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282 むかむかだよ~!
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なんか、ギン様もハクのじぃじも、じぃじ達もわるくないのにぃ。ひどいぃ
「うぶぶー」
なんか、ぷんぷんむかむかだよ~
『あらぁ、サーヤがすごい顔してるわぁ』
〖あら、本当。怒っちゃったのねぇ〗
『まあ、無理はないな』
『ああ。俺もなんだかむかむかするぞ』
おいちゃん仲間だね!
『それでワシらが隠居したあともあの状態かの?』
『ああ。仲間の狼や数少ないフェンリルは今それぞれ番を見つけてこの森に散って森を守ってくれてるよ。俺のそばにいると直ぐに攻撃されるからな。近くにいるより、周りから守ると言ってくれてな』
でもそれじゃ、ギン様ひとりぼっち…悲しいよぉ
『だがその結果、昔からの仲間は散り散りになってしまった。私たちのような長寿の者はそう多くない。ここには必然的に普通の動物が多くなった。普通の動物はどんどん世代交代し、昔を知らなくなる。だから、どうして私たちしかフェンリルがいないのになぜ番にならい。次代を作る気は無いのか。なぜ森を守ってくれているのに拒む理由がある。あんなに好いてくれているのに、何が不満だと訴えてくるようになった』
ギン様が辛そうに言います。
「うぶぶーっ!」ぶんぶん
もうもう!むかむかぷんぷんするよ~!!お手手ぶんぶん回しちゃうよ!
『あ~サーヤがむかむかをどうしたらいいか分からなくて暴れそうだぞ』
〖サーヤ、ガマンよ!〗
『後で暴れていいからねぇ。もう少しガマンよぉ』
「うぎゅぎゅー」
がまんがまん~
『サーヤ、ありがとう。でもな、妖精や精霊たちは変わらず味方してくれていたんだよ。だから一人ではなかったんだ』
「ほんちょ?」
ひとりじゃない?
『ああ。本当だ』
「よかっちゃ~」にへら
『でもな、確かにこのままでは血が耐える。フェンリルがいない訳では無いが力が強いのは私たちだったからな。それで、先代が言ったんだ。『我が至らなくて申し訳ない。だが、確かにこのままでは我らの血が耐えてしまう。そうなればこの森は守りきれなくなる。どうか、堪えて子だけ成してくれないだろうか。その代わり、生まれた子は何がなんでも守る。奴らには渡さん。今度こそここで自由にのびのび育てる』とな。先代も苦渋の決断だったんだ』
なんだか申し訳なさそうに言います。
「うぶーふぎゅーゔ~~」ぷすぷす
でもでもそれじゃギン様がかわいそう~。でも、そうしないとハクは生まれなかったから、ハクがいないのは嫌だし·····
「うぎゅ~~ぅぅぅ」ぷしゅーっ
もうわかんないよぉ~
『あ~サーヤの頭が爆発したな。分かるけどな』
おいちゃん…
『ぼく·····』ぽろぽろ
あっハク泣いちゃった!
「はく~ないちゃめ~」
ぴゅいきゅい『『ハク~』』
『『泣かないで~』』
『『『ないちゃだめ~』』』
みゃ~ん『ハクにいにぃ~』
きゅるる~ん『『『『『『『なかないで~』』』』』』』
みんなでまたぎゅーです。
『ハクもショックだよな。こんなこと聞きたくなかったよな。よしよし』
おいちゃんがみんなまとめて抱っこしてくれました。
〖そうね。ごめんなさいね。子供に聞かせる話じゃなかったわね。もっとあなたの気持ちを考えなきゃいけなかったわね〗
ジーニ様も頭なでなでしてくれます。ごめんなさいねと言いながら。
『ハク、元気だして。大丈夫よぉ。みんなあなたが大好きだから。全力で守ってあげるわ。それに、ねぇ?みんな』
『ああ。ハク、お前とギンとその父親、蒼と青磁のお返しをしてやらないとな』
結葉様とアルコン様がすごくニッコリしてます。
他のみんなも頷いてます。サーヤも!
『それで今、先代はどうしてらっしゃるのじゃ?』
『ご存命なんじゃろぉ?』
ハクのじぃじ?
『うん。おじいちゃん、時々遊び来てくれるよ~』
ぐすっとお鼻すすりながらハクが教えてくれます。
『ああ。元気だぞ。ハクが生まれた時に隠居して、私が今代の森の主になったんだ。そして、ハクが乳離れしたのを期にあいつとその父親を先代とわたしとで追放したんだ。ハクから母親を奪ってしまっていいのか悩んだが、あいつのことはあの母親が後押ししてくれたんだ。このままにするわけにいかない。私が二人を見張ると一緒に出ていったんだ。先代もあいつらが戻って来ないように目を光らすと言って跡を追うように出て行って、時々ふらりと遊びに来るんだ』
『よく大人しく出ていったわねぇ。暴れなかったのぉ?』
そうだよね?大人しく出ていくとは思えないよね?
『暴れていましたよ。親子で。赤ん坊は絶対に連れていく。ここにいるような軟弱者にならないよう、私たちのように強く育てる。と言ってました』
〖私たちのように…ねぇ〗ふんってジーニ様が鼻で嗤ってました。
『それに怒った精霊たちから助言があったのです。本当はアイツらより強いところを見せつけてやれ。森の仲間たちにも本当は誰に守られているのか、これまでどういうことがあったのか私たちが説明してあげる。誰にも邪魔をさせないと言ってくれました』
精霊さんたち偉い!ぱちぱちぱちぱち!
『それで、先代と二人で抑えていた力を全開にして見せてやったんです。咆哮をあげただけで驚いて尻もちついているのを見れたのは少し愉快でしたな』
ふんだっ!そうだよ!ギン様は強いんだから!ふんっ!
『可哀想な奴だとは思うのです。子は親を選べない。育てられ方が違っていたらもっと違ったのではないかと思うのです。少なくとも森を守ろうという気持ちは本物だったと思います。ハクを強く育てたいと思うのも、悪い所ばかりではないと…』
ギン様、そんな苦しそうなお顔しないで
〖そうね。少なくとも聖域の中にいられているのだから悪ばかりでは無いはず。というか、力こそ正義だと疑ってないのでしょうね。でも、さっきから様子を見てると、中心に近づくにつれ思うように体が動かないみたいよ。ぽぽのかつての仲間と一緒よ。やましい心も確かに持っているから苦しいのでしょうね〗
ジーニ様はハクの母親の話を聞いてからずっと様子を見てたんだって。すごいね~
〖それから多分、ハクのおじいちゃんと、例のバカかしら?動きが速いのと遅いの。速いのが先代でしょうね〗
『おじいちゃん来るの~?』
『そうみたいだな。私も感じた』
『やった~』
「ふお~」
ハクのじぃじ!どんなかな?
〖役者が揃うわね。うふふ…さあ、どうしてやろうかしら?〗ニヤリっ
「ふぁ!?」
ジーニ様?すっごいニヤリ?
『うふふ~かわいいハクを泣かせたんだものぉ。それなりのお返しはしてあげないとねぇ?』ニィっ
「ふぇ!?」
結葉様まで!
『何驚いてるんだ?サーヤ。今更だろ?周り見てみろ』
おいちゃん?おいちゃんに言われて周りを見ると、聖域のメンバー全員すごいお顔でした!ゴラちゃんとトレちゃんまで!
「ふわぁ~」
みんなすごい!
『みんな~』
ハクもうるうる
「はく~よかったね~」
『うん!うれしい~』
みんなで、おしおきしてあげるからね!おしりペンペンだよ!
「うぶぶー」
なんか、ぷんぷんむかむかだよ~
『あらぁ、サーヤがすごい顔してるわぁ』
〖あら、本当。怒っちゃったのねぇ〗
『まあ、無理はないな』
『ああ。俺もなんだかむかむかするぞ』
おいちゃん仲間だね!
『それでワシらが隠居したあともあの状態かの?』
『ああ。仲間の狼や数少ないフェンリルは今それぞれ番を見つけてこの森に散って森を守ってくれてるよ。俺のそばにいると直ぐに攻撃されるからな。近くにいるより、周りから守ると言ってくれてな』
でもそれじゃ、ギン様ひとりぼっち…悲しいよぉ
『だがその結果、昔からの仲間は散り散りになってしまった。私たちのような長寿の者はそう多くない。ここには必然的に普通の動物が多くなった。普通の動物はどんどん世代交代し、昔を知らなくなる。だから、どうして私たちしかフェンリルがいないのになぜ番にならい。次代を作る気は無いのか。なぜ森を守ってくれているのに拒む理由がある。あんなに好いてくれているのに、何が不満だと訴えてくるようになった』
ギン様が辛そうに言います。
「うぶぶーっ!」ぶんぶん
もうもう!むかむかぷんぷんするよ~!!お手手ぶんぶん回しちゃうよ!
『あ~サーヤがむかむかをどうしたらいいか分からなくて暴れそうだぞ』
〖サーヤ、ガマンよ!〗
『後で暴れていいからねぇ。もう少しガマンよぉ』
「うぎゅぎゅー」
がまんがまん~
『サーヤ、ありがとう。でもな、妖精や精霊たちは変わらず味方してくれていたんだよ。だから一人ではなかったんだ』
「ほんちょ?」
ひとりじゃない?
『ああ。本当だ』
「よかっちゃ~」にへら
『でもな、確かにこのままでは血が耐える。フェンリルがいない訳では無いが力が強いのは私たちだったからな。それで、先代が言ったんだ。『我が至らなくて申し訳ない。だが、確かにこのままでは我らの血が耐えてしまう。そうなればこの森は守りきれなくなる。どうか、堪えて子だけ成してくれないだろうか。その代わり、生まれた子は何がなんでも守る。奴らには渡さん。今度こそここで自由にのびのび育てる』とな。先代も苦渋の決断だったんだ』
なんだか申し訳なさそうに言います。
「うぶーふぎゅーゔ~~」ぷすぷす
でもでもそれじゃギン様がかわいそう~。でも、そうしないとハクは生まれなかったから、ハクがいないのは嫌だし·····
「うぎゅ~~ぅぅぅ」ぷしゅーっ
もうわかんないよぉ~
『あ~サーヤの頭が爆発したな。分かるけどな』
おいちゃん…
『ぼく·····』ぽろぽろ
あっハク泣いちゃった!
「はく~ないちゃめ~」
ぴゅいきゅい『『ハク~』』
『『泣かないで~』』
『『『ないちゃだめ~』』』
みゃ~ん『ハクにいにぃ~』
きゅるる~ん『『『『『『『なかないで~』』』』』』』
みんなでまたぎゅーです。
『ハクもショックだよな。こんなこと聞きたくなかったよな。よしよし』
おいちゃんがみんなまとめて抱っこしてくれました。
〖そうね。ごめんなさいね。子供に聞かせる話じゃなかったわね。もっとあなたの気持ちを考えなきゃいけなかったわね〗
ジーニ様も頭なでなでしてくれます。ごめんなさいねと言いながら。
『ハク、元気だして。大丈夫よぉ。みんなあなたが大好きだから。全力で守ってあげるわ。それに、ねぇ?みんな』
『ああ。ハク、お前とギンとその父親、蒼と青磁のお返しをしてやらないとな』
結葉様とアルコン様がすごくニッコリしてます。
他のみんなも頷いてます。サーヤも!
『それで今、先代はどうしてらっしゃるのじゃ?』
『ご存命なんじゃろぉ?』
ハクのじぃじ?
『うん。おじいちゃん、時々遊び来てくれるよ~』
ぐすっとお鼻すすりながらハクが教えてくれます。
『ああ。元気だぞ。ハクが生まれた時に隠居して、私が今代の森の主になったんだ。そして、ハクが乳離れしたのを期にあいつとその父親を先代とわたしとで追放したんだ。ハクから母親を奪ってしまっていいのか悩んだが、あいつのことはあの母親が後押ししてくれたんだ。このままにするわけにいかない。私が二人を見張ると一緒に出ていったんだ。先代もあいつらが戻って来ないように目を光らすと言って跡を追うように出て行って、時々ふらりと遊びに来るんだ』
『よく大人しく出ていったわねぇ。暴れなかったのぉ?』
そうだよね?大人しく出ていくとは思えないよね?
『暴れていましたよ。親子で。赤ん坊は絶対に連れていく。ここにいるような軟弱者にならないよう、私たちのように強く育てる。と言ってました』
〖私たちのように…ねぇ〗ふんってジーニ様が鼻で嗤ってました。
『それに怒った精霊たちから助言があったのです。本当はアイツらより強いところを見せつけてやれ。森の仲間たちにも本当は誰に守られているのか、これまでどういうことがあったのか私たちが説明してあげる。誰にも邪魔をさせないと言ってくれました』
精霊さんたち偉い!ぱちぱちぱちぱち!
『それで、先代と二人で抑えていた力を全開にして見せてやったんです。咆哮をあげただけで驚いて尻もちついているのを見れたのは少し愉快でしたな』
ふんだっ!そうだよ!ギン様は強いんだから!ふんっ!
『可哀想な奴だとは思うのです。子は親を選べない。育てられ方が違っていたらもっと違ったのではないかと思うのです。少なくとも森を守ろうという気持ちは本物だったと思います。ハクを強く育てたいと思うのも、悪い所ばかりではないと…』
ギン様、そんな苦しそうなお顔しないで
〖そうね。少なくとも聖域の中にいられているのだから悪ばかりでは無いはず。というか、力こそ正義だと疑ってないのでしょうね。でも、さっきから様子を見てると、中心に近づくにつれ思うように体が動かないみたいよ。ぽぽのかつての仲間と一緒よ。やましい心も確かに持っているから苦しいのでしょうね〗
ジーニ様はハクの母親の話を聞いてからずっと様子を見てたんだって。すごいね~
〖それから多分、ハクのおじいちゃんと、例のバカかしら?動きが速いのと遅いの。速いのが先代でしょうね〗
『おじいちゃん来るの~?』
『そうみたいだな。私も感じた』
『やった~』
「ふお~」
ハクのじぃじ!どんなかな?
〖役者が揃うわね。うふふ…さあ、どうしてやろうかしら?〗ニヤリっ
「ふぁ!?」
ジーニ様?すっごいニヤリ?
『うふふ~かわいいハクを泣かせたんだものぉ。それなりのお返しはしてあげないとねぇ?』ニィっ
「ふぇ!?」
結葉様まで!
『何驚いてるんだ?サーヤ。今更だろ?周り見てみろ』
おいちゃん?おいちゃんに言われて周りを見ると、聖域のメンバー全員すごいお顔でした!ゴラちゃんとトレちゃんまで!
「ふわぁ~」
みんなすごい!
『みんな~』
ハクもうるうる
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