53 / 85
3章⭐︎新しい家族から学ぶ帝王学編⭐︎
放置
しおりを挟む
-side リアム-
「若輩者ですが、この町の領主に就任いたしましたリアムと申します。本日は、私が領主になって初めて主催させていただくパーティお越しいただき誠にありがとうございます。よろしくお願いいたします」
パチパチパチパチ……。
ふう……緊張したがなんとかいけたか?
開幕の挨拶を散々練習させられたおかげで、随分と流暢に発表できるようになった。
『お疲れ様リアム。それより、すげえぞこれはなかなか』
「ああ……すごいな」
この会場、俺への悪意や警戒心がものすごく高いのだ。ロキ様の加護のおかげで分かったが、そうでなかったら絶対見抜けてないと思うほどの穏やかそうなそうな人からもびんびんと警戒心が突き刺さる。警戒心だけならいいが、敵意剥き出しはちょっと……。
「どちらにしてもここは危険だね。一旦父上に言って具合悪いと……」
『具合?お前別におかしいとこもないだろ?それよりも行こうぜ!飯食いに!』
あ、そっち?俺のこと心配してくれてんじゃないの?
『そんなのするわけねえだろ!それより早く行こうぜ!なくなっちまう!』
「う、うん」
おい、少しは俺を心配せんかい。まあでも。ルーカスがそういうんだったら、大丈夫か?……って、あれ?そういえばシルバーは?
『こっちだ。主人殿』
「お?……って?」
見ると、シルバーは人を咥えていた。
高そうなローブは、この前の運命教の信者の格好によく似ている。
『いい香りがしたもので、キッチンにこっそり入ってつまみ食いしていたら、此奴が入ってきてのう。我の食事を邪魔しようとしたから、こう、ぱぱっとな』
いや、言い方。3分クッキングか。
はあ、というか、うちの従魔達は飯のこととなると自由すぎて行動がよめないな。
普通、厳戒態勢が取られているキッチンに無断で侵入するなんてできないから、
この人もまさかこんなのがいると思わなかっただろう。敵ながら、災難だったな。
「それにしても、なんで運命教の信者がここに?何かしにきたってことだよね?」
『どうやら、主人殿のパーティのご飯に毒を混ぜようとしていたみたいだのう』
「え!?」
『心配するな。鑑定で、ここに出された食事が全部無害ということは確認済みだからのう』
「よ、よかった。ありがとうシルバー」
『気にするな。では、安心したところでそろそろ我らも食べに行くか』
そう言って、シルバーはローブを被った人を下に置いた。
「え?この人は放っといてもいいの?」
『ああ。どうせ我の結界からは出れぬし、後で事情聴取をしても遅くはないだろう。それより、我らも早く食べに行った方が良さそうだな』
「一応、前回倒すのに結構苦労した人たちなんだけどなあ。でも確かにそれもそうか。あ、狙ってた品がもうなくなりかかってる!」
飯のことになると、周りが見えなくなるのは俺も同じだったので、あっという間に、意識がそちらに持っていかれ運命教の人がなぜここにいるかは後回しになっていた。
「もごもごもごもg(もしかして、私放置プレイですか?)」
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
「おおー。ウニに似た魔物とカリフラワーのムースか。すごいな、濃厚さが」
『うむ。なかなかだな。こっちの地竜のステーキもなかなかだぞ』
「確かに。筋肉質だけど脂もしっかりあって美味しくてすごいな」
『ああ。あ、主人殿。あそこにルーカスがおるぞ。あやつめ、人目も憚らず、肉料理を食いおって。羨ましいではないか。ただ、周りの人間が困っておる』
「あ、ああ。本当だ。今は姿を隠しているからなあ。早いところ、行かないと。すみません!うちの精霊が」
一応俺が、精霊使いということは使用人には知れ渡っているので、最初こそ戸惑っていたものの、最近では勝手にご飯が無くなっていても戸惑う使用人はほとんどいない。
むしろ、最近は気を利かせて従魔達がつまみ食いしてもいいようにかなり多めにご飯を用意しているっぽいのだ。
ただ、今日は外部の人たちも沢山いる。そのせいか、何事かと人だかりが出来ていた。
ザワ……!
