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第69話 剣聖、家を借りる
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『闇を裂く剣』 ―剣聖、家を借りる―
王都ルメリア。
冒険者ギルド本部の最上階にある重厚な執務室に、カールとセリアは呼び出されていた。
「久しぶりだな、カール。セリアも元気そうで何よりだ」
そう言って大きな笑みを浮かべるのは、ギルドマスター・バルド=グランダス。筋骨隆々の身体に、短く整えられた銀髪と鋭い眼光。王都ギルドを束ねる存在でありながら、飾り気のない言葉遣いは今も変わらない。
「で?今回はどういう用件で?」
カールが簡潔に尋ねると、バルドはごそごそと机の引き出しから一枚の紙を取り出し、テーブルに置いた。
「家だよ、家。王都でのお前らの拠点な。ちょうどいい物件が空いたんでな、紹介しようと思ってな」
「……家?」
カールが眉をひそめ、セリアも目をぱちくりと瞬かせる。
「王都に常駐するなら、宿暮らしより拠点があった方がいいだろ?
それに今後は、あちこちから指名依頼が増えるだろうからな。個室付きの一軒家。庭付きだ。しかも破格の値段で借りられる」
「……うーん、でも家って、掃除とか……」
セリアが珍しくしおらしい声を出した。
「料理とか、掃除とか……そういうの、わたし、王族の頃からほとんどやったことなくて……」
指先を突き合わせながら呟く姿に、バルドは苦笑した。
「まあ、予想はしてた。だから提案だ。人を雇えばいい」
「雇うって、使用人を?」
「そうだ。住み込みで。ちょうど心当たりがある」
バルドが取り出したもう一枚の書類に、カールとセリアの目が釘付けになる。
「これは……」
「そう、ティナとレーナだ。あの獣人の母娘。今はギルドの保護施設にいるが、最近本人たちから“働いて恩返しがしたい”という申し出があってな」
「でも、まだティナは子供だぞ」
「働かせろってんじゃねぇよ。住み込みで暮らして、日々の家事をレーナが引き受ける。ティナは勉強しながら、無理のない範囲でできることをすればいい。生活の安定と、彼女たちの心の再建にも繋がるだろう」
カールはしばし無言になった。
その提案は、あまりにも“温かすぎた”。
「……ふむ。でも、俺たちが断ったら……」
「その場合は、他のギルド支部へ斡旋することになる。だが、本人たちはお前らと一緒に暮らしたいって言ってたぞ?」
セリアがそっとカールの腕を引っ張った。
「いいじゃない、カール。わたしたちだけじゃ不安だし、それに……ルゥのこともあるしね」
その言葉に、カールはぎくりとした表情になる。
「そうだ、ルゥ。アイツ、もうすぐ完全に成長するだろ。庭付きの家じゃないと無理だぞ?」
──ルゥ。
カールが森で救い、今では忠実な相棒となったフェンリルの仔狼。
カールとの契約により人間の言葉を話すことができる。しかし、体は子狼のままだ?あとで謎を聞いてみたいところだ。いつまでも宿屋暮らしでは肩身が狭いだろう。
「……わかった。借りよう。その家を」
ようやくカールが折れ、バルドは満足げに腕を組んだ。
「そうこなくっちゃな!鍵と書類は手配しておく。お前たちの新しい拠点、王都ルメリア第三区の西端。静かで治安も良い。すぐに気に入るだろうさ」
数日後、カールたちは引っ越しを終えた。
広々とした敷地に、二階建ての家屋。
石畳の玄関と、南に広がる庭には立派な柵があり、ルゥが嬉しそうに駆け回っていた。
「わあ……ほんとに、広い家……!」
ティナが目を輝かせ、尻尾をふりふり揺らす。
「いいのかしら、私たちなんかがこんな場所に住ませてもらって……」
レーナが感極まった様子で呟くが、カールは首を横に振った。
「俺たちの方こそ助かる。これからよろしく頼む」
「はいっ!」
明るく元気に返事するティナに、セリアが微笑んだ。
「ふふ、じゃあまずは荷物の整理ね。……掃除は、レーナさんと協力して、わたしも覚えます」
「セリアが……掃除を……?」
「わ、笑わないでよ!」
にぎやかなやり取りが、ようやく“日常”の音として広がる。
家には、暖炉と広いダイニング、清潔なキッチン、そして二階には個室が三つ。ルゥには専用の犬舎も設置され、満足げにあくびをしていた。
「……こういうのも、悪くないな」
カールが庭先で呟くと、ルゥが「この庭、気に入った」と返事をした。
かつての放浪の剣聖は、ついに“帰る場所”を手に入れたのだった。
『闇を裂く剣』 ―はじまりの食卓―
夕暮れが王都ルメリアの空を茜色に染める頃。
カールたちの新居にも、穏やかな灯りがともり始めていた。
広いキッチンでは、レーナが慣れた手つきで鍋をかき回していた。芳ばしい香りが部屋中に広がり、ティナは鼻をくんくん動かして嬉しそうに尻尾を揺らす。
「お母さん、今日のごはんなに?」
「ふふ、ティナの好きなシチューよ。にんじんも煮込んでるから、ちゃんと食べるのよ?」
「うん!」
そのやりとりをリビングからぼんやり見ていたセリアは、何とも言えない感情に包まれていた。王族だった頃、食事は常に給仕人任せで、自分で台所に立つことなどなかった。
けれど今、そこにあるのは「家族のような風景」。
「……あったかいね」
ぽつりと呟くと、隣に座っていたカールが「ん?」と反応した。
「いや、なんでもないよ。ただ……なんだか不思議な気分なの。王都に家があって、暖かい料理の匂いがして……。ティナの笑い声が響いて、ルゥがのんびり寝てて……」
カールの足元では、ルゥが丸くなって尻尾をぱたぱたさせている。聞いているのかいないのか、しかしその穏やかな寝顔は、ここが「居場所」であることを自然に語っていた。
「カール、君は……こういうの、嫌じゃない?」
セリアが静かに尋ねると、カールは少し驚いた顔をしたあと、真剣な目で彼女を見つめた。
「嫌なわけがない。俺には……こういう時間が、ずっと遠いものだったからな」
剣を握り、敵を倒し、追われ、逃げ、戦い続ける日々。
眠る場所さえ不確かな生活の中で、カールが夢見たのは「誰かと笑える場所」だった。
「セリア。お前がいて、ティナたちがいて、ルゥがいる。それが……悪くない」
その不器用な言葉に、セリアの瞳がほんのり潤む。
「……うん。私も、そう思う」
そのとき、台所からレーナの明るい声が響いた。
「お食事できましたよー!」
ダイニングテーブルに並べられたのは、湯気の立ち上るシチューと、香ばしい焼き立てのパン。それに、素朴なサラダとハーブの香るスープ。
「わあ、すごい!」
ティナが椅子によじ登り、きらきらと目を輝かせた。
カールとセリアも席につき、ルゥには特製のミートボールを用意した大皿が置かれる。
「では……いただきます!」
ティナの元気な合図に続き、全員が一斉に手を合わせる。
静かで、穏やかな、けれど心から満たされる瞬間だった。
「んー! おいしい!」
ティナがシチューをほおばりながら、ほっぺたを押さえる。
「レーナ、この味……プロの料理人か?」
「いえいえ、村にいた頃から普通に作っていただけですよ。でも、喜んでもらえてよかった」
セリアもゆっくりスプーンを口に運び、目を見開いた。
「……すごい。こんなに美味しいなんて……私、今まで損してたかも」
「そりゃ、王族の料理とは別物だからな」
カールが冗談めかして言うと、セリアがくすっと笑った。
「でも、こっちの方がずっとあったかいよ。心まで満たされるっていうか……」
「それなら、これから毎日作りますね。ティナもお手伝いできるように頑張ろうね?」
「うんっ!」
その夜、四人と一匹は遅くまで食卓を囲んで過ごした。
剣も魔法も要らない、戦いとは無縁の時間。笑い声が響き、ルゥのあくびが重なり、どこまでも穏やかに夜は更けていった。
――この時間が、ずっと続けばいい。
そんな想いを、誰もが心の中で抱いていた。
だがその一方で、王都の陰では新たな陰謀が芽吹きつつあった。
「闇を裂く剣」は、再びその力を求められる日が近づいていた――。
王都ルメリア。
冒険者ギルド本部の最上階にある重厚な執務室に、カールとセリアは呼び出されていた。
「久しぶりだな、カール。セリアも元気そうで何よりだ」
そう言って大きな笑みを浮かべるのは、ギルドマスター・バルド=グランダス。筋骨隆々の身体に、短く整えられた銀髪と鋭い眼光。王都ギルドを束ねる存在でありながら、飾り気のない言葉遣いは今も変わらない。
「で?今回はどういう用件で?」
カールが簡潔に尋ねると、バルドはごそごそと机の引き出しから一枚の紙を取り出し、テーブルに置いた。
「家だよ、家。王都でのお前らの拠点な。ちょうどいい物件が空いたんでな、紹介しようと思ってな」
「……家?」
カールが眉をひそめ、セリアも目をぱちくりと瞬かせる。
「王都に常駐するなら、宿暮らしより拠点があった方がいいだろ?
