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エリザベート嬢はあきらめない
国王陛下からの伝言
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『ドリミア王国の聖女ロリエッタ』のお披露目パーティーが開かれる事になった。
「隣国や近辺諸国に瘴気が発生し、我が国の魔法騎士団が出動している。こんな時に盛大なパーティーを開くのは不謹慎なのでは?」
そう言って反対した者は、国の役職を解かれた。
国王陛下の側には、いつも宰相デイビス・ブルーノが付いていて、陛下の様子を見張っているようだった。親衛副隊長のホワイル・ブラウンも側で控えてはいたが、そのホワイルの事もデイビスは見張っているようだった。
アフレイドがいた頃には、よく一緒に来城していたマーガレットも、ここ数ヶ月、王妃様に会えていない。
マーガレットが王妃様をお訪ねしても、
「謁見の方は事前の申し込みをお願い致します」
と冷たく追い返されてしまう。
事前に謁見を申し込むと、
「王妃様は公務などでお忙しいので、お会い出来ないそうです」
と断られてしまう。そんな日々が続いていた。
「最近マーガレット様はいらっしゃいませんね。王妃様がこんなに待っていらっしゃるのに、ずいぶん薄情な方ですね」
王妃様にはこうに言って、マーガレットを批判していた。
宰相デイビス・ブルーノは、アフレイドがいない間に、王家とノイズ公爵家の絆きずなを少しずつ弱めようと画策かくさくしてるのだ。
「心の清らかな優しい聖女ロリエッタ様」の話と、「ロリエッタ様に嫉妬して、彼女に悪質な意地悪をする、エリザベート様」の噂話を、毎日、陛下や王妃様に聞こえるところでするように、メイド達は命じられていた。
だから、国王陛下や王妃様のエリザベートに対する信頼が、薄れていったのは仕方がない事だった
国王陛下と王妃様は、聖女ロリエッタを崇拝する者達に囲まれてしまっていた。
そんなある日の王都学園の昼休み。ウィリ様、エド、アメリア、マルティナ、そしてエリザの5人は、男子寮のウィリ様とエドの部屋に居た。
本当は男子寮に女子が入る時は許可が必要なのだけれど、ウィリ様は王国の王太子の特権を利用したのだ。
「今日、この部屋に来てもらったのは、とても大切な話をする為なんだ」
そう言ってウィリ様は話を始めた。
本当にとても重大な話だった。
常にウィリ様を護っている魔法騎士団の護衛が、部屋に盗聴防止のバリアを張っていた。
「ここに居る全員。そう、君達も一緒に、アミルダ王国に留学するよ」
「!」
「!」
「!」
ウィリ様は突然そう言った。
「もうすぐ、ロリエッタ嬢が聖女になったお披露目パーティーが城内で催される。宰相のデイビスは、その時に、僕とロリエッタ嬢の婚約を発表する気なんだ」
「え~?」
「何?それ!」
「ひどい!酷すぎますわ!」
「じゃあ、ワーズはどうなるの?」
「ワーズ?」
「あっ、マルティナは知らなかったわね。隣国のアントワーズ王女のことよ」
「隣国のアントワーズ王女様なら、お名前は聞いた事がありますわ」
「ウィリ様はね、アントワーズとお付き合いしているのよ」
「え~~!?本当ですの?」
「ワーズの居る学校へ留学するんだ」
ウィリ様が言った。そして話を続けた。
「父上は、はじめはドルマンや宰相デイビスに勧められて、聖女ロリエッタと僕を婚約させようとしていたんだ。
その婚約に同意していたのだけれど、何か周りの様子がおかしい事に気がつかれた。
それで宰相デイビスに、「ウィリアムとエリザベート嬢の事は幼少の頃から決まっている。だから今更、婚約は変更できない」と伝えたそうだ。(もしもの時のために、カモフラージュのエリザベートの名前を使ったらしい。)
カモフラージュの名前を使って正解だった。宰相デイビスはお披露目パーティーでウィリアム殿下と聖女ロリエッタの婚約を発表する事は、もう決定している事なので、変更は出来ないと父上に言ったらしい。
この時、父上は自分と母上は、宰相デイビスなど聖女ロリエッタ派の者たちに、常に見張られ、監禁に近い状態にされている事に気がついたのだ。
父上は親衛副隊長のホワイルに
『早急にアミルダ王国のレティシア様のところに行くのだ。この国にいてはお前まで奴らに監禁されてしまう。ひとまず、アフレイドとレティシア様のところに逃げるのだ』
という、僕への伝言を依頼した。
ホワイルは、すぐに息子のエドに連絡して父上の様子と伝言を伝えた。それが今朝の事だ。
「『アミルダ王国に行ったアフレイドや魔法騎士団の様子が気になって仕方がありません。
国を守ってくれている彼らを応援したい気持ちを、抑える事ができません。
彼らの戦況を把握したい。少しでも役に立ちたい。
だから、僕はアミルダ王国に留学する事にしました。
父上にご相談したら心配して止められる。そう思ったので、黙って旅立ちます。お許し下さい。頑張ってきます』
そう書いた手紙を残しておけば、奴らはその置き手紙を信じるだろう。あとの事は任せなさい。一刻も早く行きなさい」
父上はそう伝言されたらしい。
マーガレット様も危ない。なので、先に魔法騎士団のメンバーが迎えに行っているから、アミルダ王国で会えるだろう。だからエリザ、一緒に行こう。
アメリアとマルティナの両親のところにも、魔法騎士団から秘密裏に連絡が行っているはずだ。もう、アミルダ王国についておられるはずだよ。だから、2人も一緒に行こう。
急な事だけれど、今から出発するよ。3人とも、いいね?」
城でそんな事が起こっているとは!陛下を監禁状態にするなんて!何という事だろう。一度めにはなかった事だった。何が起こっているのだろう。
アメリアとマルティナは、家族にも連絡が行っていて、先に向こうに移動している事を知って、自分もすぐに出発する事に同意した。
「分かったわ」
「分かりましたわ」
けれどエリザは同意する事は出来なかった。
(もし、ロリエッタが瘴気を浄化しなかったら、この国を守れるのは自分しかいない。私はこの国を離れられない。)
しかし、その事を今ここで話す訳にはいかなかった。
「ウィリ様、エド、アメリア、マルティナ。私はこの国に残るわ」
「エリザベート!」
「エリザ!」
「エリザ!」
「エリザ!」
「理由はレティシア様とお父様が知っているわ。ゴメンなさい。誰にも言えない話なの。私はこの国で、まだ、しなければならない事が残っているの」
「今の学園にエリザを置いては行けないわ。独りになってしまう」
「学園どころか、この国の中で独りになってしまうよ」
「エリザが残るなら、私も残る」
「私も」
アメリアとマルティナはそう言ってくれた。けれど、それはダメだ。
「大丈夫よ。魔法騎士団の護衛の人達もいてくれるし、それに、お兄様もいる。だから、私は独りじゃないわ。アメリア、マルティナ。ウィリ様やエドと一緒に行ってちょうだい。お願い」
「エリザ・・」
「エリザ・・」
「2人の気持ちはとっても嬉しい。それだけでもう、私は独りぼっちじゃないって分かったわ」
その後、私達は色々な話をした。
そしてとうとう、その時が来てしまった。
部屋に旋風つむじかぜが起こり、お兄様が現れた。
「お兄様!」
リアムは頷いた。
「ウィリアム殿下、お見送りに参りました。エリザの事はお任せ下さい。大丈夫です」
「リアム、あとの事、父上や母上の事、宜しく頼む!」
ウィリアムは決断しなければならなかった。
「殿下、お任せ下さい。父上やレティシア様がいるとはいえ、国を出たら闇の使い手がいます。瘴気が発生しています。気をつけて下さい。他の3人も無理はしないで。自分をしっかり守るんだよ。いいね。」
「わかった、気をつけるよ。リアム。エリザベートを頼む!」
「お任せ下さい、殿下」
「エリザベート!絶対に無理をしてはダメよ。頑張って!」
「エリザ、心配よ。無理はしないでね。わたし達は貴方の味方だから。それを忘れないで」
「リアム様、父の事も宜しくお願い致します。エリザ、無理をするなよ」
「ホワイル様なら大丈夫だよ、エド。魔法騎士団がついている。さあ出発だ。エリザの事も任せて。アミルダ王国に移動するよ。いいね」
「私は大丈夫。お兄様や魔法騎士団の方々もついているわ。さあ!行って!あなた達の無事を祈っているわ」
4人が頷いた。そして次の瞬間、部屋に残っているのはエリザだけになった。すぐにリアムが戻ってきた。
「お兄様・・」
リアムはエリザベートをフワリと抱き寄せた。
「エリザ、僕もいる。だから大丈夫だよ」
エリザベートは頷いた。そして、リアムに送られて女子寮に戻ってきた。
「何かあったら必ず緊急魔法を使うんだよ。どこにいても必ず駆けつけるから。
学園が辛かったら休学してもいいよ。今日はゆっくり休むんだよ」
そう言ってリアムは旋風と共に帰って行った。
(自分で決めた事だ。寂しがっている時間はないわ。私は私のやるべき事をするだけ。貴方なら大丈夫よ、エリザベート。)
そう自分に言い聞かせていた時だった。
『ミールもいるよ。カイ様もいる。エリザには私達がついているわ。さあ、今日はもうゆっくり休んだ方がいいよ。いい夢を見てね』
