19 / 174
ダンジョンが近くにある街・アグルトン
行き倒れのばーさん
しおりを挟む
俺がペットと共にご飯に向かうが・・・・しまった・・・・お勧め聞いとけばよかった。
仕方ないので、適当に、匂いを頼りに探す。
うーん・・・・なかなかいい匂いが無いぞ?
そう思っていると、道の隅に、ばーさんが倒れていた。何だ?見ていても誰も見向きもしねえ。
世の中こんなもんのか?
俺様そのばーさんに近づき、声をかける。
「おいばーさん、こんな所で寝てたら風邪ひくぜ!」
「うう・・・・あ・・・・お前さん誰かね?こんな行き倒れの、くたばりかけておるばーさんに声掛けるもの好きは?」
「あ?今日この街に来たばっかの、旅のもんだな。」
「そうかな。わしゃあもう疲れた。死なせてくれ。」
「そうか、邪魔したな。」
俺は立ち去ろうとしたが・・・・
「またまた、そこは留まる所だろう?」
「え?ばーさん今死なせてくれって言ったじゃねえか。なら助ける必要もねえだろうが!」
「なんと・・・・言葉をそのままの意味でとったのかい?なあ、死にたいと言うのは気分の問題じゃ。死にたい気分という訳じゃな。本当はもっと生きたいんじゃ。本当は腹減って死にかけとるんでな、何か食わせておくれ。」
「ならそう言えばいいだろうが。シャーねえな。おいシロ、このばーさん乗せられるか?」
”乗せられるが、大丈夫か?その人間にしっかり乗ってもらわねばどうにもならんぞ?”
「という訳だ。ばーさんしっかり掴まってられるか?」
「何がという訳じゃ!普通他人の従魔の声なぞ、聞こえんわ!わしは聞こえるがの。その白いのに乗ればよいんじゃな。」
「ああ、そうだ。じゃあシロ、頼んだぜ!」
”任せろ!”
(まさかこの歳になってフェンリルの背に乗る事になろうとは・・・・長生きはするものだねえ・・・・)
”何か言ったか?”
「ほほほ・・・・聞こえたかえ?」
”マスターよ、この人間、我の声が聞こえるようだぞ?”
「え?そうなのか?そりゃあ意外と耳がいいんだな?」
”違う気がするぞ?”
暫らく店を探すと、お!いい匂いの店があったぜ!よっしゃあ!あの店に行くぜ!
うん・・・・正解だったぜ!めっちゃうまうまだ!全員の分でも金貨10枚って、リーズナブルなのか?
店の人(吹っ掛けたけど、疑わずに払っちゃったよ。どうするこれ?)
(え?普通気が付くよね?10倍の金額だよ?)
(でも、もしこの街初めてだと、分からないかも?)
(貴族だったらどうしよう?)
(やべえ・・・・それにあのばーさん、どっかで見た気がする・・・・)
「ほほほ!お前さん、本当は気が付いてたんじゃろ?」
「あん?何に気が付くんだ?」
「色々じゃよ、色々。」
「よく分からんが、俺様の耳は良くってな。あの店員共の事なら気にせんでもいい。」
「そうかそうか。じゃあ世話になったのう。ついでにじゃ、住んでいる所へ送ってもらえるとありがたいんじゃがな。」
「ああ、いいぜ、遠くなけりゃあな。」
「ほっほっほ!そんなに遠くはないさ。」
(しかし、あの店の店員、阿呆だね!目の前の、このいかにもお人よしの阿呆の本質を見極められぬとは。あのままでは折角美味しい味じゃったが、近い内に潰れるのう。)
ばーさんの考え通り、あの店は近界隈で一番との評判だったが、吹っ掛けられた冒険者たちの恨みを買い、店が潰れてしまったようだ。
「あん?誰かなんか言ったか?」
仕方ないので、適当に、匂いを頼りに探す。
うーん・・・・なかなかいい匂いが無いぞ?
そう思っていると、道の隅に、ばーさんが倒れていた。何だ?見ていても誰も見向きもしねえ。
世の中こんなもんのか?
