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029 キール
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「たしか、こっちだったな……」
朝早く、オレは王都の大通りから外れた狭い路地を歩いていた。王都の華々しい大通りの気配は消え失せ、煤と鉄が支配する武骨な雰囲気の小道。オレはその奥へと進んでいく。
熱気が籠り、鉄を鍛えるハンマーの音が絶えず聞こるここは、通称、職人街と呼ばれる王都の一画だ。オレは規則正しく刻まれるハンマーの音を頼りに、区画整理もされていないヨレヨレの道を歩いていく。
「あった、あった」
オレはお目当ての古びた鍛冶屋を見つけると、ノックもせずにドアを開ける。ノックなんてしても聞こえないしな。ドアを開けた瞬間、鉄を鍛えるハンマーの音が一層高らかに響き、もあっと火傷しそうなほどの熱気を感じた。
鍛冶屋の中は、狭い部屋に、小さなカウンターテーブルが一つあるだけの極めて質素な造りだった。商品が飾ってあるわけでもなく、カウンターテーブルの向こうに、さらに奥へと向かうドアが開け放たれているだけだ。
「おーい! キール! おーい!」
オレは大きく声を張り上げながら、カウンターテーブルに置かれた大きなハンドベルをガランゴロン鳴らす。
「ちょっと待っていてくれー!」
開け放たれたドアの向こうから、ハンマーの甲高い打撃音に混ざって聞こえるのは、怒鳴っているというのに、なんとも典雅な響きを持った声だった。
「おう!」
オレは店の店主に知らせが届いたことを知ると、ハンドベルをカウンターテーブルに置き、部屋の隅に置かれた椅子へと腰かける。
「ふぃー……」
大して運動もしていないというのに、椅子に座った瞬間、腰が蕩けそうになる。いやまぁ、腰は使ったけどよぉ……。
シヤの艶姿が脳裏に浮かんだ瞬間、カウンターテーブルの奥のドアをくぐって、一人の絶世の美男子が顔を出した。その顔や服や煤まみれに汚れているというのに、彼の美貌は少しも陰りが見えない。相変わらず、ものすごい色男っぷりだな。さすがはエルフだ。
「よお、キール。邪魔してるぜ」
「やはりアベルだったか。今日はどうしたんだ?」
キールはカウンターテーブルの向こうに腰を下ろすと、深い息を吐いていた。鍛冶仕事で疲れているのだろう。オレの目の前に居るキールこそ、世にも珍しい王都でもただ一人のエルフの鍛冶屋だ。ちなみに、昔は一緒にパーティも組んだこともある。昔、命を預けあった仲だからなのか、オレとキールは今でもとても気安い仲だ。
「キールに、ちと頼みたいことがあってな」
「ふむ。また難題ではないとよいのだが……」
そう言って、肩をすくめてみせるキール。コイツは羨ましいくらい絵になるな。
オレは、鍛冶屋であるキールに、直接武器や防具を依頼することが多い。間に商会が入ると、その分値段が高くなるし、オレの注文するものは特殊なものが多いのか、冒険者用の商会でも取り扱っていることが少ない。
だから、オレは直接キールに注文しているわけだ。オレ愛用のヘヴィークロスボウを作ってくれたのもキールだし、最近はクロエのメイン武器であるスティレットも作ってもらった。オレの最も信頼する職人の一人だ。
冒険者ってのは、己の武器や防具に命を預けるからな。腕のいい鍛冶師や職人は、時に信奉の対象にもなるほどだ。
キールは、ドワーフが大半を占めている名鍛冶師の中でも、エルフながらも高い評価を受けている。以前はあったエルフのクセに鍛冶師をしているという下に見る風潮も、自力で跳ねのけた芯の強い奴だ。仕事も丁寧だし、キールになら、オレは喜んで命を預けられる。
「今日は簡単な仕事だぜ」
オレもキールの真似をして肩をすくめてみせる。
「どうだかな。アベルは時々突拍子も無いことを言う」
「へへっ」
オレは鼻の下を擦ると、収納空間からある物を取り出した。
「それは……?」
「今日はコイツを作ってもらいたい」
オレがカウンターテーブルに置いた物、それは、まるで大きく太い杭のようなヘヴィークロスボウの専用ボルトだ。並みのボルトの何倍も大きく、オレの親指よりも余裕で太いボルト。さすがにここまで大きなボルトは、商会では売っていない。特注品だ。
そして、このボルトを作ってくれるのがキールだ。キールは弓が得意な種族と言われるエルフだからか、矢の鏃は勿論、クロスボウのボルトの制作も上手い。真っ直ぐ狙い通りに飛んでくれるボルトは、大袈裟かもしれないが感動ものである。
