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2章3〜4歳
民の生活レベル
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―side アクシア―
「ふむふむ。色々巡って見たけれどちゃんと栄えているねえ」
「そうですね。まあ、国にとっても重要な領地ですので当然かと」
エリックと色々見て回った俺は民の生活レベルを測っていた。着ている服、住んでいる場所の環境、雑貨屋さんや家具屋さんの質のレベル。改善したいことは山ほど出てきた。
「うーむ。インフラについてはまだまだって感じだね」
「インフラですか?」
「うん、道の整備もそうだけど、例えば馬車と歩行者の道が分けられていないから人の移動速度が遅いとか、物流効率が悪いとか、横断歩道も信号もないとか、あと道路標識もないとかで危ないよねえ」
「ふむ、何やら聞き慣れない単語ですが教えていただいても構いませんか?」
「うん」
エリックにあーだこーだと説明する。
せめて、運転マナーは決めたいし、うちの領地で馬や馬車を運転している人に対しては最低限のマナーを身につけさせたい。運転マナーを明確に決めることで、マナーの悪い運転をしている人を取り締まることもしやすくなる。
それによって快適になると思うのだ。
まあでも、公共事業で行う場合だと、多分道路標識1つに金貨二枚、日本円にすると20万くらいはかかっちゃうんだろうからそこが色々大変だねえ。横断歩道とか信号とかも含めたらどれだけのお金がかかるのか。
「後はなんだろう?衛生面でも気になるところは沢山あるよねえ」
「それは仕方ないですね。やはり、そこら辺を充実させるにはお金が必要です」
「だよねえ」
なんとも世知辛い。色々領地改革したいが、結局何をするにも現実的にお金が足りない。
辺境だから使っていない土地があるのはまだ救いだけど、産業を充実させようにも、ど田舎すぎて人手も足りない。
とすると、後は観光とかな?
土地があるからテーマパークとか大浴場とか作るとか?これでもし土地がなかったってなると詰んでた可能性が高い。もし、そうなったら……いやたらればで語るのはやめよう。
とりあえず、プラスチックのお金は身近なところの交通整備からスタートかな?
「ふむ……アクシアよ?」
「なーに?青龍様」
うーんうーんと頭を抱えていると、ずっとそばでご飯を頬張り続けてこちらの様子を見ていた青龍様が話しかけてきた。
「我がどうにかそればいいのではないか?」
「私も手伝いたいですー」
どうやら青龍様も白虎さんも2人とも手伝いたいようだ。
「具体的に何ができるー?」
「うむ、重力魔法と土魔法を駆使して街の建物全体を建て替えたりとかだな」
「私は光属性の魔法を使って世界全体の道をピカピカにできますね~」
「つ、強すぎかも」
どっちもすごい。スケールが違いすぎる。
この2人がちょっと手伝ってくれるだけで膨大なコスト削減になるだろう。
2人ともやりたそうだし、お言葉に甘えちゃおうっかな。
自分で出来るところまで試したいという気持ちもあるがそれは合理的な判断ではないので、この領地を治めている一族の人間の判断としてはよくない。
倫理的に正しく合法的な手段であれば、使えるものはなんでも使って民を豊かにするのがやっぱり土地を治める者としては正しいのだろう。
特にうちはただでさえ貧乏なんだから、経費削減しながらの領地改革は必須である。
そんな時に俺のわがままで青龍様や白虎さんに頼らず自力で行うという手段を取ったら部下に示しがつかない。
「……うん、じゃあお願い!いっぱい手伝って!」
「まかせろ!」
「楽しみです!」
それに俺だってみんなでワイワイやりながらの方が楽しいからね!
