悪役令嬢と弟が相思相愛だったのでお邪魔虫は退場します!どうか末永くお幸せに!

ユウ

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第四章若き王と明日への架け橋

1若き王の誕生

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年が明けて冬の寒さが終わり春の温かさを感じる頃。
春に戴冠式が行われた。



国民にも歓迎され、パレードが催された。


「少し派手過ぎないか」

「いけません陛下、大事なお祝いなんですから」



「しかしだな…」


まだまだ国の赤字は問題になっている。
王都が潤っても地方では苦しい生活がある中、反感もあるだろうと考えたのだが。


「ですから今回は他国の貴賓同様に辺境貴族をお招きしているのです。それに無駄な出費は省き、取れる場所から取っています」

「ステラ…」

「必要経費はしっかり使わなくては」


笑顔が…。


笑顔がナツメに似て来たな。
それに無駄を省く為に情け容赦が無くなって来た。


「戴冠式に参加される日貴賓の中には大国の王族、皇族で女性も多いのでしっかり我が国をアピールしてできるだけ高価な品を買っていただき宣伝をしなくてはなりません。貴族から今後、消費税を取る為に」


「そっ…そうか」


逞しくなった。
以前よりも文官らしくなり、現在は交渉の場ではステラがいなくては話にならない。
最近は語学も猛勉強し、通訳に関してはステラの三銀い出る者はおらず、秘書も兼任しているぐらいだ。


「晩餐会の料理は問題ありません。特に友好国が好む食事に正教皇国の食事には肉魚を避けながらも質素になり過ぎないようにしております」

「聖職者の皆様はぶどう酒を用意しておりますので」


ジェフとポッポが料理は責任を持ってくれている。


夜に行われる晩餐会とその後の交流会が一番気が抜けなかった。
何故なら、彼等は晩餐会と舞踏会を楽しみ位しているからだ。

昨年から改革をはじめ、エリンデール王国が注目されたのは他の国よりも食料が豊作で新しい美食でアピールしたからだ。

どの国でも食に関心を持たない事はない。
貧しい故に食べる物がなく、贅沢な食事はできんあいが。

食べる事は生きる事。
そして、歴史の長い国ほどその国の伝統料理は愛される。

伝統料理は時に古びた田舎料理とも言われるが、どんな素晴らしいコース料理も最初は家庭の食卓から生まれるのだから。


「何も心配ございませんよ」

「レック…」

「そうです。万一、貴方がミスをしても大丈夫ですよ。私が尻拭いをして差し上げます」

「おやおや、それはどういう意味でしょうか?」

「おやおやおや?自覚がないと?」

「おやおやおやおや、それは…」


「待て待て!今日まで腹黒対決はするな」



なんでおやおや対決になっているんだ!


「ではお手並み拝見とさせたいただきますよ」

「それはこっちの台詞です」


二人のにらみ合いは続くも。
じゃれ合いのようなものだと思う事にした。

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