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男爵になる準備
第86話 ダンジョン踏破 その2
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やはり出た!ドラゴンが20体?
多すぎて数えられん!
今までのパターンだと20体なんだよな。
俺は問答無用でソニックブームを放つ。
先手必勝ってな。ブレスをこんな場所で吐かれたら厄介だからな。
”ブン”
鈍い音と共に、複数のドラゴンが吹き飛ぶ。
その後、すかさず今度は魔法を唱える。
行けウォーターカッター?
まあ俺はこれしか使っていなかったりする。
スパスパドラゴンが切れる。
ドラゴンってこんなに弱いのか?
だが、そんな俺の攻撃ををかいくぐって、こちらに3体のドラゴンがやって来た。
オー!俺は今無防備なんだよ!
魔法を使ってフラフラな俺。
ずばり動けないんだなこれが。
まじい、今までならこれで殆ど解決していたからな。
そう思ったが、ドラゴンがやってこない。どうしたんだ?
「私がいるのを忘れてもらっては困るな!」
エリーザベトさんがキレッキレな動きでドラゴンを相手にしている。
ヘインチェちゃんは右、カチヤが左。
「オラオラオラオラ!」
親方の方のメンバーがもう1体を受け持っている。
そして、もう一つの方が、残りを。
助かった・・・・
そう思ったのも束の間、俺が放った2度の攻撃に耐えたドラゴンが向かってくる。
耐えたといっても瀕死の重傷だ。
その歩みは遅い。
俺はほんの少しだけ時間が稼ぐ事ができたので、その時間を利用してポーションを飲み、クロスボウを構え・・・・放つ!
本当は魔法を放った後にクロスボウのはずだったんだが、思いのほかドラゴンの反応が早く、間に合わなかったのだ。
それと俺が動けなくなったからなのだが。これは内緒だな。エリーザベトさんに知られたら思いっきり怒られそうだ。
俺はクロスボウをひたすら放った。
ドンドン放つ。
バタバタ倒れるドラゴン。
エリーザベトさんは相手にしていたドラゴンを仕留めたので、ヘインチェちゃんとカチヤがそれぞれ1体ずつドラゴンを相手にし、倒す事に成功する。
親方達も相手にしていたドラゴンを倒し、まだ息のあるドラゴンのとどめを刺していく。
・・・・
・・・
・・
・
誰も怪我する事なく、仕留める事ができた。完勝だ!
俺は流石にまだふらつくので、休んでいる。
その間にエリーザベトさんが俺の傍で見守ってくれ、ヘインチェちゃんとカチヤがドロップアイテムを回収してくれている。
「君の魔法はまだあまり実戦では危ないな。魔法を放った後が無防備になり過ぎだ。」
ばれているじゃないか!ぐは!!!!
「その・ようだ・・な・・・もっと・・・・学ば・・・・・無いと・・・・・・」
俺があまりにもふらつくので、エリーザベトさんが俺を支えてくれる。
なんだかんだ言って、エリーザベトさんは面倒見がいい。
俺はエリーザベトさんにもたれかかり、どうやら寝てしまったようだ。
時間にしてほんの数分だろうけど、この間に俺とエリーザベトさん以外の全員でアイテムを回収してくれ、回収忘れがないか確認した後ボス部屋から出る事になった。
俺はまだ少しボーッとしていて気が付かなかったが、
「ちょっと待って下さい!今までと様子が違います。」
何だ?そう言えば休憩所?らしきものが見えないぞ。そうそう、休憩所の付近には、魔法陣が置いてあって、それを踏めば地上に帰還できるのだが、それが無い。
「なあカチヤ、休憩所も魔法陣もないぞ?」
「ええ、奥に進む道しかありません。」
俺は考えた。これは何か起こるのではないか?と。
多すぎて数えられん!
今までのパターンだと20体なんだよな。
俺は問答無用でソニックブームを放つ。
先手必勝ってな。ブレスをこんな場所で吐かれたら厄介だからな。
”ブン”
鈍い音と共に、複数のドラゴンが吹き飛ぶ。
その後、すかさず今度は魔法を唱える。
行けウォーターカッター?
まあ俺はこれしか使っていなかったりする。
スパスパドラゴンが切れる。
ドラゴンってこんなに弱いのか?
だが、そんな俺の攻撃ををかいくぐって、こちらに3体のドラゴンがやって来た。
オー!俺は今無防備なんだよ!
魔法を使ってフラフラな俺。
ずばり動けないんだなこれが。
まじい、今までならこれで殆ど解決していたからな。
そう思ったが、ドラゴンがやってこない。どうしたんだ?
「私がいるのを忘れてもらっては困るな!」
エリーザベトさんがキレッキレな動きでドラゴンを相手にしている。
ヘインチェちゃんは右、カチヤが左。
「オラオラオラオラ!」
親方の方のメンバーがもう1体を受け持っている。
そして、もう一つの方が、残りを。
助かった・・・・
そう思ったのも束の間、俺が放った2度の攻撃に耐えたドラゴンが向かってくる。
耐えたといっても瀕死の重傷だ。
その歩みは遅い。
俺はほんの少しだけ時間が稼ぐ事ができたので、その時間を利用してポーションを飲み、クロスボウを構え・・・・放つ!
本当は魔法を放った後にクロスボウのはずだったんだが、思いのほかドラゴンの反応が早く、間に合わなかったのだ。
それと俺が動けなくなったからなのだが。これは内緒だな。エリーザベトさんに知られたら思いっきり怒られそうだ。
俺はクロスボウをひたすら放った。
ドンドン放つ。
バタバタ倒れるドラゴン。
エリーザベトさんは相手にしていたドラゴンを仕留めたので、ヘインチェちゃんとカチヤがそれぞれ1体ずつドラゴンを相手にし、倒す事に成功する。
親方達も相手にしていたドラゴンを倒し、まだ息のあるドラゴンのとどめを刺していく。
・・・・
・・・
・・
・
誰も怪我する事なく、仕留める事ができた。完勝だ!
俺は流石にまだふらつくので、休んでいる。
その間にエリーザベトさんが俺の傍で見守ってくれ、ヘインチェちゃんとカチヤがドロップアイテムを回収してくれている。
「君の魔法はまだあまり実戦では危ないな。魔法を放った後が無防備になり過ぎだ。」
ばれているじゃないか!ぐは!!!!
「その・ようだ・・な・・・もっと・・・・学ば・・・・・無いと・・・・・・」
俺があまりにもふらつくので、エリーザベトさんが俺を支えてくれる。
なんだかんだ言って、エリーザベトさんは面倒見がいい。
俺はエリーザベトさんにもたれかかり、どうやら寝てしまったようだ。
時間にしてほんの数分だろうけど、この間に俺とエリーザベトさん以外の全員でアイテムを回収してくれ、回収忘れがないか確認した後ボス部屋から出る事になった。
俺はまだ少しボーッとしていて気が付かなかったが、
「ちょっと待って下さい!今までと様子が違います。」
何だ?そう言えば休憩所?らしきものが見えないぞ。そうそう、休憩所の付近には、魔法陣が置いてあって、それを踏めば地上に帰還できるのだが、それが無い。
「なあカチヤ、休憩所も魔法陣もないぞ?」
「ええ、奥に進む道しかありません。」
俺は考えた。これは何か起こるのではないか?と。
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