291 / 300
デルク
第291話 求婚 その1
しおりを挟む
あれから数ヶ月が経ち、僕はセシルと共に遊び人のレベリングを手伝ったり、貴族としての振る舞い等を学んだり、それなりに充実した日々を送っていました。
しかしながら最近、セシルの様子が明らかに違うんです。
いつもよりこう、何というか触れ合う機会が多くなったり、中々握った手を離さなかったり・・・・
分かってはいるんです。
僕は他人の事は分かるんですが、自分の事は・・・・
だけど・・・・
セシルの周囲の女性、つまりロースやリニさん、ユスティネさん達が僕の事を鈍ちんとかセシルちゃん可哀想とか鈍感とか言っているのは知っているんです。
うん、僕はセシルの事が大好きなんです。
大好きというか、一人の女性として、け・・・・結婚したいというか。
だけど駄目なんです。
僕はセシルを幸せにするだけの資格がない。それに自信もない。
セシルはダンジョンで僕に助けられ、僕の事を好きになった・・・・と思っているはず。
だけど違うんです。
つり橋効果。
好きと勘違いしているだけ。
だからセシルが本当の気持ちに気付くまで暫く待っていようと思っていたんです。
そしてつい最近、トゥーニスさんに相談したんです。
・・・・
・・・
・・
・
「・・・・デルクはそう思っているのか。」
「ええ。セシルは勘違いしているんです。つり橋効果で僕の事を好きになったと思い込んでいる。彼女のような素晴らしい女性にはもっとふさわしい人がいるはず。それをあんな事があったから僕の事を好きと思い込んでしまい、そのまま結ばれてしまっては彼女が不幸になる・・・・何とかセシルには我に返ってほしいんです。」
僕は胸の内を伝えました。
するとトゥーニスさんは、
「・・・・また後で連絡をする。」
そう言って去っていきました。
どういう事なんだろう?
・・・・
・・・
・・
・
Side セシル
「デルクが勘違いしている。私はデルクが好き。結婚したい。だけどデルクはつり橋効果とか言って私の気持ちはそのせいだと言っている。」
私はセシル。
デルクが勘違いをしていて、本当に私はデルクを好きなのにそれをつり橋効果と言って本気にしてくれない。だからユスティネさんへ相談する事にした。
「まあセシル。あのデルク君は相変わらずつり橋効果とか勘違いしているのね。」
「私がデルクを好きともう知っているのに、何故かつり橋効果と思い込んで受け入れようとしてくれない。」
「可哀想なセシルちゃん。わかったわ。何とかしましょう!そして近日中に必ずデルク君からプロポーズさせてあげるわ!」
頼もしいユスティネさん。
トゥーニスさんとの間に子を成してからは女として母として、さらに憧れの存在になった。
私もああなりたい。
但し背と胸も・・・・到底無理だが。
私は背が低い。そして・・・・胸も他の女性と比べ小さい。
だけどデルクはそういう事は気にしないようだ。
幸い?私の顔はデルクに好ましく映っているようなのが救いだが。
注:デルクにとってセシルはまさに理想の女性像です。
そんなある日、何故かアンシェラ王妃様がやってきた。
そしてメヒテルトさまも。
ユスティネさんは当然ながら、リニさんとロースさんも居る。何故?
すると今日はトゥーニスさんの所へ行っていたはずのデルクがトゥーニスさんに率いられやってきた。
何故かヴィーベさんとレイナウトさん、そして認識阻害のアイテムを使っている?見知らぬ2人・・・・あれきっと国王様と宰相閣下だ。
何故?
