令嬢は大公に溺愛され過ぎている。

ユウ

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怒れる獅子

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無言でも圧力があるのにさらにオーラ―が増していた。

「これ以上彼女を悪しざまに扱うのはやめてもらおうか」

「なっ!無礼者!!」

自尊心の塊のルクレチアは近衛騎士団如きに偉そうなことを言われて声を荒げる。

「無礼?どちらが無礼か…育ちが悪いと言葉遣いも悪いのだな」

「なんですって!!近衛騎士如きが」

「例え陛下でも意見しますよ?愛しい人が傷つけられるならば」

そっとアレーシャの髪にキスを送る。
まるで当然だと言わんばかりにやってのけるが背後で呆れる。

「いや、公衆の面前ですけど」

場所も考えないレオンハルトに軽く突っ込むも意味はなさなかった。

「大胆ね」

「見るなサーシャ。お前にはまだ早すぎる」

頬を染めながら興味津津のサーシャの目を隠すルーファス。

「えー!お兄様!」

「そういうことは人気のない所でしてください。妹の教育上良くありません」

「これは失礼。魔女にお姫様が傷つけられていたのでつい」

「まっ…魔女!?」

あんまりないい様にルクレチアは腹を立たせる。

「魔女はないだろ」

「王弟殿下!」

ルクレチアは弱弱しい表情で訴えようとしたが…

「魔女はもっと美女だ!」

フォローどころか援護射撃だった。

「確かにそうだな。魔女に失礼だったか」

さらに追い打ちをかけられ精神的ショックを受ける。

何時までもこんなことを続けるわけにも行かず、助け舟を出す。

「アレーシャを休ませる方が先ですよ」

「ああ、そうだったな」

「すまないアレーシャ」

腕の中でいつまでも抱いている状態だったことに気づき謝る。

「いえ…大丈夫ですから」

「ダメだ。このまま貴女を抱いたまま部屋に連れて行く」

「レオンハルト様!」

「他の男に触れさせたくない」

独占欲を隠さず言い放ち他の貴族達を置き去りにしてその場を去って行った
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