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87 いよいよ?⋯いよいよ!
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おいしいはちみつをたくさん使った朝ごはんを食べたあと、今日の予定をどうするか話し合いが始まりました。
『ねぇ?先に名前付けない?もしかしたら色々と解決策出るかもよぉ?』
精霊樹の精様、それはご自分のお名前が早く欲しいからなのでは?と、みんなが思ったが口には出さない。
「う?」
あっ、サーヤは気づいてないかも?
〖そうねぇ。でもその前に魔法講座を開いた方が良くない?〗
『えぇ~?』
ジーニ様の提案に一人だけ『え~』と言う精霊樹の精様。
みんなが、ほらやっぱり…と思ったが口には出さない。
サーヤは
「うにゅ?」
気づいてないだろな~。
〖考えてみて?今までの名付けはお互いの魔力を意識してた訳じゃないでしょ?〗
『『あっ』』
ジーニ様の言葉にフゥとクゥが何かに気づいたようだ。
〖ふふ 気づいた?〗にやにや
ジーニ様、悪いお顔…
『私たちが名づけしてもらった時、サーヤは自分に魔力があることも知らなかったから』
『おれたちが魔力を渡したんだよな』
だんだん顔色が悪くなるフゥとクゥ。反対に生き生きとするジーニ様…
みんな、ジーニ様はフゥとクゥで遊んでるな。と思っているが口に出さない。
サーヤは…
「はく~もふもふ~」
『うふふ~』
何も気づいてないな。
〖そう。サーヤの魔力量が多いからこそ出来た一方通行の荒業とでも言えばいいかしら?〗にやにや
『じゃあ、サーヤが意識して双方から魔力を通わせれば…』
『より、強い契約になる?』
上目遣いでおそるおそる聞く二人に
〖かもね♪〗ニヤリ
ジーニ様、ダメ押しの笑顔!
『『ええ~そんなぁ』』がくっ
フゥとクゥが残念そうな声を出している。
〖ふふ。大・丈・夫♪サーヤの一緒にいたいって思いが強かったからしっかり契約できてるわよ♪〗にっこり
『本当ですか?』
『本当に本当ですか?』
フゥとクゥが『『う~』』っと唸りながらジーニ様に詰め寄ると
〖ええ。本当よ。あなた達もね〗にっこり
と、心配そうにしていた他の名付けが終わっているメンバーにもおかしそうに告げる。イタズラが成功したかのような顔だ。
『『よかったぁ~』』へなへな~
『よかったね~』
ぴゅいきゅい『『じーにしゃま』』
『『ひどいよ~』』
『『『いじわる~』』』
〖ふふ。ごめんなさい♪つい♪〗
フゥとクゥはへなへなとヘタリ込み、ちびっ子同盟たちはジーニ様にブーブー言っている。
『まったく人が悪いな』
『そうですね』
〖あら、そう?ふふふ〗
何気にアルコン様とギン様も加わっている。
サーヤは…
「はくもふもふ~ぎんしゃまもふもふ~」
『うふふ~ぼくもふもふ~♪』
『サーヤ、ハク⋯』
何も感じてないな。
『あらあらぁ。サーヤはもふもふかあれば大丈夫ねぇ』
「ふへへへへ~」じゅるり
『う~ん。その笑いとヨダレはダメかしらねぇ』ふきふき
「ふにゅ」
精霊樹の精様がサーヤの口元を拭く
〖ふふふ。じゃあ、外でやるわよ~。みんな一緒にね〗
「あ~い!」
わ~い!魔法だ~♪バンザーイ!
ジーニ様の号令で魔法教室開校です!
〖それじゃ、席につきましょうか?〗
「ふぇ?」
『『は?』』
みんなが驚く間もなく地面からにょきにょきにょきっと椅子が生えてきた!サーヤのは特別仕様で椅子にたどり着くために階段までついている。
「ほわぁ~」
『『すごい』』
ぴゅきゅ~『『サーヤみて~』』
『ぼく達のも』
『あるよ~』
『『『すご~い』』』
見ると双子たちにはお揃いの椅子が、ちびちびっ子達には専用の止まり木のような椅子が出来ていた。
『みんないいな~』
ハクだけは地面にそのままお座りで羨ましがっている。
『すごい』
『一瞬でこんなに』
フゥとクゥは驚き
「じーにしゃま、しゅご~い!」
ぴゅきゅ『『すご~い』』
ちびっこたちはぱちぱちぱち。
〖ふふ。ありがとう♪〗
ジーニ様はサーヤたちに褒められて喜んでいる。
『ぼくは~?』
一人体が大きいもふもふわんこなハクだけ椅子がなくて悲しそう。
〖ごめんね。ハクは近いうちに大っきなクッション用意するから待ってて〗
『ほんと~?』
〖ええ。約束するわ〗
『わかった~』
いざとなったら主神の宮からまたこっそり…
ジーニ様、もうバレてますよ。
〖さて、では始めましょう。既に魔力を使える者も復習として聞いてちょうだい〗
授業がいよいよ始まった!
サーヤはワクワクだ!
『大丈夫かしら?』
『前のめりすぎだよな?』
フゥとクゥがサーヤをハラハラしながら見ていると
ぴゅい『まだはじまって』
きゅい『ないのにね~』
『あ~すごいお顔だね~』
『目が開ききってるね』
『鼻の穴広がってるね』
『『『おくちが みかづき~』』』
ちびっこたちもサーヤのお顔を実況中継
「むふう~っふあっ?」
つんっ
『『あっ』』
落ちるっアルコン様とギン様も思わず一歩踏み出したが、サーヤは落ちずに座っている。
『あらぁ安全ベルト必要かしらぁ?』
結葉様が言うと
〖や~ね~もう付けてあるわよ?〗
ジーニ様は当然でしょ?と、胸を張っている。
「ふにゅう~」
落ちないもん!
ぶーぶー。みんながひどいっ
〖あぁ ぶーぶー言ってても可愛いっ!〗
「ふえ?」
なんで?
『ん~?わかるわよぉ?ねえ?』
逆になんで分からないと思ってるのかしらぁ?ってお顔の精霊樹の精様。
うんうん。と、みんな頷いている。
がーん。ひどい…
〖ふぅ。サーヤが可愛いのは仕方ないことだから、始めるわね〗
ぶー。
〖さて、魔法を使うには魔力が必要なのは知っているかしら?〗
ジーニ様の魔法講座がいよいよそれっぽくなってきました。
「あい。フゥとクゥがおちえてくりぇまちた」
『ぼくもお父さんから教えてもらったよ~』
〖じゃあ、その魔力とはなぁに?〗
「ふぇ?」
『なんだろ~?』
魔力とは?なんですか?
ぴゅきゅ『『おいちいもの?』』
あっ、そう言えば、サーヤお空でモモとスイにちゅーちゅーされたよね。
『え~サーヤ、食べられちゃったの~?』
「あい。ちゅーちゅー」
『そう言えば、双子が起きたあと』
『サーヤの指ちゅーちゅーしてたわね』
『『慌てて引き離したけど』』
そう。お空でちゅーちゅーされたよね。
〖ふふふ。相性が良ければ美味しいと感じるかもね。でも、もうちゅーちゅーしちゃだめよ?〗
ぴゅいきゅい『『え~?じゃあ、ぺろぺろはぁ?』』
〖ぺろぺろもやめましょうね⋯〗
ぴゅいきゅい『『はぁ~い』』
ぴゅい『ざんねん~』
きゅい『おいちいのにね~』
『そんなにおいしいんだ~』
ぴゅいきゅい『『うん!』』
「ふおお?」
サーヤ、またおやつにされちゃうとこだった!
〖仕方ないわね~〗
ジーニ様苦笑い
『モモ、スイ⋯』
アルコン様は頭を抱えちゃってます
〖まあ、味のことは置いといて⋯じゃあ、フゥ、分かるかしら?〗
ジーニ様がサーヤの頭をポンポンってしてからフゥに聞きました。先生っぽいです!メガネかけてクイッてしてもらいたいです。
『えっ?ま、魔素の集まり?』
急に当てられたフゥがなんとか答えました。
〖そうね。じゃあ、クゥ、その魔素はどうやって集める?〗
『えっと、体の中と、空気中から?』
クゥが答えると不思議なことが。
『えっ』
『空気中から?』
空気中のところに驚いて声を上げたのはフライとフルー。
『『『えぇ?しないの!?』』』
逆にそれに驚いたのは妖精トリオ。
その反応に満足そうに頷いているジーニ様。
〖ふふ。じゃあ、もうひとつ。魔力に限界はあるかしら?〗
『ぼく達は体が小さいからあるって言われたよ』
『ぼくも。持ってる魔力がそもそも少ないと、魔法も使えないってならったよ』
フライとフルーは言います。
〖他は?〗
何かある?と、ジーニ様が見渡すと
『ある程度は、成長と練習で増えるけど、種族で限界があると思ってました』
『わたしも』
今度はクゥとフゥが答えます。
〖うん。おそらくみんなそのどちらかだと思ってるわよね?〗
またまたぐるっと見渡すジーニ様にみんなが、うんうん。ってしてます。
「ほえ~」
ぴゅきゅ『『そうなんだ~』』
サーヤと双子だけがそうなんだぁ。と、思ってます。
〖いつからか、そういう風に思われるようになってしまったんだけどね、そうじゃないのよ。例えば魔素はありとあらゆるものが持っているわ〗
『『ええ?』』
フライとフルーがまた驚いてます。
『ジーニ様、たとえば~?』
ハクも知らなかったみたいです。
〖ふふ。クゥが答えた通り、魔素は体の中にも空気中にもあるのよ。そして、木々や水、土にも魔素はある。そして、相性に左右されることはあれ、ありとあらゆるものから魔素は集めることができる。種族に関係なくね〗
ジーニ様は空中を見たり木を見たり、地面を見たりしながら言います。
『えぇ?そうなの?』
『じゃあ、ジーニ様』
『『ぼくたちも?』』
〖えぇ。もちろん。フライとフルーにも、みーんな出来るわよ〗
頷いてから答えるジーニ様。
『『……』』
あっフライとフルーは固まっちゃった。
〖そして、限界に関しては、これもね、みんなが言う限界なんて思い込みなのよね~〗
まったく、困ったものよね~と首を振ってます。
『『え?』』
これにはまずフゥとクゥが驚き、
『『ええ~っ?』』
『『『えええ~っ?』』』
と、フライたちも妖精トリオが驚いてます。フライたちカチコチとれたんだね。
そして、やっぱり
「ほえ~」
ぴゅきゅ『『そうなんだ~』』
サーヤと双子は置いてけぼり?
『そうなんだね~』
ハクはのんびり
『そ、そんな。それじゃあ』
『魔法が苦手だと思ってる森の仲間も?』
フライとフルーがお目目まん丸で聞くと
〖えぇ。ちゃ~んと基礎から練習すれば、みんな魔法を使えるようになるわよ。努力次第でみんなが思う限界は越えられる。得意不得意はあるけどね。だから、言ったでしょ?〗
ガラッと魔神様の雰囲気が変わる。
『力を持つ者には責任がある。覚悟があるなら…私が責任を持って鍛えてあげる』
みんな魔神様の偉大さを再確認したのでした。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございますm(*_ _)m
お気に入り登録や感想などもありがとうございます。嬉しい感想にはサーヤたちがお返事するかもです。よろしくお願いします。
『ねぇ?先に名前付けない?もしかしたら色々と解決策出るかもよぉ?』
精霊樹の精様、それはご自分のお名前が早く欲しいからなのでは?と、みんなが思ったが口には出さない。
「う?」
あっ、サーヤは気づいてないかも?
〖そうねぇ。でもその前に魔法講座を開いた方が良くない?〗
『えぇ~?』
ジーニ様の提案に一人だけ『え~』と言う精霊樹の精様。
みんなが、ほらやっぱり…と思ったが口には出さない。
サーヤは
「うにゅ?」
気づいてないだろな~。
〖考えてみて?今までの名付けはお互いの魔力を意識してた訳じゃないでしょ?〗
『『あっ』』
ジーニ様の言葉にフゥとクゥが何かに気づいたようだ。
〖ふふ 気づいた?〗にやにや
ジーニ様、悪いお顔…
『私たちが名づけしてもらった時、サーヤは自分に魔力があることも知らなかったから』
『おれたちが魔力を渡したんだよな』
だんだん顔色が悪くなるフゥとクゥ。反対に生き生きとするジーニ様…
みんな、ジーニ様はフゥとクゥで遊んでるな。と思っているが口に出さない。
サーヤは…
「はく~もふもふ~」
『うふふ~』
何も気づいてないな。
〖そう。サーヤの魔力量が多いからこそ出来た一方通行の荒業とでも言えばいいかしら?〗にやにや
『じゃあ、サーヤが意識して双方から魔力を通わせれば…』
『より、強い契約になる?』
上目遣いでおそるおそる聞く二人に
〖かもね♪〗ニヤリ
ジーニ様、ダメ押しの笑顔!
『『ええ~そんなぁ』』がくっ
フゥとクゥが残念そうな声を出している。
〖ふふ。大・丈・夫♪サーヤの一緒にいたいって思いが強かったからしっかり契約できてるわよ♪〗にっこり
『本当ですか?』
『本当に本当ですか?』
フゥとクゥが『『う~』』っと唸りながらジーニ様に詰め寄ると
〖ええ。本当よ。あなた達もね〗にっこり
と、心配そうにしていた他の名付けが終わっているメンバーにもおかしそうに告げる。イタズラが成功したかのような顔だ。
『『よかったぁ~』』へなへな~
『よかったね~』
ぴゅいきゅい『『じーにしゃま』』
『『ひどいよ~』』
『『『いじわる~』』』
〖ふふ。ごめんなさい♪つい♪〗
フゥとクゥはへなへなとヘタリ込み、ちびっ子同盟たちはジーニ様にブーブー言っている。
『まったく人が悪いな』
『そうですね』
〖あら、そう?ふふふ〗
何気にアルコン様とギン様も加わっている。
サーヤは…
「はくもふもふ~ぎんしゃまもふもふ~」
『うふふ~ぼくもふもふ~♪』
『サーヤ、ハク⋯』
何も感じてないな。
『あらあらぁ。サーヤはもふもふかあれば大丈夫ねぇ』
「ふへへへへ~」じゅるり
『う~ん。その笑いとヨダレはダメかしらねぇ』ふきふき
「ふにゅ」
精霊樹の精様がサーヤの口元を拭く
〖ふふふ。じゃあ、外でやるわよ~。みんな一緒にね〗
「あ~い!」
わ~い!魔法だ~♪バンザーイ!
ジーニ様の号令で魔法教室開校です!
〖それじゃ、席につきましょうか?〗
「ふぇ?」
『『は?』』
みんなが驚く間もなく地面からにょきにょきにょきっと椅子が生えてきた!サーヤのは特別仕様で椅子にたどり着くために階段までついている。
「ほわぁ~」
『『すごい』』
ぴゅきゅ~『『サーヤみて~』』
『ぼく達のも』
『あるよ~』
『『『すご~い』』』
見ると双子たちにはお揃いの椅子が、ちびちびっ子達には専用の止まり木のような椅子が出来ていた。
『みんないいな~』
ハクだけは地面にそのままお座りで羨ましがっている。
『すごい』
『一瞬でこんなに』
フゥとクゥは驚き
「じーにしゃま、しゅご~い!」
ぴゅきゅ『『すご~い』』
ちびっこたちはぱちぱちぱち。
〖ふふ。ありがとう♪〗
ジーニ様はサーヤたちに褒められて喜んでいる。
『ぼくは~?』
一人体が大きいもふもふわんこなハクだけ椅子がなくて悲しそう。
〖ごめんね。ハクは近いうちに大っきなクッション用意するから待ってて〗
『ほんと~?』
〖ええ。約束するわ〗
『わかった~』
いざとなったら主神の宮からまたこっそり…
ジーニ様、もうバレてますよ。
〖さて、では始めましょう。既に魔力を使える者も復習として聞いてちょうだい〗
授業がいよいよ始まった!
サーヤはワクワクだ!
『大丈夫かしら?』
『前のめりすぎだよな?』
フゥとクゥがサーヤをハラハラしながら見ていると
ぴゅい『まだはじまって』
きゅい『ないのにね~』
『あ~すごいお顔だね~』
『目が開ききってるね』
『鼻の穴広がってるね』
『『『おくちが みかづき~』』』
ちびっこたちもサーヤのお顔を実況中継
「むふう~っふあっ?」
つんっ
『『あっ』』
落ちるっアルコン様とギン様も思わず一歩踏み出したが、サーヤは落ちずに座っている。
『あらぁ安全ベルト必要かしらぁ?』
結葉様が言うと
〖や~ね~もう付けてあるわよ?〗
ジーニ様は当然でしょ?と、胸を張っている。
「ふにゅう~」
落ちないもん!
ぶーぶー。みんながひどいっ
〖あぁ ぶーぶー言ってても可愛いっ!〗
「ふえ?」
なんで?
『ん~?わかるわよぉ?ねえ?』
逆になんで分からないと思ってるのかしらぁ?ってお顔の精霊樹の精様。
うんうん。と、みんな頷いている。
がーん。ひどい…
〖ふぅ。サーヤが可愛いのは仕方ないことだから、始めるわね〗
ぶー。
〖さて、魔法を使うには魔力が必要なのは知っているかしら?〗
ジーニ様の魔法講座がいよいよそれっぽくなってきました。
「あい。フゥとクゥがおちえてくりぇまちた」
『ぼくもお父さんから教えてもらったよ~』
〖じゃあ、その魔力とはなぁに?〗
「ふぇ?」
『なんだろ~?』
魔力とは?なんですか?
ぴゅきゅ『『おいちいもの?』』
あっ、そう言えば、サーヤお空でモモとスイにちゅーちゅーされたよね。
『え~サーヤ、食べられちゃったの~?』
「あい。ちゅーちゅー」
『そう言えば、双子が起きたあと』
『サーヤの指ちゅーちゅーしてたわね』
『『慌てて引き離したけど』』
そう。お空でちゅーちゅーされたよね。
〖ふふふ。相性が良ければ美味しいと感じるかもね。でも、もうちゅーちゅーしちゃだめよ?〗
ぴゅいきゅい『『え~?じゃあ、ぺろぺろはぁ?』』
〖ぺろぺろもやめましょうね⋯〗
ぴゅいきゅい『『はぁ~い』』
ぴゅい『ざんねん~』
きゅい『おいちいのにね~』
『そんなにおいしいんだ~』
ぴゅいきゅい『『うん!』』
「ふおお?」
サーヤ、またおやつにされちゃうとこだった!
〖仕方ないわね~〗
ジーニ様苦笑い
『モモ、スイ⋯』
アルコン様は頭を抱えちゃってます
〖まあ、味のことは置いといて⋯じゃあ、フゥ、分かるかしら?〗
ジーニ様がサーヤの頭をポンポンってしてからフゥに聞きました。先生っぽいです!メガネかけてクイッてしてもらいたいです。
『えっ?ま、魔素の集まり?』
急に当てられたフゥがなんとか答えました。
〖そうね。じゃあ、クゥ、その魔素はどうやって集める?〗
『えっと、体の中と、空気中から?』
クゥが答えると不思議なことが。
『えっ』
『空気中から?』
空気中のところに驚いて声を上げたのはフライとフルー。
『『『えぇ?しないの!?』』』
逆にそれに驚いたのは妖精トリオ。
その反応に満足そうに頷いているジーニ様。
〖ふふ。じゃあ、もうひとつ。魔力に限界はあるかしら?〗
『ぼく達は体が小さいからあるって言われたよ』
『ぼくも。持ってる魔力がそもそも少ないと、魔法も使えないってならったよ』
フライとフルーは言います。
〖他は?〗
何かある?と、ジーニ様が見渡すと
『ある程度は、成長と練習で増えるけど、種族で限界があると思ってました』
『わたしも』
今度はクゥとフゥが答えます。
〖うん。おそらくみんなそのどちらかだと思ってるわよね?〗
またまたぐるっと見渡すジーニ様にみんなが、うんうん。ってしてます。
「ほえ~」
ぴゅきゅ『『そうなんだ~』』
サーヤと双子だけがそうなんだぁ。と、思ってます。
〖いつからか、そういう風に思われるようになってしまったんだけどね、そうじゃないのよ。例えば魔素はありとあらゆるものが持っているわ〗
『『ええ?』』
フライとフルーがまた驚いてます。
『ジーニ様、たとえば~?』
ハクも知らなかったみたいです。
〖ふふ。クゥが答えた通り、魔素は体の中にも空気中にもあるのよ。そして、木々や水、土にも魔素はある。そして、相性に左右されることはあれ、ありとあらゆるものから魔素は集めることができる。種族に関係なくね〗
ジーニ様は空中を見たり木を見たり、地面を見たりしながら言います。
『えぇ?そうなの?』
『じゃあ、ジーニ様』
『『ぼくたちも?』』
〖えぇ。もちろん。フライとフルーにも、みーんな出来るわよ〗
頷いてから答えるジーニ様。
『『……』』
あっフライとフルーは固まっちゃった。
〖そして、限界に関しては、これもね、みんなが言う限界なんて思い込みなのよね~〗
まったく、困ったものよね~と首を振ってます。
『『え?』』
これにはまずフゥとクゥが驚き、
『『ええ~っ?』』
『『『えええ~っ?』』』
と、フライたちも妖精トリオが驚いてます。フライたちカチコチとれたんだね。
そして、やっぱり
「ほえ~」
ぴゅきゅ『『そうなんだ~』』
サーヤと双子は置いてけぼり?
『そうなんだね~』
ハクはのんびり
『そ、そんな。それじゃあ』
『魔法が苦手だと思ってる森の仲間も?』
フライとフルーがお目目まん丸で聞くと
〖えぇ。ちゃ~んと基礎から練習すれば、みんな魔法を使えるようになるわよ。努力次第でみんなが思う限界は越えられる。得意不得意はあるけどね。だから、言ったでしょ?〗
ガラッと魔神様の雰囲気が変わる。
『力を持つ者には責任がある。覚悟があるなら…私が責任を持って鍛えてあげる』
みんな魔神様の偉大さを再確認したのでした。
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