240 / 262
クーン20歳
第239話 ヘンリエッテ・ラウハ
しおりを挟む
ここに、1人の女性が居る。
彼女の名はヘンリエッテ・ラウハ
今や最強との評価があるパーティー【雲外蒼天】メンバーであるが、彼女スキルは【回復】と【レジスト】のせいで直接の戦闘では攻撃の役に立たない事から、目立った実績を上げていなかった。
ただ、パーティーメンバーが怪我をしてもヘンリエッテの回復魔法があるので実際大いに役立っている。
そしてレジスト。
これは敵意のある対象から放たれた魔法に対し、抵抗するというもの。
自身の周囲10メートル程が有効なので、もし相手が魔法をメインであればかなり相性がよく、実際彼女は雲外蒼天に欠かせない。
そんな彼女だが、自己評価はかなり低い。
同じパーティーメンバーのノールチェとは特に親しいが、どうしても彼女と比較してしまい、自分が直接の戦闘において役立っていない、しかしノールチェは【風魔法】と【身体強化】のスキルで戦闘時に大いに活躍している。
但し風魔法は自身の素早さを上げる為にしか使っていなかったりする。
更に身体強化で能力を上げ、素早い移動と身体強化によるごり押しスタイル。
「また役に立たなかった・・・・」
ヘンリエッテは疲れていた。
何せここまでメンバー全員五体満足では辿り着けず、ヘンリエッテの回復魔法Nによって辛うじて何とかなっていた。
しかしそのせいで彼女は常に魔力枯渇状態。
実際パーティーの移動はヘンリエッテの回復次第だったのだ。
「何言っちゃっているのよヘンリエッテ。あんたが居なけりゃ私ら此処まで無事辿り着けなかったんだからさあ、もっと自分に自信をもちなって。」
「そうは言うけれどノールチェ、私戦闘で全く役立っていないし、こうして足をひっぱって、うう・・・・」
しかし彼女に同情するメンバーは誰1人いない。
何故か?
「ノールチェもヘンリエッテも羨ましいわ!」
「そうよ!私達ってさあ、結局【ピー】じゃない?」
「そうそう、ここまで【ピピピー】、未だ私達3人の【ピー】はないんだよ?それを思うとそれだけで羨ましい。」
「え?なに?何の事?」
ヘンリエッテは分からない。何故なら彼女は【名持ち】なのだ。
ノールチェもそう。
しかし残りの3人には未だ名が無い。
実際にはあるはずだが、【ピー】が設定していなかったりする。
「これでニールス様と結婚とか、あり得ないよねえ。」
「そうなのよね。未だ【ぴぴー】も【ピー】されていないし。」
「はあ、どうしたら【ピー】に【ぴー】を用意してもらえるのかしら?」
謎の言葉である。
そしてどうした訳か彼女の耳には一部【ピー】とか【ぴぴー】とか聞こえるのだ。
「色々分からないけれど、いったんそれは置いておいて、ニールス様を連れ去ったドラゴンを探すかどうか、もし探さないのであればどうするか、決めない?」
ヘンリエッテは提案した。
「そうだよな!ニールスが生きているって感じがしたし、追いかけようぜ!」
こうして生死不明のニールスの生存の可能性が増した事で勢いづく彼女達5人。
再びニールスと合流できるのか?
彼女の名はヘンリエッテ・ラウハ
今や最強との評価があるパーティー【雲外蒼天】メンバーであるが、彼女スキルは【回復】と【レジスト】のせいで直接の戦闘では攻撃の役に立たない事から、目立った実績を上げていなかった。
ただ、パーティーメンバーが怪我をしてもヘンリエッテの回復魔法があるので実際大いに役立っている。
そしてレジスト。
これは敵意のある対象から放たれた魔法に対し、抵抗するというもの。
自身の周囲10メートル程が有効なので、もし相手が魔法をメインであればかなり相性がよく、実際彼女は雲外蒼天に欠かせない。
そんな彼女だが、自己評価はかなり低い。
同じパーティーメンバーのノールチェとは特に親しいが、どうしても彼女と比較してしまい、自分が直接の戦闘において役立っていない、しかしノールチェは【風魔法】と【身体強化】のスキルで戦闘時に大いに活躍している。
但し風魔法は自身の素早さを上げる為にしか使っていなかったりする。
更に身体強化で能力を上げ、素早い移動と身体強化によるごり押しスタイル。
「また役に立たなかった・・・・」
ヘンリエッテは疲れていた。
何せここまでメンバー全員五体満足では辿り着けず、ヘンリエッテの回復魔法Nによって辛うじて何とかなっていた。
しかしそのせいで彼女は常に魔力枯渇状態。
実際パーティーの移動はヘンリエッテの回復次第だったのだ。
「何言っちゃっているのよヘンリエッテ。あんたが居なけりゃ私ら此処まで無事辿り着けなかったんだからさあ、もっと自分に自信をもちなって。」
「そうは言うけれどノールチェ、私戦闘で全く役立っていないし、こうして足をひっぱって、うう・・・・」
しかし彼女に同情するメンバーは誰1人いない。
何故か?
