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第五話 海上攻防戦・後編
③
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絵画を優しく抱き抱える神田に、2人を殺害した殺人犯の印象はまったく無かった。
抱き抱えた絵画を見つめる神田の目は、優しくもあり、寂しくもあった。
神田は言った。
「よく……これが絵だとわかりましたね……包んでいたのですが」
縁は言った。
「桃子さんが襲われた現場に落ちていた桃子さんの着け爪に、顔料が付着していた……。ギャラリールームの絵が並べられていた間隔も微妙に違っていたので……。船長……その絵は?……」
縁も神田にとってその絵画はとても重要な物とわかっていた。
殺人の証拠品でもあるその絵画を、桃子に見つかっても処分しなかったのは……神田にとっても、かけがえの無い物と伺える。
神田は言った。
「新井場様はもう……ご存知なのでしょ?私と泰山が親友だった事は……」
神田と神山泰山は親友……その事を縁が知ったのはついさっきだ。有村からの連絡で知った。
縁は言った。
「ええ……さっき有村さんから……」
神田は言った。
「この絵は泰山の初期の……『宝』という作品で……これに描かれている子供は……私の子供です……」
神田の衝撃的な告白に、さすがの縁も目を丸くして驚いた。
「子供?船長の……」
神田は言った。
「泰山は死ぬまで独身でしたが……子供は好きでした……。泰山は画家として売れる前に、私の子供をモデルにして描いた絵がこの『宝』です……」
縁は黙って聞いている。
神田は続けた。
「私も、妻も……私の子供も、大変喜びました……。親友の泰山が絵を描いてくれた事もそうですが、泰山の私の子供を思う気持ちが、何より嬉しかった。絵を見ればわかります……この絵には気持ちが入っていますから……」
すると、神田の表情は悲しくなった。
「しかし……幸福は永く続かないものです……私の子供はその翌年に……」
縁は思った。
その絵には、そのような想いが込められていたのかと……。あの時ギャラリールームで、その絵を見ていた時の神田の表情に納得した。
縁は呟いた。
「だから……ジジイと同じ目を……」
神田は続けた。
「かけがえの無い宝を失った私達夫婦は、それでも生きました……。その絵を支えに、町工場を切り盛りしながら……」
すると、神田の表情は険しくなった。
「しかし……そんな時にあの男が現れた。高山が……」
神田は怒りの表情に変わった。
そして、神田は唇を噛み締めて言った。
「貴方もご存知なのでしょう?……あの男、高山は悪魔だ……」
縁は言った。
「高山の詐欺に?」
神田は言った。
「ええ……騙されましたよ……。私は高山の話にまんまと乗って、堂上から多額の借金を……その後町工場は潰れ、妻も失意で自殺を……。騙された私にも責任はありましたが……それでも、最も許せない事があったのです……」
縁は言った。
「最も許せない事?」
神田は憎しみに表情を歪めた。
「高山が私に話を持ちかけたのは……金を騙し取りたいだけではありませんでした……」
縁は黙って聞いている。
神田は続けた。
「絵です……私の持っている泰山の初期作品『宝』が欲しいがために……堂上と高山は私に目をつけたのです!」
それを聞いた縁は目を見開いた。
神田は続けた。
「泰山が他界して、彼の絵の値打ちは格段に上がりました……。その中でも泰山の初期の作品は、コレクターにとって、喉から手が出る程欲しい物です……」
縁は言った。
「堂上は神田船長が借金を返済出来ない事を見越して……ターゲットにし、借金のかたに『宝』を持っていた……」
神田は手に持っていた絵画を強く持ち、そして言った。
「私にとって、この絵は……私と亡き家族を繋ぐかけがえの無い物なのです」
神田は続けた。
「私は絵を取り返すために、この職業を選び……生活が多少安定したので、堂上に交渉を持ちかけようと、彼の会社に足を運びましたが……」
縁は言った。
「さっきの話を聞いてしまった……」
神田は言った。
「ええ……その時私は誓いました。あのほくそ笑んだ堂上と高山を殺してやると……爆弾事件が重なったのは偶然ですが……それがあろうがなかろうが、私はあの2人を殺していました」
一連の話を聞いた縁は、神田にかける言葉が無かった。
すると神田が言った。
「話はここまでです……」
縁は言った。
「何をするつもりだ?」
すると神田は携帯電話を取り出した。
「言ったはずです……終わる事ができると……」
縁はハッとした。
「まさか……それが?」
神田は言った。
「起爆装置です」
縁は表情をしかめた。
「チッ……爆弾を解除して、自分用に新たに起爆装置を……」
神田は言った。
「そうです……爆弾には別の携帯がセットされています……。それに着信を入れると、バイブで爆弾が作動する……」
縁は言った。
「どうしても……死ぬ気か?」
神田はニコリとして、携帯電話のボタンを押した。
ドゴォーンッ!!