「おお!あれが精霊の仕業なのか。ありがたやーありがたやー」
「リアム様が、精霊使いという話は本当だったようだな。そんな人に領主になっていただけるとは、この領地も安泰だな」
「まだ、決めつけるのは、はええぜ。もっと人を見ないと分からないだろ。ただまあ、精霊使いってのはポイント高いかな。子供だけど、実力は確かにってことか」
今の一幕で、俺への警戒心というのが一気に少なくなったようだ。どうやら、新領主が子供ということで心配だったらしい。
まあ、それだけではないっぽいんだけどね。なんせ、初日にドラゴンに乗って登場。
しかもその後、それを嘘ついて誤魔化すという、どう考えても問題児にしか思えないような行動をとったことは、おそらく街中で広がりまくっているだろうから。
逆に俺がこの人たちの立場でもそんな奴、警戒しまくるだろう。
しかし、今のでかなり警戒が解けるとは。
この国における精霊というのは凄いんだな。実際に俺は契約してないけど。
『よかったら、今度契約しに行くか?なんなら、知り合いの精霊に契約の試練を受けさせて欲しいって頼んでおくぞ?』
「え、遠慮します」
ルーカスの知り合いの精霊なんて絶対化け物級のがくるのに決まってる。その精霊の契約の試練だと?考えただけで、嫌になる程厳しそうだ。それ以前にそもそも、ルーカス、シルバー、ロキ様それに最近はレオンとヘンリー。俺の周りには問題児しかいない。
これ以上、問題児が増えれば手に負えなくなってしまう可能性もある。
『こいつ、その問題児の中に自分を含めてないらしいんだよな?そろそろ言ってあげたほうがいいんじゃね?』
『まあまあ、もう少し大人になってからでも気づくのは遅くないだろう。自分が1番の問題児だったと気づくのは受け入れるより時間がかかるしのう』
ん……?俺は前世と年齢を合わせれば、成人もしているから受け入れられるぞ。
まあ、俺は問題児ではないし受け入れる以前の問題だけど。
『確かにこれは重症だな。うん。今後に期待ということだ!』
『うむ。まだまだ時間はたっぷりあるしのう。伸び代だけはとてもあるから大丈夫だろうて』
んん……?俺は何をそこまで期待されているの?
こうしてほのぼのしていた時、飲んだジュースは味がピリリとしていて美味しかった。
----------------------------
「若輩者ですが、この町の領主に就任いたしましたリアムと申します。本日は、私が領主になって初めて主催させていただくパーティお越しいただき誠にありがとうございます。よろしくお願いいたします」
パチパチパチパチ……。
ふう……緊張したがなんとかいけたか?
開幕の挨拶を散々練習させられたおかげで、随分と流暢に発表できるようになった。
『お疲れ様リアム。それより、すげえぞこれはなかなか』
「ああ……すごいな」
この会場、俺への悪意や警戒心がものすごく高いのだ。ロキ様の加護のおかげで分かったが、そうでなかったら絶対見抜けてないと思うほどの穏やかそうなそうな人からもびんびんと警戒心が突き刺さる。警戒心だけならいいが、敵意剥き出しはちょっと……。
「どちらにしてもここは危険だね。一旦父上に言って具合悪いと……」
『具合?お前別におかしいとこもないだろ?それよりも行こうぜ!飯食いに!』
あ、そっち?俺のこと心配してくれてんじゃないの?
『そんなのするわけねえだろ!それより早く行こうぜ!なくなっちまう!』
「う、うん」
おい、少しは俺を心配せんかい。まあでも。ルーカスがそういうんだったら、大丈夫か?……って、あれ?そういえばシルバーは?