「ノールチェもヘンリエッテも羨ましいわ!」
「そうよ!私達ってさあ、結局【ピー】じゃない?」
「そうそう、ここまで【ピピピー】、未だ私達3人の【ピー】はないんだよ?それを思うとそれだけで羨ましい。」
「え?なに?何の事?」
ヘンリエッテは分からない。何故なら彼女は【名持ち】なのだ。
ノールチェもそう。
しかし残りの3人には未だ名が無い。
実際にはあるはずだが、【ピー】が設定していなかったりする。
「これでニールス様と結婚とか、あり得ないよねえ。」
「そうなのよね。未だ【ぴぴー】も【ピー】されていないし。」
「はあ、どうしたら【ピー】に【ぴー】を用意してもらえるのかしら?」
謎の言葉である。
そしてどうした訳か彼女の耳には一部【ピー】とか【ぴぴー】とか聞こえるのだ。
「色々分からないけれど、いったんそれは置いておいて、ニールス様を連れ去ったドラゴンを探すかどうか、もし探さないのであればどうするか、決めない?」
ヘンリエッテは提案した。
「そうだよな!ニールスが生きているって感じがしたし、追いかけようぜ!」
こうして生死不明のニールスの生存の可能性が増した事で勢いづく彼女達5人。
再びニールスと合流できるのか?
23
あなたにおすすめの小説
不遇スキル「わらしべ長者」で殺せぬ勇者 〜魔力ゼロでも無双します〜
カジキカジキ
ファンタジー
スキル「わらしべ長者」って何ですか?
アイテムを手にすると、スキル「わらしべ長者」が発動し、強制イベントになるんです。
これ、止めること出来ないんですか?!
十歳のスキル授与で「わらしべ長者」を授かった主人公アベルは幼い頃から勇者への憧れが強い子供だった、憧れていたスキル「勇者」は引っ込み思案の友達テツが授かり王都へと連れて行かれる。
十三歳になったアベルは自分のスキル「わらしべ長者」を使いながら冒険者となり王都を目指した。
王都に行き、勇者のスキルを得た友達に会いたいと思ったからだ。
魔物との戦争が行われているはずの王都は、平和で市民は魔物なんて全く知らずに過ごしていた。
魔物のいる南の地を目指すため、王立学園へと入学するアベル、勇者になった友達の行方は、アベルのスキルはどう進化して行くのか。
スキルを駆使して勇者を目指せ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
扉絵は、AI利用したイラストです。
アベルとニヤ、イヅミのFA大歓迎です!!
描いて下さる絵師さんも募集中、要相談Xにて。
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
魔法属性が遺伝する異世界で、人間なのに、何故か魔族のみ保有する闇属性だったので魔王サイドに付きたいと思います
町島航太
ファンタジー
異常なお人好しである高校生雨宮良太は、見ず知らずの少女を通り魔から守り、死んでしまう。
善行と幸運がまるで釣り合っていない事を哀れんだ転生の女神ダネスは、彼を丁度平和な魔法の世界へと転生させる。
しかし、転生したと同時に魔王軍が復活。更に、良太自身も転生した家系的にも、人間的にもあり得ない闇の魔法属性を持って生まれてしまうのだった。
存在を疎んだ父に地下牢に入れられ、虐げられる毎日。そんな日常を壊してくれたのは、まさかの新魔王の幹部だった。
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
異世界でパッシブスキル「魅了」を得て無双する〜最強だけど最悪なスキルに振り回されてます〜
蒼井美紗
ファンタジー
突然異世界に飛ばされた涼太は、何故か最大レベルの魅了スキルを得た。しかしその魅了が常時発動のパッシブスキルで、近づいた全ての人や魔物までをも魅了してしまう。
綺麗な女性ならまだ良いけど、ムキムキの筋肉が目をハートにして俺に迫ってくるとか……マジで最悪だ!
何なんだよこのスキル、俺を地球に帰してくれ!
突然異世界に飛ばされて、最強だけど最悪なスキルを得た主人公が、地球への帰り方を探しながら異世界を冒険する物語です。
※カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる