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男が俺と魔女との契約に介入してきた事で、俺に課されていた縛りが消えてなくなった。
俺の魔力を吸い上げていた魔女の力が薄れ、そしてやがて完全に消え去った。
この村に来てからというもの、表に出る事のなかった魔力が少しずつ解放されていく。体が少しばかり軽くなった気がした。
しかしその一方で。身体の右側を中心にズシリとのし掛かる邪気の気配に、俺は寒気すらも感じていた。
俺の右目は、見た目こそ普通ではあるが、魔物や悪魔を惹き寄せてしまう呪物に成り下がってしまっている。
魔王を屠った際に受けた呪いのようなものだった。
右目の奥深くに植え付けられた邪気は徐々に身体を蝕みそして、恐らくはその宿主を悪魔へと変えてしまうようなもの。
それを俺は、魔女と契約する事で呪いの進行を遅らせ、今日まで人間のまま生きさらばえてきたのだ。
誰にも行方を知らせずに俺という人間は世界から姿を消した。この俺自身の願いのために。人間であり続けるために。
「――ひとつ、訂正しておこう」
俺の右目の気配を感じ、徐々に集まり出していた魔物達の様子を探っていた時だった。ふと男が言った。
「?」
「契約破棄の話は、僕が魔女から持ち掛けられたんだ」
「……んなバカな話が――」
「アンタは魔女に、その命よりも大切なものを差し出した」
「!」
一笑に付そうとした俺に向かって男はそんな事を言った。
命よりも大切なもの。
男の言うそれに覚えがあった。
「それがこの、【誓約の剣】だろう? アンタの焦がれて止まなかった姫様の、世界で唯一のナイトであるという証」
「!」
言いながら男が魔法で取り出したのはそう、まさにその剣だった。我が目を疑った。紛れもない、かの国より、あの姫君より授かった退魔の剣だった。
鍔から鞘に至るまで、拵えは艶消の銀。目立った装飾はないものの、洗練された彫刻の美しさが目を張る。
その大切な剣が、俺の目の前で宙に浮き、鈍い輝きを放っている。
「……なんで、お前が、これを」
手にしていたボーガンをテーブルへと置き、目の前に差し出された剣をそっと両の手に掴み言った。マジマジと眺め、鞘に施された僅かばかりの装飾を撫でる。懐かしさと、得も言われぬ喜びに涙が溢れ出しそうだった。
「契約は切れた。魔女はこの世から消える。故に、契約を破棄する代わりに対価を元の主へ帰すのだとか」
「! ……何だそれ、魔女が消えるなんて」
「わからない。あの魔女がそう言った。新しい世が近いのだそうだ。古のモノが消えて新しい世界が作られると。そうなっては、魔女はこの世から消えねばならないそうだ。この世に見合わない存在になるからと」
わからねぇな、なんて適当に相槌を打ち、俺は剣に想いを馳せた。本当にこれは大切なものだったのだ。
死に絶えた仲間達の事、姫様との契の事、聖獣と交わした約束の事。すっかり色褪せてしまった記憶を思い出す。
この右目に植え付けられた厭悪と共に。
「こうも言っていた。最初からこうなる運命だったと」
「ああ、それは俺もさっき言われた」
「さっき?」
「ついさっきだ」
しゃがれたあの声を思い出しながら顔をしかめた。これが運命だと言うのなら、一体俺は何のために子供達と暮らしていたのだろうか。それが不思議で仕方なかった。
けれどきっと、魔女がその理由を告げる事はないだろう。未来が分かっていながらしかし何もしない。それが魔女という存在だから。
不安気に俺を見上げる子供達をチラリと目にして、俺は小さく息を吐き出した。俺がやらなければ子供達の命すら危ない。死んでも彼らを守り切ると誓ったのは俺自身なのだ。
今度こそ必ず守り通す。その誓いだけは絶対だった。
「クリストフ、お前がここへ来た理由は何だ」
集まり出した異様な気配が家を軋ませている。一刻も早くここから脱出しなければ命はない。
「女王陛下よりアンタに対して命が下った。半年後、この国より勇者の一行が旅立つ。案内として同行せよとの事だ。その剣に恥じぬよう、役目を果たせ」
それを耳にしながら怯える四人の子供達を自分の周りに集めた。
こんな時ばなりは、俺を迎えに来たのがこの男で良かったと心底思う。決して口になど出さないが。
「そりゃあ姫様も勝手なこった。……今はギルバートだ。そう呼べ。間違えるなよ」
男――クリストファーの言った言葉の意味を噛み締める。たかだか20年程で次代の勇者が必要とされるだなんて。まだあの戦いは終わっていなかったのだろうか。
それとも、それ程までに魔王による邪気の影響が深刻だったのか。
どうしたって考えてしまう。
こんなぼろぼろのおっさんに今更何ができるんだろうか。力は衰え始め、満足に利き腕すら使えないというのに。そこだけは疑問だった。
「その勇者一行の案内になぜ俺が? その役目は別に、お前だっていい筈だ」
「僕には神官長として神殿を守る役目がある。僕とアンタを除いて皆死んだ。……それはアンタだって知ってるだろう? それをアンタが調べてない筈がない。だから今、役目を果たせそうな者がアンタしか残っていない」
その場に沈黙が走った。覚悟を決めたような男の瞳が俺を射抜いている。
ああきっと、この男にはそれ以外に別の目的もあったのだろう。だから屁理屈を捏ねてまでここへ来た。
シャロンを見ながら、俺はクリストファーへと問いかけた。
「こいつらは?」
「僕が責任を持って預かろう。他にも、親を失った子供たちが暮らす孤児院もある。同世代の一人や二人はいるだろう。心配無用だ」
最初からそれが目的だった癖に。そういう内心を押し隠しながら、その応えに頷きを返した。
「急ぎ用意を済ませろ。どちらにせよ魔女の護りがじきに無くなる。面倒なモノに嗅ぎ付けられる前に脱出する。今のアンタには荷が重いだろう? この僕が足止めする」
「くっそ、テメェ、言ってくれんじゃねぇか……後で覚えてろよ」
思わず悪態がついて出る。しかしもう、時間はそれほど残されていないだろう。
家の周囲を取り囲まれている。久々に感じる肌を刺すような邪悪な気配に怖気が走るようだった。
「――アルフレッド、レオナルド、緊急時にって教えてた荷物あるだろ? 棚から取ってきてくれ。シャロン、マルコスを頼む」
「ちょっと待って、なに、一体どうしたのよっ!」
「オヤジ……」
狼狽えた様子で問いかけてくるシャロンとレオナルドに精一杯の笑みで応える。こういう時、笑って不敵に微笑むのは誰かさんの受け売りなのは確かだった。
あの背中を見て俺は、剣士になったのだから。
「家を捨てる。後で全部説明してやるからな。大丈夫、俺がずっと付いてる」
言いながら手にした剣を鞘のままふり上げ、魔力を込めて剣先を床へと押し付ける。すると途端、仕込んでいた魔法陣がそこから浮かび上がってきた。
その発動と同時に、床下から旅の想い出の品々が現れる。旅をしていた際に愛用していた装備品たち。今やすっかり古ぼけてしまってはいるが、一流の品物には違いなかった。
使いそうなものを手早く拾い上げては身に付けていく。
「神殿へ跳べ」
俺の支度が終わったのを見るや否や、クリストファーは両の手の袖を捲り上げていた。彼も本気を出すようだ。
「言われなくても……おい、お前ら外へ出るぞ。俺らが出るから、決して離れずについて来い」
「まずは僕が先に出る、最早魔物の気配だらけだ」
「なっ、魔物だらけって……この辺は結界があるから大丈夫なんじゃなかったのかよ」
俺とクリストファーが口々に言えば、アルフレッドからも不安な声が上がった。
「っぼく、怖いよぉ!」
「マルコス、大丈夫よ。みんなついてる、一緒だからね?」
「そうだ。今にすぐに、魔物はいなくなる。少しの辛抱だ」
時折子供達に声をかけながら、男の後に続いて外に出た。
待ち構えていた醜悪な怪物達が、俺の姿を見るや次々とその場で咆哮をあげる。耳をつんざくような音が、肌にビリビリときた。
「四半刻、時間を稼ごう。とっとと跳びなよ」
「あいよ! お前ら早く来い、俺が描く円の中に入って、そしたら俺にしがみつけ。絶対に離すんじゃねぇぞ!」
「っはい!」
「おお、いい返事だ……転送なんてマジで20年ぶり……やるしかねぇけどよ」
必要な陣を頭に思い描く。
子供達がしっかりしがみついているのを確認してから、左手に持った剣に再び魔力を込める。依代として俺が使い込んだ剣には、俺の魔力がよく馴染んだ。
俺の魔力を吸い上げていた魔女の力が薄れ、そしてやがて完全に消え去った。
この村に来てからというもの、表に出る事のなかった魔力が少しずつ解放されていく。体が少しばかり軽くなった気がした。
しかしその一方で。身体の右側を中心にズシリとのし掛かる邪気の気配に、俺は寒気すらも感じていた。
俺の右目は、見た目こそ普通ではあるが、魔物や悪魔を惹き寄せてしまう呪物に成り下がってしまっている。
魔王を屠った際に受けた呪いのようなものだった。
右目の奥深くに植え付けられた邪気は徐々に身体を蝕みそして、恐らくはその宿主を悪魔へと変えてしまうようなもの。
それを俺は、魔女と契約する事で呪いの進行を遅らせ、今日まで人間のまま生きさらばえてきたのだ。
誰にも行方を知らせずに俺という人間は世界から姿を消した。この俺自身の願いのために。人間であり続けるために。
「――ひとつ、訂正しておこう」
俺の右目の気配を感じ、徐々に集まり出していた魔物達の様子を探っていた時だった。ふと男が言った。
「?」
「契約破棄の話は、僕が魔女から持ち掛けられたんだ」
「……んなバカな話が――」
「アンタは魔女に、その命よりも大切なものを差し出した」
「!」
一笑に付そうとした俺に向かって男はそんな事を言った。
命よりも大切なもの。
男の言うそれに覚えがあった。
「それがこの、【誓約の剣】だろう? アンタの焦がれて止まなかった姫様の、世界で唯一のナイトであるという証」
「!」
言いながら男が魔法で取り出したのはそう、まさにその剣だった。我が目を疑った。紛れもない、かの国より、あの姫君より授かった退魔の剣だった。
鍔から鞘に至るまで、拵えは艶消の銀。目立った装飾はないものの、洗練された彫刻の美しさが目を張る。
その大切な剣が、俺の目の前で宙に浮き、鈍い輝きを放っている。
「……なんで、お前が、これを」
手にしていたボーガンをテーブルへと置き、目の前に差し出された剣をそっと両の手に掴み言った。マジマジと眺め、鞘に施された僅かばかりの装飾を撫でる。懐かしさと、得も言われぬ喜びに涙が溢れ出しそうだった。
「契約は切れた。魔女はこの世から消える。故に、契約を破棄する代わりに対価を元の主へ帰すのだとか」
「! ……何だそれ、魔女が消えるなんて」
「わからない。あの魔女がそう言った。新しい世が近いのだそうだ。古のモノが消えて新しい世界が作られると。そうなっては、魔女はこの世から消えねばならないそうだ。この世に見合わない存在になるからと」
わからねぇな、なんて適当に相槌を打ち、俺は剣に想いを馳せた。本当にこれは大切なものだったのだ。
死に絶えた仲間達の事、姫様との契の事、聖獣と交わした約束の事。すっかり色褪せてしまった記憶を思い出す。
この右目に植え付けられた厭悪と共に。
「こうも言っていた。最初からこうなる運命だったと」
「ああ、それは俺もさっき言われた」
「さっき?」
「ついさっきだ」
しゃがれたあの声を思い出しながら顔をしかめた。これが運命だと言うのなら、一体俺は何のために子供達と暮らしていたのだろうか。それが不思議で仕方なかった。
けれどきっと、魔女がその理由を告げる事はないだろう。未来が分かっていながらしかし何もしない。それが魔女という存在だから。
不安気に俺を見上げる子供達をチラリと目にして、俺は小さく息を吐き出した。俺がやらなければ子供達の命すら危ない。死んでも彼らを守り切ると誓ったのは俺自身なのだ。
今度こそ必ず守り通す。その誓いだけは絶対だった。
「クリストフ、お前がここへ来た理由は何だ」
集まり出した異様な気配が家を軋ませている。一刻も早くここから脱出しなければ命はない。
「女王陛下よりアンタに対して命が下った。半年後、この国より勇者の一行が旅立つ。案内として同行せよとの事だ。その剣に恥じぬよう、役目を果たせ」
それを耳にしながら怯える四人の子供達を自分の周りに集めた。
こんな時ばなりは、俺を迎えに来たのがこの男で良かったと心底思う。決して口になど出さないが。
「そりゃあ姫様も勝手なこった。……今はギルバートだ。そう呼べ。間違えるなよ」
男――クリストファーの言った言葉の意味を噛み締める。たかだか20年程で次代の勇者が必要とされるだなんて。まだあの戦いは終わっていなかったのだろうか。
それとも、それ程までに魔王による邪気の影響が深刻だったのか。
どうしたって考えてしまう。
こんなぼろぼろのおっさんに今更何ができるんだろうか。力は衰え始め、満足に利き腕すら使えないというのに。そこだけは疑問だった。
「その勇者一行の案内になぜ俺が? その役目は別に、お前だっていい筈だ」
「僕には神官長として神殿を守る役目がある。僕とアンタを除いて皆死んだ。……それはアンタだって知ってるだろう? それをアンタが調べてない筈がない。だから今、役目を果たせそうな者がアンタしか残っていない」
その場に沈黙が走った。覚悟を決めたような男の瞳が俺を射抜いている。
ああきっと、この男にはそれ以外に別の目的もあったのだろう。だから屁理屈を捏ねてまでここへ来た。
シャロンを見ながら、俺はクリストファーへと問いかけた。
「こいつらは?」
「僕が責任を持って預かろう。他にも、親を失った子供たちが暮らす孤児院もある。同世代の一人や二人はいるだろう。心配無用だ」
最初からそれが目的だった癖に。そういう内心を押し隠しながら、その応えに頷きを返した。
「急ぎ用意を済ませろ。どちらにせよ魔女の護りがじきに無くなる。面倒なモノに嗅ぎ付けられる前に脱出する。今のアンタには荷が重いだろう? この僕が足止めする」
「くっそ、テメェ、言ってくれんじゃねぇか……後で覚えてろよ」
思わず悪態がついて出る。しかしもう、時間はそれほど残されていないだろう。
家の周囲を取り囲まれている。久々に感じる肌を刺すような邪悪な気配に怖気が走るようだった。
「――アルフレッド、レオナルド、緊急時にって教えてた荷物あるだろ? 棚から取ってきてくれ。シャロン、マルコスを頼む」
「ちょっと待って、なに、一体どうしたのよっ!」
「オヤジ……」
狼狽えた様子で問いかけてくるシャロンとレオナルドに精一杯の笑みで応える。こういう時、笑って不敵に微笑むのは誰かさんの受け売りなのは確かだった。
あの背中を見て俺は、剣士になったのだから。
「家を捨てる。後で全部説明してやるからな。大丈夫、俺がずっと付いてる」
言いながら手にした剣を鞘のままふり上げ、魔力を込めて剣先を床へと押し付ける。すると途端、仕込んでいた魔法陣がそこから浮かび上がってきた。
その発動と同時に、床下から旅の想い出の品々が現れる。旅をしていた際に愛用していた装備品たち。今やすっかり古ぼけてしまってはいるが、一流の品物には違いなかった。
使いそうなものを手早く拾い上げては身に付けていく。
「神殿へ跳べ」
俺の支度が終わったのを見るや否や、クリストファーは両の手の袖を捲り上げていた。彼も本気を出すようだ。
「言われなくても……おい、お前ら外へ出るぞ。俺らが出るから、決して離れずについて来い」
「まずは僕が先に出る、最早魔物の気配だらけだ」
「なっ、魔物だらけって……この辺は結界があるから大丈夫なんじゃなかったのかよ」
俺とクリストファーが口々に言えば、アルフレッドからも不安な声が上がった。
「っぼく、怖いよぉ!」
「マルコス、大丈夫よ。みんなついてる、一緒だからね?」
「そうだ。今にすぐに、魔物はいなくなる。少しの辛抱だ」
時折子供達に声をかけながら、男の後に続いて外に出た。
待ち構えていた醜悪な怪物達が、俺の姿を見るや次々とその場で咆哮をあげる。耳をつんざくような音が、肌にビリビリときた。
「四半刻、時間を稼ごう。とっとと跳びなよ」
「あいよ! お前ら早く来い、俺が描く円の中に入って、そしたら俺にしがみつけ。絶対に離すんじゃねぇぞ!」
「っはい!」
「おお、いい返事だ……転送なんてマジで20年ぶり……やるしかねぇけどよ」
必要な陣を頭に思い描く。
子供達がしっかりしがみついているのを確認してから、左手に持った剣に再び魔力を込める。依代として俺が使い込んだ剣には、俺の魔力がよく馴染んだ。
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