一瞬だった……けたたましい爆音と共に船体が激しく揺れた。
神田は言った。
「貴方には申し訳ないですが……」
縁は苦笑いした。
「迷惑な話だよ……」
爆破したのはおそらく船体の中央……時期に海水が浸水し、船が沈むのは時間の問題だ。
縁が諦めかけた時だった。
「諦めるなっ!」
操縦室に誰かが入ってきた。
縁は目を見開いた。
「なっ、何で?」
そこにいたのは桃子だった。
何故この沈みかけの船に、桃子がいる?そう思いながら、縁は目を丸くしたまま桃子を見ている。
桃子は言った。
「帰るぞ……縁」
縁は我に返り、桃子に怒鳴った。
「何であんたがここにいるんだっ!?このバカ野郎っ!!」
桃子は言った。
「バカ野郎とは何だ……私は女だぞ」
縁は言葉を強めた。
「そう言う事を言ってるんじゃねぇっ!!何で……何で脱出しなかったっ!?」
桃子は言った。
「何でって……縁、お前を助けるために決まってるだろ」
縁は言った。
「状況を見ろよっ!もうこの船は沈む……」
桃子は縁の言葉を遮るように言った。
「だとしてもっ!……お前を置いて行かない……。言っただろ?私とお前は……」
「運命共同体だ……」
縁はその言葉に目を丸くした。そして、口角を上げた。
「何を言ってんだ……」
桃子は縁の笑った表情を見て言った。
「フッ……帰るぞ」
縁は言った。
「ああ……帰ろう……桃子さん」
すると、そんな2人の様子を見ていた、神田が叫んだ。
「何をっ!何を言ってるんです!?貴方達はっ!!」
桃子は叫んだ神田を睨み付けて、神田の方へ向かった。
桃子の迫力に神田は怯えている。
「くっ、くるなっ!」
しかし桃子は歩くのを止めない。
神田は完全に怯えきっている。
「うわ、うわぁぁぁっ!くるなっ!」
次の瞬間だった。
「この大馬鹿者がぁっ!!」
桃子は怒号と共に神田にボディーブローを1発……炸裂させた。
神田はそのままうずくまり、気を失った。
桃子は倒れた神田に言った。
「大切な物を奪われた者が……私の大切な者を奪おうとしてどうする……」
倒れた神田を見て縁が言った。
「で、どうすんの?気絶させて……この人を運んで脱出は無理だぜ」
桃子は言った。
「心配はいらん……いい物を持ってきた」
縁は怪訝な表情をした。
「いい物を?」
桃子は操縦室から一度出て、カートワゴンを操縦室内に入れた。
縁は言った。
「料理を運ぶ用のカートか……」
桃子はニヤリとして言った。
「元々船長は気絶させるつもりだったからな……」
縁は苦笑いをした。
「はは……恐ろしい……。でも、上出来だ」
桃子は言った。
「時間が無い……船長をワゴンに乗せるぞ……」
桃子に促され、縁は桃子と2人で神田をワゴンに乗せた。もちろん絵も忘れずに……。
縁は言った。
「で?脱出ルートは?」
桃子はバツの悪そうな表情で言った。
「気合いだ……」
縁は目を丸くした。
「はぁ?気合い?……あんた、まさか……何も考えないで来たのか?」
桃子は気にせず言った。
「だから考えてワゴンを持って来ただろっ……それに、脱出ルートは縁が考えるのだろ?」
縁は口調を強めた。
「んなもんあるわけねぇだろっ!!爆発するなんて思ってなかったんだからっ!!」
縁はさらに言った。
「それにここは2層目だぞ!脱出するには1層目に行かきゃならないんだぜ……1層目はさっきの爆発で瓦礫の山だっ!ワゴンの通るような道は………」
縁はハッとした。
「いや、あるぞ……瓦礫を通らずに1層目のF区間の奥に行く方法が……」
桃子は縁を見た。
「縁……」
縁は言った。
「行こう、桃子さん……時間がねぇ……」
抱き抱えた絵画を見つめる神田の目は、優しくもあり、寂しくもあった。
神田は言った。
「よく……これが絵だとわかりましたね……包んでいたのですが」
縁は言った。
「桃子さんが襲われた現場に落ちていた桃子さんの着け爪に、顔料が付着していた……。ギャラリールームの絵が並べられていた間隔も微妙に違っていたので……。船長……その絵は?……」
縁も神田にとってその絵画はとても重要な物とわかっていた。
殺人の証拠品でもあるその絵画を、桃子に見つかっても処分しなかったのは……神田にとっても、かけがえの無い物と伺える。
神田は言った。
「新井場様はもう……ご存知なのでしょ?私と泰山が親友だった事は……」
神田と神山泰山は親友……その事を縁が知ったのはついさっきだ。有村からの連絡で知った。
縁は言った。
「ええ……さっき有村さんから……」
神田は言った。
「この絵は泰山の初期の……『宝』という作品で……これに描かれている子供は……私の子供です……」
神田の衝撃的な告白に、さすがの縁も目を丸くして驚いた。
「子供?船長の……」
神田は言った。
「泰山は死ぬまで独身でしたが……子供は好きでした……。泰山は画家として売れる前に、私の子供をモデルにして描いた絵がこの『宝』です……」
縁は黙って聞いている。
神田は続けた。
「私も、妻も……私の子供も、大変喜びました……。親友の泰山が絵を描いてくれた事もそうですが、泰山の私の子供を思う気持ちが、何より嬉しかった。絵を見ればわかります……この絵には気持ちが入っていますから……」
すると、神田の表情は悲しくなった。
「しかし……幸福は永く続かないものです……私の子供はその翌年に……」
縁は思った。
その絵には、そのような想いが込められていたのかと……。あの時ギャラリールームで、その絵を見ていた時の神田の表情に納得した。
縁は呟いた。
「だから……ジジイと同じ目を……」
神田は続けた。
「かけがえの無い宝を失った私達夫婦は、それでも生きました……。その絵を支えに、町工場を切り盛りしながら……」
すると、神田の表情は険しくなった。
「しかし……そんな時にあの男が現れた。高山が……」
神田は怒りの表情に変わった。
そして、神田は唇を噛み締めて言った。
「貴方もご存知なのでしょう?……あの男、高山は悪魔だ……」
縁は言った。
「高山の詐欺に?」
神田は言った。
「ええ……騙されましたよ……。私は高山の話にまんまと乗って、堂上から多額の借金を……その後町工場は潰れ、妻も失意で自殺を……。騙された私にも責任はありましたが……それでも、最も許せない事があったのです……」
縁は言った。
「最も許せない事?」
神田は憎しみに表情を歪めた。
「高山が私に話を持ちかけたのは……金を騙し取りたいだけではありませんでした……」
縁は黙って聞いている。
神田は続けた。
「絵です……私の持っている泰山の初期作品『宝』が欲しいがために……堂上と高山は私に目をつけたのです!」
それを聞いた縁は目を見開いた。
神田は続けた。
「泰山が他界して、彼の絵の値打ちは格段に上がりました……。その中でも泰山の初期の作品は、コレクターにとって、喉から手が出る程欲しい物です……」
縁は言った。
「堂上は神田船長が借金を返済出来ない事を見越して……ターゲットにし、借金のかたに『宝』を持っていた……」
神田は手に持っていた絵画を強く持ち、そして言った。
「私にとって、この絵は……私と亡き家族を繋ぐかけがえの無い物なのです」
神田は続けた。
「私は絵を取り返すために、この職業を選び……生活が多少安定したので、堂上に交渉を持ちかけようと、彼の会社に足を運びましたが……」
縁は言った。
「さっきの話を聞いてしまった……」
神田は言った。
「ええ……その時私は誓いました。あのほくそ笑んだ堂上と高山を殺してやると……爆弾事件が重なったのは偶然ですが……それがあろうがなかろうが、私はあの2人を殺していました」
一連の話を聞いた縁は、神田にかける言葉が無かった。
すると神田が言った。
「話はここまでです……」
縁は言った。
「何をするつもりだ?」
すると神田は携帯電話を取り出した。
「言ったはずです……終わる事ができると……」
縁はハッとした。
「まさか……それが?」
神田は言った。
「起爆装置です」
縁は表情をしかめた。
「チッ……爆弾を解除して、自分用に新たに起爆装置を……」
神田は言った。
「そうです……爆弾には別の携帯がセットされています……。それに着信を入れると、バイブで爆弾が作動する……」
縁は言った。
「どうしても……死ぬ気か?」
神田はニコリとして、携帯電話のボタンを押した。
ドゴォーンッ!!
一瞬だった……けたたましい爆音と共に船体が激しく揺れた。
神田は言った。
「貴方には申し訳ないですが……」
縁は苦笑いした。
「迷惑な話だよ……」
爆破したのはおそらく船体の中央……時期に海水が浸水し、船が沈むのは時間の問題だ。
縁が諦めかけた時だった。
「諦めるなっ!」
操縦室に誰かが入ってきた。
縁は目を見開いた。
「なっ、何で?」
そこにいたのは桃子だった。
何故この沈みかけの船に、桃子がいる?そう思いながら、縁は目を丸くしたまま桃子を見ている。
桃子は言った。
「帰るぞ……縁」
縁は我に返り、桃子に怒鳴った。
「何であんたがここにいるんだっ!?このバカ野郎っ!!」
桃子は言った。
「バカ野郎とは何だ……私は女だぞ」
縁は言葉を強めた。
「そう言う事を言ってるんじゃねぇっ!!何で……何で脱出しなかったっ!?」
桃子は言った。
「何でって……縁、お前を助けるために決まってるだろ」
縁は言った。
「状況を見ろよっ!もうこの船は沈む……」
桃子は縁の言葉を遮るように言った。
「だとしてもっ!……お前を置いて行かない……。言っただろ?私とお前は……」
「運命共同体だ……」
縁はその言葉に目を丸くした。そして、口角を上げた。
「何を言ってんだ……」
桃子は縁の笑った表情を見て言った。
「フッ……帰るぞ」
縁は言った。
「ああ……帰ろう……桃子さん」
すると、そんな2人の様子を見ていた、神田が叫んだ。
「何をっ!何を言ってるんです!?貴方達はっ!!」
桃子は叫んだ神田を睨み付けて、神田の方へ向かった。
桃子の迫力に神田は怯えている。
「くっ、くるなっ!」
しかし桃子は歩くのを止めない。
神田は完全に怯えきっている。
「うわ、うわぁぁぁっ!くるなっ!」
次の瞬間だった。
「この大馬鹿者がぁっ!!」
桃子は怒号と共に神田にボディーブローを1発……炸裂させた。
神田はそのままうずくまり、気を失った。
桃子は倒れた神田に言った。
「大切な物を奪われた者が……私の大切な者を奪おうとしてどうする……」
倒れた神田を見て縁が言った。
「で、どうすんの?気絶させて……この人を運んで脱出は無理だぜ」
桃子は言った。
「心配はいらん……いい物を持ってきた」
縁は怪訝な表情をした。
「いい物を?」
桃子は操縦室から一度出て、カートワゴンを操縦室内に入れた。
縁は言った。
「料理を運ぶ用のカートか……」
桃子はニヤリとして言った。
「元々船長は気絶させるつもりだったからな……」
縁は苦笑いをした。
「はは……恐ろしい……。でも、上出来だ」
桃子は言った。
「時間が無い……船長をワゴンに乗せるぞ……」
桃子に促され、縁は桃子と2人で神田をワゴンに乗せた。もちろん絵も忘れずに……。
縁は言った。
「で?脱出ルートは?」
桃子はバツの悪そうな表情で言った。
「気合いだ……」
縁は目を丸くした。
「はぁ?気合い?……あんた、まさか……何も考えないで来たのか?」
桃子は気にせず言った。
「だから考えてワゴンを持って来ただろっ……それに、脱出ルートは縁が考えるのだろ?」
縁は口調を強めた。
「んなもんあるわけねぇだろっ!!爆発するなんて思ってなかったんだからっ!!」
縁はさらに言った。
「それにここは2層目だぞ!脱出するには1層目に行かきゃならないんだぜ……1層目はさっきの爆発で瓦礫の山だっ!ワゴンの通るような道は………」
縁はハッとした。
「いや、あるぞ……瓦礫を通らずに1層目のF区間の奥に行く方法が……」
桃子は縁を見た。
「縁……」
縁は言った。
「行こう、桃子さん……時間がねぇ……」
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