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第三章:カルーアミルク
奉日本_3-2
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その日、閉店間際の来客に対し、奉日本は、
「いらっしゃいませ。すみません、お客様、もうすぐ閉店時間なのですが――」
そう口にしたのだが、訪れた客が誰なのかを認識すると自身の発した内容を否定することにした。
「いや、特別にもう少し開けましょう」
「ありがとうございます、マスター……いや、奉日本 源治さん」
来客として現れた一色が呼ぶ名前から、奉日本のことについて調べていることが察することができた。
「いえいえ、どういたしまして……ユースティティアの一色 誠さん」
「動揺する様子はなし。こちらの存在を認識していたのは当然として、来訪も予期していたんかな?」
一色がカウンターに座ると、奉日本は首を横に振った。
「いえ、俺が予期していたわけじゃないですよ」
奉日本はカウンターから出て、バーの出入口へと歩き、ドアを少しだけ開くと表示をクローズに変えた。そして、戻ってくると再びカウンターの中へと入り、一色と向かい合う。
「随分と意味深な言い方やな」
「すみません。ですが、すぐに納得していただけるかと。さて、ご注文は何でしょうか? もちろん、お酒でも、それ以外でも」
一色が奉日本のもとへ訪れた理由は武器の調達だった。彼は天使と対峙するときの為に銃器の調達を奉日本に依頼しに来たのだった。
一色が奉日本のことを知っていたのは、そのような武器を裏社会から人知れずに調達するのに適した人物を探していると、最も優秀な情報屋として彼の存在を知ったそうだ。また、高良組が彼を重宝していることも決め手になったようだった。
「お求めの銃器はどのようなものが良いですか?」
「ハンドガンが扱いやすいから好ましいな。俺は相手を殺すつもりはないから、コントロールしやすい方が良い。あと、費用は――」
一色がそう言うと、一つの声が割って入った。
「ショットガンだ。それも殺傷能力が高いものが好ましい。費用は私が出そう」
裏口から入ってきたアースが一色達の前に姿を現した。
「いらっしゃいませ。すみません、お客様、もうすぐ閉店時間なのですが――」
そう口にしたのだが、訪れた客が誰なのかを認識すると自身の発した内容を否定することにした。
「いや、特別にもう少し開けましょう」
「ありがとうございます、マスター……いや、奉日本 源治さん」
来客として現れた一色が呼ぶ名前から、奉日本のことについて調べていることが察することができた。
「いえいえ、どういたしまして……ユースティティアの一色 誠さん」
「動揺する様子はなし。こちらの存在を認識していたのは当然として、来訪も予期していたんかな?」
一色がカウンターに座ると、奉日本は首を横に振った。
「いえ、俺が予期していたわけじゃないですよ」
奉日本はカウンターから出て、バーの出入口へと歩き、ドアを少しだけ開くと表示をクローズに変えた。そして、戻ってくると再びカウンターの中へと入り、一色と向かい合う。
「随分と意味深な言い方やな」
「すみません。ですが、すぐに納得していただけるかと。さて、ご注文は何でしょうか? もちろん、お酒でも、それ以外でも」
一色が奉日本のもとへ訪れた理由は武器の調達だった。彼は天使と対峙するときの為に銃器の調達を奉日本に依頼しに来たのだった。
一色が奉日本のことを知っていたのは、そのような武器を裏社会から人知れずに調達するのに適した人物を探していると、最も優秀な情報屋として彼の存在を知ったそうだ。また、高良組が彼を重宝していることも決め手になったようだった。
「お求めの銃器はどのようなものが良いですか?」
「ハンドガンが扱いやすいから好ましいな。俺は相手を殺すつもりはないから、コントロールしやすい方が良い。あと、費用は――」
一色がそう言うと、一つの声が割って入った。
「ショットガンだ。それも殺傷能力が高いものが好ましい。費用は私が出そう」
裏口から入ってきたアースが一色達の前に姿を現した。
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