装。剣光を纏う背中のウィング。
その姿は、まるで“神に選ばれた制裁者”のように、空からゆっくりと降りてくる。
「……あなたは……」
「コアーによって造られた、完全な存在。あなたのような“人間”とは違う」
スパの目が、美苑を正面から見据える。その視線には、軽蔑と哀れみが混ざっていた。
「……春野を止めに来たのでしょう? でも、それは許さない。あの子は私たちの同志よ。あなたなんかに、指一本触れさせない」
「その理由は……男性が嫌いだから、ですの?」
「ええ。……コアーが教えてくれたの。“男という存在は、欲望と暴力の象徴。世界を壊した根源”だと」
その瞬間、スパの背中の聖剣ブレードウィングが展開され、緑白の剣光がきらめく。金の花弁がさらに空に舞い、美苑の周囲に神聖な結界のような視覚効果が広がっていった。
「あなたたち女は、汚らわしい男に騙され、蹂躙され、壊されてきた。でも私たちホムンクルスは違う。最初から……“正しい女”として造られたの」
「歪んでますわ、それは……!」
美苑は咆哮とともにステップを踏み、フェイド=ヴァニッシャがその姿を霧のように霞ませながら高速移動に入る。だが。
――読まれていた。
スパの剣がひと閃。見えない軌道で振るわれた剣撃が、美苑の進路を正確に塞いだ。
衝撃。
美苑は咄嗟に腕をクロスし防御するも、粒子の衝撃が全身を焼く。
「く……っ!」
「あなたの“正義”は偽物。哀れな人間の情に縛られた幻想よ」
スパの次なる動作は、まさに騎士の舞。美しく、静かで、そして無慈悲だった。
美苑が撃ち出したホログラフィックミサイルは空を割って放たれるも、スパは一歩も動かず、剣の軌道だけでそれらをすべて斬り落とす。
「止まりなさい。あなたの哀れな反抗は、ここで終わるべきよ」
「まだ、終わりませんわ!」
美苑のボディが淡く発光し、光学迷彩の最大出力が起動する。姿が完全に消え、背後からの急襲へと転じる。
――だがそのとき。
スパの剣が、何もない空間を真横に斬った。
バシュゥッッ!
美苑の姿が突然その場に現れ、腹部装甲の一部が割れて弾ける。粒子が血のように飛び散り、彼女の身体が数メートル先に吹き飛ばされる。
「がっ……ぁ……」
背中を地に打ち付け、仮面の一部が割れて中の表情が露わになった。苦悶、悔しさ、そして――覚悟の火。
「立ち上がるのね。哀れな人間は、痛みにも屈しない。……だから滅ぶのよ」
「……違いますわ……人は、誰かを思うから、立ち上がるんですの……!」
スパは静かに剣を振り上げた。終わらせるつもりだ。
しかし、美苑の視線は揺るがなかった。
彼女は、春野を止める。その信念が、今まさに命を削って燃え上がっていた。
空間が震えるような光の奔流の中で、二人の少女はぶつかり合っていた。
黒と金。
幻影と聖光。
美苑の〈フェイド=ヴァニッシャ〉と、スパの〈レガリア=ブレイズリリーMark2〉。
それはまさに、光と影の衝突だった。
スパの剣が一閃するたびに、空間が裂けるような粒子の舞が弾け、美苑の光学装甲が辛うじて軌跡を見極めては回避する。だが、精密すぎる軌道予測と加速性能で振るわれる斬撃は、もはや回避するだけで精一杯だった。
「……おしまいね」
スパがそう言い放ち、ついに光装ブレードウィングをすべて展開。空中に十字の輝きが生まれる。
――《聖滅・セイクリッドクレスト》。
神罰の名を冠した必殺の突撃。
剣光が大気を裂き、天地を刺すように一直線に迫る。
美苑は、もはや回避不能と判断し、右手を突き出す。
「……消えて、いただきますわよ……!」
彼女の全身が、半透明な残像とともに一瞬で拡散した。
粒子霧。
全身を“霧”のように分解し、空気と同化するような特殊移動――〈フェイド=ヴァニッシャ〉の本質だった。
「!?」
突撃していたスパの表情が、ほんの一瞬だけ揺れる。
次の瞬間――スパの背後、虚空から“霧”が凝縮し、美苑が姿を現した。
「これは……あなたには見えませんわよ」
美苑の左腕ユニットが開き、粒子散布装置が展開される。
――《ファントムフィールド》。
対象の視覚・聴覚・索敵センサーすべてを錯乱し、自分の存在を“感じさせない”まま空間を制圧する隠密領域。
スパが振り返る。だがその瞳は、美苑の位置を捉えていない。
「視えない……ッ!」
美苑は、ためらわなかった。
背部から展開したホログラフィックウイングが突撃態勢を取り、スカート型装甲が光のブレードを構築。
接近戦――肉薄する距離からの連撃。
一撃ごとに粒子の音が鳴り、スパの白い装甲に裂傷が刻まれていく。
「っ……この程度で、私を……!」
「“この程度”で充分ですわ!」
美苑の目が決意で燃える。
「わたくし……絶対に、誰も殺させたりしないって決めたんですの! あなたがどれだけ“強く正しく創られた”としても、人の痛みを知らないあなたにっ――!」
最後の一撃。
光学エネルギーが集中した剣が、スパの胸部を貫く。
「――それを名乗る資格なんて、ありませんわ!!」
爆ぜた粒子が、金の花弁を散らしていく。
スパの身体が、ゆっくりと崩れる。
その顔に浮かんでいたのは、はじめて見せる――“驚き”だった。
「……これが、“人”……の……」
騎士の面影を宿したホムンクルスの身体が、光に包まれ、風のように散っていく。
静寂。
美苑は、崩れ落ちるようにその場に膝をついた。
――勝った。
だが、そこに残ったのは、喜びではなかった。
胸にあるのは、ただ重い“罪”の感触。
どんなに人間ではなかったとしても、スパは“造られ、命じられた”だけの存在。
彼女に、自分の意思はどこまであったのか。
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