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やましいことなんてない、はずなんだ
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俺は頬に当てられたままの音芽の手をグッと掴んで、
「大人しくしてれば言うようになったじゃねぇか、バカ音芽」
言って、真正面からじっと音芽の目を覗き込んでやった。
「俺にそこまで求めるってことは……お前もそれ相応のものを返してくれるってことだよな?」
そこでわざとあからさまにニヤリとして、
「俺にはお前だけだって約束してやるから……。お前も俺に、俺だけのものになるって〝誓いのキス〟しろよ? ――できるよな?」
そう言ったら、案の定、音芽のやつがソワソワと恥ずかしそうに視線を彷徨わせるんだ。
バカ音芽め。俺に勝てると思うとか、百万年早ぇんだよ!
どうせ照れ屋で奥手の音芽のことだ。
こんな風に発破をかけても、自分からキスなんて出来やしねぇだろ?
揶揄うだけ揶揄って、音芽が涙目になったところで俺からキスして無理矢理誓わせてやる。
そう思っていたんだけど。
音芽がギュッと目をつぶって、俺の唇に触れるだけの軽いキスをしてきて。
「――!?」
俺は正直、そのことに思いっきり驚かされた。
ちょっ、音芽、マジか!
ここ、学校敷地内の駐車場だぞ!?
分かってんのか!?
「大人しくしてれば言うようになったじゃねぇか、バカ音芽」
言って、真正面からじっと音芽の目を覗き込んでやった。
「俺にそこまで求めるってことは……お前もそれ相応のものを返してくれるってことだよな?」
そこでわざとあからさまにニヤリとして、
「俺にはお前だけだって約束してやるから……。お前も俺に、俺だけのものになるって〝誓いのキス〟しろよ? ――できるよな?」
そう言ったら、案の定、音芽のやつがソワソワと恥ずかしそうに視線を彷徨わせるんだ。
バカ音芽め。俺に勝てると思うとか、百万年早ぇんだよ!
どうせ照れ屋で奥手の音芽のことだ。
こんな風に発破をかけても、自分からキスなんて出来やしねぇだろ?
揶揄うだけ揶揄って、音芽が涙目になったところで俺からキスして無理矢理誓わせてやる。
そう思っていたんだけど。
音芽がギュッと目をつぶって、俺の唇に触れるだけの軽いキスをしてきて。
「――!?」
俺は正直、そのことに思いっきり驚かされた。
ちょっ、音芽、マジか!
ここ、学校敷地内の駐車場だぞ!?
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