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クーン20歳
第238話 ニールスの剣
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ニールスが居なくなって数ヶ月後、【雲外蒼天】のメンバーはニールスの捜索を今日であきらめようとしていた。
最後にもう一度ニールスが居なくなった場所を見ておこうとこの場へやってきていたのだ。
死体が見つからないのであれば、生存の可能性が高い!そう一縷の望みを残し、僅かな柄のこっている生存の可能性を信じ、必死になって探していたが、先だって悪魔と祟っていたニールスが悪魔を仕留めた後力尽き、そこへドラゴンが来襲、ニールスを口に咥え、そのまま去ってしまったという話を聞いたのだ。
その前にブレスで周囲を焼き尽くしたとも聞いており、実際にその場所へ向かうと、辺り一面焦土と化していた。
但し、後に開拓をすればいい農地になるだろうと、農家出身のメンバーは密かに思っていた。
そしてメンバーの1人、ノールチェは焦土と化した地面を見て、何ともなっていない場所を調べようとして歩いていたが、何か変なモノを踏んだ感覚があった。
「うわ!なんか踏んだ!それも粘っこい奴!!」
驚くノールチェだが、もしかしてニールスが残したアイテム、若しくは装備ではないかと思い確認すると、粘っこい地面の下に、何かが落ちている事に気が付いたのだ。
「ねえみんな、これなんだと思う?」
半径2メートルほどの範囲だけがまるで違い、何かの粘着性?物質で覆われていて、ノールチェは知らず其処に踏み込み足を取られたのだった。
「はっきり見えないけれど、棒かしら。何か細長いわね。」
掘り起こすと、そこにあったのはニールスの愛用していた精霊剣【イフリート】
だった。
ヘンリエッテ・ラウハは思った。これニールスさんの剣よね。あれほど大事にしていた剣を、この場に残すという事は・・・・その前に精霊剣だから、精霊に聞けばいいのよね?
問いかけるだけなら何とかなるわよね?
「ニールスさんの剣で間違いないわ。つまり最後に目撃されたのがここという事。そして周囲は焼けているけれど、ここは問題ない。あ、誰か鑑定アイテムもっていたかしら。」
鑑定アイテムを持っているメンバーが居たので鑑定してもらうと、
「あ、あれ?このねばねば、元はポーションだったみたい。」
「ポーション?何の?」
「うーん、これ以上鑑定できないみたい。分からないわ。魔道具で無理なほど貴重なポーションだったって事ね。」
皆ここで大いに期待をしてしまった。
ポーションの大量投入、しかもかなり高価なポーションを用いたと思われ、その中心にはニールスの剣があった。つまりニールスはポーションで回復され、何処かに移動・・・・でもドラゴンに食べられたと言う話。
「ねえ、ドラゴンはニールスさんを口に咥えてんだったわよね?」
「目撃情報だと、そうらしいわ。」
「それってつまり、ドラゴンが何処か安全な場所へニールスさんを運んでくれているって事じゃない?」
ニールスが生きている可能性がググっと上がった瞬間だった。
最後にもう一度ニールスが居なくなった場所を見ておこうとこの場へやってきていたのだ。
死体が見つからないのであれば、生存の可能性が高い!そう一縷の望みを残し、僅かな柄のこっている生存の可能性を信じ、必死になって探していたが、先だって悪魔と祟っていたニールスが悪魔を仕留めた後力尽き、そこへドラゴンが来襲、ニールスを口に咥え、そのまま去ってしまったという話を聞いたのだ。
その前にブレスで周囲を焼き尽くしたとも聞いており、実際にその場所へ向かうと、辺り一面焦土と化していた。
但し、後に開拓をすればいい農地になるだろうと、農家出身のメンバーは密かに思っていた。
そしてメンバーの1人、ノールチェは焦土と化した地面を見て、何ともなっていない場所を調べようとして歩いていたが、何か変なモノを踏んだ感覚があった。
「うわ!なんか踏んだ!それも粘っこい奴!!」
驚くノールチェだが、もしかしてニールスが残したアイテム、若しくは装備ではないかと思い確認すると、粘っこい地面の下に、何かが落ちている事に気が付いたのだ。
「ねえみんな、これなんだと思う?」
半径2メートルほどの範囲だけがまるで違い、何かの粘着性?物質で覆われていて、ノールチェは知らず其処に踏み込み足を取られたのだった。
「はっきり見えないけれど、棒かしら。何か細長いわね。」
掘り起こすと、そこにあったのはニールスの愛用していた精霊剣【イフリート】
だった。
ヘンリエッテ・ラウハは思った。これニールスさんの剣よね。あれほど大事にしていた剣を、この場に残すという事は・・・・その前に精霊剣だから、精霊に聞けばいいのよね?
問いかけるだけなら何とかなるわよね?
「ニールスさんの剣で間違いないわ。つまり最後に目撃されたのがここという事。そして周囲は焼けているけれど、ここは問題ない。あ、誰か鑑定アイテムもっていたかしら。」
鑑定アイテムを持っているメンバーが居たので鑑定してもらうと、
「あ、あれ?このねばねば、元はポーションだったみたい。」
「ポーション?何の?」
「うーん、これ以上鑑定できないみたい。分からないわ。魔道具で無理なほど貴重なポーションだったって事ね。」
皆ここで大いに期待をしてしまった。
ポーションの大量投入、しかもかなり高価なポーションを用いたと思われ、その中心にはニールスの剣があった。つまりニールスはポーションで回復され、何処かに移動・・・・でもドラゴンに食べられたと言う話。
「ねえ、ドラゴンはニールスさんを口に咥えてんだったわよね?」
「目撃情報だと、そうらしいわ。」
「それってつまり、ドラゴンが何処か安全な場所へニールスさんを運んでくれているって事じゃない?」
ニールスが生きている可能性がググっと上がった瞬間だった。
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