ミールが現れ、そしてエリザは、ゆっくりと眠りについたのだった。
「隣国や近辺諸国に瘴気が発生し、我が国の魔法騎士団が出動している。こんな時に盛大なパーティーを開くのは不謹慎なのでは?」
そう言って反対した者は、国の役職を解かれた。
国王陛下の側には、いつも宰相デイビス・ブルーノが付いていて、陛下の様子を見張っているようだった。親衛副隊長のホワイル・ブラウンも側で控えてはいたが、そのホワイルの事もデイビスは見張っているようだった。
アフレイドがいた頃には、よく一緒に来城していたマーガレットも、ここ数ヶ月、王妃様に会えていない。
マーガレットが王妃様をお訪ねしても、
「謁見の方は事前の申し込みをお願い致します」
と冷たく追い返されてしまう。
事前に謁見を申し込むと、
「王妃様は公務などでお忙しいので、お会い出来ないそうです」
と断られてしまう。そんな日々が続いていた。
「最近マーガレット様はいらっしゃいませんね。王妃様がこんなに待っていらっしゃるのに、ずいぶん薄情な方ですね」
王妃様にはこうに言って、マーガレットを批判していた。
宰相デイビス・ブルーノは、アフレイドがいない間に、王家とノイズ公爵家の絆きずなを少しずつ弱めようと画策かくさくしてるのだ。
「心の清らかな優しい聖女ロリエッタ様」の話と、「ロリエッタ様に嫉妬して、彼女に悪質な意地悪をする、エリザベート様」の噂話を、毎日、陛下や王妃様に聞こえるところでするように、メイド達は命じられていた。
だから、国王陛下や王妃様のエリザベートに対する信頼が、薄れていったのは仕方がない事だった
国王陛下と王妃様は、聖女ロリエッタを崇拝する者達に囲まれてしまっていた。
そんなある日の王都学園の昼休み。ウィリ様、エド、アメリア、マルティナ、そしてエリザの5人は、男子寮のウィリ様とエドの部屋に居た。
本当は男子寮に女子が入る時は許可が必要なのだけれど、ウィリ様は王国の王太子の特権を利用したのだ。
「今日、この部屋に来てもらったのは、とても大切な話をする為なんだ」
そう言ってウィリ様は話を始めた。
本当にとても重大な話だった。
常にウィリ様を護っている魔法騎士団の護衛が、部屋に盗聴防止のバリアを張っていた。
「ここに居る全員。そう、君達も一緒に、アミルダ王国に留学するよ」
「!」
「!」
「!」
ウィリ様は突然そう言った。
「もうすぐ、ロリエッタ嬢が聖女になったお披露目パーティーが城内で催される。宰相のデイビスは、その時に、僕とロリエッタ嬢の婚約を発表する気なんだ」
「え~?」
「何?それ!」
「ひどい!酷すぎますわ!」
「じゃあ、ワーズはどうなるの?」
「ワーズ?」
「あっ、マルティナは知らなかったわね。隣国のアントワーズ王女のことよ」
「隣国のアントワーズ王女様なら、お名前は聞いた事がありますわ」
「ウィリ様はね、アントワーズとお付き合いしているのよ」
「え~~!?本当ですの?」
「ワーズの居る学校へ留学するんだ」
ウィリ様が言った。そして話を続けた。
「父上は、はじめはドルマンや宰相デイビスに勧められて、聖女ロリエッタと僕を婚約させようとしていたんだ。
その婚約に同意していたのだけれど、何か周りの様子がおかしい事に気がつかれた。
それで宰相デイビスに、「ウィリアムとエリザベート嬢の事は幼少の頃から決まっている。だから今更、婚約は変更できない」と伝えたそうだ。(もしもの時のために、カモフラージュのエリザベートの名前を使ったらしい。)
カモフラージュの名前を使って正解だった。宰相デイビスはお披露目パーティーでウィリアム殿下と聖女ロリエッタの婚約を発表する事は、もう決定している事なので、変更は出来ないと父上に言ったらしい。
この時、父上は自分と母上は、宰相デイビスなど聖女ロリエッタ派の者たちに、常に見張られ、監禁に近い状態にされている事に気がついたのだ。
父上は親衛副隊長のホワイルに
『早急にアミルダ王国のレティシア様のところに行くのだ。この国にいてはお前まで奴らに監禁されてしまう。ひとまず、アフレイドとレティシア様のところに逃げるのだ』
という、僕への伝言を依頼した。
ホワイルは、すぐに息子のエドに連絡して父上の様子と伝言を伝えた。それが今朝の事だ。
「『アミルダ王国に行ったアフレイドや魔法騎士団の様子が気になって仕方がありません。
国を守ってくれている彼らを応援したい気持ちを、抑える事ができません。
彼らの戦況を把握したい。少しでも役に立ちたい。
