《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

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210 すー ふー

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お着替えして、髪の毛とかしてもらいました。今日は、フゥと山桜桃お姉ちゃん二人でやってくれました。次からどっちがやってもいいようにね。って言ってたよ。
その間においちゃんがみんなのお布団整えてくれました。タオルケット~♪

『お!サーヤ。髪の毛もツヤツヤにしてもらったな』
「あい!」
おいちゃんに髪の毛ふりふりしてご報告です!ふわふわツヤツヤにしてもらいました!
『あとで櫛の手入れしといてやるな』
「あい。あいがちょ~」
お櫛もつやつやなるね!
『おう!任せろ!』にっ
おお、白い歯が眩しいです。

『みんな、寝床の感じはどうだ?』
『だいじょうぶ~ふかふかだよ~。タオルケットもきもちいよ~』
ぴゅいきゅい『『だいじょうぶ~』』
良かったね~♪
ぴゅい『だけど』
きゅい『サーヤと』
ぴゅいきゅい『『いっしょがいいのになぁ』』
みんな自分のお布団でスタンバイ!でも、モモとスイだけはサーヤと一緒がいいって言ってくれてます。でもね~
『モモ、スイ。また抱きついて離れなくなったら大変なんだから、そこで寝なさい』
『抱き枕もあるだろ?』
アルコン様とおいちゃんからダメだしされちゃった
ぴゅいきゅい『『は~ぃ』』
明日いっぱい遊ぼうね

『フルーたちはどうだ?』
『だいじょうぶだよ!』
『ぼくも!』
『そうか、よかった。妖精トリオは…遊びすぎだ』
妖精トリオはカゴの中にお花がたくさん入ってます。いつもお花のなかで寝てたんだって。それでね、今、そのお花を両手ですくい上げてわーってして遊んでるの。カゴから飛び出ちゃうよ?
『だいじょうぶ~』
『おはなも』
『タオルケットも』
『『『きもちいい~♪』』』
『そうか。ほどほどにな』
おいちゃんは苦笑いしてます。

『それじゃあ、みんなしっかり寝るんだぞ~』

って言われたんだけどぉ
『サーヤ…興奮しすぎで寝れないんだな』
呆れたように言われちゃいました。
「えへへ~」
おめ目ぱっちりです。

『じゃあ、寝る前のおまじないだ。ほい。体をまっすぐ~お腹に手を置いて~』
「あ~い」
『手をお腹で持ち上げるみたいに鼻からいっぱい息吸って~』
「す~」
吸って~
『いっぱいになったら、口からゆっくり息はいて~お腹ぺっちゃんこ~』
「ふ~」
吐いて~
『また吸って~』
「す~」
ポンポンお腹を優しく叩いてくれます。
『吐いて~』
「ふ~…」
ぽんぽんぽんぽん…
「すぴー、くぅ~」
ぽんぽんぽんぽん…
『お休みサーヤ』
すぴ~


『すごい、寝ちゃったわ』
『まねしてたちびっこ達もみんな寝てます』
『え?サーヤは単純だから分かるけど、他もか?』
フゥと山桜桃の声に周りを見ると
『マジか……』
ほんとにちびっこ達が寝ていた。

『まあ、起こさないうちに出よう』
『そうですね』
部屋の外に出た途端
『今のは何なのぉ?』
と、結葉様が聞いてきた。
『サーヤがタオルケットが嬉しすぎて興奮してたからな、腹式呼吸で、神経を落ち着かせようとしたんだけど…効きすぎだよな~?』
ほんとに単純というか…

『へ~呼吸でそんなことが出来るのぉ?』
結葉様もフゥも山桜桃も不思議そうにしてるが、知らなきゃそうなるか
『おう。呼吸ってのは侮れないんだぞ』
『へ~もしかして、さっきのも他の効果もあったりしてぇ?』
『ん?あぁ。あるぞ代謝も良……』
しまった。と思った時には、結葉様がニヤッと笑っていた
『やっぱり、うかつね~♪うふふ』
絶対にわざとだな!

『ゲンさん……』
フ、フゥ
『代謝が、なんですか?』
『あ、あのな、フゥ……』
ぽんっと肩を叩かれた。や、やばい
〖ゲン~。うふふ〗
じ、ジーニ様……
『な、なんでしょうか?』
〖続きは?〗
『つ、つづき?』
あ、汗が…

〖代謝が、どうなるの?〗
に、逃げたい……がしっ
『うふふ。逃がさないですよ?』
フゥが悪魔に……
『た、代謝が良くなります』
〖そうすると、どうなるの?〗
『じょじょに痩せやすくなります』
『もしかして、お腹周りにも効くんじゃない~?かなりお腹動いてたものねぇ?』
結葉様、絶っっ対わざとだな
『ああ。お腹周りも減るな』
もうどうとにでもしてくれ!
『寝てる状態が一番わかりやすいけど、普段から腹式呼吸を心がけると体が丈夫になるかもな』
『へぇ~。呼吸って大事なのね~』
『ああ。だから、サーヤが口ぽかんと開けっぱなしで口呼吸してたら注意してくれ。口呼吸は病気になりやすくなるからな』
〖そうなの?〗
ジーニ様が病気と聞いてかなり驚いている。
『ああ。普段は口を閉じて鼻呼吸が普通だな。ただ、そうすると肺の上の方での浅い呼吸になるから、力を出したい時とかは鼻で深く吸って口から吐き出す腹式呼吸の方がいいかな』
〖あっサーヤが言ってた、丹田?だったかしら?〗
サーヤ…丹田まで話したのか…

『そう。息をする時、胸が上下するだろ?そうじゃなくてへその下、丹田のあたりを意識して呼吸するんだよ。自然に体幹を鍛えたり使ったり出来るようになる』
『へ~すごいですね』
山桜桃が感心してるが
『山桜桃も春陽も体幹を意識して動くようにするといいぞ。体、鍛えるんだろ?』
まずは呼吸からだ。

『は、はい。あの、ゲンさん、お願いがあるんですが…』
『ん?なんだ?』
山桜桃と春陽がお願いだなんて…
『バートさんが昼間言ってたことです。武神様がいらっしゃるまで』 
『ああ!俺に鍛えてもらえとか言ってたな』
神様たち、ずいぶん勝手に決めてくれたよな。
『はい。明日から、お願い出来ませんか?』
『お願いします』
二人に頭を下げられてしまった。
『え?でも、武神様と違う教え方になっちまうだろうから、やめておいた方が』
いいんじゃないか?

〖大丈夫よぉ。と、いうより、むしろお願い〗
『ジーニ様?大丈夫なのか?』
〖ええ。やってちょうだい。だってね、なんというか武神はね〗
『いわゆる、脳筋というやつです』
『う、うわぁ!バートさん!』
ほんとに神出鬼没だな。

『下手したら、基礎も何も抜きにして感覚だけでやりそうなので。皆様が怪我をしないためにも是非!よろしくお願いいたします』
『は、はぁ』
ほんとに大丈夫か?

『ところで、皆様お待ちでございます。リビングへお越しください』
〖そうね。ゲン、さっきの話をみんなにしてもらえる?〗
ジーニ様の顔が引き締まった。あの話だな……
『分かりました。行きましょう』
主神様に伝えてもらわなければ。

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