《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

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205 罰ゲーム

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じゃん!お着替え完了です!
ちびっこは、すっぽんぽんでもいいんじゃないの?と、言ったら、み~んなにメッ!されました。くすん。
温泉はお洋服ダメじゃないの?と、いうことで水着のパンツと、さっきおいちゃんが作ってくれた湯着を着てます!
これでからだ洗ったりしたらダメじゃないのかな?と、思ったら、洗い場に新たな仕切りが!
そこで洗ってから湯着を着ました。めんどくさいね。そうそう、新しいあわあわはすっごくしっとり♪オリーブオイル効果すごいね~!
でもね?ジーニ様とフゥが大変でした。大絶叫です。男湯に聞こえますよ?
初めての山桜桃お姉ちゃんと、青葉ちゃんたちは、あわあわに驚いてたよ!
あっ!体は作ってもらった日本手ぬぐいで洗ったよ!頭はタオルで巻き巻きしてもらいました。
ハクとギン様洗うのを楽しみにしてたら、ギン様と亀じぃたちはあっちでおいちゃんが洗うって。残念です。
ハクはちびっこだからこっちです。今、みんなで洗ったから、なんかぺっちゃんしてます。乾いたらきっとふわっふわだね♪

それで、やっとみんなで温泉です。おいちゃんたちも先に来てました!
「おいちゃ~ん」ぱたぱた
『あっ!おバカ!サーヤ走るな!』
つるんっ「あっ」ぱくっ
ハクが湯着をくわえてくれて転ばずにすみました。

「はく、あいがちょ~」
『どういたしまして~。でも、サーヤ、走っちゃメッ!だよ~』
「あい。ごめしゃい」
ハクに怒られちゃいました。

『湯着とパンツ大正解だったわねぇ』
フゥがため息つきながら呆れたように言ってます。
ぴゅい『おちり』
きゅい『まるみえ』
『『ぷらんぷらん』』
『『『してたもんね~』』』
ちびっこ同盟たちまで…くすん。

『サーヤ~』
慌ててやってきたおいちゃん。低い声でこの呼び方の時はお説教モードです。なので、
「おいちゃん、ごめしゃい」
土下座で先にごめんなさいです。
『濡れた場所で走ったら?』
「あぶゅにゃいかりゃ、めっ。でしゅ」
『じゃあ、ここでも?』
「はちっちゃ、めっ。でしゅ」
『サーヤがケガしたら、みんな心配するんだぞ?』
「あい。みんにゃも、ごめしゃい」
『分かればよろしい。もうしないな?』
「あい。ごめしゃい」くすん。

〖ゲン、もうその辺で…〗
見かねたジーニ様が声をかけたその時、
『では、恒例の罰ゲーム!』
おいちゃんの声が響きます。

〖え?〗
『恒例の?』
『罰ゲーム?』
『なぁに?それぇ?』
ジーニ様たちがキョトンとしちゃいました。

でも、サーヤは分かってます。悪い子は罰ゲーム。
「あ、あい」うぅぅ
頑張ります。

『では、早口言葉!三回連続!「隣の客はよく柿喰う客だ」はい!』
おいちゃんからお題が出ました!

「とにゃりにょ  きゃくは よくかきくう  きゃくぢゃ、
とにゃりにょ  きゃくは よきゅかききゅう  きゃくぢゃ、
ちょにゃりにょ  きゃくは   よきゅきゃききゅう  きゃきゃきゃ」
きゅう~。ぺちょり…
うちゅぶしぇぢぇ、にぇんにぇでしゅ。ゆかのいちがちゅめちゃい…

『よし!あいわらず、三回目が一番面白いな。なんだ、「きゃきゃきゃ」って。それに頭の中の声まで下手くそになってるぞ!ワハハハ!』
「うにゅ~」
がんばっちゃにょに、そんなに笑うなんて、ひぢょい~

『ほらほら、ぽんぽんから風邪ひくぞ~。次から気をつけような』
おいちゃんが抱っこして温泉入りました。ひんやりからポカポカです。
「あい。ごめしゃい」
 
ぽか~んと見てたみんなも、つられて温泉に入ってきました。洗い場でみんな掛け湯したからね。冷めちゃったかもだけど…

〖ゲン、今のはなんだったの?〗
ジーニ様が聞いてきました。

『ん?今のはな、サーヤが怪我をするくらい、わる~いことした時の罰ゲームだ!な?』
「あい」くすん。
そうです。悪い子罰ゲーム、いつも難しいの出されます。

『罰ゲームって?な~に?』
ぴゅい『わたちたちも』
きゅい『しゅりゅ?』
ハクと双子がなぜやりたそうにしてます。罰ゲームだよ?

『罰ゲームってのはな?遊びで負けたり、今回のサーヤみたいにわる~いことした時にする、軽いお仕置きみたいなもんだな』
「あい」
その通りです。楽しくないよ?

『それが』
『なんで』
『はやくちことば?』
『そもそも早口言葉って』
『何~?』
妖精トリオとフライとフルーも不思議そうです。

『罰ゲームは、デコピンとかしっぺとか、ちょっとだけ痛いやつとか、くすぐりとか、本人がちょっと恥ずかしくなるようなこととか、苦手なことをするんだよ。そうすると、同じ目に次はあいたくない!って思うだろ?』

おいちゃんの説明に
『あ~なるほど』
『それでサーヤの場合は』
フゥとクゥが妙に納得してます。

『そう。苦手がお喋りだからな。早口言葉は、言い難い言葉をわざと並べてそれを三回、しかも早く言うっていう、話し方の練習なんだよ。な?』
「あい。むじゅかちい」
罰ゲーム以外の何物でもないです。
『あと、サーヤはくすぐりも苦手だよな。わはははは』
「おいちゃん!ばりゃちちゃ、めっ!」
ぷんぷんです。
『わはははは。悪い悪い』
そう言って、サーヤのほっぺたにたまった空気をぷひゅーって抜きます。ぶー。

『じゃあ~もっと悪いことした時のお仕置はぁ~?』
結葉様、そ、それは!

『ん?そりゃ~決まってるよな?多分全員に効くお仕置だ』
な、なんて恐ろしいことを聞いちゃったの!?

〖え?〗
『それはぁ?』
ジーニ様と結葉様がなんか真剣です。

『サーヤにお触り禁止!と、おやつとデザート抜き!』
おやつ抜きのデザート抜き!な、なんて恐ろしいっ!

…え?え?あれ~?シーンってしちゃったよ?
でも次の瞬間…

『『『え~!!!』』』
『『『〖いや~!!!〗』』』

『お~  やっぱりすごい効き目だなぁ』
「やっぱち、おやちゅにゅきは…」
『違う違う。そっちじゃないぞ』
「ふえ?」
そっちじゃないってサーヤにお触り禁止…?
『人気者は辛いな~』
ぽんぽんってされました。
「ましゃか~」
おやつの方でしょ?
『いや?ジーニ様なんか絶対サーヤの方だぞ?』
ふ、ふ~ん?ちらっ

〖いや~っサーヤに触れないなんて~!〗あああっ

み、見なかったことにしよう…

『さ、サーヤは五十数える代わりに五十音だ!』
「うぇ?」
お、鬼だ。鬼がいる……

『ふぅ…温泉とはいいものだのぉ』
『ほんに、もう少し静かなら尚、気持ちいいじゃろの』
『『ふぅ……』』
じぃコンビはマイペースで温泉を楽しんでます。
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