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284 おしおきの始まり
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ついに来た!おしおきだ!おしりペンペンだ!
ガサガサガサ、よろっよろり…
「ふぇ?」
よろよろ?ぼろぼろ?毛並みの悪いおばちゃんとおじいちゃんの白というより灰色の犬さんが出てきました。なんか弱そ?
『なんなのだ…いつの間にここはこんなに居心地の悪い地になったのだ。やはりあいつらに任せているからこんなことに』
ぴくっ
『ほんとよ。なんでこんな疲れなきゃいけないの。ここは私の物なのに!』
ぴくくっ
『何もかもあいつらが悪いのよ。弱いくせに息子まで奪って!私の物なのに!』
ぴくくくっ
『あげくあんなドラゴンにここをいい様にされるのよ!』
ぴきっ
『その通りだ。あんな弱い奴らに任せておけん。孫ごと奪い返してアイツらを追い出してやる』
ピキっ
『そうよ。今度は目だけなんて生温いことしないでいいんじゃないの?』
ビキッ
『この森を守るのは私たちよ』
ビキキッ!
ザザンッ
『ん?』
『なに?』
バーン!
あまりの酷さに子供たちが飛び出す寸前、大人たちがサーヤたちちびっ子たちが見えないように前に出ました。
若干、ポーズをとっているように見えるのはきっと気のせいだと思います。ジーニ様、立ち方がモデルさんみたいだけど…
『誰が森を守るだと?目だけじゃ生ぬるい?じゃあ、次は何をすると言うんだ?』ガルル
吹雪じぃじが唸ります。やっぱりあの目の傷は、あの悪者のせいなんだね?やっぱりおしおき!
『誰が弱いだ?我らの咆哮に耐えられず尻もちついたのは誰だった?それにお前たちに大事な息子を渡すわけないだろう!』ガルルル!
そうだそうだ!ハクは物じゃないんだから!絶対守るんだから!
『そうだよ!ぼくは物じゃない!お前たちのところになんか行かない!』ガルル
そうだそうだ!···え?ハク?いつの間に!?
『だめだ。下がってなさい』
吹雪じぃじが厳しいお顔で下がるように言うけど
『嫌だ』
ハクは首を横に振って下がりません。
『親父の言う通りだ。子供を守るのは親の務め。お前は後ろにいなさい』
『嫌だ!ぼく、もうあいつら怖くないよ!ぼくも大きくなったんだから!』
『『ハク·····』』
ギン様が諭しても下がりません。
大人たちが前に出てきてしまったハクを守るように集まります。
〖ハク、強いわね。でも、無理はしないのよ。いい?〗
ジーニ様が念を押します。でもお顔はとっても心配そうです。
『うん!』
『まったくもう!仕方ない子ねぇ』
言いながら頭を撫でる結葉様
『ごめんなさい』
『出てきちまったもんは仕方ないだろ。どっちみち俺たちが守ればいい事だ』
『そうだな。ハク、無茶はするな。大人を頼れ』
おいちゃんとアルコン様がポンポンとハクを軽く叩きます。
『うん!』
そんなやり取りをしてると…
『まぁ!あんな小さかった子があっという間にこんなに大きくなって!さすが私の子ね!』
『さあ、孫よ。一緒にここを元の住み良い地に戻そう』
うぎゅぎゅぎゅぎゅ!
悪者め!勝手なこと言わないで!ハクは行かないもん!
そう言おうとしたのに、フゥとクゥに抱きしめられて止められちゃいました。青葉ちゃんたちはモモとスイたちを止めてます。子グモさんたちは既にぐるぐる巻でした。
《サーヤ、まだダメだ!》
《そうよ。まだ今は大人たちに任せて》
《あなた達もよ。まだサーヤちゃんとあなた達の存在は気づかせない方がいいわ》
三人が念話で話しかけてきました。
《どうして?ハクは?》
心配だよ
《ハクは当事者だからな。ハクも一緒に立ち向かわなきゃいけなかったんだ》
《ハクも怖いけど頑張ってるのよ》
《今は、みんな我慢して。そのかわり応援してあげましょう。ね?》
《わかったー》
ハクのためだもんね。みんなもうんうんってしてます。応援しなきゃ!
