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第二章 『魔力』が無いと勝手に思い込んでいました
不思議な空間
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侍女に攻撃魔法を仕掛けてもらおうかと思ったけど……多分、無理になりそう。
何故なら、魔導具を扱うに当たって才能がある者とそうでない者が居る。侍女になった人達のほとんどが魔導具を使えない。
私が教えたところで、すぐに扱えるなんて才能がない限りありえない。そもそも私もあまり魔導具を扱えないのだから余計に無理だ。
一体、どうすれば……。
無属性の情報が少なすぎる。困ったな。
魔導日記を見ればわかるかと思ったけど、分からないことが増えただけ。
無属性だけが『聖なる乙女』の加護が必要ないのか、無効化するのに、魔導具はちゃんと使えてる。無効化するなら、魔導具だって使えなくなってる筈なのに。
んー……。
どうしたものかと、考えていると首にかけてあるペンダントがほのかに温かく感じた。
私は、不思議に思い、首から下げてあったペンダントを取り出すとペンダントのメインストーンにもなっている魔法石が薄らと紅くなっていた。
それはまるで、
血の色のような……。
「うっ」
突然、吐き気がして口を抑えた。が、吐くことはない。
それでも、吐き気と世界が回るような立ち眩み。次第には呼吸がしづらくなってくる。酸素不足でクラクラする意識の中、一瞬だけ見えた風景は今いる部屋ではなく、古い小屋でホコリだらけの本棚が並んでいて、下には魔法陣があった。そして、飛び散っている紅いシミ。
この風景はどこか懐かしい。けれど全く身に覚えがない。
「はぁ……、はぁ……っ」
苦しい。
意識を失いかけた時、突然頭が激痛に襲われた。
「ーー……ッ!?」
言葉が出ないぐらいの鋭い痛み。
誰かに頭を握りつぶされているんじゃないかと思うこの痛みに、私は恐怖した。
このまま苦しんで死ぬんじゃないのか。『痛い!』『助けて!』と、叫びたいのに必死に声を上げようにも呼吸が上手く出来てないのもあり、私の口から出るのは息を切らした声。
そして、その場に倒れ込んだ。
手に持っていたペンダントが転がった。
「あっ……はぁ……っ」
段々と意識が遠のく中、倒れた時に転がったペンダントは、完全に紅く染まっていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
頭がフワフワする。
私、どうしたんだっけ?
ボーッとしながらも起き上がると、濃い霧に包まれていて方向が分からない。
確か、屋敷の自分の寝室にいた筈。なのに、この場所は霧で周りが見えないが、薄らと木が見える。
この場所に見覚えがある気がする。
何処で見たんだっけ……。
「おんやぁ~? 珍しいお客さんじゃの」
周りをキョロキョロ見渡していたら、聞き覚えのある声が背後から聞こえた。
驚いて振り向くと……この世界では『聖なる乙女』と呼ばれている女性が立っていた。
金髪ロングのねずみ色の瞳。ポンチョのような白のローブを羽織っていて、白とオレンジのミニワンピース。
腰には革ベルト、長めのブーツを履いている。
ようするに、ヒーラーのような服装をしている。
さっきまで彼女の気配は全くしなかった。いや、私が鈍いだけかも知れないんだけど。
彼女の見た目は二十代後半。老人のような喋り方は、彼女がその喋り方が気に入ってるから。
「ほぉー? お主、精神だけがこの空間に迷い込んだようじゃな」
「精神? あの、あなたは」
もちろん、彼女が『聖なる乙女』だと知っているが、彼女と会うのが初・対・面・な状況で、知ったようなことは言えない。
ーーというのを、殿下との失態で思い知った。私は馬鹿じゃないわ。学習はちゃんとするんだから。
殿下の時も冷静に周りが見えていたらあんなことにはならなかったんだけどね。
「ワシか?」
彼女はよくぞ聞いてくれた! と言わんばかりに大袈裟にリアクションをした。
片手を前に出し首を一回する。その動きは歌舞伎のようだった。
歌舞伎はこの世界では存在しないからきっと彼女のオリジナルなのだろうけど、外国人が日本の歌舞伎の真似をしているみたいでちょっと不思議な気分になる。
「セイントを極め、魔力を生み出した! 『聖なる乙女』と呼ばれし者。シーア・ヴァネッサとは、ワシのことじゃ! 」
ふっ、決まった。と言わんばかりの満足そうな顔に私は、どうしようか困ってしまった。
この決め台詞みたいなのは、ゲームでは、何回か見たことあったけど、実際見るとどんな反応していいのか困る。
なんの反応もしないでいると『聖なる乙女』いや、シーアさんは腕を前で組んだ。
「違うじゃろ! そこは『きゃっ素敵』『有名な聖なる乙女に会えて感激』とか言うもんじゃろ。ノリ悪いのぉ。お主」
えぇぇぇぇぇ……。
あんな自己紹介されると反応に困るでしょ。
私は、元々ノリがいい訳でも明るい性格でも無いんだから、無茶苦茶言わないでほしい。
「そう嫌そうな顔をするな、冗談じゃ。ちょっと場を和まそうとな。突然のお客さんじゃて。みんなピリピリしてて今にも攻撃しそうな勢いなんでな」
「え……? みんな」
ゲームでは、そんなこと言ってなかったけど。一人だった。みんなって他にも居るの? こんなに濃いキャラが?
