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第141話 リア充天使達ご降臨
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暗闇の中、私のぼっちが決定的となった。
「このまま一人ぼっちになるのかな……」
絶望感満載の中、私は膝を抱え込み、自然に涙がこぼれ落ちる。
「あっ!」
頭上からの一筋の光明が私を照らす。絶望に打ちのめされた私には暖かく、そして、希望を感じさせてくれる光だった。
その光明から白い翼を広げた二人の天使が、私のもとへ舞い降りる。
その二人の天使は美男美女という、リア充爆発しろ!と大声で怒鳴ってしまいたくなるようなお似合いの天使達だった。
「天使様。私を天国に連れていくの? もしかして地獄?」
私の口から出た言葉は、あの世からお迎えが来たのだと感じたから出た言葉だった。
「……………………」
美少女天使様は私を見つめ、微笑みを返すだけで何も答えない。
そして、二人は優しくそっと私の手を取り、上空へ舞い上がる。
それはまるで捕まった宇宙人を二人の男性に連行している例の写真のようだった。
リア充天使達に平凡顔の私は、まるで天国に召される憐れな宇宙人に成り下がってしまったのかと悲しくなってしまう……
――もう私、死ぬんだわ。
死を覚悟した私はまた二人のリア充天使様に話しかける。
「あなた達は私をどこに連れていくの? 天国、地獄? それにあなた達は誰なの?」
イケメン天使は少し困った顔で、私の質問に答える。
「私はアイスキー・アール・デレモン。そして、妻のユリアラ・カント・デレモンだ。アイツに頼まれて君達を助けに来たんだ。アイツの頼みとあれば、断るという選択はないからな」
「クスッ。アイスキーの妻、ユリアラ・カント・デレモンよ。アイスはあの人に頼まれちゃうと断れないのよね」
「私達を助けに来た? どういうこと?」
私が戸惑いを隠せないでいると、アイスキーが、
「そのうちにわかるよ。今は早くここから出よう」
「フフ…… 今はお楽しみということにしておいて」
ユリアラは微笑みを浮かべ、私に答えた。
――本当に二人の天使様は美男美女のお似合いの夫婦で、身体から無限の気品とリア充オーラが溢れ出ている。きっと最上クラスの天使様なのね……
「あの~」
「どうしたんだい? まだ怖いのかい? 僕達がいるから大丈夫!」
――あらやだ、このイケメン天使様! 顔だけじゃなくて、優しさと気品も持ち合わせ、性格もイケメンだなんて、これは優良物件じゃないの! どこかの誰かさんとは大違いじゃないの! あれ? どこかの誰かさんって誰だったかしら? でも、イケメン天使様とお付き合い出来たら、これで私も立派な汚嫁さんになれるのかな?
美少女天使ユリアラ様は私の耳元に近づき小さな声で、
「ちょっとあなた。私のアイスを食べようと考えてたでしょ? この手離すわよ?」
「ハッ!? すみません。そんなこと考えてません! 慰謝料だけは許して下さい!」
あまりの恐ろしさに、私は即座に自分の行いを懺悔し謝罪した。
「まあ良いわ。所詮は小娘。本妻に勝てるなんて考えないことね。本妻と小娘との格の差をまざまざと見せて差し上げますわよ」
「はい…… すみません」
――私は見た! あの麗しの美少女天使ユリアラ様の微笑みの中に、狂気に満ちた目の奥の底に、この世のものとは思えないほどの冷酷で残忍な闇を。
「どうしたんだいユリアラ?」
「別に何でもないわよ。ねぇ、私のことどう思ってるの?」
「もちろん、愛しているさ♡ 誰が何を言おうが、もう君を離すつもりはない。君が私の傍に居るということが、私にとっての代え難い僥倖なんだよ。私のこの気持ちをわかってくれるかい?」
「まあ~嬉しい♡ 私もアイス大好き♡ 愛してるわ♡」
「ありがとう。愛してるよ。私のユリアラ」
ユリアラは勝ち誇った目で私を見下し、天使様達はこともあろうに私の前で、これでもかとイチャイチャし始めた。
――わ、私は何を見せられているの? これが本妻と小娘の越えられない壁だと言うの? 美少女天使ユリアラ様とはあまり歳は違わないように思うけど…… リア充度が天と地の差があるって悲しくなってしまうわ…… しかし、私には最強のスキルがある!
「お二人とも幸せそうで羨ましいわ。お似合いの夫婦って、お二人の事を言うのね」
私の最強のスキル『手のひら返し』発動!
「そ、そうかい? そう言ってもらえると私も嬉しいよ。ありがとう」
「やはり、あなたもそう思う。あなた、本当は良い人だったのね」
――ああ、なんて無情な……
「このまま一人ぼっちになるのかな……」
絶望感満載の中、私は膝を抱え込み、自然に涙がこぼれ落ちる。
「あっ!」
頭上からの一筋の光明が私を照らす。絶望に打ちのめされた私には暖かく、そして、希望を感じさせてくれる光だった。
その光明から白い翼を広げた二人の天使が、私のもとへ舞い降りる。
その二人の天使は美男美女という、リア充爆発しろ!と大声で怒鳴ってしまいたくなるようなお似合いの天使達だった。
「天使様。私を天国に連れていくの? もしかして地獄?」
私の口から出た言葉は、あの世からお迎えが来たのだと感じたから出た言葉だった。
「……………………」
美少女天使様は私を見つめ、微笑みを返すだけで何も答えない。
そして、二人は優しくそっと私の手を取り、上空へ舞い上がる。
それはまるで捕まった宇宙人を二人の男性に連行している例の写真のようだった。
リア充天使達に平凡顔の私は、まるで天国に召される憐れな宇宙人に成り下がってしまったのかと悲しくなってしまう……
――もう私、死ぬんだわ。
死を覚悟した私はまた二人のリア充天使様に話しかける。
「あなた達は私をどこに連れていくの? 天国、地獄? それにあなた達は誰なの?」
イケメン天使は少し困った顔で、私の質問に答える。
「私はアイスキー・アール・デレモン。そして、妻のユリアラ・カント・デレモンだ。アイツに頼まれて君達を助けに来たんだ。アイツの頼みとあれば、断るという選択はないからな」
「クスッ。アイスキーの妻、ユリアラ・カント・デレモンよ。アイスはあの人に頼まれちゃうと断れないのよね」
「私達を助けに来た? どういうこと?」
私が戸惑いを隠せないでいると、アイスキーが、
「そのうちにわかるよ。今は早くここから出よう」
「フフ…… 今はお楽しみということにしておいて」
ユリアラは微笑みを浮かべ、私に答えた。
――本当に二人の天使様は美男美女のお似合いの夫婦で、身体から無限の気品とリア充オーラが溢れ出ている。きっと最上クラスの天使様なのね……
「あの~」
「どうしたんだい? まだ怖いのかい? 僕達がいるから大丈夫!」
――あらやだ、このイケメン天使様! 顔だけじゃなくて、優しさと気品も持ち合わせ、性格もイケメンだなんて、これは優良物件じゃないの! どこかの誰かさんとは大違いじゃないの! あれ? どこかの誰かさんって誰だったかしら? でも、イケメン天使様とお付き合い出来たら、これで私も立派な汚嫁さんになれるのかな?
美少女天使ユリアラ様は私の耳元に近づき小さな声で、
「ちょっとあなた。私のアイスを食べようと考えてたでしょ? この手離すわよ?」
「ハッ!? すみません。そんなこと考えてません! 慰謝料だけは許して下さい!」
あまりの恐ろしさに、私は即座に自分の行いを懺悔し謝罪した。
「まあ良いわ。所詮は小娘。本妻に勝てるなんて考えないことね。本妻と小娘との格の差をまざまざと見せて差し上げますわよ」
「はい…… すみません」
――私は見た! あの麗しの美少女天使ユリアラ様の微笑みの中に、狂気に満ちた目の奥の底に、この世のものとは思えないほどの冷酷で残忍な闇を。
「どうしたんだいユリアラ?」
「別に何でもないわよ。ねぇ、私のことどう思ってるの?」
「もちろん、愛しているさ♡ 誰が何を言おうが、もう君を離すつもりはない。君が私の傍に居るということが、私にとっての代え難い僥倖なんだよ。私のこの気持ちをわかってくれるかい?」
「まあ~嬉しい♡ 私もアイス大好き♡ 愛してるわ♡」
「ありがとう。愛してるよ。私のユリアラ」
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――ああ、なんて無情な……
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