87 / 169
乙女ゲームの世界
懐かしの再会
しおりを挟む
吸い込まれそうな青い瞳を見つめながら、私はそっと口を開いた。
「……アベル?」
アベルはコクコクと嬉しそうに頷き体を離すと、隣へ腰かける。
数年前に出会った頃より身長も伸び、少年から青年になっていた。
フォーマルな紺のスーツを着こなし、可愛かったクルクルのブロンドの髪は短くなっている。
彫が深く端正な顔立ちで優しく微笑む姿は、大人の色気を醸し出していた。
「ヨカッタ、覚えてイテくれたんだ。ボク、日本語ベンキョウしたんだよ。まだまだダケド……」
たどたどしい日本語で話す彼に私は笑みを浮かべると、パチパチと拍手をする。
「そんなことないわ。とっても上手よ」
するとなぜか彼は少し寂しそうな表情で目線を下げた。
「アリガトウ。ねぇアヤカ、ずっと君にエアーメールを何度もオクッタ。ダケド全然返事ヲくれなかった。ドウシテ?」
手紙?何のことだろう?
身に覚えのない事に私は首を傾げる。
「うん?エアーメール?届いていないわ」
彼は驚いた様子を見せたかと思うと、ボソボソとフランス語で呟いた。
『住所は間違いないし、ちゃんと彼女宛に出した……ということは、あの兄に邪魔されたのか……ブツブツ』
アベルは何かを悟ったように一人コクコクと頷くと、私の肩へ手を回す。
「ソレナラいい。アノネ、君に伝えたいコトあるんダ」
グッと肩を引き寄せられ間近に迫る青い瞳を見つめる。
続きの言葉を待つように、小さく首をかしげ見つめ合っていると、突然引き剥がすように後ろへと引っ張られた。
そのまま後ろへ倒れ込むと、耳元に息がかかる
「なんでこうも次から次へと……」
その声に振り返ると、二条が苛立った様子でアベルを睨みつけていた。
アベルは不機嫌そうに二条を睨み返すと、次第に不穏な空気が流れ始める。
二人の姿を交互に見つめながら狼狽していると、庭園の方から可愛らしい声が響いた。
「二条様~、突然どうしたんですか?」
パタパタと大きくなる足音に私は肩を小さく跳ねさせると、二条の陰に隠れるように身を顰める。
彼女に続くように、華僑、お兄様、日華先輩、奏太君に花蓮さんがこちらへやってくると、ロビーは一気に騒動しくなった。
せっかく逃げてきたのに……どうしてここに集まるの……。
声を聞くだけで不安感が込み上げ動悸が早くなっていく。
浅い息を繰り返しながら気持ちを落ち着かせていると、アベルは徐にソファーから立ち上がり私の前に跪いた。
「アッ、アベル!?どうしたの?」
私は慌ててアベルを立たせようと手を伸ばすと、彼は私の手をグッと引き寄せ、そっと手の甲へキスを落とす。
「アヤカ、僕のフィアンセになってください」
フィアンセ……?
予想だにしていなかった告白に脳の処理が追い付かない。
目を見開き唖然としていると、私と彼の間に立花さくらが割り込んできた。
「アベル様、ダメよ。一条様には、婚約者がいるんですから」
「コンヤクシャ?」
「えぇ、そう。そこにいる二条様です。こんな格好いい婚約者がいて羨ましいです~」
彼女は楽しそうに笑うと、可愛らしく振り返る。
二条と婚約……?
彼女の突拍子もない言葉に大きく目を見張る中、アベルは訝し気な表情を浮かべ、私へと視線を向けた。
「アヤカ、今の話はホントウ?」
「へぇっ、えっ、あ~、えーと……」
彼女がどうしてそんなことを……?
私と二条が婚約しているだなんて……それにあの自信。
乙女ゲームの細かい詳細は思い出せないけれど、彼女がそれを知っているのなら、私は二条と婚約していなければならなかった……?
あぁもう、頭がうまく回らない、とりあえず答えないと。
「二条とは友人よ、フィアンセはいないわ。……だけどアベル、ごめんなさい。私はまだフィアンセを作る予定はないの」
私の言葉にアベルよりも先に立花が反応する。
信じられないとでも言うように、大きく目を見開きこちらへ詰め寄ってきた。
「……あなた一体どういうつもり?」
周りに聞こえないよう小さな声で囁くと、立花は鋭く私を睨みつける。
そんな彼女の反応に、また疑問符が浮かぶ。
どういうつもりとはどういう意味なの?
彼女はやっぱりゲームの内容知っている?
聞きたいことは沢山ある。
だけど彼女の正体がはっきりしない以上、迂闊なことは話したくない。
それに彼女と対峙すると、なんだか胸の奥が不安で埋め尽くされてしまう。
無言のまま彼女を見つめていると、アベルは私の腕を引きこちらを見上げた。
「ワカッタ、ざんねん」
シュンとした様子のアベルに、私は慌てて姿勢を正すと、ごめんなさいと改めて頭を下げる。
そんな私の様子に、アベルはそっと立ち上がり、私の頬へ手を伸ばすと、ゆっくりと顔を近づけてきた。
[やっぱり、アヤカは面白いね。簡単に落ちちゃったらつまらない。また会いに来るよ]
そうフランス語で囁くと、チュッと頬に柔らかい感触を感じた。
「おいッ、なっ、何してんだ!」
「はぁっ!?彩華様からすぐに離れろ!」
二条と奏太君の声が重なると、二人は勢いよく私の腕を引き寄せ、アベルから引き離す。
腕が痛いし頭も痛い、はぁ……なんだかとっても疲れた……。
私は頭を押さえながらため息を吐くと、アベルは肩を揺らせて笑っていた。
「Salut」
アベルは軽く手を振りながら私へウィンクを投げると、そのままエントランスへ颯爽と消えていく。
彼の後ろ姿を呆然と二人に挟まれながら眺めていると、私の頭上では二条と奏太君の言い争いが始まっていた。
「……アベル?」
アベルはコクコクと嬉しそうに頷き体を離すと、隣へ腰かける。
数年前に出会った頃より身長も伸び、少年から青年になっていた。
フォーマルな紺のスーツを着こなし、可愛かったクルクルのブロンドの髪は短くなっている。
彫が深く端正な顔立ちで優しく微笑む姿は、大人の色気を醸し出していた。
「ヨカッタ、覚えてイテくれたんだ。ボク、日本語ベンキョウしたんだよ。まだまだダケド……」
たどたどしい日本語で話す彼に私は笑みを浮かべると、パチパチと拍手をする。
「そんなことないわ。とっても上手よ」
するとなぜか彼は少し寂しそうな表情で目線を下げた。
「アリガトウ。ねぇアヤカ、ずっと君にエアーメールを何度もオクッタ。ダケド全然返事ヲくれなかった。ドウシテ?」
手紙?何のことだろう?
身に覚えのない事に私は首を傾げる。
「うん?エアーメール?届いていないわ」
彼は驚いた様子を見せたかと思うと、ボソボソとフランス語で呟いた。
『住所は間違いないし、ちゃんと彼女宛に出した……ということは、あの兄に邪魔されたのか……ブツブツ』
アベルは何かを悟ったように一人コクコクと頷くと、私の肩へ手を回す。
「ソレナラいい。アノネ、君に伝えたいコトあるんダ」
グッと肩を引き寄せられ間近に迫る青い瞳を見つめる。
続きの言葉を待つように、小さく首をかしげ見つめ合っていると、突然引き剥がすように後ろへと引っ張られた。
そのまま後ろへ倒れ込むと、耳元に息がかかる
「なんでこうも次から次へと……」
その声に振り返ると、二条が苛立った様子でアベルを睨みつけていた。
アベルは不機嫌そうに二条を睨み返すと、次第に不穏な空気が流れ始める。
二人の姿を交互に見つめながら狼狽していると、庭園の方から可愛らしい声が響いた。
「二条様~、突然どうしたんですか?」
パタパタと大きくなる足音に私は肩を小さく跳ねさせると、二条の陰に隠れるように身を顰める。
彼女に続くように、華僑、お兄様、日華先輩、奏太君に花蓮さんがこちらへやってくると、ロビーは一気に騒動しくなった。
せっかく逃げてきたのに……どうしてここに集まるの……。
声を聞くだけで不安感が込み上げ動悸が早くなっていく。
浅い息を繰り返しながら気持ちを落ち着かせていると、アベルは徐にソファーから立ち上がり私の前に跪いた。
「アッ、アベル!?どうしたの?」
私は慌ててアベルを立たせようと手を伸ばすと、彼は私の手をグッと引き寄せ、そっと手の甲へキスを落とす。
「アヤカ、僕のフィアンセになってください」
フィアンセ……?
予想だにしていなかった告白に脳の処理が追い付かない。
目を見開き唖然としていると、私と彼の間に立花さくらが割り込んできた。
「アベル様、ダメよ。一条様には、婚約者がいるんですから」
「コンヤクシャ?」
「えぇ、そう。そこにいる二条様です。こんな格好いい婚約者がいて羨ましいです~」
彼女は楽しそうに笑うと、可愛らしく振り返る。
二条と婚約……?
彼女の突拍子もない言葉に大きく目を見張る中、アベルは訝し気な表情を浮かべ、私へと視線を向けた。
「アヤカ、今の話はホントウ?」
「へぇっ、えっ、あ~、えーと……」
彼女がどうしてそんなことを……?
私と二条が婚約しているだなんて……それにあの自信。
乙女ゲームの細かい詳細は思い出せないけれど、彼女がそれを知っているのなら、私は二条と婚約していなければならなかった……?
あぁもう、頭がうまく回らない、とりあえず答えないと。
「二条とは友人よ、フィアンセはいないわ。……だけどアベル、ごめんなさい。私はまだフィアンセを作る予定はないの」
私の言葉にアベルよりも先に立花が反応する。
信じられないとでも言うように、大きく目を見開きこちらへ詰め寄ってきた。
「……あなた一体どういうつもり?」
周りに聞こえないよう小さな声で囁くと、立花は鋭く私を睨みつける。
そんな彼女の反応に、また疑問符が浮かぶ。
どういうつもりとはどういう意味なの?
彼女はやっぱりゲームの内容知っている?
聞きたいことは沢山ある。
だけど彼女の正体がはっきりしない以上、迂闊なことは話したくない。
それに彼女と対峙すると、なんだか胸の奥が不安で埋め尽くされてしまう。
無言のまま彼女を見つめていると、アベルは私の腕を引きこちらを見上げた。
「ワカッタ、ざんねん」
シュンとした様子のアベルに、私は慌てて姿勢を正すと、ごめんなさいと改めて頭を下げる。
そんな私の様子に、アベルはそっと立ち上がり、私の頬へ手を伸ばすと、ゆっくりと顔を近づけてきた。
[やっぱり、アヤカは面白いね。簡単に落ちちゃったらつまらない。また会いに来るよ]
そうフランス語で囁くと、チュッと頬に柔らかい感触を感じた。
「おいッ、なっ、何してんだ!」
「はぁっ!?彩華様からすぐに離れろ!」
二条と奏太君の声が重なると、二人は勢いよく私の腕を引き寄せ、アベルから引き離す。
腕が痛いし頭も痛い、はぁ……なんだかとっても疲れた……。
私は頭を押さえながらため息を吐くと、アベルは肩を揺らせて笑っていた。
「Salut」
アベルは軽く手を振りながら私へウィンクを投げると、そのままエントランスへ颯爽と消えていく。
彼の後ろ姿を呆然と二人に挟まれながら眺めていると、私の頭上では二条と奏太君の言い争いが始まっていた。
0
あなたにおすすめの小説
転生したら悪役令嬢になりかけてました!〜まだ5歳だからやり直せる!〜
具なっしー
恋愛
5歳のベアトリーチェは、苦いピーマンを食べて気絶した拍子に、
前世の記憶を取り戻す。
前世は日本の女子学生。
家でも学校でも「空気を読む」ことばかりで、誰にも本音を言えず、
息苦しい毎日を過ごしていた。
ただ、本を読んでいるときだけは心が自由になれた――。
転生したこの世界は、女性が希少で、男性しか魔法を使えない世界。
女性は「守られるだけの存在」とされ、社会の中で特別に甘やかされている。
だがそのせいで、女性たちはみな我儘で傲慢になり、
横暴さを誇るのが「普通」だった。
けれどベアトリーチェは違う。
前世で身につけた「空気を読む力」と、
本を愛する静かな心を持っていた。
そんな彼女には二人の婚約者がいる。
――父違いの、血を分けた兄たち。
彼らは溺愛どころではなく、
「彼女のためなら国を滅ぼしても構わない」とまで思っている危険な兄たちだった。
ベアトリーチェは戸惑いながらも、
この異世界で「ただ愛されるだけの人生」を歩んでいくことになる。
※表紙はAI画像です
【完結】転生したら悪役継母でした
入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。
その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。
しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。
絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。
記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。
夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。
◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆
*旧題:転生したら悪妻でした
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる