19 / 29
19.シンデレラは絆される…?①
しおりを挟む
「「「うわぁーー、本物のシンデレラだ!」」」
王子が屋敷を訪ねてきた日から私を取り巻く状況は一変した。
買い出しの為に町を歩いていれば、私を指さしながら子供達が『シンデレラだー』と歓声を上げて寄って来る。それは大人達も同じで『お幸せにっ!』と祝福の言葉を誰もが口にする。
そしてある一定の人数が集まれば、満面の笑みを浮かべながら『シンデレラ万歳ーー!!』と万歳三唱を始める始末だ。
違いますから!!
確かにシンデレラみたいな生活だったからある意味シンデレラなのは合っているけど…。
でも最近の噂は全くの出鱈目でっ!
つまり半分は合っているけれども半分は合ってません。
だ・か・ら・違うのーーー!
最初は必死になって『これはなにかの間違いでして…』と釈明していた。
何度も何度もそれは丁寧に、誤解を解こうと努力していた。
…だけれども、なぜか誰にも話が通じない。
というか『ちゃんと正しく聞き耳』をどこかに落としてしまっているようだ。
『さすがシンデレラだ!慎み深いな』
『応援してるから身分なんて気にしないで!』
私の言葉にそんな言葉を返してくる町の人達。
誤解が解けるどころか、…加速している。
……ちがう…のに………。
最初こそ誤解を解こうとしたけれども、最近はもう諦めた。
それはもう綺麗さっぱりと。
別に投げやりになっているのではなくて、幼い頃の父との会話を思い出したのだ。
『人には自分の力ではどうにもならないこともある。そういう時は…』
『そういう時にはどうすればいいの?おとうさま』
『リリミア、そういう時には笑って前に進むんだ。
うじうじ考えて立ち止まっていても良いことはない、腐ってしまうだけだ』
『えっ、くさっちゃうの??』
『ああそうだよ、ほら置きっぱなしにしていると台所の肉や野菜だって腐っていくだろう?それと同じだな』
『そうなんだ!だから人はねている時もうごいているんだね。わたし、ねぞうがわるくてよかったー』
思い返せばとても素直な子供だったと思う。
父の話を真に受けて『おとうさまって、なんでもしっているのね』と抱きついていたのだから。
もちろん今は『物理的に腐ってしまう』とは信じてはいない。
でもお調子者の父にしては良いことを言っていたと思う。
どうにもならないことを考えすぎても心を消費するだけだ。それなら前だけを見て笑っているほうがよっぽど有意義だ。
別に実害はないから放っておきましょう。
そのうち噂も治まるわ。
世間では『人の噂も七十五日』と言われている。
人々もそのうちこの噂に飽きるだろう。それまでの辛抱だ。
もう割り切ってこの限定シンデレラブームを私も楽しむことにする。
周りがこの噂で盛り上がってお祭り騒ぎを楽しんでいるのなら私だって楽しんでも罰は当たらないはず。
皆の祝福の言葉に微笑みながら『ありがとう?』と応える。嘘はいけないけれども、最後に『?』をつけているのだから嘘は言っていないのでぎりぎり大丈夫だ。
そしていつものように安売りの肉屋へと足を運ぶ。ここは上質の肉をお手頃価格で売っている店なので値切るのも他の店より難しいがとても人気のある店だ。
「いらっしゃーい。あっ、リリミア様じゃないですか、この度はおめでとうございます!!」
「こんにちは。ありがとう?」
「??なんか語尾がおかしくないですか?