「ふむ。ボルトか。以前作ったのをもう消耗したのか?」
クロスボウのボルトは、消耗品だ。オレは定期的にキールの店を訪れては注文している。
ヘヴィークロスボウの威力は強力だからな。その威力ゆえに、ボルトの先端が潰れたり、歪んだりして、ヘタるのが早い。だいたい、2、3回使い回したら、そのボルトはダメになる。
たしかにボルトの補充もしたい。だが、今回はそれだけじゃない。
「それもあるが、今回はボルトが大量に欲しい。それこそ、1000は欲しいくらいだ」
オレの言葉に、キールが僅かに目を瞠って驚きを示す。
「1000ときたか。アベルのギフトは優秀だが、ボルトも1000発となると、かなり場所を取るぞ? ギフトが成長して、収納できる容量が増えでもしたのか?」
オレは、少し考えると、キールに真実を話すことに決めた。命を預けると決めた相手だ。そんな相手に隠し事なんて今更だろう。キールはお喋りというわけじゃないしな。
「ギフトが成長したのは正解だが、容量が増えたわけじゃねぇ。新しいスキルを見つけたんだ」
「なにっ!? それは本当か!?」
キールが、今度はカウンターテーブルに身を乗り出すようにして、驚きを示す。キールが驚くのも無理はないくらい、新たなスキルを発見するのは稀なことなのだ。ギフトを貰いたての新成人ならともかく、オレみたいなおっさんが今更新たな能力を発見するのは、特に稀である。
「どういったスキルなんだ?! 実戦では使えるのか?!」
「まぁまぁ、落ち着けよ」
新たなスキルを発見した当事者であるオレよりも、キールの方が興奮していた。それだけ、オレのことを気にかけてくれているということだろう。
「実戦では使えるな。むしろ、オレの弱点を大いに補ってくれる可能性がある。まだまだ検証不足だがな」
「そうか!」
キールが満面の笑みを浮かべてオレを見ていた。オレはなぜだか少し恥ずかしいものを感じた。まったく、コイツは昔から好い奴だな。オレの成功を自分のことのように喜んでくれる。
「私はね、アベル。君のおかげで念願の鍛冶師になることができたのだ。君には恩を感じている。なんの力もない私を、君はここまで導いてくれた。感謝している。そんな君のめでたい門出だ。ボルトでもなんでも作ろうじゃないか。勿論、お代は私持ちでね」
「そいつはありがたいが、本当にいいのか? それに、オレはなにもしてないさ。全てはキールの実力だ」
キールはギフトこそ鍛冶師向きのギフトで実戦には使えなかったが、エルフの中でも精霊魔法と弓の腕が抜群だった。本人はなにもできなかったと謙遜しているが、オレよりもよっぽどパーティに貢献していたくらいだ。
「アベルのおかげで店の評判もいいからね。構わないさ。今度、大通りの商会に品物を卸すことになってね」
「キールの実力に、皆が気が付いただけさ。オレはなにもしていない」
店の評判がいいのは、それこそキールの実力だろうに。
「店を出した最初の頃、一番厳しい時期だ。君が私の店を買い支えてくれたじゃないか。それに、周りの冒険者にも宣伝してくれた。アベルの紹介だからと、店に来てくれた客も多い」
「オレは信頼できる奴に仕事を任せただけさ。それに、もしキールの腕が悪ければ、客は来ても常連になることはなかった。キールの実力で勝ち取った未来だぜ」
「嬉しいことを言ってくれる。君の信頼を勝ち得ているのは、私の誇りとするべきことだな」
まったく、相変わらず大袈裟だな。そして、驚くほど義理堅い。こんな奴だからこそ、オレはキールを信頼しているのだ。
「お披露目がてら、オレのスキルを見てくれよ。検証も手伝ってくれると助かる」
「いいのか? アベルの新しい武器になるのだろう? パーティメンバー以外には秘匿するべきだと思うが……」
「信頼してるさ。それに、手伝ってくれると助かるってのも本当でよ?」
オレは久しぶりに飾らなくていい相手に会えて、知らず知らずのうちに饒舌になっていた。やっぱり、思春期の女の子の中に、オレみたいなおじさんが割って入るってのは、無駄にストレスを抱えるもんな。ガサツなオレだが、これでも『五花の夢』のメンバーには気を遣っているのだ。
朝早く、オレは王都の大通りから外れた狭い路地を歩いていた。王都の華々しい大通りの気配は消え失せ、煤と鉄が支配する武骨な雰囲気の小道。オレはその奥へと進んでいく。
熱気が籠り、鉄を鍛えるハンマーの音が絶えず聞こるここは、通称、職人街と呼ばれる王都の一画だ。オレは規則正しく刻まれるハンマーの音を頼りに、区画整理もされていないヨレヨレの道を歩いていく。
