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【R15】番外編
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傾向: 誘い受
廊下をスリッパでペタペタと歩いてジョンの寝室に辿り着く。
コンコンドアを叩くと内側から扉が開いてジョンが出てきた。
「ルネ、……今日も寝られないのか?」
「うん。多分。」
クマをぎゅっと抱いてジョンを見上げると、すぐに中に入れてくれた。
いい歳した男が女の子の持ってるようなぬいぐるみを抱えても変なだけだと思うけど、ジョンはそれが好きらしい。
なのでわざわざ持ってきたんだけど、ふと冷静になると自分の必死さにちょっと呆れる。
自分がこんなにあざといことする人間だと思ってなかった。
でも、まんまと引っかかるジョンの反応が嬉しくて、もっと気を引きたくなってしてしまう。
思惑通り今日も部屋に入れてくれた。
寝付けないことを理由にジョンのベッドに潜り込むようになって何日か経つ。
もちろん、本当に寝付けないからじゃない。
慣れた様子でさっさとベッドに近寄ってクマを枕元に置き、横たわった。
ジョンはその後ゆっくりベッド脇に来ると、僕をスルーして僕が寝ていない方の半分に寝そべる。
まあ、これはこれまでの経験から予想通り。
これだけでガッついてくれるなら楽だけどそんなのジョンじゃない。
出来るだけ端っこに寄って窮屈そうにしてる所を、パジャマの袖を引っ張った。
「寒いからこっち来て。」
「あ、ああ。」
いつもそう言ってるからわかってると思うけど、今日もジョンは僕が言ってやっと体を近づけてくれた。
それでもギリギリ体が触れないところでピタっと止まる。これもいつも通り。
もう、それじゃ温かくないのに。
なので、自分から最後のちょっとを近づいてジョンに向くように横向きの体勢で体をくっつけ、肩口に顔を埋めた。
触れたところからジョンの体がビクっと跳ねるのがわかる。
心なしかジョンの体温が上がってる気がする。
こうしてるだけでちょっと心地がいいので暫くそうして体をくっつけてみるけど、ジョンは微動だにしない。
このままじっとしてると僕も眠くなってくるし次の行動に出ることにする。
横向きの体のまま自由に動く方の腕をそそっとジョンの体に伸ばした。
発達した胸筋に覆われた胸の上を撫でるように探ると、心臓がどくどくしてる感触かが分かる。
肩に押し付けた耳からも音は聞こえてたけど、両方で感じると自分の熱も一気に上がっていく。
自分もこの熱い体に色々なところを触って欲しい。
はぁ、と小さく息を吐いて、胸に当てた手を下にずらしていく。
お腹の方を触ろうとした。
「る、ルネっ!」
指先が腹筋の隙間に空いたおへそに触れたところで、手が掴まれた。
ぎゅっと握られて、手のひらのあったかい感触が伝わってくる。
余計にドキドキした。
いくら奥手なジョンでも、今日こそ僕がジョンとシたいこと伝わったかな。
ジョンの顔があるあたりを見上げる。
暗くて影になってるから細かい表情は分からないけど、僕が大好きな耳を赤くして怒ったような嬉しいような顔をしてるんだろうか。
僕は今、演技じゃない本当の大好きって顔をしてるんだけど。
「ね、キスして?」
目の前の影に向かって言うと、グッとそれが近づいてきた。
胸がドキドキでいっぱいになってるのを感じながら目を瞑る。
直後、予想していないところに唇が触れる感触がして、すぐにちゅっと小さなリップ音だけ残して離れていった。
強請ったキスがおでこにされた事を理解して、次に口に来るのかなと思い直し少し顔をそらして待つ。
けど、それは来なかった。
「……ほら、寝るんだろう?おやすみ」
ジョンにすり寄っていた体を、肩を掴まれて仰向けのきちんと寝る姿勢に整えられた。
傍に放っておいたクマをまた抱えさせられ、肩まで布団をかけられる。
最後にポンポン布団の上からあやす様に優しく叩いた後、自分も布団に入って寝る体勢になってしまった。
……ん?え?どういうこと?
こんなに分かりやすく誘ってるのに、分からないはずないのに、止められたんだけど。
僕たち夫婦だよね?
エッチしてもおかしくないよね?
むしろシたいぞ。ジョンはシたくないの?
ゆっくり横を向いて隣の男の様子を見てみる。
整った横顔のシルエットしかわからないけど、寝るしかしませんというのが伝わってくる形だった。
な、な、なんだよ!酷くない!?
僕がこんなにしてるのに……
恨めしく睨んでみるけど、この暗さじゃ伝わらないだろう。
なんだか惨めになってきた。
……あーもういいよ!
実家に帰らせてもらう!!
廊下をスリッパでペタペタと歩いてジョンの寝室に辿り着く。
コンコンドアを叩くと内側から扉が開いてジョンが出てきた。
「ルネ、……今日も寝られないのか?」
「うん。多分。」
クマをぎゅっと抱いてジョンを見上げると、すぐに中に入れてくれた。
いい歳した男が女の子の持ってるようなぬいぐるみを抱えても変なだけだと思うけど、ジョンはそれが好きらしい。
なのでわざわざ持ってきたんだけど、ふと冷静になると自分の必死さにちょっと呆れる。
自分がこんなにあざといことする人間だと思ってなかった。
でも、まんまと引っかかるジョンの反応が嬉しくて、もっと気を引きたくなってしてしまう。
思惑通り今日も部屋に入れてくれた。
寝付けないことを理由にジョンのベッドに潜り込むようになって何日か経つ。
もちろん、本当に寝付けないからじゃない。
慣れた様子でさっさとベッドに近寄ってクマを枕元に置き、横たわった。
ジョンはその後ゆっくりベッド脇に来ると、僕をスルーして僕が寝ていない方の半分に寝そべる。
まあ、これはこれまでの経験から予想通り。
これだけでガッついてくれるなら楽だけどそんなのジョンじゃない。
出来るだけ端っこに寄って窮屈そうにしてる所を、パジャマの袖を引っ張った。
「寒いからこっち来て。」
「あ、ああ。」
いつもそう言ってるからわかってると思うけど、今日もジョンは僕が言ってやっと体を近づけてくれた。
それでもギリギリ体が触れないところでピタっと止まる。これもいつも通り。
もう、それじゃ温かくないのに。
なので、自分から最後のちょっとを近づいてジョンに向くように横向きの体勢で体をくっつけ、肩口に顔を埋めた。
触れたところからジョンの体がビクっと跳ねるのがわかる。
心なしかジョンの体温が上がってる気がする。
こうしてるだけでちょっと心地がいいので暫くそうして体をくっつけてみるけど、ジョンは微動だにしない。
このままじっとしてると僕も眠くなってくるし次の行動に出ることにする。
横向きの体のまま自由に動く方の腕をそそっとジョンの体に伸ばした。
発達した胸筋に覆われた胸の上を撫でるように探ると、心臓がどくどくしてる感触かが分かる。
肩に押し付けた耳からも音は聞こえてたけど、両方で感じると自分の熱も一気に上がっていく。
自分もこの熱い体に色々なところを触って欲しい。
はぁ、と小さく息を吐いて、胸に当てた手を下にずらしていく。
お腹の方を触ろうとした。
「る、ルネっ!」
指先が腹筋の隙間に空いたおへそに触れたところで、手が掴まれた。
ぎゅっと握られて、手のひらのあったかい感触が伝わってくる。
余計にドキドキした。
いくら奥手なジョンでも、今日こそ僕がジョンとシたいこと伝わったかな。
ジョンの顔があるあたりを見上げる。
暗くて影になってるから細かい表情は分からないけど、僕が大好きな耳を赤くして怒ったような嬉しいような顔をしてるんだろうか。
僕は今、演技じゃない本当の大好きって顔をしてるんだけど。
「ね、キスして?」
目の前の影に向かって言うと、グッとそれが近づいてきた。
胸がドキドキでいっぱいになってるのを感じながら目を瞑る。
直後、予想していないところに唇が触れる感触がして、すぐにちゅっと小さなリップ音だけ残して離れていった。
強請ったキスがおでこにされた事を理解して、次に口に来るのかなと思い直し少し顔をそらして待つ。
けど、それは来なかった。
「……ほら、寝るんだろう?おやすみ」
ジョンにすり寄っていた体を、肩を掴まれて仰向けのきちんと寝る姿勢に整えられた。
傍に放っておいたクマをまた抱えさせられ、肩まで布団をかけられる。
最後にポンポン布団の上からあやす様に優しく叩いた後、自分も布団に入って寝る体勢になってしまった。
……ん?え?どういうこと?
こんなに分かりやすく誘ってるのに、分からないはずないのに、止められたんだけど。
僕たち夫婦だよね?
エッチしてもおかしくないよね?
むしろシたいぞ。ジョンはシたくないの?
ゆっくり横を向いて隣の男の様子を見てみる。
整った横顔のシルエットしかわからないけど、寝るしかしませんというのが伝わってくる形だった。
な、な、なんだよ!酷くない!?
僕がこんなにしてるのに……
恨めしく睨んでみるけど、この暗さじゃ伝わらないだろう。
なんだか惨めになってきた。
……あーもういいよ!
実家に帰らせてもらう!!
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