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67 新たな同盟?⋯と、謎の歌
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「じーにしゃま、じーにしゃま」てしてしてし
ジーニ様に気づいてもらうためにお胸をてしてしします。
〖ぐすっ なあに?サーヤ〗
やっと気づいてくれました。ほっ。
「じーにしゃま、おはじゃ、きににゃりゅ、にゃりゃ、おんしぇんは?」
サーヤは窒息の危機から抜け出すため必死に思いついたことを言ってみた!
〖温泉?〗
何かしら?と、首をひねってるジーニ様。
「ちかかりゃ、わく、あっちゃかいおゆ?びはだになりゅ、かみょ?」
温泉ここにはないのかな?気持ちいいのにな。
〖っ!! 〗
あれ?ジーニ様のおめめおっきくなった?
『地下から湧く温かいお湯…サーヤ、それはもしかしたら、「癒しの泉 」のことかもしれんぞ。浸かると不思議と疲れが取れたり、体が楽になる泉だ。美肌?はなんのことか分からぬが…』
温泉ないのかな?と思ったら、サーヤの言葉を聞いて、ギン様が教えてくれました。心当たりがあるみたいです。
〖 っ!!!!〗
あれ?またジーニ様のおめめが?今度は光った?
ぴゅ~『フゥ~ なんか魔神様の目が光…』
『ダメよ!モモ!今は黙って聞いてるの!!』
ぴゅっ『ぴゃっ!?』
フゥが怖いフゥになっちゃった!?
いつもと違うフゥに固まるモモ。
きゅ~『ク、クゥ…いまフゥはどっちがわなの?』
スイもいつもと違うフゥに戸惑っていると、クゥが
『しっ!気づかれたらダメだ!モモ、モモ、早くこっちに!静かにだぞ』
小声でモモを呼び寄せます。
ぴゅ『う、うん!わかったなの』
慌ててモモを呼び寄せて、こそこそする三人…
『何なのだ?』
そして、訳が分からず棒立ちしている者が一人…
〖何をしているの?ギン…〗
『そうですよ。ギン様…』
いつの間にかフゥがジーニ様の隣に…!
『あ、あの…』
「ふ、ふぅ?」
ジーニ様とフゥがギン様に詰め寄ってます。ギン様は勢いに押されてじりじり下がってます。
〖そこまで言っておいて続きを言わないつもり?〗
『それはダメですよ』
〖『ねぇ?』 〗
ジーニ様とフゥがいつもと違います。こわこわです。それでもって息ぴったりです。
『ごくっ…』
「ぎ、ぎんしゃま。ご、ごめしゃい」
サーヤは自分が失敗したことを悟った。こわこわこわ。
『なんだ?あの二人は何を言っているのだ?』
『ダメです!アルコン様!今は静かに!ギン様の犠牲が無に帰します!!』
ぴゅいっ!『いまはしゃべっちゃメッ』
きゅいっ!『くうきになるの!』
『なぜだ?』
『『『いいから(ぴゅきゅ)!!!』』』
『わ、分かった』
恐怖のあまりクゥにしがみつくモモとスイ…
双子を抱きしめ直して、じりじりとギン達から距離を取るクゥ…
訳が分からぬまま一緒に動く者一人…
そこの四人!!逃げないで助けて!
ずるいぞ!サーヤ!我も助けてくれ!そしてクゥ!我を差し出すな!
サーヤとギン様の心の叫びが…!
〖ふふふ…〗
『うふふ…』
〖『なにを、しているの?』 〗
ついに怪しく笑いだしたジーニ様とフゥ
「『ひっ!』」
サーヤは一瞬の隙をついてギン様のしっぽにしがみつきます。ごめんなさい!失敗じゃなくて、大失敗です!!
〖『逃がさないわよ…』〗ふふふ
がくがくぶるぶる
「あ、あう…ぎんしゃま」
『うううっ…サ、サーヤ』
こわこわこわこわ…
〖さあ、サーヤ、温泉って?〗
『ギン様、癒しの泉って?』
〖『早くお吐きなさい』 〗
こわこわこわこわ…
『「は、はぃ 」』
た、たしゅけて……
助けてくれ…
きゅ『ぼくはくうきなの』ぶつぶつ
ぴゅ『あたちもくうきなの』ぶつぶつ
『しっ!ギン様すみません!サーヤごめん!おれには無理だ!助けられない!』
くっと目をそらすクゥ
『……???』
サーヤたちの心の叫びは叶わなかった…
今、魔神ジーニと風の精霊フゥによる新たなる同盟が誕生した。
〖ふふふ〗
『うふふ』
ぶるぶるぶるぶる
こわこわこわこわ
「ぎんしゃま…こわい」ぶるぶる
『サーヤ…だ、大丈夫だ』がたがた
ガタガタふるえる獲物なふたり…
〖ふふっ さあ、教えなさい〗
『そうです。教えてください』
〖『温泉って?』〗
まさに獲物に襲いかかろうとする狩人なふたり…
ぴゅい『サーヤがんばれ~』
きゅい『たすけいけないけど~』
『サーヤごめんっ、ギン様すみませんっ』
『だからなんなのだ?』
相変わらずこそこそする三人と、未だにわけが分かってない者ひとり
その時!!かすかに遠くの方から…
ずしーんずしーん…
ぴゅきゅ『『クゥ?なんか?』』
『うん。聞こえるな』
『なんだ?』
なんだろうと耳を澄ます双子とクゥとアルコン様。
やがて、てってってっと軽やかな足音と共に何かが聞こえてきた!それは
『ふん・ふん・ふ~ん♪』
『た~いりょう♪た~いりょう♪』
『くっだも~の・き~のみっ♪』
と、なんとも奇妙な調子の歌?その後ろにかすかにずしーんずしーんと?
「ぎんしゃま、ありぇ、はく?」
『あ、ああ。ハクとフルーとフライのようだな?』
サーヤとギン様も気づいた。
その奇妙な歌に答えるように続くのは
『さっがすのとっくい♪』
『まっかせて~♪』
『おっいしい♪きっのみ♪くっだもの~♪』
と、やっぱりなんとも気の抜ける歌?だった。
『妖精トリオでしょうか?』
〖そうみたいね?〗
フゥとジーニ様も気が抜けたみたいです。ほっ…
そして、その歌には続きが…
『ぶん・ぶん・ぶ~ん♪』
『あたっらし~い・とっもだ~ち・うっれしいな~♪』
『はっちさん・はっちみ~つ♪』
『うっれしいな~♪』
新しいお友達?はちさん?
「ふえ?」
〖『『は?』』〗
〖新しい友達がぶんぶんぶん?〗
『なんの事だ?』
『さ、さあ?』
しかも、お友達はハチさん?ハチミツ?訳が分からず声がハモってしまった大人たち。毒気の抜かれた面々は自然とひとかたまりに…
ぴゅきゅ?『『おともだち?』』
「くぅ~、ふぅ~、はちみちゅ、おともぢゃち?」
『いや、友達になるならハチさんじゃないか?』
『そうよね?』
首を傾げるフゥたちとちびっ子たち。
さらに歌は続く
『ずし~ん♪ずし~ん♪』
『はっちさんのお~うちも♪』
『おひっこし~♪』
引越し?
〖え?〗
「ふぇ?」
ぴゅい『クゥ~ひっこしなに?』
きゅい『フゥ~ずし~んずし~んなに?』
『さ、さあ?』
『何かしらね?』
ハチさんじゃなくて、お家がおひっこし?
次に聞こえたのは
ぶ~んぶ~ん ずし~んずし~ん
歌ではない。
本物の羽音と、地響きだった
〖えええ?〗
『ジジジ、ジーニ様、あああ、あれなんですか?』
〖さ、さあ?〗
フゥがジーニ様に詰め寄ります。
「ぎんしゃま、ゆりぇちぇりゅ?」ぐらぐら
『あ、ああ。しっかり私につかまっていなさい』
「あい」むぎゅう
ぴゅきゅ~?『『なにあれぇ?』』
『ア、アルコン様、お、おれ幻が見えてるような?』
『安心しろ。我にも見えている』
大きな地響きと共にだんだん姿がはっきり見えてきた。そして
『あっ!おとうさ~ん』
『サーヤ~』
『みんな~』
『『『ただいま~』』』
そう言って現れたのは、頭にフライとフルー、妖精トリオを乗せて陽気に歩くハク。その後ろには綺麗に整列した大きなハチの集団。更にその後ろには…大きな大きな一本の巨木が根っこを足のように使って歩いてくる姿だった。
『『『『…………』』』』
信じられない光景にみんな無言。そんな中…
「ぎんしゃま…」
『サーヤ…』
「『たす(しゅ)かった……』」
どさくさに紛れてピンチを逃れたふたり…
〖『チッ』〗
諦めていないふたり…
ジーニ様に気づいてもらうためにお胸をてしてしします。
〖ぐすっ なあに?サーヤ〗
やっと気づいてくれました。ほっ。
「じーにしゃま、おはじゃ、きににゃりゅ、にゃりゃ、おんしぇんは?」
サーヤは窒息の危機から抜け出すため必死に思いついたことを言ってみた!
〖温泉?〗
何かしら?と、首をひねってるジーニ様。
「ちかかりゃ、わく、あっちゃかいおゆ?びはだになりゅ、かみょ?」
温泉ここにはないのかな?気持ちいいのにな。
〖っ!! 〗
あれ?ジーニ様のおめめおっきくなった?
『地下から湧く温かいお湯…サーヤ、それはもしかしたら、「癒しの泉 」のことかもしれんぞ。浸かると不思議と疲れが取れたり、体が楽になる泉だ。美肌?はなんのことか分からぬが…』
温泉ないのかな?と思ったら、サーヤの言葉を聞いて、ギン様が教えてくれました。心当たりがあるみたいです。
〖 っ!!!!〗
あれ?またジーニ様のおめめが?今度は光った?
ぴゅ~『フゥ~ なんか魔神様の目が光…』
『ダメよ!モモ!今は黙って聞いてるの!!』
ぴゅっ『ぴゃっ!?』
フゥが怖いフゥになっちゃった!?
いつもと違うフゥに固まるモモ。
きゅ~『ク、クゥ…いまフゥはどっちがわなの?』
スイもいつもと違うフゥに戸惑っていると、クゥが
『しっ!気づかれたらダメだ!モモ、モモ、早くこっちに!静かにだぞ』
小声でモモを呼び寄せます。
ぴゅ『う、うん!わかったなの』
慌ててモモを呼び寄せて、こそこそする三人…
『何なのだ?』
そして、訳が分からず棒立ちしている者が一人…
〖何をしているの?ギン…〗
『そうですよ。ギン様…』
いつの間にかフゥがジーニ様の隣に…!
『あ、あの…』
「ふ、ふぅ?」
ジーニ様とフゥがギン様に詰め寄ってます。ギン様は勢いに押されてじりじり下がってます。
〖そこまで言っておいて続きを言わないつもり?〗
『それはダメですよ』
〖『ねぇ?』 〗
ジーニ様とフゥがいつもと違います。こわこわです。それでもって息ぴったりです。
『ごくっ…』
「ぎ、ぎんしゃま。ご、ごめしゃい」
サーヤは自分が失敗したことを悟った。こわこわこわ。
『なんだ?あの二人は何を言っているのだ?』
『ダメです!アルコン様!今は静かに!ギン様の犠牲が無に帰します!!』
ぴゅいっ!『いまはしゃべっちゃメッ』
きゅいっ!『くうきになるの!』
『なぜだ?』
『『『いいから(ぴゅきゅ)!!!』』』
『わ、分かった』
恐怖のあまりクゥにしがみつくモモとスイ…
双子を抱きしめ直して、じりじりとギン達から距離を取るクゥ…
訳が分からぬまま一緒に動く者一人…
そこの四人!!逃げないで助けて!
ずるいぞ!サーヤ!我も助けてくれ!そしてクゥ!我を差し出すな!
サーヤとギン様の心の叫びが…!
〖ふふふ…〗
『うふふ…』
〖『なにを、しているの?』 〗
ついに怪しく笑いだしたジーニ様とフゥ
「『ひっ!』」
サーヤは一瞬の隙をついてギン様のしっぽにしがみつきます。ごめんなさい!失敗じゃなくて、大失敗です!!
〖『逃がさないわよ…』〗ふふふ
がくがくぶるぶる
「あ、あう…ぎんしゃま」
『うううっ…サ、サーヤ』
こわこわこわこわ…
〖さあ、サーヤ、温泉って?〗
『ギン様、癒しの泉って?』
〖『早くお吐きなさい』 〗
こわこわこわこわ…
『「は、はぃ 」』
た、たしゅけて……
助けてくれ…
きゅ『ぼくはくうきなの』ぶつぶつ
ぴゅ『あたちもくうきなの』ぶつぶつ
『しっ!ギン様すみません!サーヤごめん!おれには無理だ!助けられない!』
くっと目をそらすクゥ
『……???』
サーヤたちの心の叫びは叶わなかった…
今、魔神ジーニと風の精霊フゥによる新たなる同盟が誕生した。
〖ふふふ〗
『うふふ』
ぶるぶるぶるぶる
こわこわこわこわ
「ぎんしゃま…こわい」ぶるぶる
『サーヤ…だ、大丈夫だ』がたがた
ガタガタふるえる獲物なふたり…
〖ふふっ さあ、教えなさい〗
『そうです。教えてください』
〖『温泉って?』〗
まさに獲物に襲いかかろうとする狩人なふたり…
ぴゅい『サーヤがんばれ~』
きゅい『たすけいけないけど~』
『サーヤごめんっ、ギン様すみませんっ』
『だからなんなのだ?』
相変わらずこそこそする三人と、未だにわけが分かってない者ひとり
その時!!かすかに遠くの方から…
ずしーんずしーん…
ぴゅきゅ『『クゥ?なんか?』』
『うん。聞こえるな』
『なんだ?』
なんだろうと耳を澄ます双子とクゥとアルコン様。
やがて、てってってっと軽やかな足音と共に何かが聞こえてきた!それは
『ふん・ふん・ふ~ん♪』
『た~いりょう♪た~いりょう♪』
『くっだも~の・き~のみっ♪』
と、なんとも奇妙な調子の歌?その後ろにかすかにずしーんずしーんと?
「ぎんしゃま、ありぇ、はく?」
『あ、ああ。ハクとフルーとフライのようだな?』
サーヤとギン様も気づいた。
その奇妙な歌に答えるように続くのは
『さっがすのとっくい♪』
『まっかせて~♪』
『おっいしい♪きっのみ♪くっだもの~♪』
と、やっぱりなんとも気の抜ける歌?だった。
『妖精トリオでしょうか?』
〖そうみたいね?〗
フゥとジーニ様も気が抜けたみたいです。ほっ…
そして、その歌には続きが…
『ぶん・ぶん・ぶ~ん♪』
『あたっらし~い・とっもだ~ち・うっれしいな~♪』
『はっちさん・はっちみ~つ♪』
『うっれしいな~♪』
新しいお友達?はちさん?
「ふえ?」
〖『『は?』』〗
〖新しい友達がぶんぶんぶん?〗
『なんの事だ?』
『さ、さあ?』
しかも、お友達はハチさん?ハチミツ?訳が分からず声がハモってしまった大人たち。毒気の抜かれた面々は自然とひとかたまりに…
ぴゅきゅ?『『おともだち?』』
「くぅ~、ふぅ~、はちみちゅ、おともぢゃち?」
『いや、友達になるならハチさんじゃないか?』
『そうよね?』
首を傾げるフゥたちとちびっ子たち。
さらに歌は続く
『ずし~ん♪ずし~ん♪』
『はっちさんのお~うちも♪』
『おひっこし~♪』
引越し?
〖え?〗
「ふぇ?」
ぴゅい『クゥ~ひっこしなに?』
きゅい『フゥ~ずし~んずし~んなに?』
『さ、さあ?』
『何かしらね?』
ハチさんじゃなくて、お家がおひっこし?
次に聞こえたのは
ぶ~んぶ~ん ずし~んずし~ん
歌ではない。
本物の羽音と、地響きだった
〖えええ?〗
『ジジジ、ジーニ様、あああ、あれなんですか?』
〖さ、さあ?〗
フゥがジーニ様に詰め寄ります。
「ぎんしゃま、ゆりぇちぇりゅ?」ぐらぐら
『あ、ああ。しっかり私につかまっていなさい』
「あい」むぎゅう
ぴゅきゅ~?『『なにあれぇ?』』
『ア、アルコン様、お、おれ幻が見えてるような?』
『安心しろ。我にも見えている』
大きな地響きと共にだんだん姿がはっきり見えてきた。そして
『あっ!おとうさ~ん』
『サーヤ~』
『みんな~』
『『『ただいま~』』』
そう言って現れたのは、頭にフライとフルー、妖精トリオを乗せて陽気に歩くハク。その後ろには綺麗に整列した大きなハチの集団。更にその後ろには…大きな大きな一本の巨木が根っこを足のように使って歩いてくる姿だった。
『『『『…………』』』』
信じられない光景にみんな無言。そんな中…
「ぎんしゃま…」
『サーヤ…』
「『たす(しゅ)かった……』」
どさくさに紛れてピンチを逃れたふたり…
〖『チッ』〗
諦めていないふたり…
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