「あった、あった」
オレはお目当ての古びた鍛冶屋を見つけると、ノックもせずにドアを開ける。ノックなんてしても聞こえないしな。ドアを開けた瞬間、鉄を鍛えるハンマーの音が一層高らかに響き、もあっと火傷しそうなほどの熱気を感じた。
鍛冶屋の中は、狭い部屋に、小さなカウンターテーブルが一つあるだけの極めて質素な造りだった。商品が飾ってあるわけでもなく、カウンターテーブルの向こうに、さらに奥へと向かうドアが開け放たれているだけだ。
「おーい! キール! おーい!」
オレは大きく声を張り上げながら、カウンターテーブルに置かれた大きなハンドベルをガランゴロン鳴らす。
「ちょっと待っていてくれー!」
開け放たれたドアの向こうから、ハンマーの甲高い打撃音に混ざって聞こえるのは、怒鳴っているというのに、なんとも典雅な響きを持った声だった。
「おう!」
オレは店の店主に知らせが届いたことを知ると、ハンドベルをカウンターテーブルに置き、部屋の隅に置かれた椅子へと腰かける。
「ふぃー……」
大して運動もしていないというのに、椅子に座った瞬間、腰が蕩けそうになる。いやまぁ、腰は使ったけどよぉ……。
シヤの艶姿が脳裏に浮かんだ瞬間、カウンターテーブルの奥のドアをくぐって、一人の絶世の美男子が顔を出した。その顔や服や煤まみれに汚れているというのに、彼の美貌は少しも陰りが見えない。相変わらず、ものすごい色男っぷりだな。さすがはエルフだ。
「よお、キール。邪魔してるぜ」
「やはりアベルだったか。今日はどうしたんだ?」
キールはカウンターテーブルの向こうに腰を下ろすと、深い息を吐いていた。鍛冶仕事で疲れているのだろう。オレの目の前に居るキールこそ、世にも珍しい王都でもただ一人のエルフの鍛冶屋だ。ちなみに、昔は一緒にパーティも組んだこともある。昔、命を預けあった仲だからなのか、オレとキールは今でもとても気安い仲だ。
「キールに、ちと頼みたいことがあってな」
「ふむ。また難題ではないとよいのだが……」
そう言って、肩をすくめてみせるキール。コイツは羨ましいくらい絵になるな。
オレは、鍛冶屋であるキールに、直接武器や防具を依頼することが多い。間に商会が入ると、その分値段が高くなるし、オレの注文するものは特殊なものが多いのか、冒険者用の商会でも取り扱っていることが少ない。
だから、オレは直接キールに注文しているわけだ。オレ愛用のヘヴィークロスボウを作ってくれたのもキールだし、最近はクロエのメイン武器であるスティレットも作ってもらった。オレの最も信頼する職人の一人だ。
冒険者ってのは、己の武器や防具に命を預けるからな。腕のいい鍛冶師や職人は、時に信奉の対象にもなるほどだ。
キールは、ドワーフが大半を占めている名鍛冶師の中でも、エルフながらも高い評価を受けている。以前はあったエルフのクセに鍛冶師をしているという下に見る風潮も、自力で跳ねのけた芯の強い奴だ。仕事も丁寧だし、キールになら、オレは喜んで命を預けられる。
「今日は簡単な仕事だぜ」
オレもキールの真似をして肩をすくめてみせる。
「どうだかな。アベルは時々突拍子も無いことを言う」
「へへっ」
オレは鼻の下を擦ると、収納空間からある物を取り出した。
「それは……?」
「今日はコイツを作ってもらいたい」
オレがカウンターテーブルに置いた物、それは、まるで大きく太い杭のようなヘヴィークロスボウの専用ボルトだ。並みのボルトの何倍も大きく、オレの親指よりも余裕で太いボルト。さすがにここまで大きなボルトは、商会では売っていない。特注品だ。
そして、このボルトを作ってくれるのがキールだ。キールは弓が得意な種族と言われるエルフだからか、矢の鏃は勿論、クロスボウのボルトの制作も上手い。真っ直ぐ狙い通りに飛んでくれるボルトは、大袈裟かもしれないが感動ものである。
「ふむ。ボルトか。以前作ったのをもう消耗したのか?」
クロスボウのボルトは、消耗品だ。オレは定期的にキールの店を訪れては注文している。
ヘヴィークロスボウの威力は強力だからな。その威力ゆえに、ボルトの先端が潰れたり、歪んだりして、ヘタるのが早い。だいたい、2、3回使い回したら、そのボルトはダメになる。
たしかにボルトの補充もしたい。だが、今回はそれだけじゃない。
「それもあるが、今回はボルトが大量に欲しい。それこそ、1000は欲しいくらいだ」
オレの言葉に、キールが僅かに目を瞠って驚きを示す。