いろいろ面倒くさそうだなと思っていると、小さくて丸い光の玉が幾つも飛んでいた。それもかなりの数。大きさは手のひらサイズぐらいだろう。
そういえば、『聖なる乙女』の名前、知らなかった。ゲームでも名前を言わなかったし、自己紹介枠には『聖なる乙女』ということだけ。
その光に触れようと手を伸ばしたら、シーアさんが止めた。
「やめるんじゃ。手が吹っ飛ぶぞ。こいつらは気性が荒くてな、普段は大人しい奴らなんじゃがな」
「この光はなんですか?」
「お主、光は見えるのに何者かはわからぬのか?」
「? はい」
シーアさんは驚いている。変なこと言ったかな?
何者か……。これは生き物?
この世界はファンタジー系の乙女ゲームだったわね。
蛍のような生き物なのかな。
「精霊じゃよ」
「精霊? へぇ~」
正直、あんまり驚かない。
精霊がいても不思議ではない世界なのを知っているのだから。
私の中でイメージしてある精霊は小動物のような姿なのよね。
ここの精霊たちはどうだが知らないけど。
気性が荒いということだし、あんまり気にしない方が良さそうね。目をつけられたら大変そうだから。
「ソフィア・デメトリアスと申します。紹介が遅れまして申し訳ございません」
まだ自分の名前を言ってないことを思い出した。片足を斜め後ろの内側に引き、もう片方の足の膝を軽く曲げ、両手でスカートの裾を軽く持ち上げ、背筋は伸ばしたまま挨拶をする。
私が意識を失った時に着ていた服はジャージだったのに、今着ているのはドレス。彼女が言っていた精神だけっていうのはあながち間違ってなさそうだ。
それを見たシーアさんは笑いだした。
「はははっ。よいよい。気にするでないわ。でも、此処で会ったのも何かの縁なのかのぉ」
シーアさんは私に見えるように自分の手のひらを開いて、持っていたものを見せてきた。それは、私の持っているペンダントと全く同じ。
とっさに自分の首を触るが、首から下げてあったペンダントがなかった。だからといって、なんの証拠もないのにシーアさんが持っているペンダントを私のだと決めつけるのはおかしい。
「どうした? 要らんのか? ああ、安心せい。しっかりとワシの魔力を注いだんじゃ。もうしばらくは持つぞ」
「これ、私のなんですか?」
「なにを当たり前なことを言っておる? 変な子じゃわい」
あなたに言われたくありません。
彼女以上の変な子なんてそうそういない。
殿下には、変な令嬢と言われたけど……って、なんで殿下のこと気にしてるのよ。
じっと、ペンダントを見ていると、視界がぼやけだした。
「!?」
「ふっ。ソフィア、また来るのじゃぞ。それとな、このペンダントを扱えるかはお主次第じゃ。まぁ、頑張るんじゃぞ」
「なっ……。シーアさん」
「お主の恐怖症も少しは楽になってる筈じゃ」
少しでも油断すれば意識が飛んでしまう。
そう思ったが、ものすごい眠気に襲われた。
頑張って瞼を必死に開けていたが、眠気には勝てず、目を閉じてしまった。
ーーーーーーーーーーーーーー
「待って! シーアさん! まだ聞きたいことがたく……さん……?」
はっと目を開けて勢いよく飛び起きるとそこは自分の寝室。
あれ? 確か、吐き気がして、呼吸が上手く出来なくなって?
窓の外を見れば、オレンジ色の空が見える。調べものをしてた時間もオレンジ色の空が広がっていた。意識が飛んで三十分も経っていなさそうだった。
「あれ、魔法石の魔力が満杯に……?」
どうして。
そういえば、シーアさんって誰?
誰かと話していたような。
必死に思い出そうとしたが、思い出せない。
きっと、何かの夢を見ていたのだろう。
でも、 魔力が満杯なんて、おかしすぎる。
何かを忘れてる?