……気のせいですかね」
訝しげに首を捻る店主。やはりやり手なだけあって、なかなか鋭い感性を持ってるようだ。
「ゴッホ、ゴッホ…。なんか声の調子がおかしいみたい、風邪でも引いたのかしらね…」
断定はせず仮定で話し、良心の呵責に見事打ち勝つ。
「そりゃ、大変だ。しっかり肉でも食べて元気になってくださいよ。リリミア様はスナイル王子の大切な『シンデレラ』なんですから。今日は特別に10%引きにしますよ!」
シンデレラブームに便乗して値引きをお願いしようと思っていたのに、こちらが値引きを要求する前に値引いてくれた。
それならばもっといけるはずだわ。
もっと、もっと…。
いまだかつてない高みを目指してみよう。
「うーん。シンデレラって10%割の価値かしら…」
「では、15%まで割引しましょう!!」
店主は笑顔を浮かべてそう言ってくる。
…まだいけるわ。
私の頭の中の辞書から妥協という文字をすぐさま消去する。
「おとぎ話も改編されるのかしら…。もしそうしたらこの素敵なお店も登場したりして…ね?」
ぎりぎりの線で揺さぶりを掛ける。仮定で話しているので、…たぶん大丈夫だろう。
これならあとで噂が本当ではなかったと分かっても出入り禁止にはならないはずだ。
…たぶん。
店主の笑顔が微妙に引きつってきている。
「ええいっ、では30%引きだ。持ってけ泥棒シンデレラ!」
目に涙を浮かべている店主の手に代金を渡し『ありがとう!』と言ってから肉を手に店をあとにした。
こんなふうに新たなシンデレラ生活を満喫している。なかなか楽しいし、充実しているのでこの現状に文句はない。こっちだって噂を悪用…ではなくちょっとだけ利用している。だから、お互い様ってところだろう。
ただあれから一つだけ大きな問題がある。
それは毎日のように訪ねてくるスナイル王子だった。
******************
(作者のひとり言)
【カモノハシは見た!】
いつものように親友ケイに会いに来たカモノハシ。
「あれ、いないな?ケイってばどこにいるんだ?」
探しながら歩いているとケイの姿を見つけた。でも一人ではなく隣に誰かがいる。
「えっ、な、なんで…あいつがケイの隣にいるんだ…?!」
ケイの隣りにはあの『両刀使いの二股野郎』が。
「まさか親友のケイが、あの男が言っていた『ケイ…』だったのか…」
二人の顔はよく似ている。ケイとあの男の繋がりに気づくカモノハシ。
辿り着いた真実に体を震わせ、なぜかその場に崩れ落ちた。
…次回波乱の展開が待っている??
(※どうなるか予想してみよう。ぴったり当たった読者様はカモノハシ話に友情出演あり(> ਊ <)
王子が屋敷を訪ねてきた日から私を取り巻く状況は一変した。
買い出しの為に町を歩いていれば、私を指さしながら子供達が『シンデレラだー』と歓声を上げて寄って来る。それは大人達も同じで『お幸せにっ!』と祝福の言葉を誰もが口にする。
そしてある一定の人数が集まれば、満面の笑みを浮かべながら『シンデレラ万歳ーー!!』と万歳三唱を始める始末だ。
違いますから!!
確かにシンデレラみたいな生活だったからある意味シンデレラなのは合っているけど…。
でも最近の噂は全くの出鱈目でっ!
つまり半分は合っているけれども半分は合ってません。
だ・か・ら・違うのーーー!
最初は必死になって『これはなにかの間違いでして…』と釈明していた。
何度も何度もそれは丁寧に、誤解を解こうと努力していた。
…だけれども、なぜか誰にも話が通じない。
というか『ちゃんと正しく聞き耳』をどこかに落としてしまっているようだ。
『さすがシンデレラだ!慎み深いな』
『応援してるから身分なんて気にしないで!』
私の言葉にそんな言葉を返してくる町の人達。
誤解が解けるどころか、…加速している。
……ちがう…のに………。
最初こそ誤解を解こうとしたけれども、最近はもう諦めた。
それはもう綺麗さっぱりと。
別に投げやりになっているのではなくて、幼い頃の父との会話を思い出したのだ。
『人には自分の力ではどうにもならないこともある。そういう時は…』
『そういう時にはどうすればいいの?おとうさま』
『リリミア、そういう時には笑って前に進むんだ。
うじうじ考えて立ち止まっていても良いことはない、腐ってしまうだけだ』
『えっ、くさっちゃうの??』
『ああそうだよ、ほら置きっぱなしにしていると台所の肉や野菜だって腐っていくだろう?それと同じだな』
『そうなんだ!だから人はねている時もうごいているんだね。わたし、ねぞうがわるくてよかったー』
思い返せばとても素直な子供だったと思う。
父の話を真に受けて『おとうさまって、なんでもしっているのね』と抱きついていたのだから。
もちろん今は『物理的に腐ってしまう』とは信じてはいない。
でもお調子者の父にしては良いことを言っていたと思う。
どうにもならないことを考えすぎても心を消費するだけだ。それなら前だけを見て笑っているほうがよっぽど有意義だ。
別に実害はないから放っておきましょう。
そのうち噂も治まるわ。
世間では『人の噂も七十五日』と言われている。
人々もそのうちこの噂に飽きるだろう。それまでの辛抱だ。
もう割り切ってこの限定シンデレラブームを私も楽しむことにする。
周りがこの噂で盛り上がってお祭り騒ぎを楽しんでいるのなら私だって楽しんでも罰は当たらないはず。
皆の祝福の言葉に微笑みながら『ありがとう?』と応える。嘘はいけないけれども、最後に『?』をつけているのだから嘘は言っていないのでぎりぎり大丈夫だ。
そしていつものように安売りの肉屋へと足を運ぶ。ここは上質の肉をお手頃価格で売っている店なので値切るのも他の店より難しいがとても人気のある店だ。
「いらっしゃーい。あっ、リリミア様じゃないですか、この度はおめでとうございます!!」
「こんにちは。ありがとう?」
「??なんか語尾がおかしくないですか?
……気のせいですかね」
訝しげに首を捻る店主。やはりやり手なだけあって、なかなか鋭い感性を持ってるようだ。
「ゴッホ、ゴッホ…。なんか声の調子がおかしいみたい、風邪でも引いたのかしらね…」
断定はせず仮定で話し、良心の呵責に見事打ち勝つ。
「そりゃ、大変だ。しっかり肉でも食べて元気になってくださいよ。リリミア様はスナイル王子の大切な『シンデレラ』なんですから。今日は特別に10%引きにしますよ!」
シンデレラブームに便乗して値引きをお願いしようと思っていたのに、こちらが値引きを要求する前に値引いてくれた。
それならばもっといけるはずだわ。
もっと、もっと…。
いまだかつてない高みを目指してみよう。
「うーん。シンデレラって10%割の価値かしら…」
「では、15%まで割引しましょう!!」
店主は笑顔を浮かべてそう言ってくる。
…まだいけるわ。
私の頭の中の辞書から妥協という文字をすぐさま消去する。
「おとぎ話も改編されるのかしら…。もしそうしたらこの素敵なお店も登場したりして…ね?」
ぎりぎりの線で揺さぶりを掛ける。仮定で話しているので、…たぶん大丈夫だろう。
これならあとで噂が本当ではなかったと分かっても出入り禁止にはならないはずだ。
…たぶん。
店主の笑顔が微妙に引きつってきている。
「ええいっ、では30%引きだ。持ってけ泥棒シンデレラ!」
目に涙を浮かべている店主の手に代金を渡し『ありがとう!』と言ってから肉を手に店をあとにした。
こんなふうに新たなシンデレラ生活を満喫している。なかなか楽しいし、充実しているのでこの現状に文句はない。こっちだって噂を悪用…ではなくちょっとだけ利用している。だから、お互い様ってところだろう。
ただあれから一つだけ大きな問題がある。
それは毎日のように訪ねてくるスナイル王子だった。
******************
(作者のひとり言)
【カモノハシは見た!】
いつものように親友ケイに会いに来たカモノハシ。
「あれ、いないな?ケイってばどこにいるんだ?」
探しながら歩いているとケイの姿を見つけた。でも一人ではなく隣に誰かがいる。
「えっ、な、なんで…あいつがケイの隣にいるんだ…?!」
ケイの隣りにはあの『両刀使いの二股野郎』が。
「まさか親友のケイが、あの男が言っていた『ケイ…』だったのか…」
二人の顔はよく似ている。ケイとあの男の繋がりに気づくカモノハシ。
辿り着いた真実に体を震わせ、なぜかその場に崩れ落ちた。
…次回波乱の展開が待っている??
(※どうなるか予想してみよう。ぴったり当たった読者様はカモノハシ話に友情出演あり(> ਊ <)
90
あなたにおすすめの小説
《完結》金貨5000枚で売られた王太子妃
ぜらちん黒糖
恋愛
「愛している。必ず迎えに行くから待っていてくれ」
甘い言葉を信じて、隣国へ「人質」となった王太子妃イザベラ。
旅立ちの前の晩、二人は愛し合い、イザベラのお腹には新しい命が宿った。すぐに夫に知らせた イザベラだったが、夫から届いた返信は、信じられない内容だった。
「それは本当に私の子供なのか?」
望まない相手と一緒にいたくありませんので
毬禾
恋愛
どのような理由を付けられようとも私の心は変わらない。
一緒にいようが私の気持ちを変えることはできない。
私が一緒にいたいのはあなたではないのだから。
結婚結婚煩いので、愛人持ちの幼馴染と偽装結婚してみた
夏菜しの
恋愛
幼馴染のルーカスの態度は、年頃になっても相変わらず気安い。
彼のその変わらぬ態度のお陰で、周りから男女の仲だと勘違いされて、公爵令嬢エーデルトラウトの相手はなかなか決まらない。
そんな現状をヤキモキしているというのに、ルーカスの方は素知らぬ顔。
彼は思いのままに平民の娘と恋人関係を持っていた。
いっそそのまま結婚してくれれば、噂は間違いだったと知れるのに、あちらもやっぱり公爵家で、平民との結婚など許さんと反対されていた。
のらりくらりと躱すがもう限界。
いよいよ親が煩くなってきたころ、ルーカスがやってきて『偽装結婚しないか?』と提案された。
彼の愛人を黙認する代わりに、贅沢と自由が得られる。
これで煩く言われないとすると、悪くない提案じゃない?
エーデルトラウトは軽い気持ちでその提案に乗った。
契約書にサインをどうぞ、旦那様 ~お飾り妻の再雇用は永年契約でした~
有沢楓花
恋愛
――お飾り妻、平穏な離婚のため、契約書を用意する。
子爵家令嬢グラディス・シャムロックは、結婚式を目前にしてバセット子爵家嫡男の婚約者・アーロンが出奔したため、捨てられ令嬢として社交界の評判になっていた。
しかも婚約はアーロンの未婚の兄弟のうち「一番出来の悪い」弟・ヴィンセントにスライドして、たった数日で結婚する羽目になったのだから尚更だ。
「いいか、お前はお飾りの花嫁だ。これは政略結婚で、両家の都合に過ぎず……」
「状況認識に齟齬がなくて幸いです。それでは次に、建設的なお話をいたしましょう」
哀れなお飾り妻――そんな世間の噂を裏付けるように、初夜に面倒くさそうに告げるヴィンセントの言葉を、グラディスは微笑んで受けた。
そして代わりに差し出したのは、いつか来る離婚の日のため、お互いが日常を取り戻すための条件を書き連ねた、長い長い契約書。
「こちらの契約書にサインをどうぞ、旦那様」
勧められるままサインしてしまったヴィンセントは、後からその条件を満たすことに苦労――する前に、理解していなかった。
契約書の内容も。
そして、グラディスの真意も。
この話は他サイトにも掲載しています。
※全4話+おまけ1話です。
冷徹公に嫁いだ可哀想なお姫様
さくたろう
恋愛
役立たずだと家族から虐げられている半身不随の姫アンジェリカ。味方になってくれるのは従兄弟のノースだけだった。
ある日、姉のジュリエッタの代わりに大陸の覇者、冷徹公の異名を持つ王マイロ・カースに嫁ぐことになる。
恐ろしくて震えるアンジェリカだが、マイロは想像よりもはるかに優しい人だった。アンジェリカはマイロに心を開いていき、マイロもまた、心が美しいアンジェリカに癒されていく。
※小説家になろう様にも掲載しています
いつか設定を少し変えて、長編にしたいなぁと思っているお話ですが、ひとまず短編のまま投稿しました。
【完結】「政略結婚ですのでお構いなく!」
仙桜可律