「1000ときたか。アベルのギフトは優秀だが、ボルトも1000発となると、かなり場所を取るぞ? ギフトが成長して、収納できる容量が増えでもしたのか?」
オレは、少し考えると、キールに真実を話すことに決めた。命を預けると決めた相手だ。そんな相手に隠し事なんて今更だろう。キールはお喋りというわけじゃないしな。
「ギフトが成長したのは正解だが、容量が増えたわけじゃねぇ。新しいスキルを見つけたんだ」
「なにっ!? それは本当か!?」
キールが、今度はカウンターテーブルに身を乗り出すようにして、驚きを示す。キールが驚くのも無理はないくらい、新たなスキルを発見するのは稀なことなのだ。ギフトを貰いたての新成人ならともかく、オレみたいなおっさんが今更新たな能力を発見するのは、特に稀である。
「どういったスキルなんだ?! 実戦では使えるのか?!」
「まぁまぁ、落ち着けよ」
新たなスキルを発見した当事者であるオレよりも、キールの方が興奮していた。それだけ、オレのことを気にかけてくれているということだろう。
「実戦では使えるな。むしろ、オレの弱点を大いに補ってくれる可能性がある。まだまだ検証不足だがな」
「そうか!」
キールが満面の笑みを浮かべてオレを見ていた。オレはなぜだか少し恥ずかしいものを感じた。まったく、コイツは昔から好い奴だな。オレの成功を自分のことのように喜んでくれる。
「私はね、アベル。君のおかげで念願の鍛冶師になることができたのだ。君には恩を感じている。なんの力もない私を、君はここまで導いてくれた。感謝している。そんな君のめでたい門出だ。ボルトでもなんでも作ろうじゃないか。勿論、お代は私持ちでね」
「そいつはありがたいが、本当にいいのか? それに、オレはなにもしてないさ。全てはキールの実力だ」
キールはギフトこそ鍛冶師向きのギフトで実戦には使えなかったが、エルフの中でも精霊魔法と弓の腕が抜群だった。本人はなにもできなかったと謙遜しているが、オレよりもよっぽどパーティに貢献していたくらいだ。
「アベルのおかげで店の評判もいいからね。構わないさ。今度、大通りの商会に品物を卸すことになってね」
「キールの実力に、皆が気が付いただけさ。オレはなにもしていない」
店の評判がいいのは、それこそキールの実力だろうに。
「店を出した最初の頃、一番厳しい時期だ。君が私の店を買い支えてくれたじゃないか。それに、周りの冒険者にも宣伝してくれた。アベルの紹介だからと、店に来てくれた客も多い」
「オレは信頼できる奴に仕事を任せただけさ。それに、もしキールの腕が悪ければ、客は来ても常連になることはなかった。キールの実力で勝ち取った未来だぜ」
「嬉しいことを言ってくれる。君の信頼を勝ち得ているのは、私の誇りとするべきことだな」
まったく、相変わらず大袈裟だな。そして、驚くほど義理堅い。こんな奴だからこそ、オレはキールを信頼しているのだ。
「お披露目がてら、オレのスキルを見てくれよ。検証も手伝ってくれると助かる」
「いいのか? アベルの新しい武器になるのだろう? パーティメンバー以外には秘匿するべきだと思うが……」
「信頼してるさ。それに、手伝ってくれると助かるってのも本当でよ?」
オレは久しぶりに飾らなくていい相手に会えて、知らず知らずのうちに饒舌になっていた。やっぱり、思春期の女の子の中に、オレみたいなおじさんが割って入るってのは、無駄にストレスを抱えるもんな。ガサツなオレだが、これでも『五花の夢』のメンバーには気を遣っているのだ。
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・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
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そして何も思い出す事なく10歳に。
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スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
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だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
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