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秘密のミッション
3【モブA君視点】
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シルヴァリオンが秘密ミッションを始める数日前
モブA君視点です
***********
皇帝が皇妃様のために建てた離宮にお邪魔するのはこれで3回目だ。
まずこの宮殿がたっているのが、王都の中心にある王宮から遠く馬車で1時間以上もかかるような場所にある。
この山は皇国領で一般人が立ち入ることができないよう鉄柵や石壁で覆われている。
中に入るには、各所にある検問所で身分を検められ、許可証を見せ、危険物を持っていないか全身裸にされた後、所持品の検査をし、ようやく内部へと案内される。
内部の石畳には客人用の豪奢な馬車が用意されており、そこに乗せられ両脇には刀剣を携えた黒服が2名ぴったりと張り付き、前方にも1名の黒服が座り、圧迫感がこの上ない。
馬車の窓は閉められていて、開けて欲しいとお願いしたことはない。(出来る雰囲気じゃない)
ガタゴトと揺れる馬車に乗ること数分、関所なのか?止まったり進んだりを繰り返しようやく馬車から下りることを許された。
前に座っていた黒服さんが先に下りて誰かに頷くと、オレが下りることが許された。
街とは違う清涼な空気の中に、モエラス地方特産の黒くてピカピカなモエラス磨石をふんだんに使った宮殿の外門があり、そこにはまた別の黒服さんが4名もいた。
3回目ということもあり皆さんの態度や表情が柔らかくなった気がするが、黒服精鋭として周囲への警戒は怠らない。
左右に座っていた黒服さんも馬車を下りてきて、3人の黒服さんを従えるように立ってるオレは中流貴族の息子で黒服の皆さんのほうが家柄で言うとずっと上の方々だ。
こんなオレがなぜこのように皇妃様の元を3回も訪れることが出来るかを説明しよう。
エーリスの王子シルヴァリオン様が留学という名目でシアーズ国へ来られ、学園に通うことになった時、同年代の貴族男子がクラスメイトとして同じクラスに配属された。
それは【影】と呼ばれる存在でシルヴァリオン様の動向を探り、監視する役割だったはずなのに。
「オーディン様も通われる!?」
飛び級してとっくに学園高等部を卒業されているオーディン様も通うと聞き驚き戸惑っている所に、またもや驚きの指令が下された。
【エーリス王子に話しかける事、見ることを禁ずる】
【影】だけではなく、全教師・生徒・学園に関わる者すべてに言い渡された。
それを忠実に守り、時折目の端にその麗しいお姿を掠め見るしか出来なかった1か月ほど。
シルヴァリオン様と会話することもなく、ある事件がありシルヴァリオン様が学園に通われることが無くなった為【影】としての任務も終わり解散となった。
けれどそのあと、ショッピングモールでお買い物をされるシルヴァリオン様を一般人の振りをして警護する【影】としての任務中に再会し、恐れ多くもオレなんかの顔を記憶してくださっていて会話していただいた時は天にも昇る心地で、今この瞬間死んでもいいと思った。
だがその時、会話してしまったせいで【影】としての職務は解雇され俺は無職となってしまった。
どうすっかなーとブラブラ無職を楽しんでいたオレに
その数か月後、国からの通達で拝命した職業は【影:シルヴァリオンの友人】だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*この人は44話「元、影の告白」のA君です
モブA君視点です
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皇帝が皇妃様のために建てた離宮にお邪魔するのはこれで3回目だ。
まずこの宮殿がたっているのが、王都の中心にある王宮から遠く馬車で1時間以上もかかるような場所にある。
この山は皇国領で一般人が立ち入ることができないよう鉄柵や石壁で覆われている。
中に入るには、各所にある検問所で身分を検められ、許可証を見せ、危険物を持っていないか全身裸にされた後、所持品の検査をし、ようやく内部へと案内される。
内部の石畳には客人用の豪奢な馬車が用意されており、そこに乗せられ両脇には刀剣を携えた黒服が2名ぴったりと張り付き、前方にも1名の黒服が座り、圧迫感がこの上ない。
馬車の窓は閉められていて、開けて欲しいとお願いしたことはない。(出来る雰囲気じゃない)
ガタゴトと揺れる馬車に乗ること数分、関所なのか?止まったり進んだりを繰り返しようやく馬車から下りることを許された。
前に座っていた黒服さんが先に下りて誰かに頷くと、オレが下りることが許された。
街とは違う清涼な空気の中に、モエラス地方特産の黒くてピカピカなモエラス磨石をふんだんに使った宮殿の外門があり、そこにはまた別の黒服さんが4名もいた。
3回目ということもあり皆さんの態度や表情が柔らかくなった気がするが、黒服精鋭として周囲への警戒は怠らない。
左右に座っていた黒服さんも馬車を下りてきて、3人の黒服さんを従えるように立ってるオレは中流貴族の息子で黒服の皆さんのほうが家柄で言うとずっと上の方々だ。
こんなオレがなぜこのように皇妃様の元を3回も訪れることが出来るかを説明しよう。
エーリスの王子シルヴァリオン様が留学という名目でシアーズ国へ来られ、学園に通うことになった時、同年代の貴族男子がクラスメイトとして同じクラスに配属された。
それは【影】と呼ばれる存在でシルヴァリオン様の動向を探り、監視する役割だったはずなのに。
「オーディン様も通われる!?」
飛び級してとっくに学園高等部を卒業されているオーディン様も通うと聞き驚き戸惑っている所に、またもや驚きの指令が下された。
【エーリス王子に話しかける事、見ることを禁ずる】
【影】だけではなく、全教師・生徒・学園に関わる者すべてに言い渡された。
それを忠実に守り、時折目の端にその麗しいお姿を掠め見るしか出来なかった1か月ほど。
シルヴァリオン様と会話することもなく、ある事件がありシルヴァリオン様が学園に通われることが無くなった為【影】としての任務も終わり解散となった。
けれどそのあと、ショッピングモールでお買い物をされるシルヴァリオン様を一般人の振りをして警護する【影】としての任務中に再会し、恐れ多くもオレなんかの顔を記憶してくださっていて会話していただいた時は天にも昇る心地で、今この瞬間死んでもいいと思った。
だがその時、会話してしまったせいで【影】としての職務は解雇され俺は無職となってしまった。
どうすっかなーとブラブラ無職を楽しんでいたオレに
その数か月後、国からの通達で拝命した職業は【影:シルヴァリオンの友人】だった。
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*この人は44話「元、影の告白」のA君です
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