《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

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323 な、なんとか······

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    なかなか、濃いキャラの精霊さんたちです。

ボディビルダーさんと化した火の精霊さん、まだポーズとってます。
『ワハハハハッ』ムンッムンッ
まだまだとってます。どうしたら?その時、

ビュオ~ォォォ  
ピキピキピキピキ

ドコンッ

『『『暑苦しいわ』』』

風の精霊さんと氷の精霊さんが二人でブリザードを使って、火の精霊さんを凍らさせたみたいです。ドコンッは
『可愛くない』
雪だるまの頭の部分だけを、火の精霊さんの頭にドコンッとかぶせて···
『可愛くない』
と、雪の精霊さんが何度もボヤいてます。
うん。顔だけ雪だるまで、首から下がマッチョ···

「かわいくにゃい」
なんかキモ⋯嫌です。
『そうだな~』
『あれは、ないわね~』
フゥとクゥもそう思う?
『気持ち悪いだな~』
あっ!つくしちゃん、そんなハッキリ言っちゃっ。せっかくサーヤがまんしたのにっ

『むむむ』パーンっ
おおっ!顔面花火!雪だるま可哀想⋯

『何すんだ!息できないだろ!』
ゼーハー言ってます。髪、ちょっとチリチリ言ってるけど大丈夫?

『暑苦しいのがいけない』
『そんなもん、誰も見たくないわ』
『頭冷やしてあげただけ』
氷、風、雪の精霊さん、容赦ありません。

「かっちょいい」
三人背中を寄せあって、胸のところで腕組んで、ふんってしてます。やってることは過激な気がするけど、一発でマッチョポーズが止まりました。すごいです。

『うん。かっこいいだな』
つくしちゃんと頷きあいます。拍手はダメな気がしたので。空気読んだでしょ!えっへん!
『バレバレだけどな~』
『そうね~』
フゥ、クゥなんですか?

『それで?名前はどうするんだ?』
おいちゃんが聞いてきます。あっ!そうだった!
「おいちゃん、しゃっきにょ」
『ん?あ~思い出したぞ。あれはな』
ごにょごにょごにょ
ふんふん。なるほど~
『その顔は決まりみたいだな』
「あい!」
決めました~!

「だいちゃん、みーちゃん、はーちゃん!」

しーん···

『······は?』
『それは、私たちの』
『名前か?』

『『『『ぶふっ』』』』

「うに?」
あれ?何かおかしかった?なんで変なお顔でこっち見てるのかな?女の子の精霊さんたちも、また笑ってるよ?

『サーヤ、それは、お前が呼びたい「あだ名」だよな?本当の名前をすっ飛ばしてるぞ』はあ~

『⋯あだ名?』
『良かったです』
『名前じゃないんだな』
おいちゃんの言葉に『『『ふう~ぅ』』』って、男の子の精霊さんたち安心してます。

あれ~?
「しょうでちた」えへっ
まちがえちゃった。
『「えへっ」じゃない。やり直しだ。言葉の練習もついでにがんばれ』
うぐぐっ
「が、がんばりゅ…」
『んん?』ぴくく
うぅぅ、おいちゃんの眉毛が違うだろって言ってる~
「がんば…る」
『よし。さぁ!いけ!』
「あい⋯」
おいちゃんが、スパルタおいちゃんになりました。うぅぅ

『サーヤ、がんばれ』ぽんぽん
『がんばるんだな』なでなで
「あい」
クゥとつくしちゃんの優しさがしみます。がんばります。

「つち、の、せいれいしゃん、だいち、どうでしゅか?」
『⋯だいち?』
おいちゃん、お助けを···
『まあ、人数いるしな。手伝うよ』
ありがとうございます。

『天に対して、広い地、地面のことを「大地」っていうんだ。俺たちの使う字だとこう書く』
また、テーブルに水で字を書きます。
『この「大」という一文字で、大きいとか、広いという意味。この「地」で地とか地面とか言う意味。合わせて、「大地」』
おいちゃんが丁寧に説明してくれます。そして、サーヤより字も綺麗です。
『そりゃ、当たり前だろ?』
そうですね。

『···へぇ。すごい。字、そのものに意味があるんだ』
大ちゃん(仮)が顎に手を当てて感心してます。
『そういうことだ』
分かってもらえたようです。
『···じゃあ、さっきのは「大地」の「だいちゃん」だったんだ?』
「あい」
そうだよ。だめ?

『···うん。いいんじゃない?気に入ったよ。呼び方の「だいちゃん」もいいね』
「ほんちょ?」
気に入ってくれた?
『···うん。いい名前』にこっ
頭なでなでしながら笑ってくれました。
「やっちゃあ!」
良かった!
『···それに、他の二人よりかっこいいしね』ぼそっ
「うにゅ?」
なんか言った?

『それじゃ、サーヤ、次は?』
おいちゃんが変な方見て、次はって急かします。おいちゃんの視線をたどると、
「ふあっ」
なんか、情けない顔した二人が
『ほら。早く言わないとずっとあの(うっとうしい)顔だぞ』
「あ、あい」
それは嫌。

「みず、の、せいれいしゃん。みかげ、どうで、すか?」

『みかげ、ですか?』
「あい」
水の精霊さん、明らかにほっとしてますね。でも、それ何?って、お顔です。では、おいちゃんお願いします。

『分かったよ。水の影と、書いて「水影」』
またおいちゃんが、書き書きしながら説明です。
『水の精霊さんの自慢のその髪の毛の色から、サーヤが連想したんだよ。川なんかで水がキラキラしたりして、色がすごくキレイなことあるだろ?あれを「みずかげ」とか「みかげ」って言うんだよ』
〚サーヤ、もうひとつの意味は言わなくていいよな?言ったら絶対面倒くさいからな〛
おいちゃんが念話で訴えてきました。もちろん。そうしてください。もうひとつの意味。それは···

水面に映り込む人影など

〚絶対、自分の姿、映しまくるよな?陶酔しながら···〛
「「う、うん。絶対、内緒」」
〚おう〛

『ふむ。「水影」、意味は正に私のためのような言葉。「みかげ」という響きも美しいですね。みーちゃんは、どうかと思いますが、素敵なお名前なのでいいでしょう。気に入りました』
水の精霊さんも頭なでなでしてくれました。
「よ、よかっちゃ」
『良かったな』
ふぅ。二人でこっそりため息つきました。

『あとは、俺様だな』
ん?そ、そうでした
「えっちょ、ひ、の、せいれいしゃん。はなび、どうでしゅか?」
『そう来たか。さっきのあれか?顔パーンか?』
おいちゃんがさっきの雪だるまのお顔パーンっのことかって。そうだよ。でも

「しょ、それみょ、ありゅ···ある。けど、こえ、も、おっきいし、はで」

『見事な片言だな。俺のせいか?声も大きいし、派手ね。たしかにな』
分かってもらえました?

『お~い。俺様にも教えてくれ~』
あっ!そうでした。ご本人を忘れてました。

『すまん』
「ごめしゃい」
では、おいちゃんお願いします。

『分かってるよ。花火って言うのは、火花で作り出す芸術って言えばいいのかな?手持ちで遊ぶものもあるが、夜、空に打ち上げて咲かす火の花。色や光、音、形を楽しむんだ。打ち上げて花が開く瞬間パーンって大きい音がしたり、ぱちぱち音がしたりな。ん~いざ、言葉にすると難しいな。まあ、色んな色や形があって、大きいものは直径八百メートルにもなることがあるらしい。あっ、字はな』

書き書き
『これが『花』植物の花とかもこれな。これが『火』合わせて『花火』ちょっと「はな」の字を変えて『華火』って書いたりもするかな?俺の勝手なイメージだけど、花より、華美で派手なイメージかな?』
たしかに、言葉では難しいね。

『空に咲かす火の花か~。どんなのか分かるともっといいけど、いいな!それ!字も派手なヤツがいいぞ!』ワハハハハ
「あい」
華火だね。良かった。気にいってもらえたみたいだね。

〚火薬とかの説明入れると更に面倒臭いからいいよな?〛
おいちゃんがまたもや念話で訴えてきました。
もちろんですよ。

無事に決まったけど、まだやっと半分…いってなかった。しくしく。

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