しかしながら最近、セシルの様子が明らかに違うんです。
いつもよりこう、何というか触れ合う機会が多くなったり、中々握った手を離さなかったり・・・・
分かってはいるんです。
僕は他人の事は分かるんですが、自分の事は・・・・
だけど・・・・
セシルの周囲の女性、つまりロースやリニさん、ユスティネさん達が僕の事を鈍ちんとかセシルちゃん可哀想とか鈍感とか言っているのは知っているんです。
うん、僕はセシルの事が大好きなんです。
大好きというか、一人の女性として、け・・・・結婚したいというか。
だけど駄目なんです。
僕はセシルを幸せにするだけの資格がない。それに自信もない。
セシルはダンジョンで僕に助けられ、僕の事を好きになった・・・・と思っているはず。
だけど違うんです。
つり橋効果。
好きと勘違いしているだけ。
だからセシルが本当の気持ちに気付くまで暫く待っていようと思っていたんです。
そしてつい最近、トゥーニスさんに相談したんです。
・・・・
・・・
・・
・
「・・・・デルクはそう思っているのか。」
「ええ。セシルは勘違いしているんです。つり橋効果で僕の事を好きになったと思い込んでいる。彼女のような素晴らしい女性にはもっとふさわしい人がいるはず。それをあんな事があったから僕の事を好きと思い込んでしまい、そのまま結ばれてしまっては彼女が不幸になる・・・・何とかセシルには我に返ってほしいんです。」
僕は胸の内を伝えました。
するとトゥーニスさんは、
「・・・・また後で連絡をする。」
そう言って去っていきました。
どういう事なんだろう?
・・・・
・・・
・・
・
Side セシル
「デルクが勘違いしている。私はデルクが好き。結婚したい。だけどデルクはつり橋効果とか言って私の気持ちはそのせいだと言っている。」
私はセシル。
デルクが勘違いをしていて、本当に私はデルクを好きなのにそれをつり橋効果と言って本気にしてくれない。だからユスティネさんへ相談する事にした。
「まあセシル。あのデルク君は相変わらずつり橋効果とか勘違いしているのね。」
「私がデルクを好きともう知っているのに、何故かつり橋効果と思い込んで受け入れようとしてくれない。」
「可哀想なセシルちゃん。わかったわ。何とかしましょう!そして近日中に必ずデルク君からプロポーズさせてあげるわ!」
頼もしいユスティネさん。
トゥーニスさんとの間に子を成してからは女として母として、さらに憧れの存在になった。
私もああなりたい。
但し背と胸も・・・・到底無理だが。
私は背が低い。そして・・・・胸も他の女性と比べ小さい。
だけどデルクはそういう事は気にしないようだ。
幸い?私の顔はデルクに好ましく映っているようなのが救いだが。
注:デルクにとってセシルはまさに理想の女性像です。
そんなある日、何故かアンシェラ王妃様がやってきた。
そしてメヒテルトさまも。
ユスティネさんは当然ながら、リニさんとロースさんも居る。何故?
すると今日はトゥーニスさんの所へ行っていたはずのデルクがトゥーニスさんに率いられやってきた。
何故かヴィーベさんとレイナウトさん、そして認識阻害のアイテムを使っている?見知らぬ2人・・・・あれきっと国王様と宰相閣下だ。
何故?
6
あなたにおすすめの小説
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
追放された最弱ハンター、最強を目指して本気出す〜実は【伝説の魔獣王】と魔法で【融合】してるので無双はじめたら、元仲間が落ちぶれていきました〜
里海慧
ファンタジー
「カイト、お前さぁ、もういらないわ」
魔力がほぼない最低ランクの最弱ハンターと罵られ、パーティーから追放されてしまったカイト。
実は、唯一使えた魔法で伝説の魔獣王リュカオンと融合していた。カイトの実力はSSSランクだったが、魔獣王と融合してると言っても信じてもらえなくて、サポートに徹していたのだ。
追放の際のあまりにもひどい仕打ちに吹っ切れたカイトは、これからは誰にも何も奪われないように、最強のハンターになると決意する。
魔獣を討伐しまくり、様々な人たちから認められていくカイト。
途中で追放されたり、裏切られたり、そんな同じ境遇の者が仲間になって、ハンターライフをより満喫していた。
一方、カイトを追放したミリオンたちは、Sランクパーティーの座からあっという間に転げ落ちていき、最後には盛大に自滅してゆくのだった。
※ヒロインの登場は遅めです。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
A級パーティーを追放された黒魔導士、拾ってくれた低級パーティーを成功へと導く~この男、魔力は極小だが戦闘勘が異次元の鋭さだった~
名無し
ファンタジー
「モンド、ここから消えろ。てめえはもうパーティーに必要ねえ!」
「……え? ゴート、理由だけでも聴かせてくれ」
「黒魔導士のくせに魔力がゴミクズだからだ!」
「確かに俺の魔力はゴミ同然だが、その分を戦闘勘の鋭さで補ってきたつもりだ。それで何度も助けてやったことを忘れたのか……?」
「うるせえ、とっとと消えろ! あと、お前について悪い噂も流しておいてやったからな。役立たずの寄生虫ってよ!」
「くっ……」
問答無用でA級パーティーを追放されてしまったモンド。
彼は極小の魔力しか持たない黒魔導士だったが、持ち前の戦闘勘によってパーティーを支えてきた。しかし、地味であるがゆえに貢献を認められることは最後までなかった。
さらに悪い噂を流されたことで、冒険者としての道を諦めかけたモンドだったが、悪評高い最下級パーティーに拾われ、彼らを成功に導くことで自分の居場所や高い名声を得るようになっていく。
「魔力は低かったが、あの動きは只者ではなかった! 寄生虫なんて呼ばれてたのが信じられん……」
「地味に見えるけど、やってることはどう考えても尋常じゃなかった。こんな達人を追放するとかありえねえだろ……」
「方向性は意外ですが、これほどまでに優れた黒魔導士がいるとは……」
拾われたパーティーでその高い能力を絶賛されるモンド。
これは、様々な事情を抱える低級パーティーを、最高の戦闘勘を持つモンドが成功に導いていく物語である……。
無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜
あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
勇者の野郎と元婚約者、あいつら全員ぶっ潰す
さとう
ファンタジー
大陸最大の王国である『ファーレン王国』
そこに住む少年ライトは、幼馴染のリリカとセエレと共に、元騎士であるライトの父に剣の稽古を付けてもらっていた。
ライトとリリカはお互いを意識し婚約の約束をする。セエレはライトの愛妾になると宣言。
愛妾を持つには騎士にならなくてはいけないため、ライトは死に物狂いで騎士に生るべく奮闘する。
そして16歳になり、誰もが持つ《ギフト》と呼ばれる特殊能力を授かるため、3人は王国の大聖堂へ向かい、リリカは《鬼太刀》、セエレは《雷切》という『五大祝福剣』の1つを授かる。
一方、ライトが授かったのは『???』という意味不明な力。
首を捻るライトをよそに、1人の男と2人の少女が現れる。
「君たちが、オレの運命の女の子たちか」
現れたのは異世界より来た『勇者レイジ』と『勇者リン』
彼らは魔王を倒すために『五大祝福剣』のギフトを持つ少女たちを集めていた。
全てはこの世界に復活した『魔刃王』を倒すため。
5つの刃と勇者の力で『魔刃王』を倒すために、リリカたちは勇者と共に旅のに出る。
それから1年後。リリカたちは帰って来た、勇者レイジの妻として。
2人のために騎士になったライトはあっさり捨てられる。
それどころか、勇者レイジの力と権力によって身も心もボロボロにされて追放される。
ライトはあてもなく彷徨い、涙を流し、決意する。
悲しみを越えた先にあったモノは、怒りだった。
「あいつら全員……ぶっ潰す!!」
神眼の鑑定師~女勇者に追放されてからの成り上がり~大地の精霊に気に入られてアイテム作りで無双します
すもも太郎
ファンタジー
伝説級勇者パーティーを首になったニースは、ギルドからも放逐されて傷心の旅に出る。
その途中で大地の精霊と運命の邂逅を果たし、精霊に認められて加護を得る。
出会った友人たちと共に成り上がり、いつの日にか国家の運命を変えるほどの傑物となって行く。
そんなニースの大活躍を知った元のパーティーが追いかけてくるが、彼らはみじめに落ちぶれて行きあっという間に立場が逆転してしまう。
大精霊の力を得た鑑定師の神眼で、透視してモンスター軍団や敵国を翻弄したり、創り出した究極のアイテムで一般兵が超人化したりします。
今にも踏み潰されそうな弱小国が超大国に打ち勝っていくサクセスストーリーです。
※ハッピーエンドです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる