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304 どうなった!?
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二匹に閃光が走る。
『な、何がおこってるんだ!?』
あまりの眩しさに何も見えず、ゲンが堪らず声を上げる。
『さあ、分からんのぉ』
『ワシらに出来ることは、待つことだけだの』
さすが、じぃじたちは肝が座っている。
『見えてきたぞ』
アルコンが目を細めながら言う。
『親父』
『……』
ギンと吹雪は静かに見守っている。
光が収まり見えたのは…
『仔犬?』
ギンが見つめる先には、まだ目も開いていない仔犬が二匹、うずくまっていた。
〖本当は、完全に消しても良かったんだけど、そうするとサーヤとハクが泣いちゃうでしょう?〗はぁ···
ジーニ様がため息をつきながら仰った。
〖魂は浄化しました。ただ、この魂は確かにあの二匹の物です。記憶も消えているはずですが、同じ間違いを繰り返す可能性が無いわけではありません。そこで〗
シア様が説明してくださったが、途中で言葉を切られた。
〖ここからが、この二匹の試練かもね~〗
ジーニ様?どういう意味ですか?
困ったような、気の毒がっているような表情?思わせぶりな話し方···
〖この二匹はここで育てるわ。ただし!育てるのは…〗
育てるのは?
〖私です〗
シーン……
『『え?』』
思わず親父と声がハモってしまったぞ。聞き間違いか?
〖私です〗
シーン……
い、医神様?
〖私です〗
三度おっしゃいましたね。
〖正確には、私と他の神達と交代で、という事でしょうか。残念なことに、ずっといられるわけではありませんから。まあ、その内また、バートも来るでしょうし〗
シーン……
それは、医神様とバートさんがお育てになるという?そ、それは…
〖そろそろ皆さん、何か仰って下さっても良いのでは?〗
シーン……
『『『『『え、ええぇぇえ~!??』』』』』
〖やっと出た声がこれですか〗
つまらないですねぇ。と、残念そうに言う医神様。
〖まあ、気持ちは分かりますね〗
『ええ。分かりますわね』
〖むしろ、この声以外は出ないんじゃない?〗
シア様、アイナ様、ジーニ様、その通りです!
『ねぇねぇ~結葉様~。あっちは何が起こってるの~?』
「むすびはしゃま?おちえて?」
ハクと一緒にぴょんっと結葉様に飛びついて抱きついてみます。でも
ぴゅい『あんよのさきっちょ』
きゅい『じめんについてるね』
『あっずるずるって』
『落っこちてきたね』
『『『あっ!ちゃくち~』』』
うりゅ~。みんなが、ひどい…
みゃ!『さーにゃにゃん!こうやるにゃ!』
ぴょんっと結葉様のお胸にぴとって、くっつくココロ。
『ココロ、そこはダメにゃよ』
みゃ~『え~ここ、きもちいいにゃ』ぴとっ
『ダメにゃ!』
みゃ~『は~いにゃ』
ニャーニャにゃんに怒られたココロが結葉様の肩に移動して、ちょんっとお座りしました。
みゃ~『ここもおちつくにゃ。それで、なにがあったにゃ?』
ココロが結葉様のお顔にぴとっと肉球をくっつけて聞いてます。むにむに。いいな~
『んもぉ、みんなそんなに可愛く聞いてくるのは反則よぉ』
「うにゅ?」
それなら~
ぎゅっぎゅっ
むにむに
みんなで結葉様にくっついてお顔を見てお願いです。
「おちえて?」
『教えて~?』
みゃ~ん『おしえてにゃ?』
ぴゅいきゅい『『おしえて~』』
『『結葉様~』』
『『『おねが~い』』』
きゅるんっ
『うううっ も~う!ジーニ様~!限界よぉ!』
結葉様が、ジーニ様に助けて~しました。
〖ん?あら、そうだったわね~〗パチンッ
その瞬間、壁が消えて向こう側が見えるようになりました。
そして、お互いに見えたものは…
ジーニ様からは、サーヤたちが団子になってくっついている結葉様が
〖結葉、なんでそんな羨ましいことになってるの?〗
『ええ?そこなのぉ?』
そして、サーヤたちから見えたものは…
見えるようになってびっくりです。地面が、地面が
「まっくりょ。こげこげ…」
みゃあ『こげこげにゃ』
うりゅ~。ココロたちも妖精さんたちも、みんなで土作るのがんばったのに~。ココロも一緒に泣きそうです。
『え?え?サーヤ?ココロまで?どうしたのぉ?』
サーヤの突然の涙に慌てる結葉様。そしてサーヤの目線で気がついた!
『ジーニ様!土!土!』
ハッ!その声でみんなが気がついた!
〖サササ、サーヤ!大丈夫!すぐ治るから!ね?ね?〗
慌てるジーニ様!他のみんなも
『サ、サーヤちゃん!大丈夫ですわ!ほ、ほら』
『ココロも見るにゃ!』
『サーヤ、ほら、元通りだぞ?な?』
慌てて土を元に戻すアイナ様とおいちゃん。
「ほんちょ?」うりゅう~
みゃあ『ほんとにゃ?』
〖本当よ!ほら!ね?〗
ジーニ様がほら見てって。
でも、せっかく、草も綺麗になってたのに
「はげちゃびん…」
うりゅう~。まっちゃっちゃ
みゃあ『ちゃいろにゃ~』
『え?ハゲチャビン?茶色?あっ!大丈夫!サーヤ!ほらぁ!』
結葉様が草も復活させてくれました。元通りです。
「なおっちゃ」
みゃあ『なおったにゃ』
ふかふかの緑です。
『そうでしょう?治ったでしょう?』
「あい。よかっちゃ」にぱっ
みゃあ『よかったにゃ』
『ほんとねぇ』
良かったわぁ。土も草も治療できて…サーヤの機嫌も直ってぇ
みんなで、ほ~っと安堵の溜息を零していた。
『やっぱり、サーヤたち、地面が見えてなかったのね~』
『そうだな。それにしても、ジーニ様たち、あの二匹を相手にしてる時より』
『今の方が断然、慌ててましたね』
『『『さすがサーヤだね~』』』
フゥや青葉ちゃんたち、若い精霊組が集まってなんか言ってます。いいのです。今は土が元通りになったことの方が大事なのです。
あれ?何か忘れてるような?あれぇ?
『な、何がおこってるんだ!?』
あまりの眩しさに何も見えず、ゲンが堪らず声を上げる。
『さあ、分からんのぉ』
『ワシらに出来ることは、待つことだけだの』
さすが、じぃじたちは肝が座っている。
『見えてきたぞ』
アルコンが目を細めながら言う。
『親父』
『……』
ギンと吹雪は静かに見守っている。
光が収まり見えたのは…
『仔犬?』
ギンが見つめる先には、まだ目も開いていない仔犬が二匹、うずくまっていた。
〖本当は、完全に消しても良かったんだけど、そうするとサーヤとハクが泣いちゃうでしょう?〗はぁ···
ジーニ様がため息をつきながら仰った。
〖魂は浄化しました。ただ、この魂は確かにあの二匹の物です。記憶も消えているはずですが、同じ間違いを繰り返す可能性が無いわけではありません。そこで〗
シア様が説明してくださったが、途中で言葉を切られた。
〖ここからが、この二匹の試練かもね~〗
ジーニ様?どういう意味ですか?
困ったような、気の毒がっているような表情?思わせぶりな話し方···
〖この二匹はここで育てるわ。ただし!育てるのは…〗
育てるのは?
〖私です〗
シーン……
『『え?』』
思わず親父と声がハモってしまったぞ。聞き間違いか?
〖私です〗
シーン……
い、医神様?
〖私です〗
三度おっしゃいましたね。
〖正確には、私と他の神達と交代で、という事でしょうか。残念なことに、ずっといられるわけではありませんから。まあ、その内また、バートも来るでしょうし〗
シーン……
それは、医神様とバートさんがお育てになるという?そ、それは…
〖そろそろ皆さん、何か仰って下さっても良いのでは?〗
シーン……
『『『『『え、ええぇぇえ~!??』』』』』
〖やっと出た声がこれですか〗
つまらないですねぇ。と、残念そうに言う医神様。
〖まあ、気持ちは分かりますね〗
『ええ。分かりますわね』
〖むしろ、この声以外は出ないんじゃない?〗
シア様、アイナ様、ジーニ様、その通りです!
