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第67話 チョロイン
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何が気にくわなかったのか、ファンメンバーから総ツッコミを喰らい頭の中が?マークになってしまった。
「えっ!? マジで? 傑作だと思ったんだけど……」
――僕の自信作である天使の羽根と小悪魔の羽根が…… 受け入れてもらえないなんて…… マジで?
しかし、僕には中二病専用『堕天使の羽根』がある。そして、クリスの名を叫ぶ!
「クリス! これならどうだ?」
僕は収納魔法から堕天使の羽根を取り出し、自信満々にクリスの目の前に見せた。
「――!?」
クリスは片目を大きく見開いた。僕は最高のプレゼンするべく、
「クリス。堕天使の羽根という夢のアイテムなんだが、カッコイイと思わないかい?」
「――!?」
「このボロボロの片翼なんか、心そそられて良いと思うんだが? クリスはこの堕天使の羽根が欲しくないか?」
『ウン ウン』
クリスは無言のまま頭を激しく上下に振った。
『欲しい』と言葉にしないのは昨日の死体安置所事件の件で怒っているけど、どうしても堕天使の羽根は欲しいという乙女心なのだろう…… 出来るイケメンはそこまで相手のことを考えられる優しい人間なのだ!
「特別にクリスに堕天使の羽根をあげよう。大事に使ってくれ」
僕はそう言って、クリスに手渡した。
「アレクありがとう。大事に使わせてもらう。デモンドキル・フューエルも喜んでる」
そして、クリスの片目からは殺意は消えていた。
「おお、それは良かった」
――こんな風に堕天使の羽根を使うことになるとは思いもしなかったが、ホント中二病患者用グッツを準備しておいて良かった。
「アレク着けてちょうだい」
「う、うん」
クリスは早速は堕天使の羽根を装着されるよう要望した。
堕天使の羽根を装着したクリスは鏡を見たいのか即行で教室を出て行った。
中二病患者には中二病専用グッツの前にはチョロインになってしまうのだ。しかし、こんなにチョロとは……
「ルナールは純白の天使の羽根が似合うかな?」
「えっ!? ホントですか?」
「ああ、本当に似合うと思うよ。僕が着けてあげるよ。ホラこっちに背中見せて」
「えっ!? えっ!?」
ルナールは僕の言葉に動揺しまくりで動けなくなっていたので、僕がルナールの背中に周り、天使の羽根を着けてあげた。身体に触れて無いのでセーフ!
「ルナールにはやっぱり純白な天使の羽根が似合うな」
「えっ!? そうですか? 嬉しいです!」
ルナールはニコニコしながら鏡のある部屋へ向かうため、教室から出て行った。
――悪役令嬢だけど、チョロイン並みにチョロい……
「マリアはやっぱり純白の天使の羽根が似合いそうだね」
「ホ、ホントですか?」
マリアは目をパチクリさせながら僕の方を見ていた。
「ホントにホントだよ。いや~ホントだよ」
「えっ!? えっ!? ホントにホントのホントにホントのホント?」
――このメインヒロインしつこい…… さすが汚嫁……
「じゃあ、僕が着けてあげるよ」
マリアはオドオドしながら、
「お、お、お願いします」
そして、マリアに天使の羽根を着けてあげた。
「やっぱり似合うな。可愛いよ」
「え~~~~っ!?」
マリアは大きな声で悶絶していた。別にマリアを褒めた訳じゃなく、お手製の天使の羽根を褒めただけなんだけど……
勘違いしているマリアは即行で鏡のある部屋へ向かった。
――さすがメインヒロイン!? コイツもメインヒロインとしてのプライドは無いのか? メインヒロインからメインチョロインになってしまった。ホントにこれで良いのか?……
「フローラはなんか小悪魔の羽根の方が似合いようだよね?」
「そ、そうかな? 純白じゃなくて?」
フローラは純白の天使の羽根の方が良かったみたいだが、僕はそこを敢えて、
「フローラは純白じゃなくてより、黒の方が大人の女性として魅力がUPするんじゃないかと思ったんだよ」
「確かに……」
――何が確かにだよ! 意味がわからん……
「小悪魔の羽根着けてあげるよ。ハイ?」
フローラは背中の黒い羽根が気になるようで即行で教室を出て行った。
正直小悪魔的なお姉様という感じで凄く似合っていた。コイツもチョロインだったのか……
「ミレーユはそうだな…… 小悪魔の羽根の方が似合うかな?」
「え~嫌だよ! 私純白の方が良い!」
――純白の天使の羽根の方が良いだと! どうみても腹黒いお前はドス黒い小悪魔の羽根の方だろ! いや、小悪魔の羽根じゃなかった。極大悪魔の羽根だった。
「そうなの? まあ、いいや。ハイこれ」
ミレーユには天使の羽根を手渡した。
「私には着けてくれないの?」
ミレーユはキョトンとした顔して僕を見ていた。
「ハイ ハイ(棒) ハイ、ツケタヨ~」
ミレーユの要求に投げやりになりながら着けてあげた。
「わーい! わーい!」
ミレーユは超笑顔で、
「鏡見てくる! 待っててね」
そう言ってミレーユは教室から出て行った。何が『待っててね』ってなんだろう……
コイツの場合、チョロイン以下のチョチョロインで良いよね?
「えっ!? マジで? 傑作だと思ったんだけど……」
――僕の自信作である天使の羽根と小悪魔の羽根が…… 受け入れてもらえないなんて…… マジで?
しかし、僕には中二病専用『堕天使の羽根』がある。そして、クリスの名を叫ぶ!
「クリス! これならどうだ?」
僕は収納魔法から堕天使の羽根を取り出し、自信満々にクリスの目の前に見せた。
「――!?」
クリスは片目を大きく見開いた。僕は最高のプレゼンするべく、
「クリス。堕天使の羽根という夢のアイテムなんだが、カッコイイと思わないかい?」
「――!?」
「このボロボロの片翼なんか、心そそられて良いと思うんだが? クリスはこの堕天使の羽根が欲しくないか?」
『ウン ウン』
クリスは無言のまま頭を激しく上下に振った。
『欲しい』と言葉にしないのは昨日の死体安置所事件の件で怒っているけど、どうしても堕天使の羽根は欲しいという乙女心なのだろう…… 出来るイケメンはそこまで相手のことを考えられる優しい人間なのだ!
「特別にクリスに堕天使の羽根をあげよう。大事に使ってくれ」
僕はそう言って、クリスに手渡した。
「アレクありがとう。大事に使わせてもらう。デモンドキル・フューエルも喜んでる」
そして、クリスの片目からは殺意は消えていた。
「おお、それは良かった」
――こんな風に堕天使の羽根を使うことになるとは思いもしなかったが、ホント中二病患者用グッツを準備しておいて良かった。
「アレク着けてちょうだい」
「う、うん」
クリスは早速は堕天使の羽根を装着されるよう要望した。
堕天使の羽根を装着したクリスは鏡を見たいのか即行で教室を出て行った。
中二病患者には中二病専用グッツの前にはチョロインになってしまうのだ。しかし、こんなにチョロとは……
「ルナールは純白の天使の羽根が似合うかな?」
「えっ!? ホントですか?」
「ああ、本当に似合うと思うよ。僕が着けてあげるよ。ホラこっちに背中見せて」
「えっ!? えっ!?」
ルナールは僕の言葉に動揺しまくりで動けなくなっていたので、僕がルナールの背中に周り、天使の羽根を着けてあげた。身体に触れて無いのでセーフ!
「ルナールにはやっぱり純白な天使の羽根が似合うな」
「えっ!? そうですか? 嬉しいです!」
ルナールはニコニコしながら鏡のある部屋へ向かうため、教室から出て行った。
――悪役令嬢だけど、チョロイン並みにチョロい……
「マリアはやっぱり純白の天使の羽根が似合いそうだね」
「ホ、ホントですか?」
マリアは目をパチクリさせながら僕の方を見ていた。
「ホントにホントだよ。いや~ホントだよ」
「えっ!? えっ!? ホントにホントのホントにホントのホント?」
――このメインヒロインしつこい…… さすが汚嫁……
「じゃあ、僕が着けてあげるよ」
マリアはオドオドしながら、
「お、お、お願いします」
そして、マリアに天使の羽根を着けてあげた。
「やっぱり似合うな。可愛いよ」
「え~~~~っ!?」
マリアは大きな声で悶絶していた。別にマリアを褒めた訳じゃなく、お手製の天使の羽根を褒めただけなんだけど……
勘違いしているマリアは即行で鏡のある部屋へ向かった。
――さすがメインヒロイン!? コイツもメインヒロインとしてのプライドは無いのか? メインヒロインからメインチョロインになってしまった。ホントにこれで良いのか?……
「フローラはなんか小悪魔の羽根の方が似合いようだよね?」
「そ、そうかな? 純白じゃなくて?」
フローラは純白の天使の羽根の方が良かったみたいだが、僕はそこを敢えて、
「フローラは純白じゃなくてより、黒の方が大人の女性として魅力がUPするんじゃないかと思ったんだよ」
「確かに……」
――何が確かにだよ! 意味がわからん……
「小悪魔の羽根着けてあげるよ。ハイ?」
フローラは背中の黒い羽根が気になるようで即行で教室を出て行った。
正直小悪魔的なお姉様という感じで凄く似合っていた。コイツもチョロインだったのか……
「ミレーユはそうだな…… 小悪魔の羽根の方が似合うかな?」
「え~嫌だよ! 私純白の方が良い!」
――純白の天使の羽根の方が良いだと! どうみても腹黒いお前はドス黒い小悪魔の羽根の方だろ! いや、小悪魔の羽根じゃなかった。極大悪魔の羽根だった。
「そうなの? まあ、いいや。ハイこれ」
ミレーユには天使の羽根を手渡した。
「私には着けてくれないの?」
ミレーユはキョトンとした顔して僕を見ていた。
「ハイ ハイ(棒) ハイ、ツケタヨ~」
ミレーユの要求に投げやりになりながら着けてあげた。
「わーい! わーい!」
ミレーユは超笑顔で、
「鏡見てくる! 待っててね」
そう言ってミレーユは教室から出て行った。何が『待っててね』ってなんだろう……
コイツの場合、チョロイン以下のチョチョロインで良いよね?
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