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第一章『令嬢』とは、私には遠い存在でしかありません
後悔、先立たず
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「あっ、ううん。邪魔じゃないよ! ちょっと考えごとしてただけ」
私は羽根ペンをテーブルに置いて、立ち上がった。
ノエルは〈そうですか?〉と、不安そうに苦笑いを浮かべている。
ゲームでは悪役令嬢ソフィアとノエルは仲が悪い。
会う度にお互いに罵声を浴びせていた。
ソフィアにとってはノエルは邪魔な存在でしかない。
親は実の子供であるノエルをソフィア同様に可愛がるのだが、ソフィアはそれが許せなかった。
私からすれば親に愛されて育つのがどんなに素敵なことか。
前世での私の親は、私を『出来の悪い娘』と顔を合わせれば私の存在を否定する言葉ばかり。
今思えば、毒親だったのかもしれない。
ソフィアにとってノエルはただの他人でしかない。
弟だとは思ってはいなかった。
それがなんとなくノエルにも伝わっていたのだろう。
二人の関係が時間とともに悪化していった。
どれだけワガママお嬢様なのよ。
前世では私にも姉がいたからノエルの気持ちがわかる。
私の姉も親に近い価値観を持っていて、見て見ぬふりをしたり、私の悪口を言っていた。
本人は気付いていないだろうと思っていただろうが、そんなことをされれば信頼は無くなるし、頼りたい、悩みを聞いて欲しいという思いは無くなっていくものなのに。
結局、わかってもらえなかったな。というよりも自分には非がないとでも思っているような発言もしてたっけ。
私も姉と仲が悪いから、ノエルの気持ちが痛いぐらいわかってしまう。
それに、ノエルはとても優しい子でいい子だと思う。
それなのに、ソフィアはその優しさを踏みにじったんだ。ゲームでのノエルは、とにかく距離を置いて、冷たかった。
どの令嬢にしても、ヒロインにたいしても。
攻略が大変だったキャラなのを覚えてる。少し選択肢をミスるとすぐに好感度が下がってしまうのだから。
人を信じることが出来ず、ヒロインに恋をして、信頼してもいいのかと、その悩みを一人で抱えていた。
信じると決めたあのセリフには胸が締め付けられた想いでいっぱいだった。
この子には幸せになって欲しいと心から思っていたわ。
今、その子が目の前で義姉の私を慕って……いるかはわからないけど、こうして連絡してくれる。
それがどんなに嬉しいことか。
〈姉上?〉
どうしたんだろう。ノエルの表情がとても困った顔になった気がする。私、なにか言ったのかな?それとも格好が変だったとか?
でも、ネグリジェ姿じゃないし、まだドレスだから変なことはないはず。
「どうしたの? ノエル」
あれ……? なんで私、声が震えてるの?
〈姉上こそ、なにかあったんですか? 姉上を悲しませるなんて〉
悲しい? 私が??
悲しいなんて……。
頬から何かが伝って落ちるのを感じて私はそこに触れると少し濡れていた。
あれ?
どうして……。自分でも分からない。
知らない間に涙が出ていることに気付いた私は戸惑ってしまうが、一番戸惑っているのはノエルだろう。
とても心配そうに見つめている。
「なんでもないの。大丈夫よ」
ここは、安心させようとして何事も無かったかのように微笑むところだろう。だけど私は作り笑顔を出せない不器用な人間だから。
「あなたの声と元気な顔を見れて、嬉しいのよ」
涙を指で拭いながら、心から思ってることを素直に口にするとノエルは少し恥ずかしそうに頬を染める。
とても愛らしい義弟に、このまま大人になって欲しいと心から願う。
〈あっ、ええっと。それはそうと、父上から聞いたのですが、姉上は王太子殿下と婚約破棄をしたいと伺ったのですが?〉
「え? えぇ。そうよ」
ノエルは話題を変え、少し困った顔になっている。
聞いたということは連絡用の通信魔導具を使ったのだろう。
〈姉上は王太子殿下と婚約していたのですか?〉
「え?」
そう言われてみれば婚約はしていない。
あれ、え?
私、まさか。
〈あぁ、はい。なんとなく察しました〉
ノエルは呆れた顔になり、ため息をした。
〈どこでどう、そういうことを思ったのかは知りませんが、殿下が屋敷に来たのは結界を張るためですよ。あなたは狙われやすい存在なので〉
結界、それはかなりの魔力を消耗する。
それにどのぐらいの広さなのかで消耗具合が多かったり、少なかったり。
それじゃあ、殿下と国王が屋敷に来たのは屋敷を見るため。
この王国で誘拐事件なんて起こったら大問題だ。信頼問題も関わってくる。
そうなる前に、対処をしたいのだろう。
私が大魔術士の娘だというのを知ってるのはごくわずかしかいない。
それがどこで漏れるのかわからない。
そんな中、私は婚約破棄を申し込んだ。
うん、やってしまった。
絶対に相手には自意識過剰だと思われたわ。
「……」
恥ずかしさで黙っていたら、ノエルが口を開いた。
〈でも安心しました〉
「?」
安心って何?