俺様そのばーさんに近づき、声をかける。
「おいばーさん、こんな所で寝てたら風邪ひくぜ!」
「うう・・・・あ・・・・お前さん誰かね?こんな行き倒れの、くたばりかけておるばーさんに声掛けるもの好きは?」
「あ?今日この街に来たばっかの、旅のもんだな。」
「そうかな。わしゃあもう疲れた。死なせてくれ。」
「そうか、邪魔したな。」
俺は立ち去ろうとしたが・・・・
「またまた、そこは留まる所だろう?」
「え?ばーさん今死なせてくれって言ったじゃねえか。なら助ける必要もねえだろうが!」
「なんと・・・・言葉をそのままの意味でとったのかい?なあ、死にたいと言うのは気分の問題じゃ。死にたい気分という訳じゃな。本当はもっと生きたいんじゃ。本当は腹減って死にかけとるんでな、何か食わせておくれ。」
「ならそう言えばいいだろうが。シャーねえな。おいシロ、このばーさん乗せられるか?」
”乗せられるが、大丈夫か?その人間にしっかり乗ってもらわねばどうにもならんぞ?”
「という訳だ。ばーさんしっかり掴まってられるか?」
「何がという訳じゃ!普通他人の従魔の声なぞ、聞こえんわ!わしは聞こえるがの。その白いのに乗ればよいんじゃな。」
「ああ、そうだ。じゃあシロ、頼んだぜ!」
”任せろ!”
(まさかこの歳になってフェンリルの背に乗る事になろうとは・・・・長生きはするものだねえ・・・・)
”何か言ったか?”
「ほほほ・・・・聞こえたかえ?」
”マスターよ、この人間、我の声が聞こえるようだぞ?”
「え?そうなのか?そりゃあ意外と耳がいいんだな?」
”違う気がするぞ?”
暫らく店を探すと、お!いい匂いの店があったぜ!よっしゃあ!あの店に行くぜ!
うん・・・・正解だったぜ!めっちゃうまうまだ!全員の分でも金貨10枚って、リーズナブルなのか?
店の人(吹っ掛けたけど、疑わずに払っちゃったよ。どうするこれ?)
(え?普通気が付くよね?10倍の金額だよ?)
(でも、もしこの街初めてだと、分からないかも?)
(貴族だったらどうしよう?)
(やべえ・・・・それにあのばーさん、どっかで見た気がする・・・・)
「ほほほ!お前さん、本当は気が付いてたんじゃろ?」
「あん?何に気が付くんだ?」
「色々じゃよ、色々。」
「よく分からんが、俺様の耳は良くってな。あの店員共の事なら気にせんでもいい。」
「そうかそうか。じゃあ世話になったのう。ついでにじゃ、住んでいる所へ送ってもらえるとありがたいんじゃがな。」
「ああ、いいぜ、遠くなけりゃあな。」
「ほっほっほ!そんなに遠くはないさ。」
(しかし、あの店の店員、阿呆だね!目の前の、このいかにもお人よしの阿呆の本質を見極められぬとは。あのままでは折角美味しい味じゃったが、近い内に潰れるのう。)
ばーさんの考え通り、あの店は近界隈で一番との評判だったが、吹っ掛けられた冒険者たちの恨みを買い、店が潰れてしまったようだ。
「あん?誰かなんか言ったか?」
43
あなたにおすすめの小説
最弱スキルも9999個集まれば最強だよね(完結)
排他的経済水域
ファンタジー
12歳の誕生日
冒険者になる事が憧れのケインは、教会にて
スキル適性値とオリジナルスキルが告げられる
強いスキルを望むケインであったが、
スキル適性値はG
オリジナルスキルも『スキル重複』というよくわからない物
友人からも家族からも馬鹿にされ、
尚最強の冒険者になる事をあきらめないケイン
そんなある日、
『スキル重複』の本来の効果を知る事となる。
その効果とは、
同じスキルを2つ以上持つ事ができ、
同系統の効果のスキルは効果が重複するという
恐ろしい物であった。
このスキルをもって、ケインの下剋上は今始まる。
HOTランキング 1位!(2023年2月21日)
ファンタジー24hポイントランキング 3位!(2023年2月21日)
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる