一行日記《見仏記》2026年1月1日〜

犬束

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1月2日(金) 新TV見仏記 〜ナニワ四天王寺編〜

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・『新TV見仏記』 ~ナニワ四天王寺編~ 

【番組内容】

 久しぶりに大阪の地へ!
 道頓堀の巨大看板前をブラり見て歩き…途中、祖父から受け継いだ“拓”の血が騒ぐ!
 旧・関テレ近くの繁華街では、謎の兜跋毘沙門天や園児らに愛される仏像たち。
 そして“愛の寺”で生きてるような愛染明王を特別に拝んだ後、修復工事の重文・多宝塔でダブルヘルメット体験も!
 最後は聖徳太子建立とされる四天王寺へ!
 恒例の“スイーツ探訪!”では大阪名物をかじりつつ、大好きなアレとご対面!

【番組内容2】

 法善寺
 愛染堂・勝鬘院(「勝鬘夫人坐像」「愛染明王坐像(秘仏)」「大日大勝金剛尊像(秘仏)」)
 妙香院(「阿弥陀如来坐像」「兜跋毘沙門天像」
 専念寺(「豪農屏風屋勘左衛門」 「十一面観音立像」「大日如来坐像」「屏風屋勘左衛門像」「屏風屋勘左衛門夫人像」)
 四天王寺(「救世観音菩薩半跏像」「阿弥陀如来坐像(丈六)」「十一面観音立像」「救世観音半跏像」「増長天立像」「多聞天立像」

【出演者】
 みうらじゅん、いとうせいこう



・オープニング。
 道頓堀は戎橋。バックにグリコサインが。
 
 みうらさん「ガンジス川ですよね」
 いとうさん「沐浴してないでしょ」
 グリコサインを磨崖仏(まがいぶつ)と捉えるみうらさん。

 いとうさん「みうらさんは、よく知ってるんでしょ?」
 みうらさん「東京からおもしろい人を連れてきて、大阪のおもしろい人と対決する番組をやってた」

 対決に勝って、全員で戎橋をGメンみたいに横顔一列で歩いたとか。
 メンバーは、ジャガーさん、林家ペー・パー子師匠、女相撲の中村京子ちゃん。
 いとうさん「飛び道具だらけですね」

 飛び道具ではなく、オーソドックスな仏さんを見に行きます。

・かに道楽の看板から、万博を予告する大きなオブジェ。

 いとうさん「万博2025、遠いなあ!」

 まず、くいだおれ太郎。
 みうらさん「室町ぐらいかな」
 いとうさん「上人だろうね」

 通りの立体看板に、いちいち突っ込みを入れて、街中を流す二人。

 みうらさん「大阪はポップが大きい」 
 いとうさん「香港より大きい」

・法善寺横丁へ。

 “月の法善寺横丁”の歌詞の石碑を発見。
 みうらさん「拓れる」
 歌詞の「包丁一本」のところを、マイ拓本セットを出して拓ります。
 いとうさん「いいご趣味」

 拓本セットは常時持ってます。

・法善寺。
 いとうさん「金毘羅!」
 みうらさん「クンビーラだ!」


 【「金毘羅(こんぴら)」は、サンスクリット語で「クンビーラ(Kumbhīra)」というワニ(蛟竜)を神格化した言葉の音訳で、仏教の守護神、特に水神・海の神として信仰され、日本では香川県の金刀比羅宮(ことひらぐう)に祀られる神様の名前の由来となっています。】
 以上、AI による概要です。

 みうらさん「ワニブームが来てて、いいの見つけたんだよ。俺のきょうのファッション、見て下さいね🐊」
 いとうさんに見せたくて、ラコステのTシャツを着て来ました。
 いとうさん「ワニだらけ!」
 ミニなロゴマークで、大きなワニの姿を形成しています。
 パチモンかと疑ういとうさんに、
 みうらさん「ラコステのショップに行って、買ってきたんですよ」

 法善寺にあるのは、お不動さんのお守りだけ。水掛け不動さんで有名です。
 不動像は、水をかけられ続けて、苔に包まれています。
 いとうさん「不動のトピアリーでました。ありがたいですよ、いつもは燃えてるんですから」
 みうらさんの水は、不動さんまで届かず。

・法善寺を後ろにして、愛染堂へ。

・愛染堂・勝鬘院。

・勝鬘夫人(じょうまんぶにん)坐像。

 「きれいだね」
 「如意輪的な」
 着飾っていても、裸足です。

 ご住職「女性でありながら、誓願を立てられて、お釈迦様にほめられた」

 ご住職「ご開帳するのは年に10日間。きょうは超持別ご開帳」
 愛染明王のお厨子を開けてくださいます。

・愛染明王坐像。
 「顔、怖い」
 「迫力ある」
 「この愛染は生きてるわ」
 「女性的」
 「美人だね」
 「美人が、きーってなってるみたい」
 「でも、見惚れちゃう」

 改修中の多宝塔にも特別に上がらせていただけます。

・多宝塔

・大日大勝金剛尊像。
 みうらさん「秀吉さんから奉納されたって、銘が残ってるんですか」

 柱や壁に絵が鮮やかに残っている。
 修復はしていなくて、剥落止めだけ。
 照明さんにライトを当ててもらうと、より鮮明に見えます。

 ご住職「せっかくなので、上に」

 現場シートに包まれた塔の一番上まで、階段を上がります。
 みうらさん「ストゥーパ感、半端ないね」
 いとうさん「構造的に、ストゥーパなんだ」

 塔の先端をバックに、二人で写メ。
 みうらさん「よっしゃ!!」

・阿弥陀池前で、『スイーツ探訪!』コール。
 いとうさん「くくりが変じゃないですか?」
 何故、池の前で?
 みうらさん「落語のオチで、阿弥陀が行け(池)と言いました」

 みうらさんは、よく落語を聞いている。
 いとうさん「一緒に泊まると、音漏れがやかましい」

・“あみだ池大黒 本店”へ。
 粟おこしの幟、みうらさんは粟おこし食べたことない。

 ショーケースに大きな大黒天の像が。
 みうらさん「半跏大黒、いいね」
 お店に貼ってる写真には、ぎっしり大黒さんが写っていて、二人は大興奮。
 見せてほしい、会長さんいますよね、と迫りますが、
 いとうさん「先にスイーツ食べないと」

 いとうさん「岩おこしを食べまーす」
 みうらさん「粒がちっちゃいね」
 いとうさん「粟おこし、そんな妙に、ふわふわじゃない」

 到着した会長さんと、大黒さんコレクションのある蔵へ向かいます。
 代々、集めているのだとか。

 二人「うわ、うわ、うわ、うわ」
 「うんこ座りしてる」
 「三面大黒もいるよ」
 みうらさん「もう集めなくていいって思った」
 いとうさん「会長に集めてもらって、みうらさんは、たまに見に来ればいいんだよ」
 いとうさん「スイーツ探訪じゃないじゃん」
 みうらさん「大黒探訪だよ」

・“曽根崎心中”に登場する、最初のお寺の前を過ぎます。
 いとうさん「ここは太融寺(たいゆうじ)」

・ビルの壁に数字が。
 みうらさん「sinceのものですね」
 いとうさんの生まれ年です。
 いとうさん「拓っていただいて良いでしょうか」

・妙香院。
 “兜跋毘沙門天。どうぞご自由にご参観ください”の張り紙が。
 兜跋毘沙門天像が何故このお寺にあるのか、資料は残っていないそうです。
 
 いとうさん「ご自由兜跋は無いですよ」

・阿弥陀如来坐像。
 「きれいな顔」
 「定朝(じょうちょう)、いいですね」
 「ザ・阿弥陀」

・法然上人坐像。
 その前で、“月かげ”を歌うみうらさん。途中で歌詞を失念しますが、
 みうらさん「歌ってたのが45年くらい前」
 
 ご住職「いま“月かげ”歌ってはりましたね。浄土宗の宗歌ですから」

 ご住職に、忘れたところを歌っていただき、みうらさんも思い出して、一緒に歌いました。

・兜跋毘沙門天像。
 「顔が違ってる」
 みうらさん「鬼たちもいい」
 いとうさん「尼藍婆(にらんば)、毘藍婆(びらんば)」

 空襲で焼けたので、どうして兜跋毘沙門天がこちらに来たのか、資料が残っていなくて分からない。

・次のお寺は、
 いとうさん「浄土宗の専念寺さんに行きます」

・専念寺。

 お寺の前の掲示板に貼られた言葉を、声に出して読みます。
 二人「みんなに好かれる人よりも、みんなを好きになれる人に」
 みうらさん「好楽です」

・阿弥陀如来坐像。
 みうらさん「定朝式、阿弥陀さん」

・幼稚園の子供らが工作するお部屋へ。
 子供たちと仏像が一緒なのは、とてもいい、と二人とも。

・十一面観音立像。
 「大阪で、オールディスト」

・大日如来坐像。

 この辺りを開理して綿で成功した屏風屋勘左衛門(びょうぶやかんざえもん)は、村人から妬まれ、キリシタンの疑いをかけられて処刑されてしまいました。
 しかし、その後、家の屋根裏から大日如来像が発見されたのでした。

 「なんで隠した」

・屏風屋勘左衛門像。
・屏風屋勘左衛門夫人像。
 前には、子供らの工作作品が並んでいます。
 「ご夫人(ふじん)に(工作を)奉納しているみたい」
 みうらさん「ご夫人のワークショップみたい」
 いとうさん「いいよね、作ってごらんって」

・大通りを行く。
 いとうさん「四天王寺の鳥居が見えています⛩️」

・四天王寺。
 四天王寺式伽藍配置が特徴です。

 お寺の瀧藤(たきとう)さんと待ち合わせしてます。
 いとうさん「瀧藤さんが、雨を降らしたらしい」
 みうらさん「やましてくださいよ」
 見仏コンビは晴れ男なのに。

 お名前に“龍”がつくせいか、法事はのきなみ雨降りだそうです。

・宝物館。
・救世観音菩薩半跏像。
 「万博のときに造った」
 「万博仏!」

・中心伽藍。
・講堂。
 暮れて、画面は、ネイビーブルーのインクを垂らしたような色です。
 「これから、時空を越えるぞ」

・阿弥陀如来坐像。
 「でか」
 「丈六」

・十一面観音立像。
 いとうさん「千体仏の光背」

・金堂。
・救世観音半跏像。
 いとうさん「手の大きさが、安心感だね」

・増長天立像。
 「當麻寺と同じ髭」
 「邪鬼のプリメティブ」
 「鑿跡が毛みたい」
・多聞天立像。

 陽の光を当てないようにしている。
 その薄暗さが夢を見ているみたい、と、いとうさん。
 いとうさん「ナイストリップ」

・エンディング。

 まだ5時半ほど。
 向こうに都心のビル群の夜景。
 手前にお寺の建物。
 みうらさん「飛鳥と令和の合体」

・妙香院の兜跋毘沙門天。
 みうらさん「あのサイズの兜跋、初めて見ました」

・専念寺。
 いとうさん「キリシタンの話、面白かった」
 みうらさん「人情、情が深すきてって、あるじゃないですか。愛染な街なんですよ。大阪」
 
・愛染堂・勝鬘院。
 いとうさん「勝鬘夫人の足が忘れられない」
 みうらさん「派手な衣装に、裸足」

 愛染明王、大日如来。
 「すごかった」

 塔の瓦を欲しそうにしていたみうらさん。
 みうらさん「眼力で、瓦を引き寄せようとした」

・四天王の。
 「伽藍配置がすごい」
 みうらさん「うちの大学の配置は、法隆寺式だった」

 初期のTV見仏記のエンディングでは、田んぼにシートを敷いて座らされたり、藪蚊の飛んでいる所だったりしたのに、今はこのような場所で収録されるようになりました。

 いとうさん「回廊の形がマイクロチップみたいで、SF的なものがこの回廊にはあるんですよ」
 みうらさん「現代でタイムスリップできるのは四天王寺」

 関テレさんのお膝元に、こんないいお寺があったなんて。
 いとうさん「なんで早く教えてくれなかったのか」
 みうらさん「冷たいじゃないか」

 いとうさん「みなさんの近くのお寺に、行くかも知れませんよ」
 みうらさん「そんなこと言う番組でしたっけ?」
 いとうさん「浮かんじゃったんだよ、古いテレビの言い方で」

 いとうさん「次は、あなたの近くのお寺に行くかも知れません」























































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