なんだろう。このモヤモヤとした感情は。
何故なら、魔導具を扱うに当たって才能がある者とそうでない者が居る。侍女になった人達のほとんどが魔導具を使えない。
私が教えたところで、すぐに扱えるなんて才能がない限りありえない。そもそも私もあまり魔導具を扱えないのだから余計に無理だ。
一体、どうすれば……。
無属性の情報が少なすぎる。困ったな。
魔導日記を見ればわかるかと思ったけど、分からないことが増えただけ。
無属性だけが『聖なる乙女』の加護が必要ないのか、無効化するのに、魔導具はちゃんと使えてる。無効化するなら、魔導具だって使えなくなってる筈なのに。
んー……。
どうしたものかと、考えていると首にかけてあるペンダントがほのかに温かく感じた。
私は、不思議に思い、首から下げてあったペンダントを取り出すとペンダントのメインストーンにもなっている魔法石が薄らと紅くなっていた。
それはまるで、
血の色のような……。
「うっ」
突然、吐き気がして口を抑えた。が、吐くことはない。
それでも、吐き気と世界が回るような立ち眩み。次第には呼吸がしづらくなってくる。酸素不足でクラクラする意識の中、一瞬だけ見えた風景は今いる部屋ではなく、古い小屋でホコリだらけの本棚が並んでいて、下には魔法陣があった。そして、飛び散っている紅いシミ。
この風景はどこか懐かしい。けれど全く身に覚えがない。
「はぁ……、はぁ……っ」
苦しい。
意識を失いかけた時、突然頭が激痛に襲われた。
「ーー……ッ!?」
言葉が出ないぐらいの鋭い痛み。
誰かに頭を握りつぶされているんじゃないかと思うこの痛みに、私は恐怖した。
このまま苦しんで死ぬんじゃないのか。『痛い!』『助けて!』と、叫びたいのに必死に声を上げようにも呼吸が上手く出来てないのもあり、私の口から出るのは息を切らした声。
そして、その場に倒れ込んだ。
手に持っていたペンダントが転がった。
「あっ……はぁ……っ」
段々と意識が遠のく中、倒れた時に転がったペンダントは、完全に紅く染まっていた。
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頭がフワフワする。
私、どうしたんだっけ?
ボーッとしながらも起き上がると、濃い霧に包まれていて方向が分からない。
確か、屋敷の自分の寝室にいた筈。なのに、この場所は霧で周りが見えないが、薄らと木が見える。
この場所に見覚えがある気がする。
何処で見たんだっけ……。
「おんやぁ~? 珍しいお客さんじゃの」
周りをキョロキョロ見渡していたら、聞き覚えのある声が背後から聞こえた。
驚いて振り向くと……この世界では『聖なる乙女』と呼ばれている女性が立っていた。
金髪ロングのねずみ色の瞳。ポンチョのような白のローブを羽織っていて、白とオレンジのミニワンピース。
腰には革ベルト、長めのブーツを履いている。
ようするに、ヒーラーのような服装をしている。
さっきまで彼女の気配は全くしなかった。いや、私が鈍いだけかも知れないんだけど。
彼女の見た目は二十代後半。老人のような喋り方は、彼女がその喋り方が気に入ってるから。
「ほぉー? お主、精神だけがこの空間に迷い込んだようじゃな」
「精神? あの、あなたは」
もちろん、彼女が『聖なる乙女』だと知っているが、彼女と会うのが初・対・面・な状況で、知ったようなことは言えない。
ーーというのを、殿下との失態で思い知った。私は馬鹿じゃないわ。学習はちゃんとするんだから。
殿下の時も冷静に周りが見えていたらあんなことにはならなかったんだけどね。
「ワシか?」
彼女はよくぞ聞いてくれた! と言わんばかりに大袈裟にリアクションをした。
片手を前に出し首を一回する。その動きは歌舞伎のようだった。
歌舞伎はこの世界では存在しないからきっと彼女のオリジナルなのだろうけど、外国人が日本の歌舞伎の真似をしているみたいでちょっと不思議な気分になる。
「セイントを極め、魔力を生み出した! 『聖なる乙女』と呼ばれし者。シーア・ヴァネッサとは、ワシのことじゃ! 」
ふっ、決まった。と言わんばかりの満足そうな顔に私は、どうしようか困ってしまった。
この決め台詞みたいなのは、ゲームでは、何回か見たことあったけど、実際見るとどんな反応していいのか困る。
なんの反応もしないでいると『聖なる乙女』いや、シーアさんは腕を前で組んだ。
「違うじゃろ! そこは『きゃっ素敵』『有名な聖なる乙女に会えて感激』とか言うもんじゃろ。ノリ悪いのぉ。お主」
えぇぇぇぇぇ……。
あんな自己紹介されると反応に困るでしょ。
私は、元々ノリがいい訳でも明るい性格でも無いんだから、無茶苦茶言わないでほしい。
「そう嫌そうな顔をするな、冗談じゃ。ちょっと場を和まそうとな。突然のお客さんじゃて。みんなピリピリしてて今にも攻撃しそうな勢いなんでな」
「え……? みんな」
ゲームでは、そんなこと言ってなかったけど。一人だった。みんなって他にも居るの? こんなに濃いキャラが?