『ぼくはお父さんの子だもん!お父さんたちといる!』
そうだそうだ!ハク頑張れ~!
『何を言ってるの?あなたは私の子よ!こちらに来なさい!』
『そうだ!生意気を言うんじゃない!とっととこちらへ来い!グズが!』
グズ?ひどい!
『黙れ!下道が!先程から聞いていれば愚かしい!この子は行かぬと自分で言っているであろう!』アルコン様が怒鳴った!初めて見る父親の怒り様に、モモとスイもびっくりしてます。
『黙るのは貴様だ!どこのどいつか知らんが儂らの森から出ていけ!』
ピキッ!
あっアルコン様の額に青筋が…
『ふんっ目の前にいる者たちがどのような者かも分からぬ愚か者共が何を言うか』
『なんだと!?』
『愚か者ですって!?』
『お前たちが言う『あんなドラゴン』とは我のことであろう?』
そう言うと一瞬でドラゴンの姿に!そして、バサッと翼を一振り。すると
『え?』
『なんだと?』
間抜けな声を出しながら、アルコン様の起こした風で飛ばされ木に叩きつけられる二匹。
『『ギャンッ!』』
痛そう~でも、じごーじとくってやつだよ!たぶん!
『フンっ。森の主を弱いと言っていたな。こやつはこの位ではビクともせんぞ。お前たちと違ってな』
アルコン様かっこいい~
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、かっこいい~!』』
小声で双子も興奮です。
『な、なぜこんな所に?その姿は』
『エ、エンシェントドラゴン?』
痛そうに起き上がりながら責めるように呟く二匹。
『ほぉんとに、目が腐ってるわねぇ。エンシェントドラゴンだけじゃあないのよぉ?ねぇ?地の精霊王』
『ええ。お母様。先代も今代も、一目で私たちを認めましたのに。彼の者共はいまだに分からないと見えます。嘆かわしい』
結葉様とアイナ様?いつもと全然違う。それに
《名前をご主人たちが呼び合わないのはサーヤちゃんのためでもあるにゃよ》
《にゃーにゃにゃん?》
突然にゃーにゃにゃんが念話で話しかけてきました。
《名前を貰ったことで力が増したことを知れば、必ずサーヤちゃんを狙ってくるにゃ。だから黙ってるにゃよ!》
《そっかぁ。わかったー。おくちちゃっく!》
《えらいにゃ!みんなもにゃ!》
ぴゅいきゅい、やくそく~
みんなも約束したよ!
『地の精霊王?』
『それに母だと?そんなわけあるか!』
『そうよ!』
バカなのかな?本当なのに。それより結葉様とアイナ様のお顔が、怖いお顔。いつも優しくてふわふわなのに
『本当におバカさんなのねぇ。困ったわぁ。どうしてくれようかしらぁ』
うわぁ最後、低いお声~
『お母様。ここは私にお任せを。お母様が相手を為さることはございませんわ。穢れてしまいますわ』
うわぁ~すごい~
『穢れるですって?失礼ね!』
『穢しているのはお前らだろう!』
いいながら、ダッとアイナ様たちに突っ込んでいく二匹
『愚かしい』
アイナ様が呟くと
ビシィッ!バシッ!ゴゴゴゴッ!バシンッ!
『ギャンッ』
『グフッ』
地面から針のように尖った岩が次々と空を貫く!一度回避しても次から次から次へ現れ二匹を弾き飛ばす!決して貫くことはしない。弄ぶように弾き飛ばし、最後はわざと先を潰した岩が二匹の腹を突き上げる。
『『ガフッ』』
突き上げ空に飛ばされた二匹は今度は無様に地面に叩きつけられ転がっていった。
「ふお~」
ぴゅいきゅい『『しゅご~』』
『『いたそ~』』
『『『じごーじとくってやつ~』』』
うわぁ~アイナ様、絶対怒らせたらいけない人だ……
ガサガサガサ、よろっよろり…
「ふぇ?」
よろよろ?ぼろぼろ?毛並みの悪いおばちゃんとおじいちゃんの白というより灰色の犬さんが出てきました。なんか弱そ?
『なんなのだ…いつの間にここはこんなに居心地の悪い地になったのだ。やはりあいつらに任せているからこんなことに』
ぴくっ
『ほんとよ。なんでこんな疲れなきゃいけないの。ここは私の物なのに!』
ぴくくっ
『何もかもあいつらが悪いのよ。弱いくせに息子まで奪って!私の物なのに!』
ぴくくくっ
『あげくあんなドラゴンにここをいい様にされるのよ!』
ぴきっ
『その通りだ。あんな弱い奴らに任せておけん。孫ごと奪い返してアイツらを追い出してやる』
ピキっ
『そうよ。今度は目だけなんて生温いことしないでいいんじゃないの?』
ビキッ
『この森を守るのは私たちよ』
ビキキッ!
ザザンッ
『ん?』
『なに?』
バーン!
あまりの酷さに子供たちが飛び出す寸前、大人たちがサーヤたちちびっ子たちが見えないように前に出ました。
若干、ポーズをとっているように見えるのはきっと気のせいだと思います。ジーニ様、立ち方がモデルさんみたいだけど…
『誰が森を守るだと?目だけじゃ生ぬるい?じゃあ、次は何をすると言うんだ?』ガルル
吹雪じぃじが唸ります。やっぱりあの目の傷は、あの悪者のせいなんだね?やっぱりおしおき!
『誰が弱いだ?我らの咆哮に耐えられず尻もちついたのは誰だった?それにお前たちに大事な息子を渡すわけないだろう!』ガルルル!
そうだそうだ!ハクは物じゃないんだから!絶対守るんだから!
『そうだよ!ぼくは物じゃない!お前たちのところになんか行かない!』ガルル
そうだそうだ!···え?ハク?いつの間に!?
『だめだ。下がってなさい』
吹雪じぃじが厳しいお顔で下がるように言うけど
『嫌だ』
ハクは首を横に振って下がりません。
『親父の言う通りだ。子供を守るのは親の務め。お前は後ろにいなさい』
『嫌だ!ぼく、もうあいつら怖くないよ!ぼくも大きくなったんだから!』
『『ハク·····』』
ギン様が諭しても下がりません。
大人たちが前に出てきてしまったハクを守るように集まります。
〖ハク、強いわね。でも、無理はしないのよ。いい?〗
ジーニ様が念を押します。でもお顔はとっても心配そうです。
『うん!』
『まったくもう!仕方ない子ねぇ』
言いながら頭を撫でる結葉様
『ごめんなさい』
『出てきちまったもんは仕方ないだろ。どっちみち俺たちが守ればいい事だ』
『そうだな。ハク、無茶はするな。大人を頼れ』
おいちゃんとアルコン様がポンポンとハクを軽く叩きます。
『うん!』
そんなやり取りをしてると…
『まぁ!あんな小さかった子があっという間にこんなに大きくなって!さすが私の子ね!』
『さあ、孫よ。一緒にここを元の住み良い地に戻そう』
うぎゅぎゅぎゅぎゅ!
悪者め!勝手なこと言わないで!ハクは行かないもん!
そう言おうとしたのに、フゥとクゥに抱きしめられて止められちゃいました。青葉ちゃんたちはモモとスイたちを止めてます。子グモさんたちは既にぐるぐる巻でした。
《サーヤ、まだダメだ!》
《そうよ。まだ今は大人たちに任せて》
《あなた達もよ。まだサーヤちゃんとあなた達の存在は気づかせない方がいいわ》
三人が念話で話しかけてきました。
《どうして?ハクは?》
心配だよ
《ハクは当事者だからな。ハクも一緒に立ち向かわなきゃいけなかったんだ》
《ハクも怖いけど頑張ってるのよ》
《今は、みんな我慢して。そのかわり応援してあげましょう。ね?》
《わかったー》
ハクのためだもんね。みんなもうんうんってしてます。応援しなきゃ!
『ぼくはお父さんの子だもん!お父さんたちといる!』
そうだそうだ!ハク頑張れ~!
『何を言ってるの?あなたは私の子よ!こちらに来なさい!』
『そうだ!生意気を言うんじゃない!とっととこちらへ来い!グズが!』
グズ?ひどい!
『黙れ!下道が!先程から聞いていれば愚かしい!この子は行かぬと自分で言っているであろう!』アルコン様が怒鳴った!初めて見る父親の怒り様に、モモとスイもびっくりしてます。
『黙るのは貴様だ!どこのどいつか知らんが儂らの森から出ていけ!』
ピキッ!
あっアルコン様の額に青筋が…
『ふんっ目の前にいる者たちがどのような者かも分からぬ愚か者共が何を言うか』
『なんだと!?』
『愚か者ですって!?』
『お前たちが言う『あんなドラゴン』とは我のことであろう?』
そう言うと一瞬でドラゴンの姿に!そして、バサッと翼を一振り。すると
『え?』
『なんだと?』
間抜けな声を出しながら、アルコン様の起こした風で飛ばされ木に叩きつけられる二匹。
『『ギャンッ!』』
痛そう~でも、じごーじとくってやつだよ!たぶん!
『フンっ。森の主を弱いと言っていたな。こやつはこの位ではビクともせんぞ。お前たちと違ってな』
アルコン様かっこいい~
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、かっこいい~!』』
小声で双子も興奮です。
『な、なぜこんな所に?その姿は』
『エ、エンシェントドラゴン?』
痛そうに起き上がりながら責めるように呟く二匹。
『ほぉんとに、目が腐ってるわねぇ。エンシェントドラゴンだけじゃあないのよぉ?ねぇ?地の精霊王』
『ええ。お母様。先代も今代も、一目で私たちを認めましたのに。彼の者共はいまだに分からないと見えます。嘆かわしい』
結葉様とアイナ様?いつもと全然違う。それに
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《名前を貰ったことで力が増したことを知れば、必ずサーヤちゃんを狙ってくるにゃ。だから黙ってるにゃよ!》
《そっかぁ。わかったー。おくちちゃっく!》
《えらいにゃ!みんなもにゃ!》
ぴゅいきゅい、やくそく~
みんなも約束したよ!
『地の精霊王?』
『それに母だと?そんなわけあるか!』
『そうよ!』
バカなのかな?本当なのに。それより結葉様とアイナ様のお顔が、怖いお顔。いつも優しくてふわふわなのに
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うわぁ最後、低いお声~
『お母様。ここは私にお任せを。お母様が相手を為さることはございませんわ。穢れてしまいますわ』
うわぁ~すごい~
『穢れるですって?失礼ね!』
『穢しているのはお前らだろう!』
いいながら、ダッとアイナ様たちに突っ込んでいく二匹
『愚かしい』
アイナ様が呟くと
ビシィッ!バシッ!ゴゴゴゴッ!バシンッ!
『ギャンッ』
『グフッ』
地面から針のように尖った岩が次々と空を貫く!一度回避しても次から次から次へ現れ二匹を弾き飛ばす!決して貫くことはしない。弄ぶように弾き飛ばし、最後はわざと先を潰した岩が二匹の腹を突き上げる。
『『ガフッ』』
突き上げ空に飛ばされた二匹は今度は無様に地面に叩きつけられ転がっていった。
「ふお~」
ぴゅいきゅい『『しゅご~』』
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うわぁ~アイナ様、絶対怒らせたらいけない人だ……
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