異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ

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クーン20歳

第243話 世界樹の苗床

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世界樹がどうやって増えて行くのか、それは謎である。

最近とある場所に新たな世界樹が発見された。
発見されたと言うよりは、エルフの里にある世界樹が株分けをおこなっらたしい。

これが世に知られる唯一の例。
他は一切不明。

そしてここに新たな世界樹を発見したという情報が・・・・

「でもさあ、世界樹ってそんなに貴重なのか?」
知らない事は幸せである。

「さっきの話を聞いていなかったの?」
エルマは呆れた様な表情でノールチェに聞き返す。
「絶対聞いていない。」
確信をもって言い切ったイナ。

「まあまあ今に始まった事でもないでしょ?頭回復させる?」
ある意味一番ひどい扱いのヘインチェ。

「皆さんノールチェさんへのディスリが凄すぎて怖い。」
ローシェのつぶやきは果たして誰が聞いたのであろう。

・・・・
・・・
・・


「うわ、国に報告しないといけない案件って、ここ何処の国よ?」
ノールチェに説明する事30分、やっと理解した?

「此処は何処の国でもありませんよ。」
ローシェのつぶやきに皆黙ってしまった。
そう、ニールスは悪魔を追い詰め、人しれず悪魔を討ったのだ。
そしてどうした事か周辺は焼き野原。

その後何故ここに?

注:第237話参照
ニールスが倒した最後のデーモン。
この悪魔は世界樹により封印されていたが、封印が解け世界樹は折れた。
その世界樹を食べたデーモン。
世界樹の力を得、より強くなったデーモンだが、結局ニールスに倒された。
しかし、世界樹はデーモンに殆んど吸収されていたが、僅かに抵抗し小さな種となってデーモンの中で機会を窺っていた。

そして遂にその時が来た。

デーモンが倒れても何もできない世界樹。
だがここで奇跡が起こった。
ドラゴンがブレスでデーモンを焼き尽くしたのだ。
この時世界樹はデーモンに吸い取られていた力を取り戻す事に成功、その後デーモンの死体が焼け、それを苗床に成長していった。しかもドラゴンの吐き出した成分に守られながら。

世界樹を食べその力を糧に力を増したデーモンだったが、最後は世界樹の糧になってしまった。

悪行の限りを犯した悪魔に相応しい最後。

因みにドラゴンが吐き出した粘着性の何かには、浄化の作用もあったのだ。
つまり悪魔の因子を浄化し、世界樹が正しく成長できるよう、不浄な部分はすべて消えてしまっていた。

人知れず育ち始めた世界樹だが、やがて周囲には人が溢れるようになるだろう。

「そんな事よりあの山に行くんじゃねえの?」
「そうですよ。早く行ってニールス様の情報を得ましょう。」

5人はやっとドラゴンが向かった先に向かう事となった。
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