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どうくつたんけんふたたび
大きなたきとカッパのひみつ
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カッパは小助を自分のせなかにのせると、いけのそこからすいめんへ向かうことにしました。小助は、きれいな水の中をおよいでいるカッパに話しかけようと声を出しました。
「ねえねえ! およぎたい! およぎたい!」
「ぼうや、こんなところでせなかから手をはなしたらおぼれてしまうぞ!」
このカッパは、小助がおよげることをまだ知りません。まだ小さい男の子であるだけに、水中でおぼれたらたいへんなことになります。
それでも、小助はだだをこねて同じことを言うばかりです。
「およげる! およげる! およげる!」
「しょうがないなあ。ほんのすこしだけだぞ」
カッパからゆるしをもらえた小助は、池の中を魚たちといっしょにおよごうとします。水中でおよぐ小助のすがたは、カッパも思わずびっくりするほどです。
「わわわっ! まだちっちゃいのにこんなにおよげるとは……」
池の中をおよぎつづける小助は、いよいよ水の中から顔を出そうとすいめんのほうへ上っていきます。
「わあ~っ! 大きなたきだ! 大きなたきだ!」
小助が水中から顔を出した目の前には、ものすごいいきおいでおちてくる大きなたきがあります。その水しぶきに、小助は大はしゃぎしています。
「こっちを見て見て! 大きなたき! 大きなたき!」
「はっはっは! ぼうやはたきを見るのが大すきなんだね。わしらは、ここにもよくくるから大きなたきがあるのもよく知っているものさ」
後からやってきたカッパは、小助よりもこの大きなたきのことをよく知っています。すると、小助はふしぎそうな顔つきでカッパに聞こうとします。
「どうちて(どうして)知ってるの?」
「どうしてかって? ぼうやには分からないかもしれないけど、ぼくたちはいつも池の中にいるわけじゃないんだよ」
小助は、カッパの言っていることにとまどっているようすです。これを見たカッパは、大きな池のほとりから上がるところを小助に見せようとします。
「ぼうや、こっちにおいで!」
小助が目にしたのは、カッパが池から出て2本足で立っているすがたです。カッパは、池のほとりから上がった小助といっしょにすわりました。
「ねえねえ! ねえねえ!」
「どうしたの?」
「どうちて(どうして)ここにいるの?」
カッパにとっては当たり前のことでも、小助にとってはめずらしく見えるのかもしれません。そんな小助に、カッパはやさしく語りかけようと口をひらきました。
「ぼうやだって、池に入っておよいだりもぐったりするよね。それと同じように、カッパも池から上がって人間みたいに歩いたり走ったりすることができるんだ」
小助は、カッパの言っていることをじっと聞いています。カッパは、小さい子どもにさらに語りかけようと声を出しています。
「でも、ぼくたちはずっとここにいるわけではないんだよ。ぼくたちの頭の上にさらがあるから見てごらん」
カッパは、自分の頭にあるさらを小助に見せることにしました。小助はカッパのほうへ向いて立ち上がると、頭のさらをじっと見つづけています。
「ねえねえ! どうちて(どうして)さらがあるの?」
「はっはっは! このさらに水が入っているおかげで、池から上がって人間と同じようにうごくことができるわけさ。でも、さらの水がこぼれてなくなると力が出なくなってしまうんだ」
「え~っ! そうなの?」
「そういうことさ。だから、ふだんは池の中ですごしているんだ」
小助は、カッパが自分のひみつを話しているのを楽しそうに聞いています。そんな時、カッパたちのせなかにのったどうぶつたちが大きなたきのある池から出てきました。
「ねえねえ! およぎたい! およぎたい!」
「ぼうや、こんなところでせなかから手をはなしたらおぼれてしまうぞ!」
このカッパは、小助がおよげることをまだ知りません。まだ小さい男の子であるだけに、水中でおぼれたらたいへんなことになります。
それでも、小助はだだをこねて同じことを言うばかりです。
「およげる! およげる! およげる!」
「しょうがないなあ。ほんのすこしだけだぞ」
カッパからゆるしをもらえた小助は、池の中を魚たちといっしょにおよごうとします。水中でおよぐ小助のすがたは、カッパも思わずびっくりするほどです。
「わわわっ! まだちっちゃいのにこんなにおよげるとは……」
池の中をおよぎつづける小助は、いよいよ水の中から顔を出そうとすいめんのほうへ上っていきます。
「わあ~っ! 大きなたきだ! 大きなたきだ!」
小助が水中から顔を出した目の前には、ものすごいいきおいでおちてくる大きなたきがあります。その水しぶきに、小助は大はしゃぎしています。
「こっちを見て見て! 大きなたき! 大きなたき!」
「はっはっは! ぼうやはたきを見るのが大すきなんだね。わしらは、ここにもよくくるから大きなたきがあるのもよく知っているものさ」
後からやってきたカッパは、小助よりもこの大きなたきのことをよく知っています。すると、小助はふしぎそうな顔つきでカッパに聞こうとします。
「どうちて(どうして)知ってるの?」
「どうしてかって? ぼうやには分からないかもしれないけど、ぼくたちはいつも池の中にいるわけじゃないんだよ」
小助は、カッパの言っていることにとまどっているようすです。これを見たカッパは、大きな池のほとりから上がるところを小助に見せようとします。
「ぼうや、こっちにおいで!」
小助が目にしたのは、カッパが池から出て2本足で立っているすがたです。カッパは、池のほとりから上がった小助といっしょにすわりました。
「ねえねえ! ねえねえ!」
「どうしたの?」
「どうちて(どうして)ここにいるの?」
カッパにとっては当たり前のことでも、小助にとってはめずらしく見えるのかもしれません。そんな小助に、カッパはやさしく語りかけようと口をひらきました。
「ぼうやだって、池に入っておよいだりもぐったりするよね。それと同じように、カッパも池から上がって人間みたいに歩いたり走ったりすることができるんだ」
小助は、カッパの言っていることをじっと聞いています。カッパは、小さい子どもにさらに語りかけようと声を出しています。
「でも、ぼくたちはずっとここにいるわけではないんだよ。ぼくたちの頭の上にさらがあるから見てごらん」
カッパは、自分の頭にあるさらを小助に見せることにしました。小助はカッパのほうへ向いて立ち上がると、頭のさらをじっと見つづけています。
「ねえねえ! どうちて(どうして)さらがあるの?」
「はっはっは! このさらに水が入っているおかげで、池から上がって人間と同じようにうごくことができるわけさ。でも、さらの水がこぼれてなくなると力が出なくなってしまうんだ」
「え~っ! そうなの?」
「そういうことさ。だから、ふだんは池の中ですごしているんだ」
小助は、カッパが自分のひみつを話しているのを楽しそうに聞いています。そんな時、カッパたちのせなかにのったどうぶつたちが大きなたきのある池から出てきました。
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