恋愛
文官の妹が王子に見初められたことで、派閥間の勢力図が変わった。
「で、政略結婚って言われましてもお父様……」
優秀な兄と妹に挟まれて、何事もほどほどにこなしてきたミランダ。代々優秀な文官を輩出してきたシューゼル伯爵家は良縁に恵まれるそうだ。
適齢期になったら適当に釣り合う方と適当にお付き合いをして適当な時期に結婚したいと思っていた。
それなのに代々武官の家柄で有名なリッキー家と結婚だなんて。
のんびりに見えて豪胆な令嬢と
体力系にしか自信がないワンコ令息
24.4.87 本編完結
以降不定期で番外編予定
【完結】私が王太子殿下のお茶会に誘われたからって、今更あわてても遅いんだからね
江崎美彩
恋愛
王太子殿下の婚約者候補を探すために開かれていると噂されるお茶会に招待された、伯爵令嬢のミンディ・ハーミング。
幼馴染のブライアンが好きなのに、当のブライアンは「ミンディみたいなじゃじゃ馬がお茶会に出ても恥をかくだけだ」なんて揶揄うばかり。
「私が王太子殿下のお茶会に誘われたからって、今更あわてても遅いんだからね! 王太子殿下に見染められても知らないんだから!」
ミンディはブライアンに告げ、お茶会に向かう……
〜登場人物〜
ミンディ・ハーミング
元気が取り柄の伯爵令嬢。
幼馴染のブライアンに揶揄われてばかりだが、ブライアンが自分にだけ向けるクシャクシャな笑顔が大好き。
ブライアン・ケイリー
ミンディの幼馴染の伯爵家嫡男。
天邪鬼な性格で、ミンディの事を揶揄ってばかりいる。
ベリンダ・ケイリー
ブライアンの年子の妹。
ミンディとブライアンの良き理解者。
王太子殿下
婚約者が決まらない事に対して色々な噂を立てられている。
『小説家になろう』にも投稿しています
大好きなあなたを忘れる方法
山田ランチ
恋愛
あらすじ
王子と婚約関係にある侯爵令嬢のメリベルは、訳あってずっと秘密の婚約者のままにされていた。学園へ入学してすぐ、メリベルの魔廻が(魔術を使う為の魔素を貯めておく器官)が限界を向かえようとしている事に気が付いた大魔術師は、魔廻を小さくする事を提案する。その方法は、魔素が好むという悲しい記憶を失くしていくものだった。悲しい記憶を引っ張り出しては消していくという日々を過ごすうち、徐々に王子との記憶を失くしていくメリベル。そんな中、魔廻を奪う謎の者達に大魔術師とメリベルが襲われてしまう。
魔廻を奪おうとする者達は何者なのか。王子との婚約が隠されている訳と、重大な秘密を抱える大魔術師の正体が、メリベルの記憶に導かれ、やがて世界の始まりへと繋がっていく。
登場人物
・メリベル・アークトュラス 17歳、アークトゥラス侯爵の一人娘。ジャスパーの婚約者。
・ジャスパー・オリオン 17歳、第一王子。メリベルの婚約者。
・イーライ 学園の園芸員。
クレイシー・クレリック 17歳、クレリック侯爵の一人娘。
・リーヴァイ・ブルーマー 18歳、ブルーマー子爵家の嫡男でジャスパーの側近。
・アイザック・スチュアート 17歳、スチュアート侯爵の嫡男でジャスパーの側近。
・ノア・ワード 18歳、ワード騎士団長の息子でジャスパーの従騎士。
・シア・ガイザー 17歳、ガイザー男爵の娘でメリベルの友人。
・マイロ 17歳、メリベルの友人。
魔素→世界に漂っている物質。触れれば精神を侵され、生き物は主に凶暴化し魔獣となる。
魔廻→体内にある魔廻(まかい)と呼ばれる器官、魔素を取り込み貯める事が出来る。魔術師はこの器官がある事が必須。
ソル神とルナ神→太陽と月の男女神が魔素で満ちた混沌の大地に現れ、世界を二つに分けて浄化した。ソル神は昼間を、ルナ神は夜を受け持った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる