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(番外編)ブラークと千年彗星
5話 神獣ブラーク
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幼稚園(ようちえん)が終わり、すぐるは家に戻ると、両親が言いました。
「すぐる、今日は『聖フレナードのお祭り』の日だったろ?」
「ほら、あなたのランプよ」すぐるは母親から黒い手提げランプを受け取ります。
満天の星空の公園には、すでにたくさんの人々が集まっており、みんな火のついた手提げランプを持っており、公園の奥にある丘にある枯れ木の前に向かっています。
聖フレナードのお祭りでは、彼女のシンボルである手提げランプを枯れ木につるして、願いが火に乗って点に届くようにお祈りをするのです。すぐるも枯れ木の前にやって来てランプをつるします。
「・・・じいちゃん、もし、ぼくに魔法の力が本当にあるのなら、助けることもできたのに・・・また、お話が聞きたかったよ・・・フレナード様、お願いです・・・じいちゃんを・・・生き返らせて・・・」すぐるは涙を浮かべながら願い事をすると、そのまま眠ってしまったのです。
すぐるが光を感じて恐る恐る目を開けると、目の前に見たことのない生き物が立っていました。それは白い馬に見えますが、頭は長い栗色の髪の毛をたたえており、尻尾はクジャクのような羽飾りだったのです。
すぐるは驚いて目を見張っていましたが、やがて、その生き物は澄んだ青い両目を向け、彼の頭の中に優しい声が響き渡ったのです。
「こちらに来なさい」
「誰!?」すぐるは尋(たず)ねます。
「私はブラーク、千年彗星に仕える者」
「ブラークだって・・・!?でも・・・不思議だ・・・ウソじゃないとわかる・・・!」
すぐるはブラークに近づきます。
「私の主がお呼びです、さぁ、私の背中にお乗りなさい、北極星の灯台までお連れしましょう」ブラークが足を折りたたんでしゃがむと、すぐるはその背中にまたがりました。間もなくブラークは立ち上がり、一気に空へと駆け上がっていきました。
「しっかりつかまってくださいね」
「すごい!羽もないのに空を飛んでいる!?街の明かりがたくさん・・・!きれい」
すぐるの眼下の夜の街の明かりはまるで、もう一つの星空のようにも見え、ブラークは上の星空を高く上がっていくと、やがて町がどんどん小さくなっていき、やがて日本を、そして地球を遠く離れて行ったのです。
「・・・地球って・・・本当に丸いんだね・・・!」
「そう・・・地球は丸くて、遠くの国々とつながっているのです、ですが、その地球が大変なことになっています」ブラークは静かに語りかけました。
「大変だって・・・!?それって・・・どういう・・・?」
「見えてきました!北極星の灯台に」すぐるにひときわ輝く星が近づいていき、すぐるは思わず目を伏せました。
「すぐる、今日は『聖フレナードのお祭り』の日だったろ?」
「ほら、あなたのランプよ」すぐるは母親から黒い手提げランプを受け取ります。
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聖フレナードのお祭りでは、彼女のシンボルである手提げランプを枯れ木につるして、願いが火に乗って点に届くようにお祈りをするのです。すぐるも枯れ木の前にやって来てランプをつるします。
「・・・じいちゃん、もし、ぼくに魔法の力が本当にあるのなら、助けることもできたのに・・・また、お話が聞きたかったよ・・・フレナード様、お願いです・・・じいちゃんを・・・生き返らせて・・・」すぐるは涙を浮かべながら願い事をすると、そのまま眠ってしまったのです。
すぐるが光を感じて恐る恐る目を開けると、目の前に見たことのない生き物が立っていました。それは白い馬に見えますが、頭は長い栗色の髪の毛をたたえており、尻尾はクジャクのような羽飾りだったのです。
すぐるは驚いて目を見張っていましたが、やがて、その生き物は澄んだ青い両目を向け、彼の頭の中に優しい声が響き渡ったのです。
「こちらに来なさい」
「誰!?」すぐるは尋(たず)ねます。
「私はブラーク、千年彗星に仕える者」
「ブラークだって・・・!?でも・・・不思議だ・・・ウソじゃないとわかる・・・!」
すぐるはブラークに近づきます。
「私の主がお呼びです、さぁ、私の背中にお乗りなさい、北極星の灯台までお連れしましょう」ブラークが足を折りたたんでしゃがむと、すぐるはその背中にまたがりました。間もなくブラークは立ち上がり、一気に空へと駆け上がっていきました。
「しっかりつかまってくださいね」
「すごい!羽もないのに空を飛んでいる!?街の明かりがたくさん・・・!きれい」
すぐるの眼下の夜の街の明かりはまるで、もう一つの星空のようにも見え、ブラークは上の星空を高く上がっていくと、やがて町がどんどん小さくなっていき、やがて日本を、そして地球を遠く離れて行ったのです。
「・・・地球って・・・本当に丸いんだね・・・!」
「そう・・・地球は丸くて、遠くの国々とつながっているのです、ですが、その地球が大変なことになっています」ブラークは静かに語りかけました。
「大変だって・・・!?それって・・・どういう・・・?」
「見えてきました!北極星の灯台に」すぐるにひときわ輝く星が近づいていき、すぐるは思わず目を伏せました。
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