だから、僕はアミルダ王国に留学する事にしました。
父上にご相談したら心配して止められる。そう思ったので、黙って旅立ちます。お許し下さい。頑張ってきます』
そう書いた手紙を残しておけば、奴らはその置き手紙を信じるだろう。あとの事は任せなさい。一刻も早く行きなさい」
父上はそう伝言されたらしい。
マーガレット様も危ない。なので、先に魔法騎士団のメンバーが迎えに行っているから、アミルダ王国で会えるだろう。だからエリザ、一緒に行こう。
アメリアとマルティナの両親のところにも、魔法騎士団から秘密裏に連絡が行っているはずだ。もう、アミルダ王国についておられるはずだよ。だから、2人も一緒に行こう。
急な事だけれど、今から出発するよ。3人とも、いいね?」
城でそんな事が起こっているとは!陛下を監禁状態にするなんて!何という事だろう。一度めにはなかった事だった。何が起こっているのだろう。
アメリアとマルティナは、家族にも連絡が行っていて、先に向こうに移動している事を知って、自分もすぐに出発する事に同意した。
「分かったわ」
「分かりましたわ」
けれどエリザは同意する事は出来なかった。
(もし、ロリエッタが瘴気を浄化しなかったら、この国を守れるのは自分しかいない。私はこの国を離れられない。)
しかし、その事を今ここで話す訳にはいかなかった。
「ウィリ様、エド、アメリア、マルティナ。私はこの国に残るわ」
「エリザベート!」
「エリザ!」
「エリザ!」
「エリザ!」
「理由はレティシア様とお父様が知っているわ。ゴメンなさい。誰にも言えない話なの。私はこの国で、まだ、しなければならない事が残っているの」
「今の学園にエリザを置いては行けないわ。独りになってしまう」
「学園どころか、この国の中で独りになってしまうよ」
「エリザが残るなら、私も残る」
「私も」
アメリアとマルティナはそう言ってくれた。けれど、それはダメだ。
「大丈夫よ。魔法騎士団の護衛の人達もいてくれるし、それに、お兄様もいる。だから、私は独りじゃないわ。アメリア、マルティナ。ウィリ様やエドと一緒に行ってちょうだい。お願い」
「エリザ・・」
「エリザ・・」
「2人の気持ちはとっても嬉しい。それだけでもう、私は独りぼっちじゃないって分かったわ」
その後、私達は色々な話をした。
そしてとうとう、その時が来てしまった。
部屋に旋風つむじかぜが起こり、お兄様が現れた。
「お兄様!」
リアムは頷いた。
「ウィリアム殿下、お見送りに参りました。エリザの事はお任せ下さい。大丈夫です」
「リアム、あとの事、父上や母上の事、宜しく頼む!」
ウィリアムは決断しなければならなかった。
「殿下、お任せ下さい。父上やレティシア様がいるとはいえ、国を出たら闇の使い手がいます。瘴気が発生しています。気をつけて下さい。他の3人も無理はしないで。自分をしっかり守るんだよ。いいね。」
「わかった、気をつけるよ。リアム。エリザベートを頼む!」
「お任せ下さい、殿下」
「エリザベート!絶対に無理をしてはダメよ。頑張って!」
「エリザ、心配よ。無理はしないでね。わたし達は貴方の味方だから。それを忘れないで」
「リアム様、父の事も宜しくお願い致します。エリザ、無理をするなよ」
「ホワイル様なら大丈夫だよ、エド。魔法騎士団がついている。さあ出発だ。エリザの事も任せて。アミルダ王国に移動するよ。いいね」
「私は大丈夫。お兄様や魔法騎士団の方々もついているわ。さあ!行って!あなた達の無事を祈っているわ」
4人が頷いた。そして次の瞬間、部屋に残っているのはエリザだけになった。すぐにリアムが戻ってきた。
「お兄様・・」
リアムはエリザベートをフワリと抱き寄せた。
「エリザ、僕もいる。だから大丈夫だよ」
エリザベートは頷いた。そして、リアムに送られて女子寮に戻ってきた。
「何かあったら必ず緊急魔法を使うんだよ。どこにいても必ず駆けつけるから。
学園が辛かったら休学してもいいよ。今日はゆっくり休むんだよ」
そう言ってリアムは旋風と共に帰って行った。
(自分で決めた事だ。寂しがっている時間はないわ。私は私のやるべき事をするだけ。貴方なら大丈夫よ、エリザベート。)
そう自分に言い聞かせていた時だった。
『ミールもいるよ。カイ様もいる。エリザには私達がついているわ。さあ、今日はもうゆっくり休んだ方がいいよ。いい夢を見てね』
ミールが現れ、そしてエリザは、ゆっくりと眠りについたのだった。
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