天才・新井場縁の災難

陽芹孝介

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第三話 天才美人作家・小笠原桃子の災難

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  ……午後…喫茶店風の声……


  縁と桃子は大学をあとにし、昼食をしに喫茶店風の声に来ていた。
  縁はナポリタンを食べながら、巧から借りたノートPCで何かを調べている。
  隣にいる桃子はオムライスを食べながら、縁に言った。
 「さっきから何をしている?」
 「ネットで桃子さんに関する事を調べている……」
 桃子は少し嬉しそうに言った。
 「私ってそんなに有名なのか?」
 「テレビに出た位だからなぁ……それにファンも多いみたいだから……」
  桃子の表情は緩んでいた。
 「それで何を調べている?」
  縁は桃子の表情を見て言った。
 「しまりがねぇぞ……。まぁ、桃子さんは有名で、ファンもそれなりにいるから……専用の掲示板があると思ってさ……」
  桃子は感心した。
 「そんな物があるのか……」
 「うん……案の定あったよ……『小笠原桃子の板』ってサイトが……」
  巧が興味津々で言った。
 「どんなサイトだよ?」
  縁は言った。
 「至って普通の掲示板だよ……良い事も悪い事も書いてある……。まぁ、本人は見ない方がいいよ……」
  桃子は言った。
 「私の悪口が書いてあるのか?」
  縁は言った。
 「まぁ、有名人の宿命だよ……」
  巧も言った。
 「そうだな……有名人の誹謗中傷は、今の世の中じゃ、当たり前だよ……」
  桃子は言った。
 「そうなのか?」
  縁は言った。
 「確かに悪意しかない書き込みもあるけど……それは一部だよ。大半は作品に関する賛否や、桃子さんのルックスに対する評価だね……」
  桃子は言った。
 「あまりいい気分ではない……。で、縁はそれで何を調べてるんだ?」
  縁は言った。
 「その手紙を送った人物を探してる……」
  桃子は驚いた様子で言った。
 「わかるのかっ?」
 「う~ん……わかんないけど、手掛かりはあると思うよ……」
  巧が言った。
 「アクセスは全国だろ?数が多すぎるぞ……」
  縁は言った。
 「絞り混むさ……まずこの手紙、切手は付いてなかったんだよね?」
  縁が手紙をヒラヒラさせると、桃子は言った。
 「ああ……封筒にも入ってなく、そのままポストに入ってた」
 「て、事は……この辺の人間って事だ。それに、この『モモタン』って言う、桃子さんの呼び方……特徴的だ」
  縁は掲示板を見ながら言った。
 「この掲示板の大半が『桃子様』『桃ちゃん』って呼び方だ……」
  巧は縁に言った。
 「確かに特徴的な呼び方だけど……そいつがこの掲示板にいるとは限らないぜ……」
  縁は言った。
 「いや、必ずいる……ストーカーするくらいのファンだ……そんなファンが応援サイトにいないはずが無いよ……自分しか発信できない情報で、他より優越感を得るために……」
  桃子が言った。
 「それで、『モモタン』を使っている者はいるのか?」
  縁は頷いた。
 「いるよ……100人程……」
  桃子と巧は声を揃えた。
 「ひゃ、100人っ!?」
  縁は淡々と言った。
 「当たり前だろ……何人のユーザーがいると思ってんだ?100人ぐらい普通にいるよ……」
  桃子が言った。
 「まさか……それを一人づつ当たるのか?」
  縁は呆れ気味に言った。
 「んなわけねぇだろ……。そんな事やってたら、イベントの日に間に合わないよ……」
  巧が言った。
 「どうすんの?」
 「有村さんに頼んで、発信源を調べてもらう……それで、この辺から発信された物を当たるわけ……」
  桃子が言った。
 「なるほど……」
 「そう言う事だから……今『モモタン』を使っているハンドルネームのリストアップをしている。それをUSBに保存して、俺のPCから有村さんにメールする」
  巧が言った。
 「いいのか?警視さんに借作って……」
  縁は言った。
 「この間から借を作りっぱなしだけど……仕方ないよ……。こっから先、俺にはどうにも出来ない……時間もないからね」
  桃子は頬を少し紅くし……感動した。
 「縁……お前というやつは……そんなにも私の事を……」
  縁は少し照れながら言った。
 「な、何だよ……まぁ、なんだ……変態野郎を放っておくわけにもいかないからな……」
  巧は少し縁を冷やかした。
 「照れてるよ、こいつ……まだまだガキだな……」
  縁は言った。
 「うるせぇよっ!」


  ……夕方…新井場邸……


  喫茶店風の声から、新井場邸に帰ってきた二人は、リビングで寛いでいた。
  縁は言った。
 「有村さんが調べてくれるみたいだから……連絡待ちだな……」
  桃子は言った。
 「間に合うといいが……」
 「それは大丈夫だよ……日本の警察は凄いから……。それより、ストーカーが特定出来たらどうするの?」
  桃子は不適な笑みをして言った。
 「ただではすまさん……」
  縁は恐怖した。
 「ま、間違っても……殺すなよ……」
 「心配するな……乗り込んで、真意を確かめるだけだ……」
 「今、ただではすまさんって……」
 「冗談だ……」
  縁と桃子はこれで事件は解決すると思っていた。
  しかし、翌朝事態は急変する。


  ……翌朝…新井場邸……


  縁の母は正門にあるポストに手を伸ばし、新聞やチラシなどを取り出した。  
  新聞やチラシの束から、白い封筒がポロリと地面に落ちた。
 「あらあら……落としちゃった……」
  縁の母は落ちた封筒を拾った。
 「何かしら?……あら、縁宛だわ……」
  封筒には『縁君へ』とだけ、書いてあった。
  家に戻った母は縁に封筒を渡した。
  縁は母から受け取った封筒を確認した。
 「切手は……付いてない……送り主も不明……」
  縁は封筒の中身を確認するため、開けようとしたら、リビングに桃子がやって来た。
  桃子はまだ眠たそうな表情だ。
 「おはよう……何だそれは?」
  桃子は縁が持っている封筒を指差した。
 「さぁ……今、中身を確認しようとしてたんだ……」
  縁はそう言うと、封筒の中身を確認し、入っていた紙切れを取り出した。
  紙は4つ折にされていて、縁はそれを開いた。
  縁は内容を見て、目を見開き言った。
 「厄介な事になった……」
  桃子は縁の様子を見て言った。
 「どうした?」
  縁は桃子に紙切れを渡した。
  桃子は内容を確認した。
  桃子も縁と同様、目を見開いた。
  紙切れは手紙で、内容は『モモタンは裏切り者だ…イベントを中止するつもりも無く…あげくにそんなガキを引き連れて…君には失望した…。そのガキと別れて、イベントを中止しなければ…』
  桃子は最後の一文を読んだ。
 「『僕は死ぬ…』」
  縁は言った。
 「面倒な事になった……」
  桃子は言った。
 「放っておけばいいではないか……」
 「バカ……そんなわけにもいかない……。とにかく有村さんに連絡をする」
  縁はスマホで有村に連絡を入れた。
 「あっ、有村さん?俺……縁……実は……」
  縁は手紙の内容を有村に説明した。
  有村との電話を終えて、縁は言った。
 「とにかく、ストーカーの特定を急がないといけない……有村さんからは、昨日頼んでおいた事の返信メールがもうすぐ届く……」
  桃子は言った。
 「もうわかったのか?」
 「ああ……昨晩のうちにわかっていたようだよ……」
  桃子は感心した。
 「日本の警察も捨てたもんじゃないな……」
  縁は言った。
 「俺の家に手紙が届いたと言う事は……ストーカーは、桃子さんが俺の家で寝泊まりしてる事を知っている……」
  桃子は言った。
 「つけられているだから、知ってるだろ……」
  縁はスッキリしない表情だ。
 「確かにそうなんだけど……」
  縁はどこか引っ掛かっていた。
  ストーカーは性質上、相手が自分の事を愛していると思い込んでいる傾向がある。
  昨日部員達が言っていたように、待ち伏せをしたりして、自分の存在を相手に認識させる事も行う。
  しかし、縁と桃子はつけられているのに気付かなかった。
  すなわちそれは、自分の存在を隠すことに比重を置き、こちらの行動を監視するのを目的にしているようで、性質が異なる。
  そして有村からのメールを待つ事一時間……ようやく縁のスマホにメールが届いた。
  縁はすぐさまメールを開いた。
  縁はそれを確認して言った。
 「該当者は3名……百合根町南と、東に、北……ここから一番近いのは、南だ……」
  桃子は言った。
 「とにかく行くしかない……」
  縁は言った。
 「この手紙が届いたのは……おそらく深夜……。今は午前11時……間に合うか?」
  二人は新井場邸から一番近い、百合根町南へ向かった。
  二人は桃子の車に乗り込み、縁はカーナビに、メールに記載されている住所を入力した。
  桃子は言った。
 「なんてやつだ?」
  縁は言った。
 「熊川徹也くまかわてつや……30歳のアルバイト店員だ」
  桃子は感心した。
 「凄いな、日本の警察は……」
  二人は熊川の自宅へ向かった。
  少し車を走らせると、カーナビが目的地付近に到着した事を、二人に伝えた。
  二人は適当な場所に車を駐車させた。
  車を降りた縁は前方を指差して、言った。
 「桃子さん……あのアパートだ……」
  縁の指差す方向に、古い2階建てのアパートがあった。
 「あそこの103号室だと思うよ……」
  縁がそう言うと、二人はアパートに向かった。
  アパートの103号室には『熊川』と書かれた、安っぽい表札があった。
 「ここだ……」
  縁はそう言うと、ドアをノックした。
  しばらくすると、ドアが開き無精髭でパジャマ姿の男が出て来た。
  男は言った。
 「誰だ?」
  縁は言った。
 「熊川徹也さんですね?」
 「そうだけど……うん?あっ、あなたは……」
  熊川は縁の後ろに立っている桃子に気付いたようで、目を輝かせている。
 「嘘だろ?モモタン……」
  感激のあまりやっと絞り出した言葉が『モモタン』だった。
  桃子は熊川を睨み付けた。
 「貴様か?私をつきまとっていたのは……」
  熊川は何の事かわからないと、いった表情だ。
 「つきまとう?僕が?モモタンに?」
  桃子は激昂した。
 「貴様っ!しらばっくれるなっ!それと、そのモモタンはやめろっ!」
  桃子の様子に熊川は怯えだした。
 「ヒッ、ヒィーッ!で、でも憧れのモモタンに怒られてるっ!」
  どうやら熊川は色々な感情が入り交じっているようだ。
   縁は桃子を抑えた。
 「ちょっ……桃子さんっ!落ち着いて……まだこの人だって決まったわけじゃ……」
  桃子の怒りは収まらないようだ。
 「離せ、縁っ!こいつがやったに決まっている……この顔はやってる顔だ」
  ひどい決めつけだ。
  そんな縁と桃子の様子を見て、熊川は言った。
 「さっきから何の話を?」
  桃子は言った。
 「貴様が怪文書を私と縁の家に、送ってきたんだろっ!」
 「あの~、さっぱりわからないんですけど……」
 「貴様ーっ!」
  縁は言った。
 「待てって、桃子さん……。とにかく話を聞かないと、あと2件もあるんだぞ……」
  桃子は怒りを堪えた。
 「くっ!わかった……」
  縁は言った。
 「すみません……少し聞きたいことがあって……」
  縁は手紙の事とイベントの事を熊川に聞いた。
  熊川は言った。
 「そんな事するわけないじゃないですかぁ……それに、僕……明後日のイベント楽しみにしてるんですよっ!中止なんてされたら、たまったもんじゃない……」
  縁は言った。
 「では昨晩はどちらに?」
 「昨日は夜勤で、この先のコンビニでレジしてましたよ……疑うのなら店に聞いて下さいよ……」
  桃子は言った。
 「貴様、嘘はないな?」
 「僕がモモタンに嘘をつくはずないですよ……」
  桃子はまた怒った。
 「貴様……まだモモタンと言うかっ!」
  熊川はまたまた怯えだした。
 「すっ、すみませんっ!でも怒られてる……感激だ……」
  熊川はそうとう屈折している。
  縁は桃子に言った。
 「桃子さん……次へ行こう……」
  すると熊川は縁に食って掛かった。
 「君はモモタンの何なんだっ!?」
  急な逆質問に縁は戸惑った。
 「へっ?何なんだって……」
  桃子は熊川に言った。
 「縁は私の大事な人間だっ!」
  熊川は仰天した。
  桃子は縁に言った。
 「行くぞ、縁……」
 「おっ、おう……」 
  熊川は二人の後ろ姿に向かって、叫んだ。
 「くやし~っ!あんなガキにぃ~っ!でも、サイン会には行くから~っ!」
  縁は熊川の声を聞かないために、耳を塞いだ。
 二人が次に向かった先は百合根町東……該当者は村山潤むらやまじゅん……20歳の大学生だ。
  ナビに従い車を走らせると、一軒家の並ぶ住宅地に出た。
  やがてカーナビに目的地に到着した事を伝えられ、二人は車を降りた。
  村山潤の家は2階建ての一軒家だった。
  どうやら実家暮らしのようだ。
  縁は表札を確認した。表札には『村山』と記載されていた。
  縁はインターフォンを押した。
  するとインターフォン越しに声がした。
 「はい?」
  女性の声だ。
  縁は答えた。
 「新井場と言いますが……潤さんは?」
 「少々お待ち下さい……」
  しばらくすると、玄関のドアが開き、人が出てきた。
  縁は少し驚いて言った。
 「あなたが……潤さん?」
  村山潤は髪の長い……女性だった。縁は名前で村山潤を男だと思ったようだ。
 「誰?君………あっ!」
  村山は熊川の時と同様に、縁の後ろにいる桃子に気付いた。
 「うそぉっ!モモタンだっ!」
 「またモモタンか……」
  そう言って桃子は頭を抱えた。
  縁は言った。
 「仕方ないよ……モモタンで絞ったんだから……」
  村山は興奮気味に言った。
 「何でモモタンが家に?それにこの子スッゴい格好いいっ!」
  桃子は怒りで震えている。
  縁は言った。
 「桃子さん……抑えて……。あの~、村山さん……聞きたい事が?」
 「何、何?」
  縁は熊川の時と同様に説明した。
  村山は笑って答えた。
 「ははは……そんなわけないじゃんっ!そんなに暇じゃないし……それに、サイン会を楽しみにしてんのよっ!……。そんな事より君いくつ?彼女は?モモタンとどういう関係?」
  縁は村山からの逆質問攻めに、困っている。
  桃子は村山を睨み付けて言った。
 「貴様……質問しているのはこっちだぞっ!」
  桃子の怒号に村山は背筋を伸ばした。
 「はっ、はいっ!すみませんっ!」
  桃子は言った。
 「貴様……嘘は付いてないだろうな?」
 「うっ、嘘なんて……そんな……モモタンに……」
  桃子は激昂した。
 「モモタンと、言うなっ!!」
 「はっ、はいっ!すみませんっ!桃子様っ!」
  縁は頭を抱えた。
 「こんなやつばっかかよ……」
  村山は言った。
 「昨日はずっと家にいました……母に聞いてもらえばわかりますっ!」
  桃子は言った。
 「本当だろうな?」
 「天地天命に誓い、嘘はついておりませんっ!」
  縁は言った。
 「桃子さん……もう行こう……」
  そう言うと縁は車に向かった。
  桃子は去り際に、村山に言った。
 「私のファンなのは感謝するが……縁に色目を使うなよ……」
  桃子はそう言うと縁の後を追った。
  村山は呟いた。
 「美男美女……格好いい……」
 二人が最後に向かった先は百合根町北……該当者は立花祐也たちばなゆうや……21歳学生だ。
  運転をしながら桃子は言った。
 「次が最後か……」
 「そうだ……最後になっちまった……」
 「だいぶ、時間をロスしたな……」
 「あの手紙がはったりである事を祈るよ……」
  二人を乗せた車は、やがて古いアパートに到着した。
  百合根町の端の方で、民家は点々とあるくらいで数は少ない……。
 それに辺りには畑などが広がっており、人気もあまり無い。
  縁は言った。
 「このアパートの102号室だ」
  縁はドアの前に立ち、確認した。
  表札には『立花』とあり、インターフォンはない。
  縁は一応警戒をしてノックをした。
  しかし、反応は無い。縁はもう一度ノックをしたが、やはり反応は無かった。
  縁は嫌な予感がした。
  桃子にも先程の怒りの表情は無く、緊張感のある表情になっていた。 
  相手がノックを警戒しているのか?……それとも……はったりでは無く、すでに自殺を?……それともただ外出しているだけか?……などと、様々な可能性を縁は考えた。
  縁はドアノブに手を掛けた。
  鍵は……開いている……。
  縁は桃子を見た。桃子は黙って頷いてる。
  そして縁は意を決して、ドア開けた。
  開けた瞬間だった……物凄い臭いが鼻を刺した……。この臭いは……知っている。
  縁はゆっくりとドアを開き、部屋の奥を見た。
  視線の先には、その匂いの元があった。
  それは……黒い服を身に纏った……。首吊り死体だった……。
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