『ねぇねぇ~結葉様~。あっちは何が起こってるの~?』
「むすびはしゃま?おちえて?」
ハクと一緒にぴょんっと結葉様に飛びついて抱きついてみます。でも
ぴゅい『あんよのさきっちょ』
きゅい『じめんについてるね』
『あっずるずるって』
『落っこちてきたね』
『『『あっ!ちゃくち~』』』
うりゅ~。みんなが、ひどい…
みゃ!『さーにゃにゃん!こうやるにゃ!』
ぴょんっと結葉様のお胸にぴとって、くっつくココロ。
『ココロ、そこはダメにゃよ』
みゃ~『え~ここ、きもちいいにゃ』ぴとっ
『ダメにゃ!』
みゃ~『は~いにゃ』
ニャーニャにゃんに怒られたココロが結葉様の肩に移動して、ちょんっとお座りしました。
みゃ~『ここもおちつくにゃ。それで、なにがあったにゃ?』
ココロが結葉様のお顔にぴとっと肉球をくっつけて聞いてます。むにむに。いいな~
『んもぉ、みんなそんなに可愛く聞いてくるのは反則よぉ』
「うにゅ?」
それなら~
ぎゅっぎゅっ
むにむに
みんなで結葉様にくっついてお顔を見てお願いです。
「おちえて?」
『教えて~?』
みゃ~ん『おしえてにゃ?』
ぴゅいきゅい『『おしえて~』』
『『結葉様~』』
『『『おねが~い』』』
きゅるんっ
『うううっ も~う!ジーニ様~!限界よぉ!』
結葉様が、ジーニ様に助けて~しました。
〖ん?あら、そうだったわね~〗パチンッ
その瞬間、壁が消えて向こう側が見えるようになりました。
そして、お互いに見えたものは…
ジーニ様からは、サーヤたちが団子になってくっついている結葉様が
〖結葉、なんでそんな羨ましいことになってるの?〗
『ええ?そこなのぉ?』
そして、サーヤたちから見えたものは…
見えるようになってびっくりです。地面が、地面が
「まっくりょ。こげこげ…」
みゃあ『こげこげにゃ』
うりゅ~。ココロたちも妖精さんたちも、みんなで土作るのがんばったのに~。ココロも一緒に泣きそうです。
『え?え?サーヤ?ココロまで?どうしたのぉ?』
サーヤの突然の涙に慌てる結葉様。そしてサーヤの目線で気がついた!
『ジーニ様!土!土!』
ハッ!その声でみんなが気がついた!
〖サササ、サーヤ!大丈夫!すぐ治るから!ね?ね?〗
慌てるジーニ様!他のみんなも
『サ、サーヤちゃん!大丈夫ですわ!ほ、ほら』
『ココロも見るにゃ!』
『サーヤ、ほら、元通りだぞ?な?』
慌てて土を元に戻すアイナ様とおいちゃん。
「ほんちょ?」うりゅう~
みゃあ『ほんとにゃ?』
〖本当よ!ほら!ね?〗
ジーニ様がほら見てって。
でも、せっかく、草も綺麗になってたのに
「はげちゃびん…」
うりゅう~。まっちゃっちゃ
みゃあ『ちゃいろにゃ~』
『え?ハゲチャビン?茶色?あっ!大丈夫!サーヤ!ほらぁ!』
結葉様が草も復活させてくれました。元通りです。
「なおっちゃ」
みゃあ『なおったにゃ』
ふかふかの緑です。
『そうでしょう?治ったでしょう?』
「あい。よかっちゃ」にぱっ
みゃあ『よかったにゃ』
『ほんとねぇ』
良かったわぁ。土も草も治療できて…サーヤの機嫌も直ってぇ
みんなで、ほ~っと安堵の溜息を零していた。
『やっぱり、サーヤたち、地面が見えてなかったのね~』
『そうだな。それにしても、ジーニ様たち、あの二匹を相手にしてる時より』
『今の方が断然、慌ててましたね』
『『『さすがサーヤだね~』』』
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