「アクシア様ー!エリック様ー!」
とそんなこんなでみんなでおーっ!とやってると、この町--レポンの代官であるマーガレットさんがやってきた。
「収支報告書の準備が整いました!」
「ありがと!」
ちょうど良いところにきた。これで大まかな事は分かりそうだ。
色々この先の方向性も決まってきて満足したし、あとは準備してくれた資料を持ち帰ってお家に帰ってゆっくり調べながらどうやって改革するのがいいかを考えよう。
何はともあれ、初めての領地巡り楽しかった!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ふむふむ。色々巡って見たけれどちゃんと栄えているねえ」
「そうですね。まあ、国にとっても重要な領地ですので当然かと」
エリックと色々見て回った俺は民の生活レベルを測っていた。着ている服、住んでいる場所の環境、雑貨屋さんや家具屋さんの質のレベル。改善したいことは山ほど出てきた。
「うーむ。インフラについてはまだまだって感じだね」
「インフラですか?」
「うん、道の整備もそうだけど、例えば馬車と歩行者の道が分けられていないから人の移動速度が遅いとか、物流効率が悪いとか、横断歩道も信号もないとか、あと道路標識もないとかで危ないよねえ」
「ふむ、何やら聞き慣れない単語ですが教えていただいても構いませんか?」
「うん」
エリックにあーだこーだと説明する。
せめて、運転マナーは決めたいし、うちの領地で馬や馬車を運転している人に対しては最低限のマナーを身につけさせたい。運転マナーを明確に決めることで、マナーの悪い運転をしている人を取り締まることもしやすくなる。
それによって快適になると思うのだ。
まあでも、公共事業で行う場合だと、多分道路標識1つに金貨二枚、日本円にすると20万くらいはかかっちゃうんだろうからそこが色々大変だねえ。横断歩道とか信号とかも含めたらどれだけのお金がかかるのか。
「後はなんだろう?衛生面でも気になるところは沢山あるよねえ」
「それは仕方ないですね。やはり、そこら辺を充実させるにはお金が必要です」
「だよねえ」
なんとも世知辛い。色々領地改革したいが、結局何をするにも現実的にお金が足りない。
辺境だから使っていない土地があるのはまだ救いだけど、産業を充実させようにも、ど田舎すぎて人手も足りない。
とすると、後は観光とかな?
土地があるからテーマパークとか大浴場とか作るとか?これでもし土地がなかったってなると詰んでた可能性が高い。もし、そうなったら……いやたらればで語るのはやめよう。
とりあえず、プラスチックのお金は身近なところの交通整備からスタートかな?
「ふむ……アクシアよ?」
「なーに?青龍様」
うーんうーんと頭を抱えていると、ずっとそばでご飯を頬張り続けてこちらの様子を見ていた青龍様が話しかけてきた。
「我がどうにかそればいいのではないか?」
「私も手伝いたいですー」
どうやら青龍様も白虎さんも2人とも手伝いたいようだ。
「具体的に何ができるー?」
「うむ、重力魔法と土魔法を駆使して街の建物全体を建て替えたりとかだな」
「私は光属性の魔法を使って世界全体の道をピカピカにできますね~」
「つ、強すぎかも」
どっちもすごい。スケールが違いすぎる。
この2人がちょっと手伝ってくれるだけで膨大なコスト削減になるだろう。
2人ともやりたそうだし、お言葉に甘えちゃおうっかな。
自分で出来るところまで試したいという気持ちもあるがそれは合理的な判断ではないので、この領地を治めている一族の人間の判断としてはよくない。
倫理的に正しく合法的な手段であれば、使えるものはなんでも使って民を豊かにするのがやっぱり土地を治める者としては正しいのだろう。
特にうちはただでさえ貧乏なんだから、経費削減しながらの領地改革は必須である。
そんな時に俺のわがままで青龍様や白虎さんに頼らず自力で行うという手段を取ったら部下に示しがつかない。
「……うん、じゃあお願い!いっぱい手伝って!」
「まかせろ!」
「楽しみです!」
それに俺だってみんなでワイワイやりながらの方が楽しいからね!
「アクシア様ー!エリック様ー!」
とそんなこんなでみんなでおーっ!とやってると、この町--レポンの代官であるマーガレットさんがやってきた。
「収支報告書の準備が整いました!」
「ありがと!」
ちょうど良いところにきた。これで大まかな事は分かりそうだ。
色々この先の方向性も決まってきて満足したし、あとは準備してくれた資料を持ち帰ってお家に帰ってゆっくり調べながらどうやって改革するのがいいかを考えよう。
何はともあれ、初めての領地巡り楽しかった!
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