私は目を丸くしてノエルを見た。
〈いいえ、なんでもありません〉
ノエルはニコッと笑う。
私は首を傾げた。
〈まぁ、いいじゃないですか〉
いや、良くないです。
でも、婚約してないとするなら、殿下はどうして婚約破棄はしないと言ったんだろう。
それに、婚約をするのは同じ時期だった気が。
いや、違う。
私が怪我をして強引に婚約するんだった。
ゲームの殿下は、ソフィアにたいして困っていた。
それは迷惑だと思ってるからで、殿下は婚約なんて望んでなかった。
ソフィア(私)との婚約は嫌だと思った。
だからこそ、婚約破棄を申し込んだ。
それが間違いだった。
婚約破棄を申し込む以前に婚約していないのだから。
……それに、殿下に大恥をかかせてしまって、死亡フラグを回避するどころかフラグ立ってるじゃん。
それならば激怒してもいいはずなのに。
何か企んでるんじゃ……。
考えてもわからないので本人に明日聞いてみよう。うん、そうしよう。
ものすごく怖いけど。
「ノエル。また、連絡してくるのを待ってるわね」
私からは連絡はしない。
……ううん。少し違う。大切な用事やどうしても早めに伝えたいことがある場合は私から連絡してるな。
なるべくノエルの都合に合わせたいけど、こればかりはどうしようもない。
ノエルの邪魔をしたくないんだけどな。
魔法騎士に弟子入りして隣国に行った彼を応援したいから。
〈はい、また連絡しますね!〉
無邪気に笑う彼に、私も笑う。
通信用の魔導具の光が消えるのと同時にノエルの姿は消えてしまった。
私はノエルの笑顔を守りたい。
ゲームのように、ノエルを冷たくあしらったりしたくないし、されたくもない。
だって私は彼のお義姉さんなんだから。
私の姉がしてこなかったこと、ちゃんと向き合うことを私は彼にしようと心に決めた。
だって、ずっと。
私はノエルと仲良くしたいんだから。
私は羽根ペンをテーブルに置いて、立ち上がった。
ノエルは〈そうですか?〉と、不安そうに苦笑いを浮かべている。
ゲームでは悪役令嬢ソフィアとノエルは仲が悪い。
会う度にお互いに罵声を浴びせていた。
ソフィアにとってはノエルは邪魔な存在でしかない。
親は実の子供であるノエルをソフィア同様に可愛がるのだが、ソフィアはそれが許せなかった。
私からすれば親に愛されて育つのがどんなに素敵なことか。
前世での私の親は、私を『出来の悪い娘』と顔を合わせれば私の存在を否定する言葉ばかり。
今思えば、毒親だったのかもしれない。
ソフィアにとってノエルはただの他人でしかない。
弟だとは思ってはいなかった。
それがなんとなくノエルにも伝わっていたのだろう。
二人の関係が時間とともに悪化していった。
どれだけワガママお嬢様なのよ。
前世では私にも姉がいたからノエルの気持ちがわかる。
私の姉も親に近い価値観を持っていて、見て見ぬふりをしたり、私の悪口を言っていた。
本人は気付いていないだろうと思っていただろうが、そんなことをされれば信頼は無くなるし、頼りたい、悩みを聞いて欲しいという思いは無くなっていくものなのに。
結局、わかってもらえなかったな。というよりも自分には非がないとでも思っているような発言もしてたっけ。
私も姉と仲が悪いから、ノエルの気持ちが痛いぐらいわかってしまう。
それに、ノエルはとても優しい子でいい子だと思う。
それなのに、ソフィアはその優しさを踏みにじったんだ。ゲームでのノエルは、とにかく距離を置いて、冷たかった。
どの令嬢にしても、ヒロインにたいしても。
攻略が大変だったキャラなのを覚えてる。少し選択肢をミスるとすぐに好感度が下がってしまうのだから。
人を信じることが出来ず、ヒロインに恋をして、信頼してもいいのかと、その悩みを一人で抱えていた。
信じると決めたあのセリフには胸が締め付けられた想いでいっぱいだった。
この子には幸せになって欲しいと心から思っていたわ。
今、その子が目の前で義姉の私を慕って……いるかはわからないけど、こうして連絡してくれる。
それがどんなに嬉しいことか。
〈姉上?〉
どうしたんだろう。ノエルの表情がとても困った顔になった気がする。私、なにか言ったのかな?それとも格好が変だったとか?
でも、ネグリジェ姿じゃないし、まだドレスだから変なことはないはず。
「どうしたの? ノエル」
あれ……? なんで私、声が震えてるの?
〈姉上こそ、なにかあったんですか? 姉上を悲しませるなんて〉
悲しい? 私が??
悲しいなんて……。
頬から何かが伝って落ちるのを感じて私はそこに触れると少し濡れていた。
あれ?
どうして……。自分でも分からない。
知らない間に涙が出ていることに気付いた私は戸惑ってしまうが、一番戸惑っているのはノエルだろう。
とても心配そうに見つめている。
「なんでもないの。大丈夫よ」
ここは、安心させようとして何事も無かったかのように微笑むところだろう。だけど私は作り笑顔を出せない不器用な人間だから。
「あなたの声と元気な顔を見れて、嬉しいのよ」
涙を指で拭いながら、心から思ってることを素直に口にするとノエルは少し恥ずかしそうに頬を染める。
とても愛らしい義弟に、このまま大人になって欲しいと心から願う。
〈あっ、ええっと。それはそうと、父上から聞いたのですが、姉上は王太子殿下と婚約破棄をしたいと伺ったのですが?〉
「え? えぇ。そうよ」
ノエルは話題を変え、少し困った顔になっている。
聞いたということは連絡用の通信魔導具を使ったのだろう。
〈姉上は王太子殿下と婚約していたのですか?〉
「え?」
そう言われてみれば婚約はしていない。
あれ、え?
私、まさか。
〈あぁ、はい。なんとなく察しました〉
ノエルは呆れた顔になり、ため息をした。
〈どこでどう、そういうことを思ったのかは知りませんが、殿下が屋敷に来たのは結界を張るためですよ。あなたは狙われやすい存在なので〉
結界、それはかなりの魔力を消耗する。
それにどのぐらいの広さなのかで消耗具合が多かったり、少なかったり。
それじゃあ、殿下と国王が屋敷に来たのは屋敷を見るため。
この王国で誘拐事件なんて起こったら大問題だ。信頼問題も関わってくる。
そうなる前に、対処をしたいのだろう。
私が大魔術士の娘だというのを知ってるのはごくわずかしかいない。
それがどこで漏れるのかわからない。
そんな中、私は婚約破棄を申し込んだ。
うん、やってしまった。
絶対に相手には自意識過剰だと思われたわ。
「……」
恥ずかしさで黙っていたら、ノエルが口を開いた。
〈でも安心しました〉
「?」
安心って何?
私は目を丸くしてノエルを見た。
〈いいえ、なんでもありません〉
ノエルはニコッと笑う。
私は首を傾げた。
〈まぁ、いいじゃないですか〉
いや、良くないです。
でも、婚約してないとするなら、殿下はどうして婚約破棄はしないと言ったんだろう。
それに、婚約をするのは同じ時期だった気が。
いや、違う。
私が怪我をして強引に婚約するんだった。
ゲームの殿下は、ソフィアにたいして困っていた。
それは迷惑だと思ってるからで、殿下は婚約なんて望んでなかった。
ソフィア(私)との婚約は嫌だと思った。
だからこそ、婚約破棄を申し込んだ。
それが間違いだった。
婚約破棄を申し込む以前に婚約していないのだから。
……それに、殿下に大恥をかかせてしまって、死亡フラグを回避するどころかフラグ立ってるじゃん。
それならば激怒してもいいはずなのに。
何か企んでるんじゃ……。
考えてもわからないので本人に明日聞いてみよう。うん、そうしよう。
ものすごく怖いけど。
「ノエル。また、連絡してくるのを待ってるわね」
私からは連絡はしない。
……ううん。少し違う。大切な用事やどうしても早めに伝えたいことがある場合は私から連絡してるな。
なるべくノエルの都合に合わせたいけど、こればかりはどうしようもない。
ノエルの邪魔をしたくないんだけどな。
魔法騎士に弟子入りして隣国に行った彼を応援したいから。
〈はい、また連絡しますね!〉
無邪気に笑う彼に、私も笑う。
通信用の魔導具の光が消えるのと同時にノエルの姿は消えてしまった。
私はノエルの笑顔を守りたい。
ゲームのように、ノエルを冷たくあしらったりしたくないし、されたくもない。
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