『こっちだ。主人殿』
「お?……って?」
見ると、シルバーは人を咥えていた。
高そうなローブは、この前の運命教の信者の格好によく似ている。
『いい香りがしたもので、キッチンにこっそり入ってつまみ食いしていたら、此奴が入ってきてのう。我の食事を邪魔しようとしたから、こう、ぱぱっとな』
いや、言い方。3分クッキングか。
はあ、というか、うちの従魔達は飯のこととなると自由すぎて行動がよめないな。
普通、厳戒態勢が取られているキッチンに無断で侵入するなんてできないから、
この人もまさかこんなのがいると思わなかっただろう。敵ながら、災難だったな。
「それにしても、なんで運命教の信者がここに?何かしにきたってことだよね?」
『どうやら、主人殿のパーティのご飯に毒を混ぜようとしていたみたいだのう』
「え!?」
『心配するな。鑑定で、ここに出された食事が全部無害ということは確認済みだからのう』
「よ、よかった。ありがとうシルバー」
『気にするな。では、安心したところでそろそろ我らも食べに行くか』
そう言って、シルバーはローブを被った人を下に置いた。
「え?この人は放っといてもいいの?」
『ああ。どうせ我の結界からは出れぬし、後で事情聴取をしても遅くはないだろう。それより、我らも早く食べに行った方が良さそうだな』
「一応、前回倒すのに結構苦労した人たちなんだけどなあ。でも確かにそれもそうか。あ、狙ってた品がもうなくなりかかってる!」
飯のことになると、周りが見えなくなるのは俺も同じだったので、あっという間に、意識がそちらに持っていかれ運命教の人がなぜここにいるかは後回しになっていた。
「もごもごもごもg(もしかして、私放置プレイですか?)」
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
「おおー。ウニに似た魔物とカリフラワーのムースか。すごいな、濃厚さが」
『うむ。なかなかだな。こっちの地竜のステーキもなかなかだぞ』
「確かに。筋肉質だけど脂もしっかりあって美味しくてすごいな」
『ああ。あ、主人殿。あそこにルーカスがおるぞ。あやつめ、人目も憚らず、肉料理を食いおって。羨ましいではないか。ただ、周りの人間が困っておる』
「あ、ああ。本当だ。今は姿を隠しているからなあ。早いところ、行かないと。すみません!うちの精霊が」
一応俺が、精霊使いということは使用人には知れ渡っているので、最初こそ戸惑っていたものの、最近では勝手にご飯が無くなっていても戸惑う使用人はほとんどいない。
むしろ、最近は気を利かせて従魔達がつまみ食いしてもいいようにかなり多めにご飯を用意しているっぽいのだ。
ただ、今日は外部の人たちも沢山いる。そのせいか、何事かと人だかりが出来ていた。
ザワ……!
「おお!あれが精霊の仕業なのか。ありがたやーありがたやー」
「リアム様が、精霊使いという話は本当だったようだな。そんな人に領主になっていただけるとは、この領地も安泰だな」
「まだ、決めつけるのは、はええぜ。もっと人を見ないと分からないだろ。ただまあ、精霊使いってのはポイント高いかな。子供だけど、実力は確かにってことか」
今の一幕で、俺への警戒心というのが一気に少なくなったようだ。どうやら、新領主が子供ということで心配だったらしい。
まあ、それだけではないっぽいんだけどね。なんせ、初日にドラゴンに乗って登場。
しかもその後、それを嘘ついて誤魔化すという、どう考えても問題児にしか思えないような行動をとったことは、おそらく街中で広がりまくっているだろうから。
逆に俺がこの人たちの立場でもそんな奴、警戒しまくるだろう。
しかし、今のでかなり警戒が解けるとは。
この国における精霊というのは凄いんだな。実際に俺は契約してないけど。
『よかったら、今度契約しに行くか?なんなら、知り合いの精霊に契約の試練を受けさせて欲しいって頼んでおくぞ?』
「え、遠慮します」
ルーカスの知り合いの精霊なんて絶対化け物級のがくるのに決まってる。その精霊の契約の試練だと?考えただけで、嫌になる程厳しそうだ。それ以前にそもそも、ルーカス、シルバー、ロキ様それに最近はレオンとヘンリー。俺の周りには問題児しかいない。
これ以上、問題児が増えれば手に負えなくなってしまう可能性もある。
『こいつ、その問題児の中に自分を含めてないらしいんだよな?そろそろ言ってあげたほうがいいんじゃね?』
『まあまあ、もう少し大人になってからでも気づくのは遅くないだろう。自分が1番の問題児だったと気づくのは受け入れるより時間がかかるしのう』
ん……?俺は前世と年齢を合わせれば、成人もしているから受け入れられるぞ。
まあ、俺は問題児ではないし受け入れる以前の問題だけど。
『確かにこれは重症だな。うん。今後に期待ということだ!』
『うむ。まだまだ時間はたっぷりあるしのう。伸び代だけはとてもあるから大丈夫だろうて』
んん……?俺は何をそこまで期待されているの?