それに今後は、あちこちから指名依頼が増えるだろうからな。個室付きの一軒家。庭付きだ。しかも破格の値段で借りられる」
「……うーん、でも家って、掃除とか……」
セリアが珍しくしおらしい声を出した。
「料理とか、掃除とか……そういうの、わたし、王族の頃からほとんどやったことなくて……」
指先を突き合わせながら呟く姿に、バルドは苦笑した。
「まあ、予想はしてた。だから提案だ。人を雇えばいい」
「雇うって、使用人を?」
「そうだ。住み込みで。ちょうど心当たりがある」
バルドが取り出したもう一枚の書類に、カールとセリアの目が釘付けになる。
「これは……」
「そう、ティナとレーナだ。あの獣人の母娘。今はギルドの保護施設にいるが、最近本人たちから“働いて恩返しがしたい”という申し出があってな」
「でも、まだティナは子供だぞ」
「働かせろってんじゃねぇよ。住み込みで暮らして、日々の家事をレーナが引き受ける。ティナは勉強しながら、無理のない範囲でできることをすればいい。生活の安定と、彼女たちの心の再建にも繋がるだろう」
カールはしばし無言になった。
その提案は、あまりにも“温かすぎた”。
「……ふむ。でも、俺たちが断ったら……」
「その場合は、他のギルド支部へ斡旋することになる。だが、本人たちはお前らと一緒に暮らしたいって言ってたぞ?」
セリアがそっとカールの腕を引っ張った。
「いいじゃない、カール。わたしたちだけじゃ不安だし、それに……ルゥのこともあるしね」
その言葉に、カールはぎくりとした表情になる。
「そうだ、ルゥ。アイツ、もうすぐ完全に成長するだろ。庭付きの家じゃないと無理だぞ?」
──ルゥ。
カールが森で救い、今では忠実な相棒となったフェンリルの仔狼。
カールとの契約により人間の言葉を話すことができる。しかし、体は子狼のままだ?あとで謎を聞いてみたいところだ。いつまでも宿屋暮らしでは肩身が狭いだろう。
「……わかった。借りよう。その家を」
ようやくカールが折れ、バルドは満足げに腕を組んだ。
「そうこなくっちゃな!鍵と書類は手配しておく。お前たちの新しい拠点、王都ルメリア第三区の西端。静かで治安も良い。すぐに気に入るだろうさ」
数日後、カールたちは引っ越しを終えた。
広々とした敷地に、二階建ての家屋。
石畳の玄関と、南に広がる庭には立派な柵があり、ルゥが嬉しそうに駆け回っていた。
「わあ……ほんとに、広い家……!」
ティナが目を輝かせ、尻尾をふりふり揺らす。
「いいのかしら、私たちなんかがこんな場所に住ませてもらって……」
レーナが感極まった様子で呟くが、カールは首を横に振った。
「俺たちの方こそ助かる。これからよろしく頼む」
「はいっ!」
明るく元気に返事するティナに、セリアが微笑んだ。
「ふふ、じゃあまずは荷物の整理ね。……掃除は、レーナさんと協力して、わたしも覚えます」
「セリアが……掃除を……?」
「わ、笑わないでよ!」
にぎやかなやり取りが、ようやく“日常”の音として広がる。
家には、暖炉と広いダイニング、清潔なキッチン、そして二階には個室が三つ。ルゥには専用の犬舎も設置され、満足げにあくびをしていた。
「……こういうのも、悪くないな」
カールが庭先で呟くと、ルゥが「この庭、気に入った」と返事をした。
かつての放浪の剣聖は、ついに“帰る場所”を手に入れたのだった。
『闇を裂く剣』 ―はじまりの食卓―
夕暮れが王都ルメリアの空を茜色に染める頃。
カールたちの新居にも、穏やかな灯りがともり始めていた。
広いキッチンでは、レーナが慣れた手つきで鍋をかき回していた。芳ばしい香りが部屋中に広がり、ティナは鼻をくんくん動かして嬉しそうに尻尾を揺らす。
「お母さん、今日のごはんなに?」
「ふふ、ティナの好きなシチューよ。にんじんも煮込んでるから、ちゃんと食べるのよ?」
「うん!」
そのやりとりをリビングからぼんやり見ていたセリアは、何とも言えない感情に包まれていた。王族だった頃、食事は常に給仕人任せで、自分で台所に立つことなどなかった。
けれど今、そこにあるのは「家族のような風景」。
「……あったかいね」
ぽつりと呟くと、隣に座っていたカールが「ん?」と反応した。
「いや、なんでもないよ。ただ……なんだか不思議な気分なの。王都に家があって、暖かい料理の匂いがして……。ティナの笑い声が響いて、ルゥがのんびり寝てて……」
カールの足元では、ルゥが丸くなって尻尾をぱたぱたさせている。聞いているのかいないのか、しかしその穏やかな寝顔は、ここが「居場所」であることを自然に語っていた。
「カール、君は……こういうの、嫌じゃない?」
セリアが静かに尋ねると、カールは少し驚いた顔をしたあと、真剣な目で彼女を見つめた。
「嫌なわけがない。俺には……こういう時間が、ずっと遠いものだったからな」
剣を握り、敵を倒し、追われ、逃げ、戦い続ける日々。
眠る場所さえ不確かな生活の中で、カールが夢見たのは「誰かと笑える場所」だった。
「セリア。お前がいて、ティナたちがいて、ルゥがいる。それが……悪くない」
その不器用な言葉に、セリアの瞳がほんのり潤む。
「……うん。私も、そう思う」
そのとき、台所からレーナの明るい声が響いた。
「お食事できましたよー!」
ダイニングテーブルに並べられたのは、湯気の立ち上るシチューと、香ばしい焼き立てのパン。それに、素朴なサラダとハーブの香るスープ。
「わあ、すごい!」
ティナが椅子によじ登り、きらきらと目を輝かせた。
カールとセリアも席につき、ルゥには特製のミートボールを用意した大皿が置かれる。
「では……いただきます!」
ティナの元気な合図に続き、全員が一斉に手を合わせる。
静かで、穏やかな、けれど心から満たされる瞬間だった。
「んー! おいしい!」
ティナがシチューをほおばりながら、ほっぺたを押さえる。
「レーナ、この味……プロの料理人か?」
「いえいえ、村にいた頃から普通に作っていただけですよ。でも、喜んでもらえてよかった」
セリアもゆっくりスプーンを口に運び、目を見開いた。
「……すごい。こんなに美味しいなんて……私、今まで損してたかも」
「そりゃ、王族の料理とは別物だからな」
カールが冗談めかして言うと、セリアがくすっと笑った。
「でも、こっちの方がずっとあったかいよ。心まで満たされるっていうか……」
「それなら、これから毎日作りますね。ティナもお手伝いできるように頑張ろうね?」
「うんっ!」
その夜、四人と一匹は遅くまで食卓を囲んで過ごした。
剣も魔法も要らない、戦いとは無縁の時間。笑い声が響き、ルゥのあくびが重なり、どこまでも穏やかに夜は更けていった。
――この時間が、ずっと続けばいい。
そんな想いを、誰もが心の中で抱いていた。
だがその一方で、王都の陰では新たな陰謀が芽吹きつつあった。
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