いろいろ面倒くさそうだなと思っていると、小さくて丸い光の玉が幾つも飛んでいた。それもかなりの数。大きさは手のひらサイズぐらいだろう。
そういえば、『聖なる乙女』の名前、知らなかった。ゲームでも名前を言わなかったし、自己紹介枠には『聖なる乙女』ということだけ。
その光に触れようと手を伸ばしたら、シーアさんが止めた。
「やめるんじゃ。手が吹っ飛ぶぞ。こいつらは気性が荒くてな、普段は大人しい奴らなんじゃがな」
「この光はなんですか?」
「お主、光は見えるのに何者かはわからぬのか?」
「? はい」
シーアさんは驚いている。変なこと言ったかな?
何者か……。これは生き物?
この世界はファンタジー系の乙女ゲームだったわね。
蛍のような生き物なのかな。
「精霊じゃよ」
「精霊? へぇ~」
正直、あんまり驚かない。
精霊がいても不思議ではない世界なのを知っているのだから。
私の中でイメージしてある精霊は小動物のような姿なのよね。
ここの精霊たちはどうだが知らないけど。
気性が荒いということだし、あんまり気にしない方が良さそうね。目をつけられたら大変そうだから。
「ソフィア・デメトリアスと申します。紹介が遅れまして申し訳ございません」
まだ自分の名前を言ってないことを思い出した。片足を斜め後ろの内側に引き、もう片方の足の膝を軽く曲げ、両手でスカートの裾を軽く持ち上げ、背筋は伸ばしたまま挨拶をする。
私が意識を失った時に着ていた服はジャージだったのに、今着ているのはドレス。彼女が言っていた精神だけっていうのはあながち間違ってなさそうだ。
それを見たシーアさんは笑いだした。
「はははっ。よいよい。気にするでないわ。でも、此処で会ったのも何かの縁なのかのぉ」
シーアさんは私に見えるように自分の手のひらを開いて、持っていたものを見せてきた。それは、私の持っているペンダントと全く同じ。
とっさに自分の首を触るが、首から下げてあったペンダントがなかった。だからといって、なんの証拠もないのにシーアさんが持っているペンダントを私のだと決めつけるのはおかしい。
「どうした? 要らんのか? ああ、安心せい。しっかりとワシの魔力を注いだんじゃ。もうしばらくは持つぞ」
「これ、私のなんですか?」
「なにを当たり前なことを言っておる? 変な子じゃわい」
あなたに言われたくありません。
彼女以上の変な子なんてそうそういない。
殿下には、変な令嬢と言われたけど……って、なんで殿下のこと気にしてるのよ。
じっと、ペンダントを見ていると、視界がぼやけだした。
「!?」
「ふっ。ソフィア、また来るのじゃぞ。それとな、このペンダントを扱えるかはお主次第じゃ。まぁ、頑張るんじゃぞ」
「なっ……。シーアさん」
「お主の恐怖症も少しは楽になってる筈じゃ」
少しでも油断すれば意識が飛んでしまう。
そう思ったが、ものすごい眠気に襲われた。
頑張って瞼を必死に開けていたが、眠気には勝てず、目を閉じてしまった。
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「待って! シーアさん! まだ聞きたいことがたく……さん……?」
はっと目を開けて勢いよく飛び起きるとそこは自分の寝室。
あれ? 確か、吐き気がして、呼吸が上手く出来なくなって?
窓の外を見れば、オレンジ色の空が見える。調べものをしてた時間もオレンジ色の空が広がっていた。意識が飛んで三十分も経っていなさそうだった。
「あれ、魔法石の魔力が満杯に……?」
どうして。
そういえば、シーアさんって誰?
誰かと話していたような。
必死に思い出そうとしたが、思い出せない。
きっと、何かの夢を見ていたのだろう。
でも、 魔力が満杯なんて、おかしすぎる。
何かを忘れてる?
なんだろう。このモヤモヤとした感情は。
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