こうしてほのぼのしていた時、飲んだジュースは味がピリリとしていて美味しかった。
----------------------------
71
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
水神飛鳥の異世界茶会記 ~戦闘力ゼロの茶道家が、神業の【陶芸】と至高の【和菓子】で、野蛮な異世界を「癒やし」で侵略するようです~
月神世一
ファンタジー
「剣を下ろし、靴を脱いでください。……茶が入りましたよ」
猫を助けて死んだ茶道家・水神飛鳥(23歳)。
彼が転生したのは、魔法と闘気が支配する弱肉強食のファンタジー世界だった。
チート能力? 攻撃魔法?
いいえ、彼が手にしたのは「茶道具一式」と「陶芸セット」が出せるスキルだけ。
「私がすべき事は、戦うことではありません。一服の茶を出し、心を整えることです」
ゴブリン相手に正座で茶を勧め、
戦場のど真ん中に「結界(茶室)」を展開して空気を変え、
牢屋にぶち込まれれば、そこを「隠れ家カフェ」にリフォームして看守を餌付けする。
そんな彼の振る舞う、異世界には存在しない「極上の甘味(カステラ・羊羹)」と、魔法よりも美しい「茶器」に、武闘派の獣人女王も、強欲な大商人も、次第に心を(胃袋を)掴まれていき……?
「野暮な振る舞いは許しません」
これは、ブレない茶道家が、殺伐とした異世界を「おもてなし」で平和に変えていく、一期一会の物語。
ホームレスは転生したら7歳児!?気弱でコミュ障だった僕が、気づいたら異種族の王になっていました
たぬきち
ファンタジー
1部が12/6に完結して、2部に入ります。
「俺だけ不幸なこんな世界…認めない…認めないぞ!!」
どこにでもいる、さえないおじさん。特技なし。彼女いない。仕事ない。お金ない。外見も悪い。頭もよくない。とにかくなんにもない。そんな主人公、アレン・ロザークが死の間際に涙ながらに訴えたのが人生のやりなおしー。
彼は30年という短い生涯を閉じると、記憶を引き継いだままその意識は幼少期へ飛ばされた。
幼少期に戻ったアレンは前世の記憶と、飼い猫と喋れるオリジナルスキルを頼りに、不都合な未来、出来事を改変していく。
記憶にない事象、改変後に新たに発生したトラブルと戦いながら、2度目の人生での仲間らとアレンは新たな人生を歩んでいく。
新しい世界では『魔宝殿』と呼ばれるダンジョンがあり、前世の世界ではいなかった魔獣、魔族、亜人などが存在し、ただの日雇い店員だった前世とは違い、ダンジョンへ仲間たちと挑んでいきます。
この物語は、記憶を引き継ぎ幼少期にタイムリープした主人公アレンが、自分の人生を都合のいい方へ改変しながら、最低最悪な未来を避け、全く新しい人生を手に入れていきます。
主人公最強系の魔法やスキルはありません。あくまでも前世の記憶と経験を頼りにアレンにとって都合のいい人生を手に入れる物語です。
※ ネタバレのため、2部が完結したらまた少し書きます。タイトルも2部の始まりに合わせて変えました。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる