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203 シャーシャー
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さてさて、目の前で凄いことが起こっています。もうみんな呆然と見ています。
絹さんがどんどん生地を作り出して、それをおいちゃんが裁ち鋏で、シャーシャーっと裁ちます。じょっきんじょっきんっじゃないよ。シャーってひといきです。
おいちゃんは裁断すると、すごい速さで縫い始めました。手元だけがすごい速さで動いて、残像が凄すぎてまるでモザイクがかかったような感じで布が縫い合わされていきます。まち針なんかもちろん使ってません。針刺しに残ったままです。なんか、待ち針さんがかわいそうです。
まずは胴体部分を筒状に縫って、縁を処理してから肩紐を二本作って、ちゃちゃっと一着抜いあげました。上からすぽっと着れる湯着の完成です。
そして、男性用に腰に巻ける大きさのタオル。これは簡単。端を縫うだけ。サイズを少し変えればバスタオルやらフェイスタオルの出来上がり。
ひと通り、見本を作ったら、おいちゃんと絹さんがハギレを見ながら相談。
そうしたら、なんと日本手ぬぐいの出来上がりです。ぱちぱちぱち!
日本手ぬぐいは端をまつらず、ほどけてきたところはハサミで切りながら使うのが粋ってものらしいです。おいちゃんとおばあちゃんが言ってました。粋ってなんだろね?お魚ぴちぴちしてても活きがいいって言うよね?でもタオルはぴちぴちしないよね?不思議です。
どうして日本手ぬぐいまで作ってくれたのかな?と思ってたら、サーヤが体洗う時は日本手ぬぐいが好きって言ってたの絹さんが覚えてくれてたみたいです。嬉しいな♪
そして、今度は水着です。ただでさえも、お湯に浸かるという文化がないのに、いきなり混浴ではお年頃のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちにはハードルが高すぎるんだって。
『タオルだけでも大丈夫!とはいかないんだぞ』
って、難しいね。ただ、時間が無いからこれもおいちゃんがシャーシャーって、形に切ってシャカシャカぬいました。すご~いね。そして、子グモさん達がまた、凄かった!
じーっとおいちゃんを見ていた子グモさんたち、みんなで頷きあったあと、すちゃっとグループに別れて、絶妙なコンビネーションで縫い上げていきます。とても初めて針を持ったとは思えません!しかも手のひらサイズの子グモさんたち針とそんなに大きさ変わらないのに、そんなのお構い無しです。
そして、絹お母さんも、生地を作り出し終わったらすぐさま縫いに参戦、おいちゃんと同じく手元が見えません!残像が見えます。どんどん作り上げられるものも、素晴らしい仕上がりです。しかも、楽しそう。あっという間にみんなの分が完成です。
その間、あまりの凄さに誰も口を挟めませんでした。
『凄かったわね~』
〖手元、見えなかったわ~〗
『子グモ達など数が二倍に見えたぞ』
『見事な動きでしたね』
結葉様、ジーニ様、アルコン様とギン様が、瞬きもせずに呆然としながら喋りだしました。
『ふぅ。何とか完成したか?』
きゅるるる『はい。たぶん』
きゅるるる『『『『『『『がんばった~』』』』』』』
ハッとして慌てて
「しゅごいしゅごい!」
『すご~い』
ぴゅいきゅい『『はや~い』』
『『かっこいい~』』
『こぐもちゃんたち』
『すごいね~』
『えらいね~』
とみんなで拍手です。
子グモさんたち、みんなで照れてます。かわいいです。
『よし!それじゃあ、温泉行くかぁ!』
「お~!」
温泉だ~!
〖ちょっと待って。サーヤ、その前にしまい方と、出し方教えるわね。このままじゃ、だめでしょ?〗
ジーニ様のストップが入りました。
「しょうでちちゃ」
お片ししないとダメダメです。
〖じゃあ、まずは小さいもの、櫛ね。これをポシェットに入れてみて〗
「あい」
ジーニ様に教えてもらいながら、ポシェットにお櫛を入れると
「あっ!きえちゃ!」
どうしよう?消えちゃった!ポシェットの中空っぽです!
〖大丈夫よ。そうしたら櫛を想像して手を入れてみて?〗
「あい」
空っぽのポシェットにそおっと手を入れてみると
「あっ!でてきちゃ!」
お櫛出てきました!不思議です!
〖成功ね。じゃあ、他のものも入れっ!て思いながら入れてみて?〗
「あい」
ドキドキしながら明らかにポシェットより大きなお裁縫箱が…しゅんっ
「はいっちゃ!」
ポシェットより大きいのに!ポシェットの中覗くとやっぱり空っぽです!逆さまにしても空っぽです!フリフリしても空っぽです!
〖ふふ。そしたら、また手を入れてみて。何が入ってるか頭の中に出るかしら?〗
ジーニ様がポシェットぶんぶんしてるサーヤに、くすくす笑いながらやってみてって言うので、ずぽってお手て入れたら
「あっ!でちゃ!」
すご~い。頭の中に何が入ってるか浮かびます。写真付きのお品書きみた~い!
〖じゃあ、そこから出したい物を選んで出してみて?〗
「あい。できちゃ」
お裁縫箱が出てきました!
〖使い方分かったかしら?〗
「あい!」
分かりました!
〖じゃあ、大丈夫ね。続きも片しましょ。まだまだ入るけど、生き物は入らないからね〗
「わかっちゃ~」
おもしろ~い!ひょいひょい入ります!
生き物はいらないなら、サーヤが頭突っ込んでも安心だね!
〖ん~それはやらないでね 〗
そうですか?
〖それで、これは大事なものだからね。無くしたり、取られたりしないように、特別な魔法をかけましょう〗
ジーニ様がサーヤの肩にポシェットをかけてくれます。
「ちょくべちゅ?」
〖そうよ特別。このポシェットの持ち主と、使っても大丈夫な人を決めるの。まずはサーヤね。持ち主だから♪はい。魔力を通して~〗
「あい」
集中~。ポシェットをしっかり持って、ジーニ様に手伝ってもらって魔力を通します。
〖はい。いいわよ〗
「あい」
ふい~。頑張りました。
〖これでサーヤのポシェットになったわ。あとは、誰にしましょうか?〗
「ん~?みんにゃ?」
『それはさすがに多すぎるんじゃないか?』
おいちゃんがいいます。でもぉ
『くすくす。急に言われても困っちゃうわよね~?』
「あい」
結葉様さすが分かってます。
『そうねぇ。今ここにいるメンバーは大丈夫じゃない?サーヤの仲良しだもの♪これから増えるメンバーはその時に考えればいいんじゃない?』
結葉様が、ここにいるんだから、みんな信用できるし、多すぎることはないんじゃない?っておいちゃんに言ってくれてます。
『サーヤはまだ小さいから、お手伝いが必要だしねぇ』
『それもそうだな』
おいちゃんも納得したみたいです。
〖そうね~保護者みたいなものだしねぇ。あとは、いつも一緒にいるちびっこ同盟は絶対よね。何かあった時心強いもの。あとで、ポーションとか非常食なんかも入れましょうね〗
「あ~い」
お菓子も入れて欲しいな~。おいちゃんよろしくね!
『分かったよ…そんなキラキラの目で見なくても入れてやるから。口を拭こうな』ふきふき
「えへ?」じゅるり。
さあ、お片しもおわりました!魔法もかけてもらいました!
『じゃあ、今度こそ、行くかぁ』
「あ~い」
わ~い!温泉だ~!
『じゃあ、サーヤ、乗って~』
「あ~い。おいちゃん」
『はいよ。ハク、よろしくな』
おいちゃんにハクの背中に乗せてもらいます。
『まかせて~じゃあ、出発~』
「あ~い。もふもふ~」
えへへ~。ふかふかもふもふのハクに埋もれて出発です!
絹さんがどんどん生地を作り出して、それをおいちゃんが裁ち鋏で、シャーシャーっと裁ちます。じょっきんじょっきんっじゃないよ。シャーってひといきです。
おいちゃんは裁断すると、すごい速さで縫い始めました。手元だけがすごい速さで動いて、残像が凄すぎてまるでモザイクがかかったような感じで布が縫い合わされていきます。まち針なんかもちろん使ってません。針刺しに残ったままです。なんか、待ち針さんがかわいそうです。
まずは胴体部分を筒状に縫って、縁を処理してから肩紐を二本作って、ちゃちゃっと一着抜いあげました。上からすぽっと着れる湯着の完成です。
そして、男性用に腰に巻ける大きさのタオル。これは簡単。端を縫うだけ。サイズを少し変えればバスタオルやらフェイスタオルの出来上がり。
ひと通り、見本を作ったら、おいちゃんと絹さんがハギレを見ながら相談。
そうしたら、なんと日本手ぬぐいの出来上がりです。ぱちぱちぱち!
日本手ぬぐいは端をまつらず、ほどけてきたところはハサミで切りながら使うのが粋ってものらしいです。おいちゃんとおばあちゃんが言ってました。粋ってなんだろね?お魚ぴちぴちしてても活きがいいって言うよね?でもタオルはぴちぴちしないよね?不思議です。
どうして日本手ぬぐいまで作ってくれたのかな?と思ってたら、サーヤが体洗う時は日本手ぬぐいが好きって言ってたの絹さんが覚えてくれてたみたいです。嬉しいな♪
そして、今度は水着です。ただでさえも、お湯に浸かるという文化がないのに、いきなり混浴ではお年頃のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちにはハードルが高すぎるんだって。
『タオルだけでも大丈夫!とはいかないんだぞ』
って、難しいね。ただ、時間が無いからこれもおいちゃんがシャーシャーって、形に切ってシャカシャカぬいました。すご~いね。そして、子グモさん達がまた、凄かった!
じーっとおいちゃんを見ていた子グモさんたち、みんなで頷きあったあと、すちゃっとグループに別れて、絶妙なコンビネーションで縫い上げていきます。とても初めて針を持ったとは思えません!しかも手のひらサイズの子グモさんたち針とそんなに大きさ変わらないのに、そんなのお構い無しです。
そして、絹お母さんも、生地を作り出し終わったらすぐさま縫いに参戦、おいちゃんと同じく手元が見えません!残像が見えます。どんどん作り上げられるものも、素晴らしい仕上がりです。しかも、楽しそう。あっという間にみんなの分が完成です。
その間、あまりの凄さに誰も口を挟めませんでした。
『凄かったわね~』
〖手元、見えなかったわ~〗
『子グモ達など数が二倍に見えたぞ』
『見事な動きでしたね』
結葉様、ジーニ様、アルコン様とギン様が、瞬きもせずに呆然としながら喋りだしました。
『ふぅ。何とか完成したか?』
きゅるるる『はい。たぶん』
きゅるるる『『『『『『『がんばった~』』』』』』』
ハッとして慌てて
「しゅごいしゅごい!」
『すご~い』
ぴゅいきゅい『『はや~い』』
『『かっこいい~』』
『こぐもちゃんたち』
『すごいね~』
『えらいね~』
とみんなで拍手です。
子グモさんたち、みんなで照れてます。かわいいです。
『よし!それじゃあ、温泉行くかぁ!』
「お~!」
温泉だ~!
〖ちょっと待って。サーヤ、その前にしまい方と、出し方教えるわね。このままじゃ、だめでしょ?〗
ジーニ様のストップが入りました。
「しょうでちちゃ」
お片ししないとダメダメです。
〖じゃあ、まずは小さいもの、櫛ね。これをポシェットに入れてみて〗
「あい」
ジーニ様に教えてもらいながら、ポシェットにお櫛を入れると
「あっ!きえちゃ!」
どうしよう?消えちゃった!ポシェットの中空っぽです!
〖大丈夫よ。そうしたら櫛を想像して手を入れてみて?〗
「あい」
空っぽのポシェットにそおっと手を入れてみると
「あっ!でてきちゃ!」
お櫛出てきました!不思議です!
〖成功ね。じゃあ、他のものも入れっ!て思いながら入れてみて?〗
「あい」
ドキドキしながら明らかにポシェットより大きなお裁縫箱が…しゅんっ
「はいっちゃ!」
ポシェットより大きいのに!ポシェットの中覗くとやっぱり空っぽです!逆さまにしても空っぽです!フリフリしても空っぽです!
〖ふふ。そしたら、また手を入れてみて。何が入ってるか頭の中に出るかしら?〗
ジーニ様がポシェットぶんぶんしてるサーヤに、くすくす笑いながらやってみてって言うので、ずぽってお手て入れたら
「あっ!でちゃ!」
すご~い。頭の中に何が入ってるか浮かびます。写真付きのお品書きみた~い!
〖じゃあ、そこから出したい物を選んで出してみて?〗
「あい。できちゃ」
お裁縫箱が出てきました!
〖使い方分かったかしら?〗
「あい!」
分かりました!
〖じゃあ、大丈夫ね。続きも片しましょ。まだまだ入るけど、生き物は入らないからね〗
「わかっちゃ~」
おもしろ~い!ひょいひょい入ります!
生き物はいらないなら、サーヤが頭突っ込んでも安心だね!
〖ん~それはやらないでね 〗
そうですか?
〖それで、これは大事なものだからね。無くしたり、取られたりしないように、特別な魔法をかけましょう〗
ジーニ様がサーヤの肩にポシェットをかけてくれます。
「ちょくべちゅ?」
〖そうよ特別。このポシェットの持ち主と、使っても大丈夫な人を決めるの。まずはサーヤね。持ち主だから♪はい。魔力を通して~〗
「あい」
集中~。ポシェットをしっかり持って、ジーニ様に手伝ってもらって魔力を通します。
〖はい。いいわよ〗
「あい」
ふい~。頑張りました。
〖これでサーヤのポシェットになったわ。あとは、誰にしましょうか?〗
「ん~?みんにゃ?」
『それはさすがに多すぎるんじゃないか?』
おいちゃんがいいます。でもぉ
『くすくす。急に言われても困っちゃうわよね~?』
「あい」
結葉様さすが分かってます。
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結葉様が、ここにいるんだから、みんな信用できるし、多すぎることはないんじゃない?っておいちゃんに言ってくれてます。
『サーヤはまだ小さいから、お手伝いが必要だしねぇ』
『それもそうだな』
おいちゃんも納得したみたいです。
〖そうね~保護者みたいなものだしねぇ。あとは、いつも一緒にいるちびっこ同盟は絶対よね。何かあった時心強いもの。あとで、ポーションとか非常食なんかも入れましょうね〗
「あ~い」
お菓子も入れて欲しいな~。おいちゃんよろしくね!
『分かったよ…そんなキラキラの目で見なくても入れてやるから。口を拭こうな』ふきふき
「えへ?」じゅるり。
さあ、お片しもおわりました!魔法もかけてもらいました!
『じゃあ、今度こそ、行くかぁ』
「あ~い」
わ~い!温泉だ~!
『じゃあ、サーヤ、乗って~』
「あ~い。おいちゃん」
『はいよ。ハク、よろしくな』
おいちゃんにハクの背中に乗せてもらいます。
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